日刊IWJガイド・非会員版「ナワリヌイ氏の死を利用する戦争煽動に騙されるな! フランスのマクロン大統領はナワリヌイ氏をきっかけとして、西側地上部隊侵攻を求める!」2024.3.1号~No.4163


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~ナワリヌイ氏の死を「今日のロシアでは、自由な精神は収容所に入れられ、死刑を宣告される」とXに投稿していたフランスのマクロン大統領が、西側の地上部隊の派兵について「何も排除するべきではない」と発言! マクロン大統領は「ウクライナが『(ロシア国内の)奥深くまで攻撃できるよう』、長距離と中距離のミサイルや砲弾を提供することで、欧州首脳が連携すると合意した」とも表明! 対ロ戦が現実となれば、第三次世界大戦に!

■<号外を出しました!>「ナワリヌイの正体」(その2)元国連主任査察官スコット・リッターによるナワリヌイ論「裏切り者の悲劇的な死」~2008年ロシア大統領選で完全敗北! 経歴を偽りイェール大学へ!

■本日から3月です! 2月は28日までに、125件、221万9903円のご寄付をいただきました。この金額は目標額の400万円の55%にとどまりました! 11月、12月、1月、2月と4ヶ月連続で目標額に達していません! このままだとIWJは立ち行かなくなります。ご寄付・カンパで財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます! IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきますが、そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です!

■【中継番組表】

■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! シベリアで獄死したロシアの反体制活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏の葬儀を前に、ナワリヌイ氏の側近は「ほとんどの葬儀会社から、告別式や埋葬を断られた」と述べ「FSB(連邦保安庁)が教会に圧力をかける可能性もある」と主張! 妻のユリヤ・ナワルナヤ氏は、欧州議会でナワリヌイ氏が「餓死した」と述べ、プーチン大統領を「血なまぐさい暴徒だ」と演説!】(『BBC』、2024年2月29日ほか)

■【第2弾! プーチン大統領は「絶えずドンバス戦争の停戦問題を提起していた」!】(『RT』2024年2月26日ほか)

■<IWJ取材報告>今のイスラエルは、自力でジェノサイド・大量虐殺を止めることができない!「かわいそうだけど仕方ない、私たちには何もできない」という諦めを乗り越えるために「ボイコット・投資撤収・制裁」のBDS運動を!!~2.18 ラファに手を出すな!全国連帯デモ

■2月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、新型コロナワクチン接種後の健康被害について、2023年11月16日収録「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー」と、ウクライナ紛争長期化の理由について、2024年1月22日収録の「岩上安身による評論家・塩原俊彦氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!

■「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー 第2弾」のための、福島氏への質問を皆さまから募集いたします! IWJまでメールにて、ご質問をお寄せください!
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■はじめに~ナワリヌイ氏の死を「今日のロシアでは、自由な精神は収容所に入れられ、死刑を宣告される」とXに投稿していたフランスのマクロン大統領が、西側の地上部隊の派兵について「何も排除するべきではない」と発言! マクロン大統領は「ウクライナが『(ロシア国内の)奥深くまで攻撃できるよう』、長距離と中距離のミサイルや砲弾を提供することで、欧州首脳が連携すると合意した」とも表明! 対ロ戦が現実となれば、第三次世界大戦に!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 日本各地で「春一番」が吹く季節となりましたが、国際情勢は大嵐のような強風が吹き、荒れに荒れています。

 昨日のこの日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、2月16日に、シベリアの収容所で死亡した、ロシアの反体制活動家のアレクセイ・ナワリヌイ氏の死亡原因について、ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長が25日、「血栓による自然死」だったと認めました。

※はじめに~獄死したロシアの反体制活動家、アレクセイ・ナワリヌイ氏は「自然死」だった!! ウクライナのブダノフ情報総局長が爆弾発言!!「プーチンに殺された!」と叫んだゼレンスキー大統領を筆頭に、バイデン大統領を始めとした西側の指導者たちとナワリヌイ氏の妻と、日本の大手メディア・有名人たちの、「プーチン許すまじ」との大合唱は、何だったのか!? 反プーチンキャンペーン、大失敗か!? ナワリヌイ氏はキャンペーン動画で「イスラム教徒は害虫、ハエ叩きでハエを殺すように、ゴキブリをスリッパで潰すように、銃で撃て」と述べていたレイシスト!(日刊IWJガイド、2024年2月29日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240229#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53260#idx-1

 フランスのマクロン大統領も、ナワリヌイ氏の死を、ロシアのプーチン大統領による謀殺であるかのように、含みを持たせて発言したひとりです。

 マクロン大統領は、ナワリヌイ氏の死について、2月16日、X(旧ツイッター)に以下のように投稿しています。

 「今日のロシアでは、自由な精神は収容所に入れられ、死刑を宣告される。怒りと憤り。

 アレクセイ・ナワリヌイの記憶、彼の献身と勇気に敬意を表します。私の思いは、彼の家族、愛する人々、そしてロシア国民とともにあります」。

※エマニュエル・マクロン仏大統領のXへの投稿(2024年2月16日)
https://twitter.com/EmmanuelMacron/status/1758496322032750782

 この2月16日は、フランスとウクライナが2国間安全保障協定に署名した、まさにその当日です。ナワリヌイ氏の死が突然、告げられ、マクロン大統領が彼を讃え、ロシアが殺したとなじったのです。

 ナワリヌイ氏が、マクロン大統領の投稿にあるように、「敬意」を表すべき人物であるとは、到底思えません。

 昨日の上記日刊IWJガイド、そして「号外」でもお伝えした通り、ナワリヌイ氏はイスラム教徒は「ハエ、ゴキブリ」であり、叩きつぶすべきだと公言するようなレイシストです。それをしっていて、「敬意」を表するマクロン大統領もまた、イスラム教徒に対して同じ思いを抱いていることになります。

 マクロン大統領は、ゼレンスキー大統領とエリゼ級で会談した際、26日にウクライナ支援をめぐる欧州各国によるパリ会議を開催することを決めました。

※【IWJ号外】元米国防副次官スティーブン・ブライエン氏「ウクライナ停戦は期待できない」!「ロシアには戦争を止める動機がない」「ロシアは戦争目的を領土獲得と緩衝地帯の構築へ移行する」と警鐘! 2024.2.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521892

 マクロン大統領は、ナワリヌイ氏のしに対して「怒りと憤り」を表明した、その翌日の2月17日、Xに「ウクライナ人は自由のためだけでなく、ヨーロッパの安全のためにも戦っている。私たちのコミットメントは揺るぎません」と、ウクライナへのさらなる肩入れと関与を強調する投稿をしています。

※エマニュエル・マクロン仏大統領のXへの投稿(2024年2月17日)
https://twitter.com/EmmanuelMacron/status/1758607781190345040

 そのフランスのマクロン大統領が、その16日にゼレンスキー大統領との会談で開催を決めた26日のパリ会議で、ウクライナへの長距離ミサイルの提供と、西側地上部隊の派兵の可能性にまで言及し、「我々はあらゆることをする」と発言し、大きな波紋を呼んでいます。

 2月27日付け『BBC』は、パリで開かれた、ウクライナ支援のための緊急会議後の記者会見で、マクロン大統領が「ウクライナが『(ロシア国内の)奥深くまで攻撃できるよう』、長距離と中距離のミサイルや砲弾を提供することで、欧州首脳が連携すると合意したと話した。提供時期は明示しなかった」と報じました。

 ウクライナ軍が、ロシア領土間を直接攻撃できる長距離ミサイルなどを供与することは、これまで超えてはならない「レッドライン」であると、欧米自らが規定してきました。

 過激にプーチン大統領をののしり、その排除を叫び続けてきた、米国のバイデン大統領でさえも、ウクライナ紛争勃発当初からロシア領内に届く、長距離の射程をもつ兵器の供与は行わないと、繰り返してきました。「そうなれば、第3次世界大戦になる」というのが、バイデン大統領自身が説明してきた理由でした。

 マクロン大統領は、その「レッドライン」を踏み越えたことになります。

 長距離ミサイルをウクライナ軍に与えて、彼らに使わせるとはいえ、これは、フランス大統領による、ロシアへの宣戦布告のようにも聞こえます。

 その上でマクロン大統領は「『今日は、地上部隊の派遣について、公式に了解され、承認されている形での合意はなかった』ものの、『その動きについては、何も排除するべきではない。ロシアがこの戦争に勝てないよう、我々はあらゆることをする』と発言した」とのことです。

※マクロン仏大統領、西側地上部隊のウクライナ派遣に含み 「排除しない」(BBC、2024年2月27日)
https://www.bbc.com/japanese/articles/cg6d6gynk39o

 西側の地上軍が、ウクライナ領内に入り、ウクライナを戦場として、直接、ロシア軍と戦闘に入るということは、これはもはや、欧州とロシアの全面戦争となります。

 「公式な了解や承認や合意はなかった」と言いながら、ウクライナへの西側地上部隊の派兵を「排除するべきでない」と語ったマクロン大統領の発言について、2月28日付け『ロイター』は、「米政府はウクライナ派兵はしないと明言。ドイツ、英国、イタリア、スペイン、ポーランド、チェコもすぐさま、マクロン氏の考えに距離を置く姿勢を示した」と報じています。

 もっとも、今すぐには派兵しないと言っても、英国、ドイツ、イタリア、フランスと同じく、デンマークとカナダの6ヶ国も、ウクライナとの間で2国間安保協定を結んでいます。

 「今すぐ」ではなくても、この6ヶ国は、フランスと同じく、NATO、EUの縛りを受けることなく、ウクライナの国土を戦場として、ロシアと直接、戦う準備を整えていると考えられます。

※焦点:仏大統領のウクライナ派兵巡る発言、NATO諸国に大きな波紋(ロイター、2024年2月28日)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/3B73ZDQRQBOAXAL5FQNXWI527E-2024-02-28/

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■<号外を出しました!>「ナワリヌイの正体」(その2)元国連主任査察官スコット・リッターによるナワリヌイ論「裏切り者の悲劇的な死」~2008年ロシア大統領選で完全敗北! 経歴を偽りイェール大学へ!

 元国連大量破壊兵器廃棄特別委員会の主任査察官であったスコット・リッター氏が、2024年2月16日にロシアで獄中死した、ロシアの反体制政治家アレクセイ・ナワリヌイ氏についての論考を、21日、自身の『サブスタック』で公開しました。

※The Tragic Death of a Traitor(Part One: Origins)
https://www.scottritterextra.com/p/the-tragic-death-of-a-traitor

 21日公開された記事は、「裏切り者の悲劇的な死――パート1:起源」となっています。英文で単語数5000字を超える長大な論考で、注もなく、一気に読み通すのは難しい論考ですが、ナワリヌイ氏の政治活動の背景を深く掘り下げる内容となっています。

 IWJは29日にその記事の前半部分を翻訳し、「号外」として出しました。

※【IWJ号外】「ナワリヌイの正体」(その1)元国連主任査察官スコット・リッターによる、アレクセイ・ナワリヌイ氏についての論考「裏切り者の悲劇的な死」~米国が反プーチン運動指導者エフゲニア・アルバッツ氏を育成! 2024.2.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521960

 本日3月1日、ナワリヌイ氏の葬儀がモスクワで行われる予定です。

 28日付『ロイター』によると、ナワリヌイ氏の葬儀は、マリイノ地区の教会でモスクワ時間午後2時(日本時間午後8時)に告別式が行われ、ナワリヌイ氏はボリソフスコエ墓地に埋葬されるということです。

※ナワリヌイ氏の葬儀、3月1日にモスクワで=代理人(ロイター、2024年2月28日)
https://jp.reuters.com/world/europe/UN6XKC4W3RJBHAWY2GYWJRDEFA-2024-02-28/

 ナワリヌイ氏の葬儀が、抗議集会の様相を呈し、混乱を引き起こすのかどうかは、当日にならないとわかりません。

 一方で、「ナワリヌイ氏とは何者か」、という問いは、西側各国の政府も各国のマスメディアも、放置しっぱなしの状態です。

 今、日本でも欧米でも、この問いに正確に答えられる人は非常に少ないと思われます。スコット・リッター氏は、その問いに答えられる、きわめて例外的な人物です。

 ナワリヌイ氏は、若い頃から名をはせてきた知的エリートではありません。彼は無名の人物でした。

 何よりもまず、彼は2007年、極右の超国家主義運動を引き寄せ統括する組織として、民主的国家主義組織「全国ロシア解放運動」を共同設立したとき、イスラム教徒を害虫に例えて殺害を示唆するような、レイシズムむきだしのキャンペーン動画を撮影しています。

※Navalny was Russian neo Nazi who filmed video equating Muslims to cockroaches(PEACE@JUSTICE4444ALL)
https://www.youtube.com/watch?v=itHEond5DAE

 そうしたナワリヌイ氏が、どのような形で、誰からどんな支援を受けて、ロシアで反体制運動のリーダー格とみられるまでに成り上がっていったのか、という彼の軌跡を理解することは、ソ連崩壊後のロシアに、外国の勢力がどのように侵入してきたか、反体制運動がどのようにして編成されていったのか、という歴史・背景を理解することと不可分です。

 ナワリヌイ氏の死の背景を考えることは、ウクライナ紛争の本質にもつながっていきます。IWJでは、「ナワリヌイの正体」に迫る、スコット・リッター氏による「裏切り者の悲劇的な死」の全文の仮訳・粗訳を進めていきます。

 「裏切り者の悲劇的な死――パート1:起源」の後半で、スコット・リッター氏は、2008年のロシア大統領選挙と2007年の議会選挙で、反体制派が惨敗した後、資金不足に悩みながら、ナワリヌイ氏が「株主活動家」や、詐欺まがいのコンサルティングに手を染めた挙句、経歴を偽って、イェール大学に向かうまでを描いています。

 21日に発表された「裏切り者の悲劇的な死――パート1:起源」の後半を「ナワリヌイの正体」(その2)として、号外でお届けしました。どうぞ、会員登録の上、お読みください。

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■本日から3月です! 2月は28日までに、125件、221万9903円のご寄付をいただきました。この金額は目標額の400万円の55%にとどまりました! 11月、12月、1月、2月と4ヶ月連続で目標額に達していません! このままだとIWJは立ち行かなくなります。ご寄付・カンパで財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます! IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきますが、そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 2月は、28日までの28日間で、125件、221万9903円、目標額の55%のご寄付をいただきました。ご寄付くださった皆さま、ありがとうございます!

 しかしながら、これで11月、12月、1月、2月と、4ヶ月連続で目標金額に到達していません。この状況は非常に厳しいと申し上げざるを得ません!

 今年3月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、また、積み重なっている赤字が少しでも減らすことができるよう、IWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 国内も不況で、元旦には能登半島地震にも見舞われ、厳寒の中、生活も厳しい方がいらっしゃると思います。

 特に被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 そうした状況下で、我々の経済的苦境を訴えるのは、心苦しくもありますが、どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 前期第13期は、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、赤字の月のたび、その都度、緊急でつなぎ融資を出し、その累積額は、合計で2200万円となってしまいました。

 第13期の、赤字約2000万円というこの事態は、IWJ創業以来、初めての大ピンチです。第14期も同様の事態になると、私、岩上安身1人の力で乗り越えることはもはや不可能です。

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 今期14期はもちろん、支出を徹底的に削ってきました。また、現在、事務所の規模などをダウンサイズすべく、物件探しをしたりしているところです。

 以下、会員の方のメッセージに答えて、物件探しについて述べています。もし、ご協力いただければ、情報等お寄せください。

※「今までに積み上げてきた、知、の財産としての、IWJ、を、何とか継続していただきたいと思います」「貴社の借金の額の埋め合わせにはほど遠いでしょうが、足しになればと送ります」「ウクライナ、ロシア戦争で優れた報道をしている」! ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!(日刊IWJガイド、2024.2.12号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240212#idx-3
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53200#idx-3

 今期は、できれば赤字を出さないだけではなく、黒字を出し、累積した債務への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。

 月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万円の返済に回したいと存じます!

 債務を少しずつでも減らしていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! また、消費不況の影響を受け、会員数も減っています! IWJの活動のために、まだ会員登録をされていない方は、ぜひとも会員登録をお願いします!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!
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 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

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みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
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 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、日本だけでなく、世界にとって危機的な状況に直面している今、不都合なことをごまかす権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 岩上安身拝

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◆中継番組表◆

**2024.3.1 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】11:30頃~「上川陽子 外務大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 上川陽子 外務大臣 定例記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた外務大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%A4%96%E5%8B%99%E5%A4%A7%E8%87%A3

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◆中継番組表◆

**2024.3.2 Sat.**

調整中

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今のイスラエルは自力でジェノサイド・大量虐殺を止めることができない。「かわいそうだけど仕方ない、私たちには何もできない」を乗り越えるために「ボイコット・投資撤収・制裁」のBDS運動を!!~2.18 ラファに手を出すな!全国連帯デモ
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521683

【IWJ号外】「ナワリヌイの正体」(その1)元国連主任査察官スコット・リッターによる、アレクセイ・ナワリヌイ氏についての論考「裏切り者の悲劇的な死」~米国が反プーチン運動指導者エフゲニア・アルバッツ氏を育成!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521960

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■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! シベリアで獄死したロシアの反体制活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏の葬儀を前に、ナワリヌイ氏の側近は「ほとんどの葬儀会社から、告別式や埋葬を断られた」と述べ「FSB(連邦保安庁)が教会に圧力をかける可能性もある」と主張! 妻のユリヤ・ナワルナヤ氏は、欧州議会でナワリヌイ氏が「餓死した」と述べ、プーチン大統領を「血なまぐさい暴徒だ」と演説!】(『BBC』、2024年2月29日ほか)

 昨日のこの日刊IWJガイドでもお伝えしたように、2月16日に、シベリア北西部のヤマロ・ネネツ自治管区ハルプにある第3矯正施設で死亡した、ロシアの反体制活動家のアレクセイ・ナワリヌイ氏の葬儀が、本日、3月1日に、モスクワ市内で行われます。

 2月29日付け『BBC』は、「ナワリヌイ氏の広報担当キラ・ヤルミシュ氏ら支援チームはソーシャルメディアで、モスクワ南東部マリイノ地区の教会で現地時間1日午後2時(日本時間同8時)に告別式が行われると発表した。遺体はその後、ボリソフスコエ墓地に埋葬されるという」と報じています。

※ナワリヌイ氏の葬儀、3月1日午後にモスクワで 厳戒態勢の予想(『BBC』、2024年2月29日)
https://www.bbc.com/japanese/articles/c3ge9ww4npmo

 ナワリヌイ氏の妻のユリヤ・ナワルナヤ氏は、2月29日にX(旧ツイッター)に、以下のように投稿しました。

 「ウラジーミル・プーチンとセルゲイ・ソビャーニン(※モスクワ市長)という2人の人物のせいで、アレクセイを偲び、別れを惜しむという市民の追悼の場がなくなってしまった。

 クレムリンの人々は、アレクセイを殺し、アレクセイの遺体を嘲り、母親を嘲り、そして今、アレクセイの思い出を嘲っている。

 私たちは、誰に対しても特別扱いを望んでいるわけではない。ただ、アレクセイに普通の形で別れを告げる機会を与えたいだけなのだ。邪魔をしないでほしい」。

※ユリヤ・ナワルナヤ氏のXへの投稿(2024年2月29日)
https://twitter.com/yulia_navalnaya/status/1762871881084928510

 2月29日付け『CNN』は、「人権監視団体のOVDインフォによると、ロシア国内の32都市で開かれたナワリヌイ氏の追悼集会で、これまでに400人以上が拘束されている」と報じており、ユリヤ氏がXへの投稿で言及した「アレクセイを偲び、別れを惜しむという市民の追悼の場がなくなってしまった」というのは、こうした市民の集会に対する当局による監視や制約を指しているものとみられます。

※3月1日にナワリヌイ氏葬儀、妻は参列者の逮捕を懸念(CNN、2024年2月29日)
https://www.cnn.co.jp/world/35215867.html

 前述の『BBC』やこの『CNN』は、ナワリヌイ氏の側近(支援チーム)が、ほとんどの葬儀会社から、告別式や埋葬を断られたと明らかにし、「FSB(連邦保安庁)が教会に圧力をかける可能性もある」と主張していることを報じています。

★ウクライナ国防情報局のキリロ・ブダノフ総局長は、ナワリヌイ氏の死因について、「あなた方を失望させるかもしれませんが、我々にわかっているのは、彼が本当に血栓で死んだということです。そして、これは多かれ少なかれ確認されています。これはインターネットの情報ではありません。残念ながら自然死です」と明らかにしています。

 しかし、2月28日付け『ワシントン・ポスト』は、ユリヤ氏が28日、欧州議会で以下のように演説したと報じました。

 この『ワシントン・ポスト』の記事は、「金曜日に予定されている夫の葬儀で、逮捕される可能性があると欧州議会に警告した」と報じていますが、記事本文を読むと、その演説内容は「ナワルナヤ氏は演説で『平和になるかどうか、あるいは夫に別れを告げに来た人々を警察が逮捕するかどうかはまだわからない』と述べ、長いスタンディングオベーションを集めた」と、記事の見出しが煽り気味であることがわかります。

※Navalny’s widow warns in E.U. speech of arrests at husband’s funeral(The Washington Post、2024年2月28日)
https://www.washingtonpost.com/world/2024/02/28/navalny-funeral-moscow-friday/

 この『ワシントン・ポスト』の記事は、ユリヤ氏の演説について「『プーチン大統領は私の夫、アレクセイ・ナワリヌイを殺害しました。アレクセイはプーチンの命令で3年間拷問を受け、外界から遮断された小さな石造りの独房で餓死しました』と、ナヴァルナヤさんは英語で声を震わせながら議会で語った。『そして彼らは彼を殺しました。その後も、彼らは彼の身体を虐待し、母親を虐待しました』」と報じています。

 「餓死した」というのは、これまで西側メディアで報じられてきた毒殺などとも、ウクライナの情報機関の総元締めとも言えるブダノフ総局長が証言した、「血栓による自然死」ともまったく異なる主張です。何を根拠としているのか、わかりません。

 この記事によると、ユリヤ氏は演説でプーチン大統領を「政治家ではなく、マフィアのボス、血なまぐさい暴徒だ」と述べました。

 この『ワシントン・ポスト』の記事は、ユリヤ氏やふたりの子供が、3月1日にモスクワで行われるナワリヌイ氏の葬儀に「おそらく出席できない」として、次のように報じています。

 「ロシア国営メディアは、ユリヤ・ナワルナヤ氏も、2021年のナワリヌイ氏の時と同様、ロシアに到着次第、逮捕されるだろうと報じている。

 『同じ運命がナワルナヤを待っている! もし彼女がロシアに来たら、彼女は刑務所に行くだろう』と、クレムリンの宣伝部長ウラジミール・ソロヴィヨフは、先週のトークショーで語った」。

 他方で、2月28日付け『ニューズウィーク日本版』は、ジョージタウン大学教授のサム・ポトリッキオ氏による「欧米はなぜもてはやすのか?『ロシア反体制派のヒーロー』ナワリヌイの正体」と題したコラム記事で、ナワリヌイ氏が「非ロシア人に対する人種差別的な発言を繰り返した」と指摘し、「米ジョージタウン大学の昨年の卒業式で、ナワリヌイの娘が卒業スピーチの話者に選ばれたとき、ウクライナ人から激しい抗議があった」と報じています。

 2月28日付け『ニューズウィーク日本版』は、「ナワリヌイはロシアのクリミア併合を支持し、非ロシア人に対する人種差別的な発言を繰り返し、ロシア人とベラルーシ人、ウクライナ人は同じ民族だという反歴史的な偽りの主張もした。人種差別を理由にロシアのリベラル政党から追放されたこともある」と報じています。

 ロシア人ではなく、ウクライナ人から抗議されているという点が重要なポイントです。

※欧米はなぜもてはやすのか? 「ロシア反体制派のヒーロー」ナワリヌイの正体(ニューズウィーク日本版、2024年2月28日)
https://www.newsweekjapan.jp/sam/2024/02/post-115.php

 昨日の『日刊IWJガイド』でも言及しましたが、ナワリヌイ氏は、ロシアのイスラム教徒を害虫に例え、実写動画の中、イスラム教徒を撃ち、「イスラム教徒に対するピストルは、ハエやゴギブリに対するハエ叩きやスリッパのようなものだ」と宣言してきたレイシストなのです。

※はじめに~獄死したロシアの反体制活動家、アレクセイ・ナワリヌイ氏は「自然死」だった!! ウクライナのブダノフ情報総局長が爆弾発言!!「プーチンに殺された!」と叫んだゼレンスキー大統領を筆頭に、バイデン大統領を始めとした西側の指導者たちとナワリヌイ氏の妻と、日本の大手メディア・有名人たちの、「プーチン許すまじ」との大合唱は、何だったのか!? 反プーチンキャンペーン、大失敗か!? ナワリヌイ氏はキャンペーン動画で「イスラム教徒は害虫、ハエ叩きでハエを殺すように、ゴキブリをスリッパで潰すように、銃で撃て」と述べていたレイシスト!(日刊IWJガイド、2024年2月29日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240229#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53260#idx-1

 ポトリッキオ氏は、「10年前、ナワリヌイの支持率はロシア全体で37%に達していた。だが、昨年2月の支持率はわずか9%だ。ロシア人の大多数は、ナワリヌイの投獄を公正な措置と考えている」と指摘し、「ロシア国内では、ナワリヌイの影響力はほとんどない」と述べています。(IWJ)

■【第2弾! プーチン大統領は「絶えずドンバス戦争の停戦問題を提起していた」!】(『RT』2024年2月26日ほか)

 26日付『RT』は、2019年にパリで開催されたノルマンディー・フォーマットのサミットで、ゼレンスキー大統領がプーチン大統領と会談したときの回想を報じています。

 驚いたことに、ゼレンスキー大統領は、プーチン大統領が「絶えずドンバス戦争の停戦問題を提起していた」と回想しているのです。

※Zelensky reveals Putin wanted Donbass ceasefire(RT、2024年2月26日)
https://www.rt.com/russia/593166-putin-zelensky-donbass-ceasefire/

 同日付『RT』は、次のように報じています。

 「ヴォロディミール・ゼレンスキー・ウクライナ大統領は、ロシアのプーチン大統領から2019年にドンバスでの敵対行為を止めるよう促されたことを認めた。彼(ゼレンスキー大統領)は、外交は紛争を凍結させるが、解決には至らないという強い懸念を当時抱いていたと付け加えた。(中略)ゼレンスキー大統領によれば、彼はプーチンと長い間会話し、『(プーチン大統領は)常に停戦の問題を提起した』という」。

 ゼレンスキー大統領は、プーチン大統領と話している間、ドンバスの敵対行為を終わらせようとしたミンスク合意について疑念を表明したといいます。

 ゼレンスキー大統領が当時、ミンスク合意がうまくいかないと考えた理由を、同日付『RT』は、こう報じています。

 「なぜなら…コンタクトラインに沿った部隊の撤退はうまくいかないからだ」。

※Zelensky reveals Putin wanted Donbass ceasefire(RT、2024年2月26日)
https://www.rt.com/russia/593166-putin-zelensky-donbass-ceasefire/

★ゼレンスキー大統領の理由「なぜなら…コンタクトラインに沿った部隊の撤退はうまくいかないからだ」は、意味不明です。

 これは、ウクライナ軍は、戦争準備が整うまで撤退しないという意思表明としか解釈できません。

 さらに、ゼレンスキー大統領が「外交は紛争を凍結させるが、解決には至らない」という考えを持っていたことも明らかになりました。外交が紛争を解決できないとなると、戦争によって、勝敗の決着をつけるしかありません。

 これらは、勝てる相手かどうかを考えずに喧嘩をすると決めている、頭のあまりよくないアウトローのような思考であると同時に、自ら進んで米国のロシアとの「代理戦争」の駒になる意思を固めていたということでもあります。

 その後、実際にその通りの経緯を辿ったことを見れば、2019年当初から、ゼレンスキー大統領は、ウクライナという国を、勝ち目のない喧嘩に突撃していった、無謀な「売国奴」だったということが言えるでしょう。

 戦争は政治の延長であると、クラウゼヴィッツは言いましたが、それは同時に、外交の失敗や放棄であることも意味します。プーチン大統領との外交を初めから放棄していたことを、ゼレンスキー大統領は認めたのです。

 ウクライナや独仏首脳も、ミンスク合意を、ウクライナ軍がロシアとの戦争に備える上での時間稼ぎと考えていました。

 これは、ポロシェンコ前ウクライナ大統領とメルケル前ドイツ首相、オランド前フランス大統領が明確に認めています。

 ドンバス戦争は、ロシアが戦争の終結を望み、ウクライナ独仏と米国が戦争の拡大を望んでいた結果、8年間も内戦が続き、あげくにロシアに「人道的」介入をさせてしまいました。

 現在のウクライナ紛争は、ドンバス戦争の延長線上にあり、このとき、ミンスク合意をウクライナが守り、停戦が確実に成立していれば、現在のウクライナ紛争は起きていません。

 同日付『RT』は、以下のように伝え、ゼレンスキー大統領の考え方が支離滅裂であることをはっきりと示してます。

 「彼(ゼレンスキー大統領)はプーチンに、進展があまりにも少なく、遅すぎることを証明するデータを見せたと主張した。『私は20年かけて軍を撤退させることを彼に示した』。

 ゼレンスキーは、これはドンバス紛争が何年も凍結されたままであることを意味すると述べ、彼とプーチンはこの問題をめぐって長い間『駆け引き』をしてきたと付け加えた」。

 ※Zelensky reveals Putin wanted Donbass ceasefire(RT、2024年2月26日)
https://www.rt.com/russia/593166-putin-zelensky-donbass-ceasefire/

 これは、ドンバス戦争が何年も凍結されていたのではなく、実際には、独仏米の支持の下で、ウクライナ側が、現実的で実効力のある停戦を一切行わず、ドンバス地方のロシア系住民に対する砲撃と空爆を止めないことで、ウクライナに戦争準備の時間を与え、タイミング良くロシア軍を戦場に引きずり出す考えだった、ということです。

 唯一の問題は、対ロシアを念頭に、ウクライナ軍の戦争準備が間に合うかどうかだったのです。その戦争準備が整ったのが、2022年2月下旬だったということでしょう。

 2月24日の直前、バイデン米大統領は、何度も「ロシア軍は、必ず攻撃してくる」と確信に満ちた「予言」を何度も口にし、ウクライナ軍は砲撃の回数が通常の数倍にものぼっていたのです。この「挑発」に、プーチン大統領が乗り出さざるをえないようにしたのです。

 なぜ、紛争当事国であるウクライナと、ウクライナを支持している日本政府を始めとした西側諸国は、戦争の根本原因や、勝負の行方を見通すことなく、戦争を行う側を一貫して支援しているのでしょうか。ウクライナ支援に大義はなく、あるのは、西側諸国自身の見通しの甘い目先の利益であるように思われます。

 結果的に、その皮算用も破綻しています。(IWJ)

■<IWJ取材報告>今のイスラエルは、自力でジェノサイド・大量虐殺を止めることができない!「かわいそうだけど仕方ない、私たちには何もできない」という諦めを乗り越えるために「ボイコット・投資撤収・制裁」のBDS運動を!!~2.18 ラファに手を出すな!全国連帯デモ

 2024年2月18日、午後5時より、東京都新宿区の新宿駅南口にて、Palestinians of Japan、〈パレスチナ〉を生きる人々を想う学生若者有志の会、BDS Japan Bulletinの呼びかけにより「ラファに手を出すな!全国連帯デモ」集会が行われました。

 すでに殺されてしまった3万人のパレスチナの人々への30秒の黙祷で幕を開けた集会は、新宿駅南口から、甲州街道を挟んで向かいの「NEWoMan新宿」側へ広がっていき、集会終盤には両側に集まった参加者たちが互いにコールを送り合う一幕もありました。主催者側の発表では、この日の集会には約2000人が参加しました。

 冒頭、集会開催の主旨について、主催側から以下のとおり説明がありました。

 「イスラエルがガザ最南部のラファへの攻撃を始めています。ラファは安全地帯と言われ、ガザ各地から強制的に避難させられてきた約150万人の人が密集する場所です。ネタニヤフはこのラファに地上侵攻を行うと宣言し、激しい爆撃を始めました。

 すでに100人以上の人が殺されています。イスラエルは、国際司法裁判所(ICJ)の暫定措置命令を無視するだけでなく、ジェノサイドを加速し続けています。日本政府は、ラファ侵攻に『懸念』を示すだけで、停戦要求も経済制裁もしていません。なんとしても、この大量虐殺を止めなければなりません。

 BDSパレスチナ民族評議会(BNC)は、世界中の市民に対し、街頭抗議行動を含む緊急アクションを呼びかけています。この呼びかけに応答して、68の賛同団体とともに、札幌から沖縄まで、日本各地から、今日、声を大きく上げていきましょう」。

 パレスチナのガザ地区で、今まさに起き続けているジェノサイド・大量虐殺を停止させるために、デモや集会の他に何ができるのでしょうか? そうした無力感もあるでしょうし、イスラエルによるパレスチナ人のジェノサイドは、そもそも日本に暮らす人々には、関係のない「対岸の火事」なのではないか、という無関係・無関心を決め込む心理も働くでしょう。

 いや、日本も無関係ではないし、日本にいながらにして、できることがあります。主催側から、次のようなスピーチがありました。

 「150万人が、命からがら身を寄せているラファという非常に小さなエリアを、今まさに、地上侵攻で押しつぶそうとしているのは、これまでイスラエルが、いくら国際人道法に違反して、通常であれば、『ならず者国家』として、制裁を受けるようなことを繰り返してきても、アメリカも、日本もヨーロッパも、これをまったくとがめず、制裁措置などを行わずにきたからです。

 こうした『不処罰』の伝統を終わらせるためには、私たちが、日本からも声を上げなければいけません。今のイスラエルは、自力で、ジェノサイド・大量虐殺を止めることができません。

 『パレスチナの人たちがかわいそうだけど、仕方ない』と思ってしまうかもしれません。それはわかります。『痛ましいことだけど、私たちには何もできない』と思ってしまうこともわかります。でも、できることがあります。なので、今からそれを説明します。

 それは、まず、イスラエル企業や虐殺に加担している企業が作っている商品、イスラエルの農産物を買わない、という不買運動、つまり『ボイコット(Boycott)』、それから、イスラエル企業や虐殺に加担している企業の資金源にならない、つまり、『投資を引き上げる(投資撤収)(Divestment)』、それから、イスラエル政府が国際人道法を順守しない限り、イスラエルに対する『制裁(Sanctions)』を行う、この3つです。

 この3つが、Boycott、Divestment、Sanctionsの頭文字をとって、『BDS運動』というふうに呼ばれています。今すぐ、誰でも、無料でできるのは、まず買い物のときにラベルを見て、イスラエル産ではないことを確認したり、パソコン選びのときに、ヒューレットパッカード製品を選ばないこと(※注)などです」。

(※注)「ハマスが10月7日、突如イスラエルを攻撃すると、J.P.モルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、グーグル、メタ、マイクロソフト、ヒューレットパッカードなどの経営幹部は、即座にハマスの攻撃を非難する公的な声明を出した。

 これら企業の経営幹部は、電話でのインタビューやSNSへの投稿を通じて、イスラエル国民との連帯を表明し、その多くは、数百万ドルもの人道的支援と、イスラエルの従業員保護に向けた詳細な取り組みを説明した」。

※米ビジネス界にもイスラエル・ハマス紛争が「飛び火」(alterna、2023年10月31日)
https://www.alterna.co.jp/104456/

 ヒューレットパッカード・エンタープライズの社長兼CEOであるアントニオ・ネリ氏は、「Linkedin」上で、ハマスの攻撃を非難する次のような投稿をしています。

「ハマスによるイスラエル市民への攻撃は不当であり、許しがたいものです。ヒューレットパッカード・エンタープライズは、イスラエルにいる当社のチームメンバーとその家族の安全を確認し、この時期に彼らを支援します。私たちの思いは、すべての犠牲者とその家族とともにあります」。

※アントニオ・ネリ氏のLinkedinへの10月ポスト
https://www.linkedin.com/posts/antonio-neri-hpe_the-attack-by-hamas-on-israeli-civilians-activity-7116507197722746880-hcVp

 「イエール・スクール・オブ・マネージメント」のウェブサイトでは、『ハマスによるイスラエルへのテロ攻撃を非難した企業のリスト』として、ヒューレットパッカードとヒューレットパッカード・エンタープライズの名前をリストアップしています。

※List of Companies That Have Condemned Hamas’ Terrorist Attack on Israel(Yale School of Management、2024年1月28日)
https://som.yale.edu/story/2023/list-companies-have-condemned-hamas-terrorist-attack-israel

 主催者側は、こう続けています。

 「そして、ちゃんと日本の企業を見張っておいて、イスラエル政府や武器会社との取引に抗議すること。ついこの間は、Divestment(投資撤収)の効果が出て、伊藤忠アビエーションと日本エアークラフトサプライが、エルビット・システムズという(イスラエルの)軍事会社との協力覚書を破棄しました。

※【第1弾! 伊藤忠がイスラエルの軍事産業「エルビット・システムズ」との協力打ち切りを発表!】伊藤忠の鉢村副社長は「国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルにジェノサイドを防ぐためのあらゆる措置を命じ、外務省がこの命令の『誠実』な履行を求めた」と、打ち切りの理由を表明! 一方、エルビット社との協力の目的を「防衛省の要請にもとづいた自衛隊の装備輸入」だったとも! イスラエル製品ボイコットの「BDS運動」が実を結んだ!(『CNN』、2024年2月6日)(日刊IWJガイド、2024年2月9日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240209#idx-7
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53193#idx-7

 そして、今すぐラファ侵攻を止めさせる。今すぐ、ガザ地区にばらまかれる爆弾を止める。今すぐ、イスラエルに停戦合意させるためには、日本政府が、イスラエルに対して、何らかの制裁措置を行い、『このたびのジェノサイドはさすがに見逃せない』というメッセージを出さないといけません(後略)」。

 集会の詳細については、全編動画にてご確認ください。

※今のイスラエルは自力でジェノサイド・大量虐殺を止めることができない。「かわいそうだけど仕方ない、私たちには何もできない」を乗り越えるために「ボイコット・投資撤収・制裁」のBDS運動を!!~2.18 ラファに手を出すな!全国連帯デモ 2024.2.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521683

■2月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、新型コロナワクチン接種後の健康被害について、2023年11月16日収録「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー」と、ウクライナ紛争長期化の理由について、2024年1月22日収録の「岩上安身による評論家・塩原俊彦氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!

 IWJでは、メルマガサイト『まぐまぐ』で、『岩上安身によるインタビュー』をテキスト化し、詳細な注釈をつけて「岩上安身のIWJ特報!』として、毎月発行しています。

 2月発行分の『岩上安身のIWJ特報!』は、2つのテーマでお届けしました。

 ひとつめは、12月、1月に引き続き、昨年11月16日に収録した、「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー」です。

 2024年1月11日、一般社団法人ワクチン問題研究会は、厚労省で記者会見を開き、新型コロナワクチン接種後の健康被害の認定状況などを報告しました。

※ワクチン問題研究会が新型コロナワクチン接種による健康被害について、見て見ぬふりをされている「驚愕する事実」を報告!!~1.9「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見 ―登壇:福島雅典氏(代表理事・京都大学名誉教授)ほか 2024.1.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520969

 厚労省に報告された、新型コロナワクチン接種後の死亡事例数は、2023年7月30日の段階で2122名。最も多いのは、ファイザーのワクチン接種者(12歳以上)で1878名。ファイザーでは、5~11歳用ワクチンで3名、6ヶ月~4歳用で1名という子供の死亡報告もあり、さらに、モデルナ236名、アストラゼネカ1名、武田薬品3名と続きます。重篤者は8750名、副反応の疑いのある人は、実に3万6556名です。

※資料1 現在の予防接種健康被害救済制度申請並びに認定状況と成果報告(ワクチン問題研究会)
https://jsvrc.jp/wp-content/uploads/2024/01/kaiken240111_001.pdf

 このデータをまとめたワクチン問題研究会の代表理事を務めているのが、薬害に詳しい京都大学名誉教授の福島雅典氏です。

 多忙のため、滅多に単独取材に応じない福島氏が、「IWJならば」ということで快諾いただき、2023年11月16日、名古屋にて、岩上安身によるインタビューが実現しました。

 ふたつめは、今年1月22日に収録した「岩上安身によるロシア・ウクライナ研究の第一人者である評論家、元日本経済新聞記者・元朝日新聞モスクワ特派員・元高知大学大学院准教授・塩原俊彦氏インタビュー」です。

 元新聞記者で、モスクワ特派員を務めた経験を持つ、評論家の塩原俊彦氏は、ロシア・ウクライナ研究の第一人者です。

 『知られざる地政学~覇権国アメリカの秘密』(社会評論社、2023年)、『ウクライナ戦争をどうみるか~「情報リテラシー」の視点から読み解くロシア・ウクライナの実態』(花伝社、2023年)といった近著のほか、『プーチン3.0 殺戮と破壊への衝動~ウクライナ戦争はなぜ勃発したか』、『ウクライナ3.0 米国・NATOの代理戦争の裏側』、『復讐としてのウクライナ戦争~戦争の政治哲学:それぞれの正義と復讐・報復・制裁』(いずれも社会評論社、2022年)や、日本語、英語、ロシア語の論文、および多数の著書があります。

 インタビューの中で、塩原氏は、「ロシアによるウクライナ侵攻の初期戦の段階」で、「実は、アメリカが和平の動きを潰したんです」と指摘しました。

 以下、2月発行の『岩上安身のIWJ特報!』の目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。

(第634号 岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビューの目次)
◆接種した人が一生を棒に振るような、そんなワクチンを作る必要はない。それで何が起こったのか、今の段階できちんと反省しなければいけない!
◆副作用の情報を隠し、失敗から学ぶ姿勢まで放棄するのは大問題! コロナワクチンの負の側面をきちんと研究しなければ、次の創薬にもつながらない!
◆政府はワクチンに「逃げ込んだ」のか? 動き出したら止まれないのが政治の慣性。「それはダメ!」とブレーキをかけて抗う気概を一人ひとりが本気で持つこと
◆今、見えている現実から仮説を立てて、将来のために研究体制を作っておかなくてはいけない。「科学って、まだ未熟なんです」

(第635号 岩上安身によるロシア・ウクライナ研究の第一人者である評論家、元日本経済新聞記者・元朝日新聞モスクワ特派員・元高知大学大学院准教授・塩原俊彦氏インタビューの目次)
◆2022年2月のウクライナ侵攻直後、実はロシアは負けていた!「あの時、戦争をやめていれば今の悲惨な状況は避けられたのに、バイデンが和平の芽を摘んだ」
◆ウクライナが長く戦争を続けるために「ブチャの虐殺」は好都合だった!? ゼレンスキー大統領はロシアを激しく非難、さらなる戦いにのめり込んでいく!

(第636号の目次)
◆「2014年のミンスク合意はウクライナのための時間稼ぎ」と独メルケル前首相が爆弾発言! 米国はウクライナに武器を与え、強くしてロシアと戦争させたかった!
◆「我々の繁栄のためにはロシアの弱体化と領土分割が必要だ」という米国。ウクライナ侵攻の背景には「国をバラバラにする」と言われ続けたロシアの危機感がある!

 岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビューの動画は、以下のURLから御覧ください。

※「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機~岩上安身によるインタビュー第1133回 ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏 2023.12.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519765

 岩上安身によるロシア・ウクライナ研究の第一人者である評論家、元日本経済新聞記者・元朝日新聞モスクワ特派員・元高知大学大学院准教授・塩原俊彦氏インタビューの動画は、以下のURLから御覧ください。

※「クリミア半島が奪われることになれば100%と言っていいぐらい戦術核を使う可能性が高まる! これは確実です!」~岩上安身によるインタビュー第1143回 ゲスト 評論家・塩原俊彦氏 2024.1.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521179

■「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー 第2弾」のための、福島氏への質問を皆さまから募集いたします! IWJまでメールにて、ご質問をお寄せください!

 上段の2月発行の『岩上安身のIWJ特報!』のお知らせにもある、昨年12月7日収録の「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー」は、福島氏より、インタビューの続編をご快諾いただいています。

※「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機~岩上安身によるインタビュー第1142回 ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏 2023.12.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519765

 福島氏は、インタビューの最後に、岩上安身によるインタビュー第2弾について、「ワクチン問題研究会として、医師として、やらないといけないことはもう決まってる」と述べ、新型コロナワクチンの問題について「ここから、今の見えてる現実から、将来に起こるかもしれないということについて、いろいろ仮説を立てて、それに対して、今から手分けして、研究体制をとっておかないといけない」と語った上で、次のように述べました。

 「そのためには、みんなが疑問に思ってること、『私は、こういうワクチンを打って。こうなって、こうなったけども、医者は相手にしてくれませんでした。これ、何でしょう?』という質問も含めて、いっぺん、岩上さんの方で、いろんな意見というのを集約して、次にそれについて考えられたらいいなと思います」。

 そこで、IWJでは、新型コロナワクチンについて、読者の皆さまから福島氏への質問を募集いたします。

 メールでお名前を明記の上、下記にお寄せください。

※IWJ事務局

 お寄せいただいた質問は、IWJにて整理することをご承知おきください。

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240301

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、浜本信貴)

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