┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~ナフタリ・ベネット元イスラエル首相が爆弾発言!(その5)「プーチンは最初の要求から大きな譲歩を2つしました。プーチンは武装解除を放棄しました。そして、非ナチ化もです。私は、ワオ、これは大きな変化だと思いました」「私は大変楽観的な気持ちでモスクワを離れました。というのは、ゼレンスキーはロシア侵攻の理由になったNATO加盟を諦めたからです」「(英国首相の)ボリス・ジョンソンは、攻撃的な布陣を採用しました。マクロンとショルツは、もっと現実的でした。バイデンは両方です」
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┠■IWJは最大の経済的危機です! 第13期6ヶ月間の累積の不足額は、1月末時点で1117万円にまで増えてしまいました! 岩上安身からのIWJの借り入れ総額は、現時点で1600万円になります! 岩上安身の私財には限界があります! このままでは、皆さまのご支持・応援、会費、そしてご寄付・カンパによるご支援がなければ、活動が立ち行かなくなります。米国が自らの覇権維持のために世界の緊張を高める「新たな戦争前夜」にあって、偏向メディアにかわって、正確な情報をお届けすべく、IWJは精いっぱい頑張りますので、緊急のご支援のほど、よろしくお願いします!
┃
┠■「いつも本当にすごい情報をありがとうございます!」「ほかのメディアがほぼ全部デタラメなので、IWJしか頼る先がない」ご寄付者様からメッセージをいただきました! ここに感謝を込めて紹介させていただきます!
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┠■【中継番組表】
┃
┠■東京五輪贈収賄事件全5ルートのうち、ADKルートの初公判で植野伸一・ADKホールディングス前社長が大会組織委元理事・高橋治之被告への贈賄を認める! AOKIルート最終弁論では、青木拡憲・AOKIホールディングス元会長の弁護士が「高橋元理事に巻き込まれ、利用された」と主張!! テスト大会、本大会の運営業務入札での談合では、特捜が森泰夫・組織委大会運営局元次長を逮捕! そのすべてに電通が深く関与!! 電通は解体的再建が必要なのではないか!?
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■はじめに~ナフタリ・ベネット元イスラエル首相が爆弾発言!(その5)「プーチンは最初の要求から大きな譲歩を2つしました。プーチンは武装解除を放棄しました。そして、非ナチ化もです。私は、ワオ、これは大きな変化だと思いました」「私は大変楽観的な気持ちでモスクワを離れました。というのは、ゼレンスキーはロシア侵攻の理由になったNATO加盟を諦めたからです」「(英国首相の)ボリス・ジョンソンは、攻撃的な布陣を採用しました。マクロンとショルツは、もっと現実的でした。バイデンは両方です」
おはようございます。IWJ編集部です。
仲裁のため、昨年3月にモスクワを訪れ、戦争中のウラジーミル・プーチン大統領に会った数少ない西側指導者の一人、ナフタリ・ベネット元イスラエル首相が、プーチン大統領と会合等で話した内容を暴露しています。
ベネット元首相は、作家でコメディアンのハノク・ダウム氏との対談し、インタビューの全文を公開することを条件に、土曜日の夜(2月4日)、ベネット氏自身のYouTubeチャンネルに、数時間に及ぶ対談の全文を英語字幕付きで掲載しました。
※ナフタリ・ベネット元イスラエル首相のYouTubeチャンネル(2023年2月5日)
https://www.youtube.com/watch?v=qK9tLDeWBzs
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今回は、(その5)です。
ナフタリ・ベネット元イスラエル首相「このとき(プーチンに会いに行ったとき)は、コロナの感染率が高い時だったのですよ」
インタビュアー「はい」
ベネット元首相「我々は、テーブルの両端に座りました」
インタビュアー「プーチンは、コロナを怖がっていましたよね?」
ベネット元首相「それはわかりません」
インタビュアー「プーチンは、20メートルも離れて座っていました」
ベネット元首相「距離はありました。私の横にはマイクとスピーカーがありました」
インタビュアー「エルキン(※)は、感染しているように見えました」
(※)ゼエヴ・エルキン(Ze’ev Elkin)は、ナフタリ・ベネット内閣の首相府付クネセト政府リエゾン担当相兼建設住宅相兼エルサレム問題・遺産相。
ベネット元首相「ロシア語通訳とエルキンが同席しました。二人はテーブルからかなり離れて座り、通訳しました。そして我々は会談を始めたのです。私は、ロシア側とウクライナ側の基本的なニーズを理解していました。繰り返しになりますが、最初は初期フェーズがあります(どの交渉でも、最初は両者が虚勢を張る)。当然、私は具体的な話に入れませんでした。私に何ができるか言っただけです。
ところで、このときが、この問題について話した最初だったと思います。(問題の)皮を剥いてゆくと…、両者(ロシアとウクライナ)とも非常に停戦を望んでいるという印象を受けました。
先ほど言ったように、この会合で、プーチンは最初の要求から大きな譲歩を2つしました。プーチンは、武装解除を放棄しました。そして、非ナチ化もです。
私は、ワオ、これは大きな変化だと思いました」
インタビュアー「プーチンは、すべてを賭けて戦うガンホー(※)ではなかった?」
(※)ガンホー(Gung Ho)は、1986年の米国映画。バブル期だった日本がテーマになっている。米国の田舎町に日本の自動車工場を誘致して、町の失業問題を解決するために、悪戦苦闘する米国人を描いた映画。ガンホー(Gung Ho)は、米海兵隊の掛け声。
ベネット元首相「違いますね」
インタビュアー「プーチンには、達成すべき目的があった?」
ベネット元首相「それが私の印象です」
インタビュアー「はい」
ベネット元首相「警戒しなくてはなりません。いつでも誰かが一芝居打てるのです。どういうことがあったか、お話します」
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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■IWJは最大の経済的危機です! 第13期6ヶ月間の累積の不足額は、1月末時点で1117万円にまで増えてしまいました! 岩上安身からのIWJの借り入れ総額は、現時点で1600万円になります! 岩上安身の私財には限界があります! このままでは、皆さまのご支持・応援、会費、そしてご寄付・カンパによるご支援がなければ、活動が立ち行かなくなります。米国が自らの覇権維持のために世界の緊張を高める「新たな戦争前夜」にあって、偏向メディアにかわって、正確な情報をお届けすべく、IWJは精いっぱい頑張りますので、緊急のご支援のほど、よろしくお願いします!
おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
IWJの第13期も半期の折り返しを過ぎ、この2月で7ヶ月目に入りました。
第13期が始まった8月から1月末まで、月間目標を下回る月が続き、この6ヶ月間の累積の不足額は、現時点で1117万1000円と、1000万円を超えてしまいました!
2月1日から20日までの20日間でいただいたご寄付は、89件、104万9508円です。これは、単独月間目標額390万円の27%に相当します。
厳しい経済状況の中、IWJにご寄付をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
しかしながら、IWJの内部留保も底を尽き、12月は、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、500万円をIWJにつなぎ融資することでしのぎました。そして、今年に入り、1月も私が、さらに500万円をIWJにつなぎ融資することを決めました。
私がこれまでにIWJに貸し付けてまだ未返済の残高は約600万円。この2ヶ月間のつなぎ融資1000万円と合計すると、IWJへの私の貸し付け残高は約1600万円にのぼります。
私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます。
加えて今年に入って年頭からスタッフの中にコロナ感染者が出て、1月末まで6人の感染者を出しており、予定されていたインタビューを2件延期せざるをえなくなりました。また、新たなインタビューの予定も入れることもできなくなり、1月はインタビューが1本もない月となってしまいました。岩上安身によるインタビューにご期待いただいていた会員や応援・支援くださっているIWJファンの皆さまには、大変申し訳なく思っています。
幸い、1月27日を最後に、体調を崩す者や、検査で陽性になった者も出ていないため、社内での感染の拡がりはストップしたものと思われます。2月からは巻き直す勢いでインタビューを入れていきたいと存じます。
皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。
しかし、ご寄付が急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。IWJの運営は会員の方々の会費とご寄付・カンパの両輪によって成り立っていますが、それが成り立たなくなってしまいます。
2023年「新たな戦争前夜」を迎えて、私、岩上安身とIWJは、少しでも正確な情報を皆さまにお届けできるように、その結果として、日本が戦争突入という悲劇に見舞われないように、無謀な戦争を断固阻止するために全力で頑張ってゆきたいと思います。
2月に入って、ウクライナ紛争の局面は、「ウクライナ=善 vs ロシア=悪」という西側メディアのバイアスのかかった報道でも、ウクライナ軍の敗色はごまかせなくなってきています。
2月12日の日刊IWJガイドでお伝えしたように、2月に入って、西側メディアの報道やシンクタンクの分析が変わってきました。
『ニューヨーク・タイムズ』がウクライナ軍が東部ドンバス地域で劣勢になっていると報じ、『ウォール・ストリート・ジャーナル』は西側諸国が約束した戦車は「春の大攻撃」に間に合わないと報じ、米シンクタンク・戦争研究所(ISW)もロシア軍側の優勢を伝えました。
2月9日、10日とゼレンスキー大統領は、ロンドン、パリ、ブリュッセルに武器支援、特にジェット戦闘機供与を「おねだり」する弾丸ツアーに打ってでましたが、手ぶらで帰国せざるを得ませんでした。
欧州では、これまでのようにウクライナを支援していていいのか、「春の大攻撃」でウクライナは抵抗できるのか否か、見極めようとしているのかもしれません。
ゼレンスキー大統領は9日ツアーの最後に、最もウクライナ支援に熱心なポーランドに立ち寄り、ドゥダ大統領と会談をおこないました。
※はじめに~ゼレンスキー大統領は、ロンドン、パリ、ブリュッセルを駆けめぐるツアーで戦闘機をおねだりするも、渋る欧州各国から確たる成果は得られず、取り付けられたのは、「NATO仕様の最新戦闘機によるパイロットの訓練の約束」のみか!? ウクライナが訴える2月後半のロシア大規模攻撃に、欧州主力級戦車は届かないと『ウォール・ストリート・ジャーナル』!『ニューヨーク・タイムズ』、米シンクタンク戦争研究所もロシア側の優勢を認める! イーロン・マスク氏のスペースX社は、ウクライナ軍が依存する同社のインターネットサービス「スターリンク」の軍事利用の禁止を一方的に発表!(日刊IWJガイド、2023年2月12日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51864#idx-1
しかし、ドゥダ大統領は、12日、BBCのインタビューに対して、F-16航空機の派遣は「非常に重大な決定」であり、「簡単に実施することはできない」と述べました。
※Laura Kuenssberg: Jets to Ukraine decision ‘not easy’ says Poland(BBC、2023年2月12日)
https://www.bbc.com/news/world-europe-64602603
F-16航空機の「玉突き派遣」をポーランドにやらせようともくろんでいる(ように見える)バイデン大統領は、今月20日から22日のどこかで、ポーランドを訪問する計画を明らかにしましたが、その会談の行方はまだ見えません。
※米大統領、20-22日にポーランド訪問 ウクライナ情勢巡り首脳会談へ(ロイター、2023年2月10日)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-poland-biden-idJPKBN2UK1SE
ウクライナ情勢は、米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長が昨年10月に「ウクライナは勝てない」と発言した通りに進んでいるように見えます。
ウクライナ紛争について西側メディアはこれまで「ウクライナの反撃が成功」、「ロシア軍が膨大な被害を出している」と、一貫してロシア劣勢、ウクライナ優勢の報道を繰り返してきました。
IWJは西側メディアの情報とロシアメディアや第3国メディアの情報を突き比べ、情勢は必ずしもウクライナに有利ではないことを、5月のマリウポリ陥落の時点からお伝えし続けてきました。
※【特集】ロシア、ウクライナ侵攻!!
https://iwj.co.jp/wj/open/russiainvadesukraine
欧米諸国による、さらに高度な武器支援、NATO仕様の主力級戦車の供与などによっても、決定的に戦局を変えることできないであろうこと、ロシア軍がウクライナから追い出され、東部とクリミアを奪還される見込みがありえるなどという、テレビに出ている軍事評論家の根拠のない甘い言説には、IWJは一切与しませんでした。
仮に、NATO諸国から供与された長距離砲やジェット戦闘機を用いて、ウクライナ軍がロシア領内に攻撃し、モスクワに向かって侵攻したりすれば、ロシアが報復のために小規模の限定的な戦術核兵器を用いるリスクは、確かに絶対にないとは言いきれません。ロシア自らも、レッドラインを踏み越えてきたら核使用もありうると、何回も忠告しています。しかし、実際にそうなれば、米国も核兵器の使用に踏み切り、核のエスカレートの連鎖は止めらない、といった指摘を、IWJは繰り返ししてきました。
2月に入って、ウクライナ紛争初期の段階で、ロシアとウクライナの和平交渉に携わったナフタリ・ベネット元イスラエル首相が、「この戦争は米国主導の戦争」と述べました。この事実も、日本の大手メディアを含む西側メディアは大きく報じてはいません。
※ナフタリ・ベネット元イスラエル首相が爆弾発言! ウクライナ紛争は「主に米国が主導する戦争」であり、「アメリカ人に、私は言いたいのです。『私はプーチンの耳を持っている。私はパイプになり得る』と」、ゼレンスキーは「『私を助けてくれますか』と電話してきたんです」!(その1)(日刊IWJガイド、2023年2月9日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51856#idx-4
※はじめに~ナフタリ・ベネット元イスラエル首相が爆弾発言!(その2)「あなたはゼレンスキーを殺すのかと。プーチンは『ゼレンスキーを殺すつもりはない』と言いました」(日刊IWJガイド、2023年2月11日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51861#idx-1
もうひとつ、ピューリッツァー賞を受賞した経歴をもつ、米国屈指の独立調査報道ジャーナリストであるシーモア・ハーシュ氏が、米国が、ノルウェーと協力し、ドイツとロシアを直接つなぐ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したという驚愕のスクープを出しました。
IWJは、全文の仮訳を進め、全4回を号外でお送りしました。
※【IWJ号外】ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは、米国だった! ピューリッツァー賞を受賞した米国の最も著名な独立調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が大スクープ!(その1~4)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%a2%e3%82%a2%e3%83%bb%e3%83%8f%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a5
こうした一連の状況は、岩上安身とIWJが報道してきた、2014年からの見通しが間違っていなかったことを証明しています。
この紛争は、米国主導の戦争なのです。
米国は、悪魔のような謀略で、同盟国のドイツも多額の出資をしたノルドストリーム・パイプラインを爆破し、ドイツとロシアの仲を引き裂き、ウクライナを戦場にして、欧州とロシアの友好的な関係を完全に破壊し、欧州に天然ガスと石油を高値で売りつけて市場を奪い取ったわけです。
米国は、邪悪な国家テロを起こして、他国を都合よく操作する、そんな「クソッタレ」帝国主義国家であることが明らかになりました。こんな「クソ」帝国によって、日本はウクライナ同様に、米国の対中戦争の「代理戦争」のコマとされつつあることに、日本国民は真剣な危機感と怒りを抱く必要があります。
米国政府と西側メディアは、3日「中国のスパイバルーン事件」を大々的に報じ、ブリンケン国務長官の訪中を取りやめ、米中関係の緊張緩和を拒否しました。
米軍は4日、「中国のスパイバルーン」を撃墜しています。同時期にすっぱ抜かれているノルドストリーム爆破事件については、シーモア・ハーシュ氏の言う通り、欧米のメインストリーム・メディアは一切報道もせず、バイデン大統領はそ知らぬ顔をし続けています。
※はじめに~「中国のスパイバルーン事件」で、訪中取りやめのブリンケン米国務長官は「国家主権の侵害」と主張! 一方、米国防総省は「軍事的脅威はない」として撃墜指示をスルー! ドイツメディアが「バイデン大統領がCIA長官経由で、ゼレンスキー大統領に領土の20%を割譲し停戦するよう勧めた」とスクープ、米政府は全面否定! ゼレンスキー大統領は東部に固執! ウクライナ紛争の行方をめぐって揺れるバイデン政権!(日刊IWJガイド、2023.2.5)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51842#idx-1
さらに、10日、バイデン大統領の命令で、米軍のF-22戦闘機がアラスカ州上空を飛行していた物体を撃墜しました。この正体不明の物体は、小型車程度の大きさで、高高度を飛行していたということです。米国による気球撃墜は、まるで米中対立の火種を燃え上がらせようとしているかのごとくです。実際、米国以上に日本のマスメディアは、この気球の「空騒ぎ」に狂奔していますが、これは肝心なことから目をそらさせ、人々を誘導してゆく、典型的なスピンコントロールであるといえます。
さすがに『ロイター』ですらも、撃墜を報じた記事に「飛行物体は軍事的脅威を与えるようなものではないといい、こうした場合に大統領が関与することは珍しい」と書き添えました。
※米、アラスカ上空で物体撃墜 小型車程度の大きさ 大統領が命令(ロイター、2023年2月10日)
https://jp.reuters.com/article/usa-object-idJPKBN2UK1VF
米国が、中国の脅威を煽れば煽るほど、そしてそれに日本政府や日本社会が乗っていけば乗るほど、日本は危機に近づいてゆきます。
岸田文雄総理は、1月早々に昨年末閣議決定した「改定版安保3文書」を携えて訪米、バイデン大統領と会談し、日本の軍拡をバイデン大統領から賞賛されて岸田総理は鼻高々でした。
しかし国会での議論と承認がなされなくても、閣議決定し、米国からの承認があれば軍拡のアクセルを踏んでしまう岸田政権は、日本の主権を米国に丸投げしたも同然です。米国を守るために日本が代わりに犠牲となり、日本は米中の「代理戦争」の戦場とされてしまいます。
バイデン大統領は、「これほど日米関係が緊密になった時はなかった」などと全面的に支持を表明、岸田総理は「トマホーク」の購入まで約束してしまいました。
たしかに、これほど緊密に自衛隊が米軍の支配下に組み込まれたことはなく、日本が米国の対中「代理戦争」のコマとして米国の戦略に組み込まれたことはかつてなかったことでしょう。日本国民として、決して喜ぶべきことではありません。
日本がこのまま米国追従を続け、米国の一極覇権を支えるのか。そもそも依存している米国は、信頼に値する国家なのか!? 日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国として中立を確立し、地域の勢力均衡をめざす多極的な外交姿勢をめざすべきではないのか。日本がどの道を進むかで、米中覇権争いの捨てゴマにされるかどうか、決まってしまいます。
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城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
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店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
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岩上安身
■「いつも本当にすごい情報をありがとうございます!」「ほかのメディアがほぼ全部デタラメなので、IWJしか頼る先がない」ご寄付者様からメッセージをいただきました! ここに感謝を込めて紹介させていただきます!
ご寄付者様からメッセージをいただきました。
メッセージひとつひとつに、岩上安身がご返信を書かせていただきます! ぜひ嬉しい励ましのメッセージ、あるいは、ご質問やご提案などにもお答えしますので、お寄せください! ただし、会員の方で、ご寄付者様からのメッセージのみとさせていただきます!
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IWJさま
いつも本当にすごい情報をありがとうございます!
西側メディアに洗脳されている「リベラルで良心的」な人たちは、こういうニュースを見ようとしないので、ぜひ、教えてあげたいと思います。
一般会費と雀の涙の寄付でしたが、無事入ってよかったです。
トルコとシリアの地震胸が痛みますね、ロシアの救援部隊はいち早く到着し、シリアとトルコの両方で活動してますが、今朝のニュースでは、西側は戦争地帯だからシリアに誰も援助に入っていないと言っていました。。。
誰も、って、誰のことだろう?
ところで、ノルドストリームの爆破の件で、シーモア・ハーシュが米国のダイバーの関与を糾弾しているようです。
https://russian.rt.com/world/article/1108536-potok-ssha-vodolazy-podryv
英語サイトあたっていませんが、よろしかったらぜひ、また掘り返してみてください。いまだあの爆破はロシアの仕業と思っている人たちがいるのを知り、腰が抜けそうになっています。
がんばれ、IWJ!
(匿名希望)
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匿名希望様
ありがとうございます。
ご支援だけでなく、貴重な情報の提供にも、感謝します! ありがとうございます! さっそく調べてみたいと思います。
ご指摘の通り、今まで米国の主張を盲目的に支持し、ひたすらに追従しようとするのは、保守層が多かったのですが、今回は、欧米日と、西側諸国の政府とマスメディアがまるごと偏向報道キャンペーンを組んで1年近くにもなるため、日本はリベラルや左派まで、すっかり「洗脳」されてしまっていることに、私も危惧の念を強く抱いています。
IWJの会員の方の中にも、大手メディアのウクライナ報道の偏向ぶりをおかしいと思い、中立的視点で我々が報じていることを評価してくださる方もいれば、「ロシア寄り過ぎる」と批判され、退会されてしまった方もいます。残念なことです。
大勢にある程度迎合しないと、入り口のレベルで読んですらもらえなくなる、受けつけてももらえなくなる、というのは現実で、本当にメディアとして舵取りが難しいところです。とはいえ、ノルドストリームを爆破するような米国の手口を報じるのに、躊躇などしていられません。これを報じないメディアは、もはやメディアとはいえません。米国に忖度するプロパガンダ機関でしかありません。
我々は、そうしたマスメディアとは一線を画し、どれほどひどい事実であっても、にわかには信じがたいことでも、事実にもとづき、真実に迫り続けていきたいと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。
岩上安身
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ほかのメディアがほぼ全部デタラメなので、IWJしか頼る先がない。倒産されると困ります。朝日新聞も気が狂っています。赤旗もネオコンよろしくウクライナ応援団と化しています。世も末です。それにしても、寄付がこれだけ集まらないとは、皆さん、よほど生活が苦しいのだろうか。自民党は他国の軍事費まで出すとか言い腐って、どこまでアメリカに脅かされているのだろうか。閣議決定で済むなら、選挙する意味ない。この国はウクライナを笑えない。
(N.T.様)
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N.T.様
ありがとうございます。
ご寄付がなかなか集まらないのは、もちろん我々の力不足もありますが、社会全体が高齢化していることも大きな要因だろうと思います。会費を払う人の中に、年金からカンパしていると書き添えてこられる方の割合が年々増えています。
また、生活苦を訴える方の割合も以前に比べてずっと増えました。会員の方々からの日々のおたよりなどから、多くの方々が生活が厳しくなっている様子がうかがえ、胸が痛みます。
日本全体が老いて、大勢の方々が貧しくなり、日本政府は国債を発行してその場しのぎを続け、財政規律をすっかり失っています。そこにもってきて、増税してまで軍拡を行うという。あまりにも馬鹿気ています。
「悪いおじさん」についていってはいけない――子どもの頃、こう教えられたことのない人はいないと思います。日本は、お友だちの国(ドイツ)が出資しているノルドストリームを爆破してしまうような米国という「悪いおじさん」につき従っている「迷い子」のような状態ではないかと思えてなりません。
国際社会は事実上、アナーキーであり、「法の支配」が貫徹されているわけではありません。「悪いおじさん」が力づくと、だましのテクニックを駆使して、身勝手なことをやっても、それを上から起訴し、裁き、罪を償わせる法執行機関はありません。
だからといって、力が最も強いジャイアンの如き米国だけは、どんな無法も許される、それよりも力の弱い国々は、米国の言う通りに従い、へつらって生き残りをはかるべきだ、などとは思いません。
特にジャイアンが「あいつら、中露はオレ中心の国際秩序を乱す悪い奴らだから、全員で袋叩きにしよう」と言い出した時、誰が正しいか、自分の目や耳、頭で判断しようとせず、たれ流されたプロパガンダをうのみにして、自分が「いじめ」の標的にならなかったことにひそかに安堵感を覚えながら、「いじめ」っ子側に嬉々として加わる。というのは、恥ずかしく、不正義であり、かつ、先々、我が身を守ることに役立つのか、大いに疑問です。
「まだ一塁にいる」といっているシーモア・ハーシュ氏が、それでも、「もう、ウクライナ紛争は終わる」と言いきっていることは、興味深いことです。
ウクライナ紛争を止め、その過ちを正すことができれば、このあとに仕掛けられるであろう東アジアでの戦争にも、ストップをかけることができるかもしれません。日本が壊滅的な痛手を負わずにすめば、日本の将来の展望も、明るく開けてくることでしょう。
それを期待したいと思います。
岩上安身
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どこにも忖度しないIWJを支持します。今後も是非継続して配信お願いします。
(アオキ カナメ 様)
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アオキ カナメ 様
ありがとうごさいます!
今、日刊IWJガイド連載している、『あらかじめ裏切られた革命』を読んでいただけたら、私が決して偏った「ロシアびいき」などではなく、むしろロシアの暗部を徹底して凝視してきたことがご理解いただけると思いますし、ウクライナに対しても、中立的な視点から論じていることが理解してもらえると思います。
おっしゃる通り、私とIWJは、どこにも忖度しません。今後も活動を続けていけるように、頑張ってまいりますので、これからも、ご支援のほど、よろしくお願いいたします!
岩上安身
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少ない国民年金の中から限度があるので、10000円寄付しました。
(高橋 和男 様)
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高橋 和男 様
国民年金から1ヶ月のご寄付、本当にありがとうございます! 大切に使わせていただきます!
日本がこれ以上、危険な深みにはまって、取り返しのつかないことにならないように、我々も頑張ります!
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!
岩上安身
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆中継番組表◆
**2023.2.21 Tue.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】9:10~「浜田靖一 防衛大臣 定例記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
浜田靖一防衛大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた防衛大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%98%b2%e8%a1%9b%e5%a4%a7%e8%87%a3
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◆中継番組表◆
**2023.2.22 Wed.**
調整中
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■東京五輪贈収賄事件全5ルートのうち、ADKルートの初公判で植野伸一・ADKホールディングス前社長が大会組織委元理事・高橋治之被告への贈賄を認める! AOKIルート最終弁論では、青木拡憲・AOKIホールディングス元会長の弁護士が「高橋元理事に巻き込まれ、利用された」と主張!! テスト大会、本大会の運営業務入札での談合では、特捜が森泰夫・組織委大会運営局元次長を逮捕! そのすべてに電通が深く関与!! 電通は解体的再建が必要なのではないか!?
東京五輪をめぐる一連の贈収賄事件のうち、大手広告代理店ADKホールディングスの前社長・植野伸一被告が、大会組織委員会の元理事・高橋治之被告に賄賂を渡したとされる贈収賄事件の初公判が、2月17日に東京地裁で開かれました。
17日付け『毎日新聞』は、植野被告が高橋被告に約1400万円の賄賂を渡したことについて「『間違いありません』と起訴内容を認めた」と報じています。
※「助けてください」 ADK前社長が高橋元理事に懇願 東京五輪汚職(毎日新聞、2023年2月17日)
https://mainichi.jp/articles/20230217/k00/00m/040/330000c
東京五輪のスポンサー選定の仕組みについて、2022年10月12日付けNHK『クローズアップ現代』の記事は、「大会のスポンサー選定を担っていたのは、組織委員会の『マーケティング局』。そこに大きくかかわっていたのが、高橋元理事がかつて所属していた広告大手の電通です。NHKが入手した、マーケティング局の2021年3月時点の名簿では、職員306人のうち実に3人に1人は電通から来ていました。さらに局長を含めた幹部のほとんどを電通からの出向者が占めていました」と報じています。
※【わかりやすく】東京五輪・パラ汚職事件 全体像は?高橋元理事とは?(NHK、2022年10月12日)
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/blog/bl/pkEldmVQ6R/bp/pGd17KBLBz/
大会組織委員会は、国内最大手の広告代理店である電通を、契約の窓口となるマーケティング専任代理店に指名し、ADKや大広が、販売協力代理店となっていました。
一方、上記の『クローズアップ現代』の記事は、「組織委員会の理事であり、スポーツビジネスの第一人者でもあった高橋元理事は、正規の窓口である電通のルートとは別の『もう1つのルート』となり、スポンサー企業からさまざまな依頼を受け、便宜を図ったとみられています」と報じています。
前述の『毎日新聞』の記事によると、販売協力店となった業界3位のADKが、スポンサー獲得に失敗したことから、2018年に当時の社長であった植野被告が「同年3月に(高橋)元理事と会食してスポンサー候補企業の紹介を直接依頼した」とのこと。この際に「スポンサー集めに苦戦しています。どうか助けてください」という植野被告の頼みに、高橋被告は「おう、わかった」と応じたとのこと。
この植野被告の依頼に対して「元理事はその後、古巣の電通の執行役員(当時)に働きかけ、電通が担当していた駐車場サービス会社『パーク24』をADKに回すよう指示。ADK側には、電通の代理店として再委託を受けることで得られる手数料の半額約2000万円を自身の知人が代表を務めていたコンサル会社(解散)に送金するように求めた」とのことです。
さらにこの『毎日新聞』の記事は、「パーク24」がスポンサーに決定したあとの2018年12月に、ADKは高橋被告の要求通りコンサル会社に約2000万円を送金。「この約2000万円は贈賄罪の公訴時効(3年)が過ぎておりADK側は立件されなかったが、受託収賄罪の時効は5年のため、元理事はADKから直接受領したコンサル料と合わせて計約4700万円の賄賂を受領した罪に問われている」と報じています。
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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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電通は、オリンピックの東京招致でも、東京オリンピック招致委員会側から、IOC(国際オリンピック委員会)委員側に対し、130万ユーロ(約1億6100万円)が「裏金」として渡っていた疑惑への関与が報じられています。
電通は、巨大になり過ぎて、誰も手が出せない「怪物」となり果てていました。特に広告に頼る「民放」、新聞は、牛耳られ続けてきました。「大き過ぎてつぶせない」存在だった電通は、企業として存続を認めていいのか、社会全体で真剣に論議すべきです。仮に「出直し」を認めるとしても、まず、「解体」が必要であると思います。
岩上安身は2016年5月26日に、現役の電通社員にインタビューを行いました。ぜひあわせて御覧ください。
※衝撃の内部告発!! 岩上安身が現役の電通社員への単独インタビューを敢行!東京オリンピック誘致の内幕は!? 電通によるメディアコントロールの実態とは!? メディア最大のタブーを破るスクープ!~岩上安身によるインタビュー 第650回 2016.5.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/304006
また、この東京オリンピック裏金問題は、【IWJ検証レポート】としてシリーズで追及しています。こちらもぜひ、あわせて御覧ください。
※【IWJ検証レポート】「東京オリンピック裏金問題」徹底追及シリーズ第1弾!国際的大スキャンダル発覚!疑惑告発の”発火点”となった報道を一挙仮訳! 2016.5.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/302346
※【IWJ検証レポート】「東京オリンピック裏金問題」徹底追及シリーズ第2弾!竹田恒和JOC会長、2億3千万円の使途について「確認していない」とア然答弁!民進党・玉木雄一郎衆議院議員による質疑全文掲載! 2016.5.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/302352
※【IWJ検証レポート】「東京オリンピック裏金問題」徹底追及シリーズ第3弾!IOC委員への「贈賄」疑惑で日本の検察は動くのか?オリンピック「返上」の可能性は?元検事・落合洋司弁護士に直撃取材! 2016.5.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/303087
※【IWJ検証レポート】「東京オリンピック裏金問題」徹底追及シリーズ第4弾!「ペーパーカンパニー」疑惑の「ブラック・タイディングス社」と電通の関係は!? 世界反ドーピング機関報告書に登場するスイスの電通子会社の役割は!?電通本社に直撃取材! 2016.5.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/303632
それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
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