┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~右傾化する韓国で核武装論の高まり! 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は米国の核共有ばかりか独自核開発にも言及! 韓国世論調査では76%が独自核開発に賛成! 米バイデン政権は韓国の核武装を否定するものの、CSISは次期「核体制の見直し」での韓国への戦術核配備を提言!! 核保有へ、日本も続くのか!?
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┠■IWJは最大の経済的危機です! 第13期6ヶ月間の累積の不足額は、1月末時点で1117万円にまで増えてしまいました! 岩上安身からのIWJの借り入れ総額は、現時点で1600万円になります! 岩上安身の私財には限界があります! このままでは、皆さまのご支持・応援、会費、そしてご寄付・カンパによるご支援がなければ、活動が立ち行かなくなります。米国が自らの覇権維持のために世界の緊張を高める「新たな戦争前夜」にあって、偏向メディアにかわって、正確な情報をお届けすべく、IWJは精いっぱい頑張りますので、緊急のご支援のほど、よろしくお願いします!
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┠■「諸々大変なことばかりですが、何とか生き延びていっていただきたく」と、IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! 岩上安身がご回答させていただきます!
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┠■【中継番組表】
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┠■沖縄北部訓練場前の一般道で武装した米軍のやりたい放題! 30分にわたって県道をふさぎ、銃を見せつけ、住民を威嚇!! 日本はいまだ米国の軍事占領下!
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┠■<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その35)>第二部 蒼ざめた異族「第六章 ロシアの〈他者〉なるチェチェン ―一九九一年十一月―」(part7)
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■はじめに~右傾化する韓国で核武装論の高まり! 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は米国の核共有ばかりか独自核開発にも言及! 韓国世論調査では76%が独自核開発に賛成! 米バイデン政権は韓国の核武装を否定するものの、CSISは次期「核体制の見直し」での韓国への戦術核配備を提言!! 核保有へ、日本も続くのか!?
おはようございます。IWJ編集部です。
昨年5月の政権交代で、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領の北朝鮮に宥和的な政策から、反共・反北朝鮮路線へと舵を切った尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領のもと、韓国では核武装論が高まっています。
今年1月30日付け『時事通信』は、「韓国の民間シンクタンク『崔鍾賢学術院』が30日に発表した世論調査で、『韓国が独自で核開発する必要がある』との回答が76.6%に上った」と報じました。
※76%が「独自核開発必要」 日米と安保協力、70%超が賛意―韓国世論調査(時事ドットコム、2023年1月30日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023013000859
背景には、北朝鮮の核・ミサイルの脅威があります。尹政権に露骨に反発を示している北朝鮮は、昨年約70発の弾道ミサイルを発射し、7回目の核実験の構えを見せています。さらに今年1月4日付けの『東京新聞』は、「冷戦後に核兵器を撤去したウクライナが、ロシアの侵攻を受けたことも注目されている」と報じました。
核を持たない国は、いくら通常兵器をたくさん保有したところで、核保有国から「最後のカード」である核兵器を持ち出されれば、核保有国を相手とした戦争では、最終的に勝利することはできません。ということは即ち、核を保有しない日本や韓国は、結局のところ、「抑止力」がある、とはいえないことになります。
※韓国で高まる核武装論、賛成が7割に…米軍は再配備に否定的でも「軍拡競争を招く」と募る懸念(東京新聞、2023年1月4日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/223336
この『東京新聞』の記事は、「国家安保戦略研究院によると、米軍は冷戦期の1958年から戦場での使用を想定した『戦術核』を秘密裏に韓国に搬入。群山は主要な配備先だった。91年に当時の盧泰愚(ノ・テウ)政権が『朝鮮半島非核化』を宣言し、撤去された」とした上で、与党「国民の力」の代表選に出馬表明している金起ヒョン(キム・ギヒョン、ヒョンは火偏に玄)議員が、「昨年10月以降、核武装推進を公約に掲げる」と報じています。
今年1月12日付け韓国『朝鮮日報』は、1月11日に青瓦台(韓国大統領府)迎賓館で行われた2023年度大統領業務報告で、尹大統領が「『北朝鮮による挑発がさらに激しくなった場合』という前提で『戦術核兵器の配備』『独自の核武装』を進める可能性に言及した」と報じました。
※「北の挑発が激化したら」…尹大統領、条件付きで独自の核武装に異例の言及(朝鮮日報、2023年1月12日)
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/01/12/2023011280025.html
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■IWJは最大の経済的危機です! 第13期6ヶ月間の累積の不足額は、1月末時点で1117万円にまで増えてしまいました! 岩上安身からのIWJの借り入れ総額は、現時点で1600万円になります! 岩上安身の私財には限界があります! このままでは、皆さまのご支持・応援、会費、そしてご寄付・カンパによるご支援がなければ、活動が立ち行かなくなります。米国が自らの覇権維持のために世界の緊張を高める「新たな戦争前夜」にあって、偏向メディアにかわって、正確な情報をお届けすべく、IWJは精いっぱい頑張りますので、緊急のご支援のほど、よろしくお願いします!
おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
IWJの第13期も半期の折り返しを過ぎ、この2月で7ヶ月目に入りました。
第13期が始まった8月から1月末まで、月間目標を下回る月が続き、この6ヶ月間の累積の不足額は、現時点で1117万1000円と、1000万円を超えてしまいました!
2月1日から6日までの6日間でいただいたご寄付は、21件、31万9000円です。これは、単独月間目標額390万円の8%に相当します。
厳しい経済状況の中、IWJにご寄付をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
しかしながら、IWJの内部留保も底を尽き、12月は、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、500万円をIWJにつなぎ融資することでしのぎました。そして、今年に入り、1月も私が、さらに500万円をIWJにつなぎ融資することを決めました。
私がこれまでにIWJに貸し付けてまだ未返済の残高は約600万円。この2ヶ月間のつなぎ融資1000万円と合計すると、IWJへの私の貸し付け残高は約1600万円にのぼります。
私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます。
加えて今年に入って年頭からスタッフの中にコロナ感染者が出て、1月末まで6人の感染者を出しており、予定されていたインタビューを2件延期せざるをえなくなりました。また、新たなインタビューの予定も入れることもできなくなり、1月はインタビューが1本もない月となってしまいました。岩上安身によるインタビューにご期待いただいていた会員や応援・支援くださっているIWJファンの皆さまには、大変申し訳なく思っています。
幸い、1月27日を最後に、体調を崩す者や、検査で陽性になった者も出ていないため、社内での感染の拡がりはストップしたものと思われます。2月からは巻き直す勢いでインタビューを入れていきたいと存じます。
皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。
しかし、ご寄付が急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。IWJの運営は会員の方々の会費とご寄付・カンパの両輪によって成り立っていますが、それが成り立たなくなってしまいます。
2023年「新たな戦争前夜」を迎えて、私、岩上安身とIWJは、少しでも正確な情報を皆さまにお届けできるように、その結果として、日本が戦争突入という悲劇に見舞われないように、無謀な戦争を断固阻止するために全力で頑張ってゆきたいと思います。
2月に入って、ウクライナ紛争の局面は、「ウクライナ=善 vs ロシア=悪」という西側メディアのバイアスのかかった報道でも、ウクライナ軍の敗色はごまかせなくなってきています。
2月12日の日刊IWJガイドでお伝えしたように、2月に入って、西側メディアの報道やシンクタンクの分析が変わってきました。
『ニューヨーク・タイムズ』がウクライナ軍が東部ドンバス地域で劣勢になっていると報じ、『ウォール・ストリート・ジャーナル』は西側諸国が約束した戦車は「春の大攻撃」に間に合わないと報じ、米シンクタンク・戦争研究所(ISW)もロシア軍側の優勢を伝えました。
2月9日、10日とゼレンスキー大統領は、ロンドン、パリ、ブリュッセルに武器支援、特にジェット戦闘機供与を「おねだり」する弾丸ツアーに打ってでましたが、手ぶらで帰国せざるを得ませんでした。
欧州では、これまでのようにウクライナを支援していていいのか、「春の大攻撃」でウクライナは抵抗できるのか否か、見極めようとしているのかもしれません。
ゼレンスキー大統領は9日ツアーの最後に、最もウクライナ支援に熱心なポーランドに立ち寄り、ドゥダ大統領と会談をおこないました。
※はじめに~ゼレンスキー大統領は、ロンドン、パリ、ブリュッセルを駆けめぐるツアーで戦闘機をおねだりするも、渋る欧州各国から確たる成果は得られず、取り付けられたのは、「NATO仕様の最新戦闘機によるパイロットの訓練の約束」のみか!? ウクライナが訴える2月後半のロシア大規模攻撃に、欧州主力級戦車は届かないと『ウォール・ストリート・ジャーナル』!『ニューヨーク・タイムズ』、米シンクタンク戦争研究所もロシア側の優勢を認める! イーロン・マスク氏のスペースX社は、ウクライナ軍が依存する同社のインターネットサービス「スターリンク」の軍事利用の禁止を一方的に発表!(日刊IWJガイド、2023.2.12)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51864#idx-1
しかし、ドゥダ大統領は、12日、BBCのインタビューに対して、F-16航空機の派遣は「非常に重大な決定」であり、「簡単に実施することはできない」と述べました。
※Laura Kuenssberg: Jets to Ukraine decision ‘not easy’ says Poland(BBC、2023年2月12日)
https://www.bbc.com/news/world-europe-64602603
F-16航空機の「玉突き派遣」をポーランドにやらせようともくろんでいる(ように見える)バイデン大統領は今月20日から22日のどこかで、ポーランドを訪問する計画を明らかにしましたが、その会談の行方はまだ見えません。
※米大統領、20-22日にポーランド訪問 ウクライナ情勢巡り首脳会談へ(ロイター、2023年2月10日)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-poland-biden-idJPKBN2UK1SE
ウクライナ情勢は、米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長が昨年10月に「ウクライナは勝てない」と発言した通りに進んでいるように見えます。
ウクライナ紛争について西側メディアはこれまで「ウクライナの反撃が成功」、「ロシア軍が膨大な被害を出している」と、一貫してウクライナ優勢の報道を繰り返してきました。
IWJは西側メディアの情報とロシアメディアや第3国メディアの情報を突き比べ、情勢は必ずしもウクライナに有利ではないことを、5月のマリウポリ陥落の時点からお伝えし続けてきました。
※【特集】ロシア、ウクライナ侵攻 !!
https://iwj.co.jp/wj/open/russiainvadesukraine
欧米諸国による、さらに高度な武器支援、NATO仕様の主力級戦車の供与などによっても、決定的に戦局を変えることできないであろうこと、ロシア軍がウクライナから追い出され、東部とクリミアを奪還される見込みがありえるなどという、テレビに出ている軍事評論家の根拠のない甘い言説には、IWJは一切与しませんでした。
仮に、NATO諸国から供与されたウクライナ側の長距離砲やジェット戦闘機がロシア領内・モスクワなどに侵入すれば、ロシアが挽回のために小規模の限定的な戦術核兵器を用いるリスクがあり、そうなれば、米国も核兵器の使用に踏み切り、核の連鎖は止めらない、といった指摘を、IWJは繰り返ししてきました。
2月に入って、元イスラエル首相で、ウクライナ紛争初期の段階で、ロシアとウクライナの和平交渉に携わったナフタリ・ベネット氏が、「この戦争は米国主導の戦争」と述べました。この事実も、日本を含む西側メディアも大きく報じてはいません。
※ナフタリ・ベネット元イスラエル首相が爆弾発言! ウクライナ紛争は「主に米国が主導する戦争」であり、「アメリカ人に、私は言いたいのです。『私はプーチンの耳を持っている。私はパイプになり得る』と」、ゼレンスキーは「『私を助けてくれますか』と電話してきたんです」!(その1)(日刊IWJガイド、2023.2.9)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51856#idx-4
※はじめに~ナフタリ・ベネット元イスラエル首相が爆弾発言!(その2)「あなたはゼレンスキーを殺すのかと。プーチンは『ゼレンスキーを殺すつもりはない』と言いました」(日刊IWJガイド、2023.2.11)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51861#idx-1
もうひとつ、ピューリッツァー賞を受賞した米国屈指の独立調査報道ジャーナリストであるシーモア・ハーシュ氏が、米国がノルドストリーム爆破計画を行ったという驚愕のスクープを出しました。
IWJは、全文の仮訳を進めており、現在全3回予定のうち、2回を号外でお送りしました。
※【IWJ号外】ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは、米国だった! 米国の著名なジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が大スクープ!西側メディアは既読スルー!(その2) 2023.2.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514032
※【IWJ号外】ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは、米国だった! ピューリッツァー賞を受賞した米国の最も著名な独立調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が大スクープ! (その1) 2023.2.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514010
こうした一連の状況は、岩上安身とIWJが報道してきた、2014年からの見通しが正しかったことを証明しています。
この紛争は、米国主導の戦争なのです。
米国は、悪魔のような謀略で、他国のパイプラインを爆破し、ドイツとロシアの仲を裂き、ウクライナを戦場にして欧州とロシアの友好的な関係を完全に破壊したわけです。
米国は、邪悪な国家テロを起こして、他国を都合よく操作する、そんな「クソッタレ」帝国主義国家であることが明らかになりました。こんなクズ帝国によって、日本はウクライナ同様に「代理戦争」のコマとされつつあることに、日本国民は真剣な危機感を抱く必要があります。
米国政府と西側メディアは、3日「中国のスパイバルーン事件」を大々的に報じ、ブリンケン国務長官の訪中を取りやめ、米中関係の緊張緩和を拒否しました。
米軍は4日、「中国のスパイバルーン」を撃墜しています。同時期にすっぱ抜かれているノルドストリーム爆破事件については、欧米のマスメディアは一切質問もせず、バイデン大統領は知らぬ顔をし続けています。
※はじめに~「中国のスパイバルーン事件」で、訪中取りやめのブリンケン米国務長官は「国家主権の侵害」と主張! 一方、米国防総省は「軍事的脅威はない」として撃墜指示をスルー! ドイツメディアが「バイデン大統領がCIA長官経由で、ゼレンスキー大統領に領土の20%を割譲し停戦するよう勧めた」とスクープ、米政府は全面否定! ゼレンスキー大統領は東部に固執! ウクライナ紛争の行方をめぐって揺れるバイデン政権!
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51842#idx-1
さらに、10日、バイデン大統領の命令で、米軍のF-22戦闘機がアラスカ州上空を飛行していた物体を撃墜しました。この正体不明の物体は、小型車程度の大きさで、高高度を飛行していたということです。
米国による気球撃墜は、まるで米中対立の火種を燃え上がらせようとしているかのごとくです。
さすがに『ロイター』も、撃墜を報じた記事に「飛行物体は軍事的脅威を与えるようなものではないといい、こうした場合に大統領が関与することは珍しい」と書き添えました。
※米、アラスカ上空で物体撃墜 小型車程度の大きさ 大統領が命令(ロイター、2023年2月10日)
https://jp.reuters.com/article/usa-object-idJPKBN2UK1VF
米国が、中国の脅威を煽れば煽るほど、日本は危機に近づいてゆきます。
岸田文雄総理は、1月早々に昨年末閣議決定した「改定版安保3文書」を携えて訪米、バイデン大統領と会談し、日本の軍拡をバイデン大統領から賞賛されて岸田総理は鼻高々でした。
しかし国会での議論と承認がなされなくても、閣議決定し、米国からの承認があれば軍拡のアクセルを踏んでしまう岸田政権は、日本の主権を米国に丸投げしたも同然です。米国を守るために日本が代わりに犠牲となり、日本は米中の「代理戦争」の戦場とされてしまいます。
バイデン大統領は、「これほど日米関係が緊密になった時はなかった」などと全面的に支持を表明、岸田総理は「トマホーク」の購入まで約束してしまいました。
たしかに、これほど緊密に自衛隊が米軍の支配下に組み込まれたことはなく、日本が米国の対中「代理戦争」のコマとして米国の戦略に組み込まれたことはかつてなかったことでしょう。日本国民として、決して喜ぶべきことではありません。
日本がこのまま米国追従を続け、米国の一極覇権を支えるのか。そもそもその米国は、信頼に値する国家なのか!? 独立した主権国として中立を確立し、地域の勢力均衡をめざす多極的な外交姿勢をめざすのか。日本がどの道を進むかで、米中覇権争いの捨てゴマにされるかどうか、決まってしまいます。
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店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
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■「諸々大変なことばかりですが、何とか生き延びていっていただきたく」と、IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! 岩上安身がご回答させていただきます!
IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます!
ここに感謝を込めてご紹介させていただき、岩上安身がご回答させていただきます!
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毎朝欠かさず、メルマガを拝読しております。
TVや大手新聞が偏見、忖度にまみれた報道ばかりのなか、事実を知り正気をたもっていくには、IWJの報道は自分にとって必要不可欠です。
最近は政府のどのような動きを見ても戦争準備としか思えませんが、それに対し何の反応もしない国民の鈍感さ加減も、ある意味で政府と同罪かと思います。
自分としてできる範囲で危機を訴えていますが、反応する人はわずかです。
自分一人なら海外逃避もあり得ますが、子供や孫をおいては出ていくわけに行きません。
諸々大変なことばかりですが、何とか生き延びていっていただきたく。心ばかりの寄付ですが、ご活用ください。
(徳山 匡 様)
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徳山 匡様
ありがとうございます!
本当に、歴史の教科書で習ったような、「大本営発表」のただ中に、私たちは置かれていますね。しかも、ウクライナ紛争に関しては「グローバル(といってもG7・欧米中心)な情報操作」のシャワーを、毎日、浴びさせられている。嘘まみれにされて、毎日、気持ちが悪くて仕方がありません。
少しずつ変化してゆくと、変化に気づかないまま、順応させられてしまう、というのは有名な「茹でガエル」の例えですが、現状、すでに多くの人が「茹で」あがってしまっているのかもしれません。
それでも、これは「陰謀論」の「ファンタジー」の中の話ではありませんから、当然、激しい痛みを伴う実害がいずれもたらされます。今は、体を切り裂く手術の前の、予備の麻酔段階なのかもしれません。
絶望的な気持ちに沈みかねない中、それでも、勇気ある「個人」の、揺るぎない働きは、私たちを勇気づけてくれます。
先週、お届けしたように、60年代から2020年代まで7つのディケイード(10年間)に渡って、第一線で活躍し続ける「生ける伝説」のジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が、独露間を直接に結ぶパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは米国である、と衝撃的なスクープを世界に向かって明らかにしました。
ノルドストリームはロシアとドイツという、他国が74億ユーロ(1兆408億円、ノルドストリーム1)と95億ユーロ(約1兆3361億円、ノルドストリーム2)の予算を注ぎ込んで、完成させたパイプラインです。軍用施設ではありません。米国に爆破する権利などひとつもなく、これは純然たる犯罪、邪悪なテロ攻撃です。まさしく外道の所業です。
これが事実であれば――私は事実である、という方にベットしますが――、米国という帝国は、国の中枢から腐り切っている「クソッタレ」帝国だった、ということです。
自由、人権、民主主義、法の支配という、人類にとって宝物ともいえる徳目や理念を図々しくも掲げ、世界で一番それらの理念を体現している国家であるかのように装い、それらの理念を強引に他国に押しつけ、それを身にまとわないから、という難癖をつけては、戦争を仕掛けて、爆撃し、罪なき人々を殺してきた、その米国が、実は、それらの理念から最も遠い、「偽善」と「不正義」の「クソッタレ」テロ犯罪帝国であった、ということです。
人でなしの外道帝国であり、世界史上、稀に見るほど、彼らは2つの顔を使い分けた、詐欺的な帝国です。
こんな国に安全保障を全面的に依存しているなど、危険きわまりなく、まったく信用がなりません。日本人は自分たちが、きわめて信頼のならない、危険な人でなしの帝国に寄り添ってしまっている、という恐ろしい事実を知るべきです。
このままでは日本は、本当に「ウクライナ」化させられるでしょう。独立したジャーナリスト、独立したメディアが存在しなければ、何も知らされず、何が起きているか理解しないまま、都合よく利用されて切り刻まれるだけです。
私が、シーモア・ハーシュが有名になったベトナムのソンミ村の虐殺事件について知ったのは、9歳か10歳の時でした。父親が買ってきた米国の雑誌に、残酷に殺されたベトナム人の姿の写真が掲載されていました。ジャーナリストに畏敬の念を抱いたのは、おそらくその時が初めてだったかもしれません。
そのハーシュが、今なお生きていて、現役で、世界の姿を正しくとらえた上で、邪悪な米国の作戦を暴いた、ということに、畏敬以上の、言葉にできないほどのリスペクトの感情を抱きました。同時に、私自身も奮い立たされました。万分の一であっても、ハーシュのような勇気ある仕事を貫きたい、と思います。
ぜひ、明日以降発行する号外の続きにご期待ください。
今後とも、皆さんからのご支援を得られる限り、私とIWJは、頑張り続けたいと思います。
ご支援、よろしくお願いいたします。
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◆中継番組表◆
**2023.2.13 Mon.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】11:00頃~「飯舘村原発被害者訴訟」損害賠償請求事件 第7回 口頭弁論後の報告集会
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_ch5
「飯舘村原発被害者訴訟弁護団」主催の報告集会を中継します。これまでIWJが報じてきた飯舘村原発被害者訴訟関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/?s=%E9%A3%AF%E8%88%98%E6%9D%91%E5%8E%9F%E7%99%BA%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E8%80%85%E8%A8%B4%E8%A8%9F%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%9B%A3&area=
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◆中継番組表◆
**2023.2.14 Tue.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ_YouTube Live】16:00~17:00 日本記者クラブ主催 日本学術会議歴代会長会見 ―内容:「岸田首相に対して日本学術会議の独立性および自主性の尊重と擁護を求める声明」
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
「日本記者クラブ」主催の日本学術会議歴代会長会見を中継します。これまでIWJが報じてきた日本学術会議関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%ad%a6%e8%a1%93%e4%bc%9a%e8%ad%b0
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
【IWJ号外】ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは、米国だった! 米国の著名なジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が大スクープ!西側メディアは既読スルー!(その2)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514032
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■沖縄北部訓練場前の一般道で武装した米軍のやりたい放題! 30分にわたって県道をふさぎ、銃を見せつけ、住民を威嚇!! 日本はいまだ米国の軍事占領下!
沖縄県で米兵が基地の外の一般道を大型車両で30分ふさぎ、銃を路上に置いて作業を行なっていたと、12日付け『沖縄タイムス』が報じました。
※銃を持った米兵50人超、沖縄の県道をふさぐ 計30分、車が通れず 銃を路上に置く姿も(沖縄タイムスプラス、2023年2月12日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1102325
記事によると、現場は沖縄県東村高江の北部訓練場N1ゲート前の県道70号線です。
2016年のヘリパッド建設の際には、市民らが7月22日未明から車150台でバリケードを作って抵抗したものの、全国から集められた機動隊が車や市民らを強制排除して、最後は暴力的にこじ開けたのがN1ゲートです。この時は、抗議市民の排除後も機動隊が県道を封鎖し、午後まで長時間にわたって交通が遮断されました。
片側1車線の山の中の県道は、迂回路やUターンできる場所もほとんどなく、道がふさがれれば車はたちまち立ち往生してしまいます。
※「島尻安伊子落選の腹いせなのか!」高江ゲート前から現地レポート~早朝4時から150台で車両バリケード!強行姿勢を崩さない国が市民らを強制排除 2016.7.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/319470
※【高江・写真レポート!】「Xデー」に何が起きたのか!? 沖縄県東村高江~500人の機動隊が150人の村に襲いかかった長い1日の写真記録を時系列で公開! 2016.7.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/321639
前述の『沖縄タイムス』の記事によると、10日午前7時20分ごろに、N1ゲートからでた米兵少なくとも50人から60人が、「県道に縦列で待機していた大型車両6台に約30分かけて分乗」。「大型車両はその後、同午前8時ごろから上下線をふさぎ、車両の検査をしたり、けん引される車両の連結を付け替えたりといった作業を実施。一般車両が計約30分にわたり通行できなくなった」ということです。
さらに、この『沖縄タイムス』の記事によると、現場で抗議したチョウ類研究者の宮城秋乃さんが、米兵が「銃を路上に置いたりガードレールに立てかけたり」していたのを目撃。宮城さんは「7日には銃を持った米兵ら約20人が車両から県道70号に降り、約150メートル先のゲートまで歩行する」のも目撃したということです。
北部訓練場の付近には、人が暮らす集落があり、小中学校もあります。まるで米国の軍事植民地であるかのようなこうした光景は、米中の緊張の高まりと共に、今後全国の基地周辺で見られるようになるのではないでしょうか。
■<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その35)>第二部 蒼ざめた異族「第六章 ロシアの〈他者〉なるチェチェン ―一九九一年十一月―」(part7)
岩上安身は、1989年から1994年まで、29歳から35歳まで、足かけ6年かけて、崩壊前夜のソ連から、ソ連崩壊後の「民主ロシア」誕生の裏面まで、現地で取材しました。
現地取材をまとめた著書『あらかじめ裏切られた革命』(1996年、講談社、講談社ノンフィクション賞受賞作)は、当時のソ連・ロシアの実態を記録した貴重な資料ですが、残念ながら絶版となっており、入手困難な状況となっております。
ウクライナ紛争の長期化、そして西欧諸国が世界を支配してきた構造、米国による一極支配構造に揺らぎが見え始めた今こそ、改めて1991年のソ連崩壊前後に戻って、歴史を振り返る必要があると思われます。日刊IWJガイドで、『あらかじめ裏切られた革命』の復刻連載を進めていきます。ぜひお読みください。
下記URLから、初回の復刻連載(その1)をお読みいただけます。
※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その1)>序文「ゴーリキーパークの世界精神」(日刊IWJガイド、2022年11月20日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51557#idx-4
直近の復刻連載は、下記URLからお読みいただけます。
※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その33)>第二部 蒼ざめた異族「第六章 ロシアの〈他者〉なるチェチェン ―一九九一年十一月―」(part5)(日刊IWJガイド、2023年2月9日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51856#idx-6
※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その34)>第二部 蒼ざめた異族「第六章 ロシアの〈他者〉なるチェチェン ―一九九一年十一月―」(part6)(日刊IWJガイド、2023年2月11日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51861#idx-7
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(◆越境し続けるチェチェン・マフィア後半 前回より続き)
結局、その日はドゥダーエフは姿をあらわさず、半日待ちぼうけをくわされたが、その日の夜、長い間チェチェンにおける汚職やマフィアと戦ってきた人物がいるという噂を耳にして、会いに出かけた。
シェパ・ガダーエフ。法律家である。チェチェン生まれ、レニングラード大学法学部を卒業、三年半、レニングラードで判事を務め、一九七四年に祖国チェチェンに帰り、チェチェノ・イングーシュ自治共和国法務省で法務官僚として働いた。弁護士の経歴も持つ。
「レニングラードにいる頃から、故郷のチェチェンでは汚職がものすごいという噂は聞いていました。帰ってきてからその実情がよくわかった。共産党のマフィア、すなわち汚職官僚と闇経済に巣くう文字通りのマフィアは、それぞれ別個の存在ですが、お互いに堅く結びついている。両者はそれぞれ次のような原則で活動をしていました。
共産党のマフィアにとって主たる武器は人事でした。当時はブレジネフ政権下。御存知の通り、共産党は指導的権力でした。ここでは党の汚職官僚達は幹部の人事を厳しくコントロールし、すべてのポストは賄賂によって『売買』されていました。しかし大事なのは、カネだけではない。忠誠も重要な要素でした。上位の汚職官僚達は必ず下位のポストに『自分の人間』をすえ、クラン(派閥)を形成していたのです。いくら賄賂をもらっても、忠誠心に欠けるとみれば、必ず首を切りました。自分の立場が危うくなるからです」
チェチェンとイングーシュでは――どこの民族共和国でも事情はまったく同じだが――指導的ポストに就いていたのはチェチェン人やイングーシュ人ではなかった。KGB議長、内務大臣、検事局長、最高裁長官などのポストはすべてロシア人で占められていた。ガダーエフの言葉を借りるなら、彼らはすベて、モスクワの「クレムリンのマフィアの手下」である。
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