日刊IWJガイド・非会員版「4月3日になりました! 今後も目標未達となると、IWJは活動できなくなるかもしれません! ご支援をお願い申し上げます!」2024.4.3号~No.4191


┏━━【目次】━━━━
■4月3日になりました! IWJへのご寄付・カンパの目標額達成率は、3月は31日間で162万2511円、月間目標額の41%の達成率でした! 11月は41%、12月は68%、1月は48%、2月は60%、3月は41%と、この5ヶ月間は連続して目標に未達で、不足額は合計972万3789円になります! 今後も目標未達となると、IWJは活動できなくなる可能性が出てきます! 4月こそは月間目標額の400万円に届きますよう、また、積み重なっている赤字を少しでも減らすことができますよう、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへの強力なご支援をよろしくお願い申し上げます!

■<本日の撮りおろし初配信>本日午後6時から、3月25日収録「11月の米大統領選、『もしトラ』から『ほぼトラ』へ!?『トランプ2.0』に『安倍流外交』は通じない! 日本が試されるのは『自立の道を行く覚悟』!! 岩上安身による東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員インタビュー第2回」を、冒頭のみオープン、その後はIWJ会員限定で、撮りおろし初配信します!

■【中継番組表】

■【本日のニュースの連撃! 4連弾!】

■【第1弾! イスラエル国会が「国家安全保障を脅かす」として『アルジャジーラ』のイスラエル事務所を閉鎖する法律を可決! カルヒ通信大臣は、『アルジャジーラ』が「数日以内に閉鎖され、表現の自由はなくなる」と断言!!】米ホワイトハウスのジャンピエール報道官は「本当なら憂慮すべきこと」と表明!(『タイムズ・オブ・イスラエル』、2024年4月1日)

■【第2弾! イスラエルがシリアの首都ダマスカスで、イラン大使館を空爆! 革命防衛隊の精鋭組織「コッズ部隊」の上級司令官・ザヘディ准将ら7人を殺害!】イランは「あらゆる国際義務と国際条約への違反」と指摘し、「断固とした対応」を表明! イスラエルは米国を巻き込んでの戦争拡大を狙ってシリアでイラン施設を攻撃か!? イランは、イスラエルによる度重なる軍事的挑発に耐えられるか!?(『ブルームバーグ』、2024年4月2日)

■【第3弾! 上川外務大臣がUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)への資金提供停止を解除すると発表!】「ガザの人道状況が悪化の一途を辿っていることへの強い危機感」を理由に「UNRWAの関与がやはり不可欠」だと表明! それならなぜ、何の根拠も示さないイスラエルの「UNRWAスタッフがテロに関与」との主張に従って、資金提供を停止したのか!? 何人の子供達が餓死したのか!?(『外務省』、2024年4月2日)

■【第4弾! イスラエル国防軍がガザ地区最大のアル・シファ病院でのハマス掃討作戦が終了し、撤退したと発表! 何の証拠も示さず、約900人を拘束、そのうち500人以上がテロ工作員、200人以上を殺害したと明らかに!!】残されたのは廃墟となった病院と、放置され腐敗した死体の山!(『タイムズ・オブ・イスラエル』、2024年4月1日)
┗━━━━━

■4月3日になりました! IWJへのご寄付・カンパの目標額達成率は、3月は31日間で162万2511円、月間目標額の41%の達成率でした! 11月は41%、12月は68%、1月は48%、2月は60%、3月は41%と、この5ヶ月間は連続して目標に未達で、不足額は合計972万3789円になります! 今後も目標未達となると、IWJは活動できなくなる可能性が出てきます! 4月こそは月間目標額の400万円に届きますよう、また、積み重なっている赤字を少しでも減らすことができますよう、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへの強力なご支援をよろしくお願い申し上げます!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 しかしながら、IWJの財政は、本当に厳しい状況にあります!!

 3月は31日間で、135件、162万2511円のご寄付・カンパをいただきました。ご支援してくださった皆さま、本当にありがとうございます!

 しかしながら、この金額は、月間目標額の41%の達成率にとどまっています。

 今期第14期、IWJへのご寄付・カンパは、11月から3月まで、5ヶ月連続で目標金額に到達しておらず、この5ヶ月間の不足額の合計は、972万3789円になってしまいました。

 もし、4月も目標未達となると、年の半分が未達確定となり、財源不足は深刻な上にも深刻で、IWJは、本当にこの先、活動できなくなってしまう具体的な可能性が出てきました。

 正直、夜も眠れず、眠っても、重い経営難の夢と、この先の他方もない世界の激動を考えて、1人興奮して企画を考えている自分とが夢の中で共存していて、まともに熟睡ができていません。

 ジャーナリストとしては、こんなにやるべきことだらけ、ジャーナリストとしての社会的使命を果たすべき、100年に一度の機会を迎えられて、血がたぎる思いなのです!

 しかし、現実には、自身の体力の落ち込みと、そして会社の経済力が伴わないことで、身動きが取れないこと、すごく悔しく思います。

 それでも、ジャーナリスト魂は消えてはいませんから、どんなに小さなメディアになっても、サバイバルして、この間、日米欧の情報空間を、暗雲のように覆い尽くし、洗脳空間にし続けてきたプロパガンダの網の目を、今後も、破り続けて、真実を送り届けたいと思います!

 IWJの経営は、空前のピンチですが、我々のジャーナリズム魂は、まったく折れても、ひしゃげてもいません!

 意気軒高です! 必ず、経営苦も乗り越えてみせますので、どうぞ、今から本番の戦いに向けて、お力をお貸しくださるよう、よろしくお願いいたします!

 4月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、また、積み重なっている赤字を少しでも減らすことができるよう、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへの強力なご支援をよろしくお願い申し上げます!

 国内も不況で、元旦には能登半島地震にも見舞われ、生活も厳しい方がいらっしゃると思います。

 特に被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 そうした状況下で、我々の経済的苦境を訴えるのは、心苦しくもありますが、どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 前期第13期は、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、赤字の月のたび、その都度、緊急でつなぎ融資を出し、その累積額は、合計で2200万円となってしまいました。

 第13期の、赤字約2000万円というこの事態は、IWJ創業以来、初めての大ピンチです。第14期も同様の事態になると、もはや私、岩上安身1人の力で乗り越えることは不可能です。

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、債務の累積は、約5000万円近くなります。

 前期13期はもちろん、今期14期も、支出を徹底的に削ってきました。

 この日刊IWJガイドの配信を、午前8時から、午前10時過ぎに遅らせ、原稿のリライトや校正作業を、深夜から早朝にずらすことも始めました。

 また、現在、事務所の規模などをダウンサイズすべく、物件探しをしたりしているところです。

 以下、会員の方のメッセージに答えて、物件探しについて述べています。もし、ご協力いただければ、情報等お寄せください。

 「日常の支出カットは、できることはほぼほぼやったので、あとは、スペースを縮小することですが、資料となる書籍などが、私が長年溜めてきたものを含めて大量にあるので、それをどうにかしないと、より小さいスペースへの移動ができません。

 かなり、処分もしたのですが、知的財産というものは、我々にとっては、『製品』を生み出すための『仕入れ材料』のようなものです。どうしても、不可欠です。

 ひとつ考えているのは、今は全国的に空き家物件が増えていると言われているので、首都圏の外れにでも、そうした格安物件を見つけて、開架式の図書館状態にして、資料となる本の多くを移せないだろうか、ということです。

 また、我々は動画データが命なので、災害に備えて、安全なところに、バックアップデータを都心から疎開させておく必要性も感じています。

 探しているのは、地震や水に強い地盤の良い台地の物件。都心から最も遠くても、車で片道1時間半くらいまで。

 本の出し入れは、車を使うので、人気のある駅近くの物件である必要はなく、むしろ駅から遠いため、不人気ゆえに価格が安く、きちんとスペースのある空き家、もしくはビルの空室があれば、と思っています。

 そうすれば、今すぐ必要な資料、書籍だけ手元に置いておけばいいので、スペースを省けて、都心で今よりも狭いオフィスに引っ越しをして、賃料を抑えても、稼働可能だと思います。

 どなたか、良い物件に心当たりがある方、ぜひ、情報をお寄せください」。

※「今までに積み上げてきた、知、の財産としての、IWJ、を、何とか継続していただきたいと思います」「貴社の借金の額の埋め合わせにはほど遠いでしょうが、足しになればと送ります」「ウクライナ、ロシア戦争で優れた報道をしている」! ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!(日刊IWJガイド、2024.2.12号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240212#idx-3
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53200#idx-3

 今期は、できれば赤字を出さないだけではなく、黒字を出し、累積した債務への返済にあてていきたいと真剣に考え、取り組んでいます。

 債務を少しずつでも減らしていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! また、コロナ禍による消費不況の影響を受け、会員数もコロナ禍以前の3分の2に減っています! IWJの活動のために、まだ会員登録をされていない方は、あるいは再開したいという方は、ぜひとも会員登録をお願いします!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
(会員登録済みの方)https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
(新規会員登録の方)https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、日本だけでなく、世界にとって危機的な状況に直面している今、不都合なことをごまかす権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 岩上安身拝

■<本日の撮りおろし初配信>本日午後6時から、3月25日収録「11月の米大統領選、『もしトラ』から『ほぼトラ』へ!?『トランプ2.0』に『安倍流外交』は通じない! 日本が試されるのは『自立の道を行く覚悟』!! 岩上安身による東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員インタビュー第2回」を、冒頭のみオープン、その後はIWJ会員限定で、撮りおろし初配信します!

 岩上安身は3月21日と25日に、東アジア共同体研究所の上級研究員、須川清司氏に連続インタビューを行いました。本日午後6時から、3月25日に収録した第2回インタビューを撮りおろし初配信します。

 第1回のインタビューは、以下のURLからご視聴ください。

※11月の米大統領選、「もしトラ」から「ほぼトラ」へ!?「トランプ2.0」に「安倍流外交」は通じない! 日本が試されるのは「自立の道を行く覚悟」!! 岩上安身によるインタビュー 第1151回ゲスト 東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員 第1弾
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522294

 今年11月に行われる米大統領選挙で、トランプ前大統領が当選して「トランプ2.0」になった場合の米外交について、須川氏は次のように述べました。

 「トランプはディール(取引)を重視する傾向にあるが、今度はロシアとウクライナの停戦を、自分が取引をさせたということをやる可能性が高い。

 実際にトランプ自身が、すでに『私が大統領だったら、1日で戦争を終わらせられる』ということを、至るところで言っています。

 具体的にどうやるのかは言っていませんが、どうもウクライナに関しては、『戦争をやめろ。止めなかったら、もう支援武器援助とか全部止める』と。

 ロシアに関しては『戦争やめろ。でなかったら、もっとウクライナを支援する』と、何かそういうようなこと言ってるらしいです。

 ただ、クリミアと東部南部4州は、もうプーチンにとっても、ゼレンスキーにとっても、死活問題なので、ここで妥協できるかどうかです。

 ゼレンスキーにとっては、停戦問題というのはロシアとの戦争というだけじゃなくて、国内問題で、自分の(大統領としての)地位の問題ですから。

 それからあとは、米国との関係の問題。少なくとも、最近はともかくとして、戦争が始まってしばらくは、停戦になんか応じようものなら、もう米国が許してくれないみたいな時期もあったようなので。

 ただ、トランプになったら、そこは変わってくるだろうと」。

 さらに須川氏は、トランプ氏が大統領になった場合のNATOとの関係について、次のように語りました。

 「中には、『トランプが次に大統領になったらNATOから脱退する』といったようなことを予言してるような、過去にトランプ政権に入っていたような人もいるんですけれども、これはNATO脱退ということになるのか、あるいは、NATOを休眠化させる、要は存在はさせるけども空洞化する、そういうことやった方が現実的だと(いう考え方もある)。

 つまり、脱退ということになると、通告してから(脱退まで)1年間(必要)ということもあって、トランプの任期の間にちゃんとできるかと。

 なおかつ、去年の12月に米国の議会が、NATOから脱退するときは、上院の3分の2の賛成が必要だといったような決議をして、バイデンも署名してますので、法的にできるのかというところで、憲法論争みたいな話もあり得る。

 ということで、NATO休眠化の方が、実があるというような事を、トランプの、側近ではないんですが近い人が、言ってたりもする。

 ですから、例えば、米軍を送っての共同演習とか、そういったものを大幅に減らしてしまうとか。

 あと、前回トランプ第1期で決めましたけど、ドイツの米軍を大幅に減らすとかですね、あるいは、もう引き揚げてしまうとか、ドイツに限らず、それをどんどんやっていく。分担金も、大幅に減らすといったようなことを、大統領権限で確実にやっていく。

 ですから、NATO脱退とか、休眠ということになるかどうかはともかくとして、NATO弱体化とか、空洞化ということは、かなりの確率で覚悟しておかなきゃいけない」。

 岩上安身が、NATO各国が次々に、ウクライナと2国間安全保障協定を結んでいることを指摘し、「トランプが大統領になった場合、欧州はロシアと戦うけど、米国は手を引いてしまうというシナリオはありえますか?」と質問すると、須川氏は、次のように見解を述べました。

 「もしそういうこと(欧州がロシアと戦争する)になって、トランプ政権ができていると、NATO脱退のいい口実になるんじゃないでしょうか。

 トランプは、『こういう火遊びをするやつと一緒にいたら危ない。だからNATOを脱退するんだ』っていう話にいくかもしれない。

 彼の根本的な考え方っていうのは、もう『ヨーロッパの事はヨーロッパにやらせればいい』と。

 なおかつ、実は米国以外のNATOの軍事費っていうのは、ロシアより実は多いんですよね。今は戦時なので特別ですけど、以前を比べるとね。

 あと、技術的にも個々に見ると、もちろん核の能力ってのはありますけれども、そこを除けば、通常兵力ベースだと、ロシアよりも上回っているという見方も、かなりあったりもしますので。

 あと、GDPだとか、いろいろな予算的なもので言っても、実は米国を除いたNATOでも、ロシアよりもずっと上だと、何倍も上だというところなので。

 だから、日本もそうですけども、要は『こいつら、金持ってるんだ』と。なおかつ、『ヨーロッパの戦争だろう』と。しかも、ヨーロッパの一番東の端っこですからね。

 だから『困るのはお前達で、お前達には、金もある、兵器もある』と。『お前たちが自分でやればいいじゃないか』というのが、トランプの発想ですから。『武器だったら売ってやるぞ』っていうことですね」。

 詳しくは、ぜひ本日の撮りおろし初配信をご視聴ください。冒頭のみオープン、その後はIWJ会員限定で、配信いたします。

 仮に、その日の都合で観られなくても、会員になっていただければ、一般会員なら2ヶ月以内、見逃し配信を自由な時間に観られますし、サポート会員ならば、いつまでも、いつでも好きな時にコンテンツを無期限で視聴できます!

※会員のご登録はこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

―――――――

【撮りおろし初配信・IWJ_YouTube Live】18:00~
11月の米大統領選、「もしトラ」から「ほぼトラ」へ!?「トランプ2.0」に「安倍流外交」は通じない! 日本が試されるのは「自立の道を行く覚悟」!!~岩上安身による東アジア共同体研究所上級研究員・須川清司氏インタビュー 第2回
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

―――――――

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆中継番組表◆

**2024.4.3 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【撮りおろし初配信・IWJ_YouTube Live】18:00~「『11月の米大統領選、「もしトラ」から「ほぼトラ」へ!?「トランプ2.0」に「安倍流外交」は通じない! 日本が試されるのは「自立の道を行く覚悟」!!』岩上安身による東アジア共同体研究所上級研究員・須川清司氏インタビュー 第2回」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 3月21日に収録した、岩上安身による須川清司氏インタビューを配信します。これまでIWJが報じてきた須川清司氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%A0%88%E5%B7%9D%E6%B8%85%E5%8F%B8

========

◆中継番組表◆

**2024.4.4 Thu.**

調整中

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆昨日アップした記事はこちらです◆

新型コロナがもたらしたのは、血中のビタミンD不足! 後遺症患者に共通の現象であると重要な発見!! コロナ後遺症・ワクチン接種後症候群を含む筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の改善にビタミンDが有効な可能性!~3.28「新型コロナワクチン接種後症候群における筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)の症状改善に必要な療養指導」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522379

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■【本日のニュースの連撃! 4連弾!】

■【第1弾! イスラエル国会が「国家安全保障を脅かす」として『アルジャジーラ』のイスラエル事務所を閉鎖する法律を可決! カルヒ通信大臣は、『アルジャジーラ』が「数日以内に閉鎖され、表現の自由はなくなる」と断言!!】米ホワイトハウスのジャンピエール報道官は「本当なら憂慮すべきこと」と表明!(『タイムズ・オブ・イスラエル』、2024年4月1日)

 これまで世界の面前で、公然とガザでのパレスチナ人ジェノサイドを行ってきたイスラエルが、ついに情報を小手先で操作する方向(自身の暴力をひたすらハマスのせいにする等)で国際社会の世論を操作しきれないと諦めたのか、コントロールできないマスメディアに取材させず、情報閉鎖する方向へと舵を切りました。

 一時は、イスラエルは、「ハマスを支持したパレスチナ人はすべて罪人であり、無罪の人間はいない」という開き直りの理屈で、パレスチナ人の無差別惨殺を、世界中のメディアやSNSが発信するその目の前で、堂々と展開してきました。

 しかし、国際世論の怒りは、これまでにない高みに達したため、今度は、曲がりなりにも、民主主義国家を名乗り、報道の自由を認めて、公開してきたものを、これからは非公開にする方向へ舵を切る方向にしたようです。身勝手の権化です。

 ラファへの、最後の攻撃を、米国と調整中のイスラエルは、中東で最も大きな取材ネットワークがあり、影響力があり、大勢の特派員を出し、命を顧みない報道を心がけてきたアルジャジーラを、閉鎖する法律を通したのです。

 世界のメディアの中で、最も詳しくガザの惨状を伝えてきた、カタールの衛星テレビ局『アルジャジーラ』に対し、イスラエルの国会「クネセト」が4月1日、「国家安全保障を脅かす」として、首相と通信大臣に活動を阻止する一時的な権限を与える通称「アルジャジーラ法」を71対10で可決しました。

 4月1日付け『タイムズ・オブ・イスラエル』は、「シュロモ・カルヒ通信大臣は、『ハマスの代弁者』である『アルジャジーラ』は、『数日以内』に閉鎖され、『表現の自由はなくなる』と明言した」と報じています。この記事でわかる通り、客観的事実を報じられて、不都合になったイスラエルは、「ハマスの代弁者」という不当かつ自分たちに都合の良いレッテル貼りをして、『アルジャジーラ』を排除したのです。

 この記事によると、ベンヤミン・ネタニヤフ首相のリクード党の強硬派メンバーであるカルヒ通信大臣は、「我々は、報道の自由を利用してイスラエルの安全保障とイスラエル国防軍兵士に危害を加え、戦時下でのテロを扇動する輩(※『アルジャジーラ』)に対して、効果的かつ迅速な手段を実現した」と述べたとのことです。

※Law allowing government to temporarily shut down Al Jazeera in Israel passed by Knesset(THE TIMES OF ISRAEL、2024年4月1日)
https://www.timesofisrael.com/netanyahu-urges-knesset-to-pass-law-allowing-shuttering-of-al-jazeera/

★この『タイムズ・オブ・イスラエル』の記事は、「アルジャジーラ法」の内容について、次のように詳しく報じています。それを読んでいくと、この弾圧が、『アルジャジーラ』だけにとどまらないことがわかります。

 まず槍玉にあげられたのは、確かに『アルジャジーラ』でしたが、決して『アルジャジーラ』だけにとどまらず、外国のメディアが、ハマスにとって有利な報道(というより、イスラエルに都合の悪い報道)をした時に、『アルジャジーラ』以外のすべての外国の報道機関に対して、イスラエル国内から排除させることが可能になったのです。

 つまり、世界中の報道機関に対して、気に食わなければ規制や排除をし、その報道機関を自分の目と耳の代わりとしている、全世界の人々の耳目を閉ざす、ということです。中には、視聴率を稼げるガザの映像が欲しいばかりに、イスラエルに懐柔されてしまい、イスラエルに対して妥協的なメディアも出てくる恐れも、間違いなくあります。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

―――――――

■【第2弾! イスラエルがシリアの首都ダマスカスで、イラン大使館を空爆! 革命防衛隊の精鋭組織「コッズ部隊」の上級司令官・ザヘディ准将ら7人を殺害!】イランは「あらゆる国際義務と国際条約への違反」と指摘し、「断固とした対応」を表明! イスラエルは米国を巻き込んでの戦争拡大を狙ってシリアでイラン施設を攻撃か!? イランは、イスラエルによる度重なる軍事的挑発に耐えられるか!?(『ブルームバーグ』、2024年4月2日)

 4月2日付け『ブルームバーグ』は、シリアの首都ダマスカスで、イラン大使館の敷地内にある建物をイスラエルが空爆し、「イランの軍司令官らが死亡した」と報じました。

 殺害されたのは、2000年代にイスラム革命防衛隊(IRGC)の精鋭組織「コッズ部隊」を率いていた、モハンマド・レザ・ザヘディ司令官と、ザヘディ氏の副官ら、軍関係者とのことです。

 この『ブルームバーグ』の記事は、「イランのアブドラヒアン外相は、イスラエルはこの攻撃がもたらす影響に責任を負うべきだと述べ、イランのシリア特使は『断固とした対応』を明言した」と報じています。

 一方、「イスラエル国防軍のハガリ報道官は、『外国メディアが伝えた攻撃についてはコメントしない』とした上で、イスラエルは引き続き戦争の目的にかなういかなる措置をも講じるだろうと述べた」とのことです。

 攻撃の否定はしない、その上で、「(明示されていないが、おそらくはイランとヒズボラ相手の)戦争の目的にかなういかなる措置も講じる」と、こうしたテロ攻撃をこれからも継続する意志を示しました。

※司令官ら殺害されたとイラン-イスラエルによるシリアでの空爆で(ブルームバーグ、2024年4月2日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-01/SB9WC6DWX2PS00

★このダマスカスのイラン大使館」への攻撃について、4月1日付け『アルジャジーラ』は、IRGCが4月1日に発表した声明で、「死者は『コッズ部隊』の上級司令官・ザヘディ准将と、その副官であるモハマド・ハディ・ハジュリアヒミ准将を含む7人」と発表したと報じています。

※Several killed in Israeli strike on Iranian consulate in Damascus(ALJAZEERA、2024年4月1日)
https://www.aljazeera.com/news/2024/4/1/several-killed-in-israeli-strike-on-iranian-consulate-in-damascus-reports

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

―――――――

■【第3弾! 上川外務大臣がUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)への資金提供停止を解除すると発表!】「ガザの人道状況が悪化の一途を辿っていることへの強い危機感」を理由に「UNRWAの関与がやはり不可欠」だと表明! それならなぜ、何の根拠も示さないイスラエルの「UNRWAスタッフがテロに関与」との主張に従って、資金提供を停止したのか!? 何人の子供達が餓死したのか!?(『外務省』、2024年4月2日)

 上川陽子外務大臣は、4月2日の記者会見で、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)への資金提供停止を解除すると発表しました。

 日本政府は今年1月27日に、「UNRWAスタッフが、2023年10月7日のイスラエル奇襲攻撃に関与していた」という、イスラエルの一方的な主張に同調し、UNRWAへの資金拠出を即日決定しました。

※【国際司法裁判所がイスラエルに命令を出した同じ日、イスラエルが10月7日のハマスによる攻撃に国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員が関与していたと告発! 調査も待たずに即日、米国初め西側諸国がUNRWAへの資金提供を凍結!日本もただちに追随して資金拠出を当面停止!】これはただの「偶然」か!? イスラエル系米国人ジャーナリストが「ガザでの大量虐殺に関するICJ判決から目をそらすための試みであるように思われる」と指摘!(『AP』、2024年1月28日ほか)(日刊IWJガイド、2024年1月30日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240130#idx-7
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53155#idx-7

 2日の会見で、上川外務大臣は、解除の理由として「ガザの人道状況が悪化の一途を辿っていることへの強い危機感」をあげ、3月25日に国連安保理で、ラマダン期間中の即時停戦と、すべての人質の無条件・即時解放、ガザ地区への人道支援の拡大を採択したことをあげました。

 しかし、ガザの人道状況の悪化は、1月27日の時点ですでに深刻化しており、そもそもイスラエルがUNRWAへの言いがかりをつけたのも、1月26日に国際司法裁判所(ICJ)が、イスラエルに対して、パレスチナのガザ地区でジェノサイドを防止するためにあらゆる措置を講じるよう命じる仮処分(暫定措置命令)を出した日の翌日です。

※国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルに対して「パレスチナのガザ地区でジェノサイドを防止するためにあらゆる措置を講じる」よう命じる仮処分命令! 17人の裁判官のうち米国や日本を含む15人の裁判官が支持! ただし「停戦」は盛り込まれず、「ジェノサイド」判断は保留! それでも、ガザのアル・アクサ大学のハイダル・イード准教授は「新しい世界秩序が作られつつある」と、暫定判決の影響に期待! 上川陽子外務大臣もICJの判決を支持すると表明!(日刊IWJガイド、2024年1月29日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240129#idx-5
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53152#idx-5

 上川大臣は会見で、「深刻化するパレスチナの人道状況は『待ったなし』であり、この危機に対応していくことは、国連安保理非常任理事国も務める我が国の責務であります。そしてこの人道支援には、UNRWAの関与がやはり不可欠です」と述べていますが、ではなぜ、何の証拠も示されないのに、即時に資金提供を停止したのか、その結果、この2ヶ月余りの間に、どれだけのパレスチナの子供達が死ななければならなかったのか、と思わざるをえません。

 上川大臣は、当初予定していた3500万ドル(約53億円)について、「準備が整ったものから実際に拠出することになります。例えば、ガザ地区では、現在緊急ニーズとして求められている劣悪な衛生状態に対するもの、女性や乳幼児を対象とする物資を供与し、ヨルダン、シリア、レバノン、西岸では、医療サービスの提供等を行っていく予定です」と表明しました。

※上川外務大臣臨時会見記録(外務省、2024年4月2日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/kaiken4_001088.html

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

―――――――

■【第4弾! イスラエル国防軍がガザ地区最大のアル・シファ病院でのハマス掃討作戦が終了し、撤退したと発表! 何の証拠も示さず、約900人を拘束、そのうち500人以上がテロ工作員、200人以上を殺害したと明らかに!!】残されたのは廃墟となった病院と、放置され腐敗した死体の山!(『タイムズ・オブ・イスラエル』、2024年4月1日)

 イスラエル国防軍(IDF)は4月1日、ガザ地区北部にある最大のアル・シファ病院でのハマス掃討作戦が終了したとして、撤退しました。

 4月1日付け『タイムズ・オブ・イスラエル』は、「IDFは3月18日からの病院襲撃で、約900人の容疑者を捕らえ、そのうち500人以上がテロ工作員であることが確認され、200人以上の銃撃者を殺害したと発表した。殺害され拘束された者の中には、ハマスやパレスチナ・イスラム聖戦の最高司令官も含まれていた」と報じました。

※IDF ends Shifa Hospital raid, says it killed 200 terror operatives, arrested 500 more(THE TIMES OF ISRAEL、2024年4月1日)
https://www.timesofisrael.com/idf-ends-shifa-hospital-raid-after-arresting-or-killing-hundreds-of-terror-operatives/

★このイスラエル軍によるアル・シファ病院襲撃について、4月1日付け『アルジャジーラ』は、「前回11月の包囲攻撃に耐えたアル・シファ病院は、現在、大部分が廃墟となっているようだ」と報じています。

※‘No life here’: Israel’s army withdraws from Gaza’s al-Shifa Hospital(ALJAZEERA、2024年4月1日)
https://www.aljazeera.com/news/2024/4/1/no-life-here-israeli-army-withdraws-from-al-shifa-hospital-in-gaza

 ハマスは、病院や医療施設を活動拠点にしている、というイスラエルの主張を否定しています。アル・シファ病院は、前回11月にイスラエル軍の攻撃を受けた際も、今回も、多数の避難民の避難所として機能していた上、病院には多くの患者や職員もいました。

 この『アルジャジーラ』は、イスラエル軍撤退後のアル・シファ病院について、次のように現地のレポートを報じています。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

―――――――

― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ―

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240403

IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、木原匡康)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト【 https://iwj.co.jp/
公式X(旧ツイッター)アカウント【 https://twitter.com/iwakami_staff