日刊IWJガイド・非会員版「トランプ氏が大統領となったら!?『クリミアとドンバスをロシアに割譲するようウクライナに圧力をかけ、戦争を終わらせる』と発言!!」2024.4.10号~No.4197


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~スクープ報道に米国内外が騒然!! トランプ前大統領が側近との機密の会話で「ウクライナにクリミアとドンバス地域をロシアに割譲するよう圧力をかければ、戦争を終わらせることができる」と発言と『ワシントン・ポスト』が暴露! NATOのストルテンベルグ事務総長も『BBC』で「どのような妥協をするかを決めるのは、ウクライナ自身」と、ウクライナに譲歩を求めるよう暗に示唆! 他方、スロバキアでは、大統領選でウクライナへの軍事支援に反対するペレグリニ氏が勝利し「スロバキアが戦争の側ではなく、平和の側にあり続けるようにする」と宣言!

■IWJが経済的にピンチです! IWJへのご寄付・カンパの月間目標額達成率は、先月3月は162万2511円、目標額の41%の達成率でした! 11月から3月までの5ヶ月間は連続して目標に未達で、不足額は合計972万3789円にもなります! 今後も目標未達となると、IWJは活動できなくなる可能性が出てきます! 4月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、また、できれば目標額以上のご支援をいただき、積み重なっている今期の1000万円近い目標不足分を少しでも減らすことができるよう、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへの強力なご支援をよろしくお願い申し上げます!

■IWJは、市民の皆さまお一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。2月のご寄付者様のご芳名を、感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆さま、誠にありがとうございます!

■【中継番組表】

■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! 西側がいくら武器を送りつけても、武器を取ってロシアと戦う意思があるウクライナ国民は、わずか8%しかいない! しかも、ウクライナ軍にはもう兵士がいない!】それでも、ウクライナ軍部は50万人の兵士増強をもくろみ、14歳の少年まで拉致徴兵! ゼレンスキー大統領は男性の徴兵最低年齢を27歳から25歳に引き下げる法律に署名! さらに、ウクライナ軍の旅団は50代の兵士で占められ、71歳の戦車兵も! 女性も例外なく徴兵の方向へ!(『RT』、2024年4月2日ほか)
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■はじめに~スクープ報道に米国内外が騒然!! トランプ前大統領が側近との機密の会話で「ウクライナにクリミアとドンバス地域をロシアに割譲するよう圧力をかければ、戦争を終わらせることができる」と発言と『ワシントン・ポスト』が暴露! NATOのストルテンベルグ事務総長も『BBC』で「どのような妥協をするかを決めるのは、ウクライナ自身」と、ウクライナに譲歩を求めるよう暗に示唆! 他方、スロバキアでは、大統領選でウクライナへの軍事支援に反対するペレグリニ氏が勝利し「スロバキアが戦争の側ではなく、平和の側にあり続けるようにする」と宣言!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 満開となったばかりで、雨にたたられた東京の桜は、もう散りかけています。昨日、「真実」は桜のように突然咲くと書いたばかりなのに、残念です。

 「真実」もまた、一瞬、姿を現しては、プロパガンダも嵐に叩かれて、姿がみえなくなることがあります。

 後段の「ニュースの一撃」とあわせて読んでいただきたいと思いますが、ウクライナ国民の中で、銃を手に取り、ロシアと戦うという意志を持っているのは、わずか8%しかいません。

 戦争当時国の国民が「戦いたくない」と言っているのに、外野の国が強制的に「戦え」と言わんばかりに、武器や弾薬を送りつけるのは「異常」です。

 そして、「異常」を「異常」と思わなくさせるのが、「洗脳」であり、プロパガンダです。

 4月7日付け『ワシントン・ポスト』が、「トランプ前大統領は、ウクライナに領土の一部を放棄するよう圧力をかければ、ロシア・ウクライナ戦争を終わらせることができると語った」と報じました。

 記事のタイトルは、「ウクライナ戦争を終結させるためのドナルド・トランプの秘密の長期計画の内幕」というものです。

※Inside Donald Trump’s secret, long-shot plan to end the war in Ukraine(The Washington Post、2024年4月7日)
https://www.washingtonpost.com/politics/2024/04/05/trump-ukraine-secret-plan/

 この『ワシントン・ポスト』の記事は、トランプ氏が11月5日の大統領選で返り咲いた場合、ウクライナ紛争を終結させる具体的な方法として、ウクライナに対して、クリミアとドンバス国境地帯をロシアに割譲するよう働きかけると、次のように報じています。

 「ドナルド・トランプ前大統領は、ウクライナに圧力をかけて領土の一部を放棄させることで、ロシアのウクライナ戦争を終わらせることができると内々に語っている。外交政策の専門家の中には、トランプ氏の案はロシアのウラジーミル・プーチン大統領に報いるものであり、国際的に認められた国境を武力で侵すことを容認するものだと指摘する者もいる。

 トランプ大統領やそのアドバイザーと話し合った人物によると、トランプ大統領の提案は、ウクライナにクリミアとドンバス国境地帯をロシアに割譲するよう働きかけるというもので、その会話は極秘だったため匿名を条件に語ったという。これまで報告されていなかったこのアプローチは、ロシアの侵略を抑制し、ウクライナに軍事援助を提供することを強調してきたバイデン大統領の方針を劇的に覆すことになる」。

 この『ワシントン・ポスト』の記事は、「匿名の関係者」の話として、「トランプ前大統領は、顧問らと協議し、ウクライナにクリミアとドンバス地域をロシアに割譲するよう、うながすことを提案した」ことを明らかにしました。「機密事項」というこの会話の内容を、以下のように報じています。

 「トランプ氏と直接話しあった人物によれば、トランプ氏は、ロシアもウクライナも内心、『面目は保ちたいが、 戦争からの出口を求めている』と考えており、ウクライナの一部の人々は、ロシアの一部になっても構わないと考えていると述べたとのことだ」。

 この『ワシントン・ポスト』の記事は、「トランプ陣営は、質問に直接答えることを拒否した」とした上で、「陣営の広報担当キャロライン・リービット氏は、声明で、『トランプ氏の計画に関するあらゆる憶測は、何が起こっているのか、何が起こるのかまったく知らない、無名の情報源から出ているものです』と述べる一方、『トランプ氏は、殺害を止めると言っている唯一の人物です』と語った」と報じています。

 トランプ前大統領は、以前から「自分が大統領だったら、ロシアがウクライナに侵攻することは決してなかった」と述べ、「自分が再び大統領に返り咲いたら、24時間以内にウクライナで和平を取りまとめてみせる」と繰り返し主張してきましたが、その方法については、明らかにしていませんでした。

 この点について、東アジア共同体研究所の須川清司上級研究員は、4月4日に収録した岩上安身によるインタビューの中で、次のような見方を示しています。

 「具体的にどうやるのかは言っていませんが、どうもウクライナに関しては、『戦争をやめろ。止めなかったら、もう支援武器援助とか全部止める』と。

 ロシアに関しては『戦争やめろ。でなかったら、もっとウクライナを支援する』と、何かそういうようなこと言ってるらしいです。

 ただ、クリミアと東部南部4州は、もうプーチンにとっても、ゼレンスキーにとっても、死活問題なので、ここで妥協できるかどうかです。

 ゼレンスキーにとっては、停戦問題というのはロシアとの戦争というだけじゃなくて、国内問題で、自分の(大統領としての)地位の問題ですから」。

※ウクライナでの戦争、「私が大統領なら1日で終わらせる」 トランプ氏(CNN、2023年5月11日)
https://www.cnn.co.jp/usa/35203626.html

※11月の米大統領選、「もしトラ」から「ほぼトラ」へ!?「トランプ2.0」に「安倍流外交」は通じない! 日本が試されるのは「自立の道を行く覚悟」!! 岩上安身によるインタビュー 第1151回ゲスト 東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員 第1弾 2024.3.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522294

※11月の米大統領選、「もしトラ」から「ほぼトラ」へ!?「トランプ2.0」に「安倍流外交」は通じない! 日本が試されるのは「自立の道を行く覚悟」!! 岩上安身によるインタビュー 第1152回ゲスト 東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員 第2弾 2024.3.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522351

 須川氏の言う通り、特にウクライナを納得させることは容易ではないでしょう。まして、領土をロシアに分割する形となれば、ウクライナが反発するのは目に見えています。

 それに対し、ロシア側のメディアは、このトランプ氏の発言報道について、はしゃぎ過ぎることなく、淡々と、しかし好感をもって受け止めているのがわかる報じ方をしています。

 『スプートニク日本』は、4月8日のXへのポストの中で、「トランプ氏は選挙期間中、再び大統領に就任すればウクライナ紛争を解決すると繰り返し約束している。同氏によると、就任式前でもこれを行うつもりだという」と報じ、大統領選挙後、ただちに、この具体的な提案を行う用意があるとしています。

※『スプートニク日本』の8日のXへのポスト(2024年4月8日)
https://x.com/sputnik_jp/status/1777120013499105596

 ここで、この『ワシントン・ポスト』紙の記事以外に目を向けてみると、ほぼ同時に、欧州におけるキーパーソンであるNATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長が、偶然なのか、何かしらの水面下の示しあわせがあったのか、トランプ氏の主張と足並みをそろえるかのように、ウクライナに妥協を迫る発言をしていることが注目されます。

※ここから先は【中略】とさせていただきます。御覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して御覧ください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。

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 EUやNATOの加盟国の中では、ハンガリーのオルバン首相が、最も強硬にウクライナ支援への反対と和平の必要性を表明し続けてきました。ハンガリーの北部と、スロバキアの南部は長い国境で接しています。東欧の中核をなす国ともいえます。スロバキアもハンガリーと並び、ロシアとの戦争ではなく、平和を選んだと言えるでしょう。

※はじめに~米英によるEU恐怖支配の実態告発! EUによる500億ユーロ(約7.8兆円)のウクライナ支援に反対するハンガリーのオルバン首相が「EUに恐喝された」と表明! 英『フィナンシャル・タイムズ』が「ハンガリーの通貨暴落と資金調達コストの高騰」を目的とする「極秘恐喝マニュアル」をスクープ! さらにチェコのクラウス元大統領は、ダボス会議の演説で「2008年のNATO首脳会議で、米英の圧力でウクライナとジョージアの加盟支持に賛成した。悲劇的な間違いだった」と表明! 中欧の小国が、EUやNATOのゴリ押しに反旗を翻し、米英による欧州に対する支配への反対を鮮明にし始めた!!
(日刊IWJガイド、2024年2月2日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240202#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53171#idx-1

※【11月5日の大統領選は、バイデン氏とトランプ氏の再度の一騎打ちにほぼ決定!「トランプ氏はウクライナ紛争にビタ一文出さないと語った」と、訪米しトランプ氏と会談したヴィクトル・オルバン・ハンガリー首相が証言!】米大統領選が、ウクライナ紛争の行方を左右する可能性大に! トランプ氏は欧州各国が防衛費増を渋れば、NATOからの離脱も示唆!(『朝日新聞』2024年3月13日ほか)(日刊IWJガイド、2024年3月14日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240314#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53306#idx-6

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 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 しかしながら、IWJの財政は、本当に厳しい状況にあります!!

 3月は31日間で、135件、162万2511円のご寄付・カンパをいただきました。ご支援してくださった皆さま、本当にありがとうございます!

 しかしながら、この金額は、月間目標額の41%の達成率にとどまっています。

 今期第14期、IWJへのご寄付・カンパは、11月から3月まで、5ヶ月連続で目標金額に到達しておらず、この5ヶ月間の不足額の合計は、972万3789円にもなってしまいました。

 もし、4月も目標未達となると、年の半分が未達確定となり、財源不足は深刻な上にも深刻で、IWJは、本当にこの先、活動できなくなってしまう具体的な可能性が出てきました。

 4月のご寄付・カンパの状況は、4月1日から5日までの5日間で、24件、140万4000円です。

 これは、月間目標額の35%に相当します。ご支援してくださった皆さま、本当にありがとうございます!

 4月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、また、できれば目標額以上のご支援をいただき、積み重なっている今期の1000万円近い目標不足分を少しでも減らすことができるよう、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへの強力なご支援をよろしくお願い申し上げます!

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうぞ、皆さま、権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 岩上安身拝

■IWJは、市民の皆さまお一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。2月のご寄付者様のご芳名を、感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆さま、誠にありがとうございます!

 2月は29日間で、136件、238万7900円のご寄付・カンパをいただきました。ご寄付をくださった皆さま、本当にありがとうございます。

 ここに感謝のしるしとして、掲載の許可をいただいた方54名様につきましては、順に、お名前を掲載させていただきます。また、弊社ホームページにも掲載させていただくと同時に、ツイッター、フェイスブック等のSNSにて告知させていただきます。

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タマツクリ ワタル 様
一般社団法人苺 様
S.M. 様
K.A. 様
垂水 栄子 様
O.K. 様
マツモト ヤスアキ 様
H.S. 様
金子 博文 様
K.C. 様
M.T. 様
M.K. 様
青木 要 様
与那覇大智 様
藤林 様
冨塚元夫 様
金 盛起 様
炭谷克己 様
山下 道夫 様
三浦浜子 様
市ノ澤良弘 様
姉川紀代美 様
片桐みちよ 様
石崎 俊行 様
小田嶋 義美 様
T.I. 様
Y.S. 様

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 皆さま、インフレによる物価高の情勢下、誠にありがとうございました。

 いただいたご寄付は、大切に、また最大限有効に活用させていただきます。

 今後とも、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

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◆中継番組表◆

**2024.4.10 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】18:30~「被ばく労働者の労働条件改善を求める2024春闘集会」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「被ばく労働を考えるネットワーク」主催の集会を中継します。これまでIWJが報じてきた被曝労働者関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%A2%AB%E6%9B%9D%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%80%85

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◆中継番組表◆

**2024.4.11 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】18:00~「羽田空港衝突事故を振り返る4・11緊急院内集会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 「JAL被解雇者労働組合」主催の院内集会を中継します。これまでIWJが報じてきた、労働問題関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%95%8F%E9%A1%8C

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

大変厳しい状況が続くIWJに温かいご支援をいただき、まことにありがとうございます。お力添えいただきましたみなさまへ心より御礼を申し上げるとともに、お名前を掲載させていただきます<ご寄付・カンパのお礼とご報告(2024年2月)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/53387

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■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! 西側がいくら武器を送りつけても、武器を取ってロシアと戦う意思があるウクライナ国民は、わずか8%しかいない! しかも、ウクライナ軍にはもう兵士がいない!】それでも、ウクライナ軍部は50万人の兵士増強をもくろみ、14歳の少年まで拉致徴兵! ゼレンスキー大統領は男性の徴兵最低年齢を27歳から25歳に引き下げる法律に署名! さらに、ウクライナ軍の旅団は50代の兵士で占められ、71歳の戦車兵も! 女性も例外なく徴兵の方向へ!(『RT』、2024年4月2日ほか)

 4月2日付『RT』が、ウクライナで行われた衝撃的な世論調査の結果を報告しています。

 ウクライナの国際社会学研究所が、ウクライナのメディア『ウクラインスカヤ・プラウダ』と共同で行った世論調査で、「ほとんどのウクライナ人はロシアとの武力紛争で自国が勝利することを期待しているが、自国の大義のために戦うことを望んでいるのはわずか8%」ということが判明したのです。外国の調査ではなく、ウクライナの研究所が、ウクライナのメディアと組んで調査し、発表した、という点が、この調査結果に重みを与えています。

※Just 8% of Ukrainians ready to take up arms against Russia ― pollster(RT、2024年4月2日)
https://www.rt.com/russia/595279-ukrainians-willing-fight-pollster/

 調査を行った国際社会学研究のウラジミール・パニオット氏は、この調査結果について、こう述べています。

 「確かに、多くの人々は寄付金を送ったり、ボランティアとして働いたりするために行動することを望んでいます。しかし、生命の危険に直接直面し、軍事行動に参加することは、はるかに難しいことです…。私たちは、武器を取る意思のある人々の割合は、すべてのカテゴリーでおよそ8%であると推定しています」。

 他方、ウクライナの指導部とウクライナ国防省は、この現実からかけ離れたことをもくろんでいます。

 同日付『RT』は、この点を次のように報じています。

 「ウクライナの指導者たちは、軍を最大50万人増強しようとしていると述べた。ウクライナ国防省は、この数年間、適切なローテーションが行われていない前線部隊を緩和するために、部隊の増員が必要だと主張している。(中略)

 ウクライナ議会は、徴兵逃れに重い罰則を課すなど、徴兵を容易にするような軍制度の大改革を検討している。

 フョードル・ヴェニスラフスキー議員が先週メディアに語ったところによると、例えば、外国に居住する戦闘年齢にあるウクライナ人男性は、法案発効後、徴兵将校の同意なしに期限切れのパスポートを取り替えることができなくなる。同議員は国会の国家安全保障・防衛・情報委員会のメンバーである」。

 国外へ避難したウクライナ人を、容赦なく、自国へ戻させ、兵役につかせる、というわけです。前線へ赴くと、高確率で待っているのは輝ける「勝利」ではなく、「無惨な死」であると、多くのウクライナ国民は、圧倒的に不利な戦況を熟知しています。

 ウクライナのどこが「自由で民主主義的」な国家なのか。こうなるともはや国民が総玉砕するまで戦争をやめない、かつての「大日本帝国」にも似た恐怖政治です。

※Just 8% of Ukrainians ready to take up arms against Russia ― pollster(RT、2024年4月2日)
https://www.rt.com/russia/595279-ukrainians-willing-fight-pollster/

★ウクライナ指導部と国防省、ウクライナ議会は、国民の意志などまったく構わずに、狂った国家の意志のみ押し通そうとしているように見えます。

 この狂った国家意志は、たとえば、14歳のウクライナ人少年を、暴力的に拉致して徴兵しようとした事件によく出ています。

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也)

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