日刊IWJガイド・非会員版「『環球時報』がG7のインフラ投資枠組みを痛烈批判!『発展途上国は欧米と中国のどちらかの味方をしなければならないという意味なのか!?』」2022.6.29号~No.3576号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~ツイッター「IWJ_Sokuho」6月28日、中国『環球時報』がバイデンの「グローバル・インフラ投資パートナーシップ」2000億ドル拠出を痛烈批判!「米国はインフラ需要に対して2兆5900億ドルの不足に直面」!! 3000億ユーロ拠出表明のフォン・デア・ライエン欧州委員長には「なぜ中国の『一帯一路』の資金を『補足』ではなく『代替』なのか!? 発展途上国は欧米と中国のどちらかの味方をしなければならないという意味なのか!?」ほか

■2022年も、IWJは経済的にピンチです! 7月31日には第12期の終わりを迎えます。IWJが第13期を迎えられるよう、皆さまへ重ねて緊急のご支援をお願い申し上げます。昨年8月から始まったIWJの今期第12期も残りわずかとなりましたが、改めて経理とともにこれまでの収支を計算し、検証し直し、残り1カ月余りの見通しを立て直したところ、期末の7月31日までに約950万円のご寄付が必要となることがわかりました。ぜひ、IWJの活動をご寄付・カンパでご支援ください!

■「IWJが頑張っているので、たまに、まともなことをいう人も出てきました・・・がまだまだですよね」「大変希少で貴重な、独立中立公正な立場での報道をして下さっている事に感謝応援しています」「メインストリームメディアが報じない貴重な情報を知らせてくれるから」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答致します!

■【中継番組表】

■日本のマスメディアを含む西側メディアが「ロシア国債がデフォルト」とセンセーショナルに報道! しかし実態は、期限内にロシアが支払った利息を、ロシア制裁のため国際決済・清算システムが国債保有者に届けられないという「茶番」! 国際金融システムから切り離されたロシアの「デフォルト」は、実体経済にもほとんど影響なし!! どこまでも続く西側メディアの偏向プロパガンダ!!

■6月21日の夏至からわずか1週間での梅雨明けは、観測史上最速! 異常な猛暑の中での参院選!「節電ポイント2000円分」の政府方針に各党の訴えは、立憲「省エネ機器を普及の補助を!」、維新「非常事態だから原発再稼働!」、共産「電力不足の原因は省エネや再エネ推進の遅れ!」、国民民主は電気料金の負担減を公約に追加!!

■<IWJ取材報告>G7によるロシア産石油価格の上限設定について、萩生田大臣は「G7はロシア産石油を禁輸したが、他国への輸出が増え、原油価格が高騰するなど、効果が得られないため」と回答! ~6.28 萩生田光一 経済産業大臣 定例会見

■6月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は3月3日収録の「ロシア軍侵攻で世界に衝撃! 東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」の後半をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します! ぜひ、「まぐまぐ」からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます!

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。
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■はじめに~ツイッター「IWJ_Sokuho」6月28日、中国『環球時報』がバイデンの「グローバル・インフラ投資パートナーシップ」2000億ドル拠出を痛烈批判!「米国はインフラ需要に対して2兆5900億ドルの不足に直面」!! 3000億ユーロ拠出表明のフォン・デア・ライエン欧州委員長には「なぜ中国の『一帯一路』の資金を『補足』ではなく『代替』なのか!? 発展途上国は欧米と中国のどちらかの味方をしなければならないという意味なのか!?」ほか

 おはようございます。IWJ編集部です。

 IWJは、ツイッターアカウント「IWJ_Sokuho」で、ウクライナ情勢をツイートしています。テレビでは流れない情報や、石油・天然ガスなどの資源問題、ウクライナの実情もあわせて、多角的にウクライナ情勢をお伝えしています。ぜひ、一度御覧ください。

※IWJ速報@IWJ_Sokuho
https://twitter.com/IWJ_Sokuho

 ドイツで行われているG7サミットで、米国のバイデン大統領が途上国のインフラ整備を進める新たな投資枠組み「グローバル・インフラ投資パートナーシップ(PGII)」を発足させ、5年間で6000億ドル(約81兆円)規模の資金の拠出を目指すことで合意したと発表したことに対し、28日付け中国環球時報が社説で鋭い批判を展開し、英語版の『グローバル・タイムズ』でもその社説を掲載しています。

※【速報8922】中国『GlobalTimes』28日、(環球時報社説)「(途上国のインフラ整備に5年間で6000億ドル拠出という、G7でのバイデン米大統領の発表について)彼は中国を名指ししなかったが、中国が提案する一帯一路構想(BRI)と『対決』するためだ」
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1541644468574486528

 『グローバル・タイムズ』は「彼(バイデン大統領)は中国を名指ししなかったが、米国と西側メディアは、中国が提案する一帯一路構想(BRI)と『対決』または『競争』するためであることをごまかそうとはしなかった」として、次のように論じています。

 「この野心的な計画が人々に与えた第一の印象は、米国が再び世界の前にニンジンをぶら下げたということだ。米国は6000億ドルの目標のうち2000億ドルを拠出し、残りは他の6カ国が分担すると『主張』している。

 他の国のことはともかく、米国が2000億ドルを持ち出すことは単純に不可能である。これは、米国を見下しているわけではない。米国自身のこれまでの振る舞いが、そのような深い印象を与えているのだ。

 昨年6月に英国で開催されたG7サミットでも、米国はBuild Back Better World(B3W)という素敵な名前でバラ色の絵を描いていた。途上国が必要とする40兆ドルのインフラ投資のためと言いながら、実は『BRI(一帯一路)に対抗するため』のものだった。

 過去1年間、米国が世界のインフラ建設に投資した額はわずか600万ドルであり、バイデンの計画とはほど遠い。今日、米国が2000億ドルをもたらすと人々が信じることができるだろうか?

 実際、米国のこのようなやり方は、とっくに見破られている。ワシントンは世界的なインフラ建設に興味がないのだ。

 その上、米国は自国のインフラに支払うのにも多すぎる債務を抱えている。昨年発表された米国土木学会の報告書によると、米国は(米国内の)インフラ需要に対して2兆5900億ドルの不足に直面している。

 このような背景から、米国の目的は中国が提案するBRIを妨害することであり、米国がぶら下げているニンジンは、実はワシントンが中国を攻撃するために使われているのだとわかる。

 米国の攻撃の要は、BRIが『債務の罠』を作り出していると誹謗中傷することである。これに対し、中国外交部の趙立堅報道官は27日に強く反論した。

 趙氏は、世界銀行の発表を引用し、BRIの交通インフラプロジェクトがすべて実施されれば、2030年までにBRIは世界に1兆6000億ドルの収入をもたらし、世界のGDPの1.3%を占めることになると述べた。そして、その収益の最大90%はパートナー国によって分配され、低所得国および中低所得国の経済が最も恩恵を受けると予想されている。

 そのため、2015年から2030年の間に、760万人が極度の貧困から、3200万人が中程度の貧困から脱却することになるのである。実際、BRIのパートナーはいずれも、『BRIは債務の罠を作り出す』というシナリオを支持していない。

 フォーリン・アフェアーズ誌によるB3W構想に関する最近の記事は『この構想の最も深刻な欠陥は、ワシントンの対中非難にもとづいて存在しているように見えることである』と論じている。

 近年、米国は中国の発展から恩恵を受けた場所に『追随』してきた。ワシントンの『解決策』の様々なバージョンにおいて、見えているのは、いわゆる民主主義、現実の対立、悪魔化した中国であり、対象となる途上国や現地の人々の要求は、米国には見えないのである。

 実のところ、全世界はともかく、世界の超大国である米国がインフラを整備する余地は、これまでにも大いにあった。先のG20の報告書によると、世界は2040年までに15兆ドルのインフラ格差に直面するという。人類全体の進歩を促進するための主要なツールであるインフラの整備には、これまでとは比較にならないほど広い空間があった。しかし、それに対する米国の投資が十分であったとは誰も思わないだろう。

 米国がそれほど狭量でなければ、中国が提唱する『一帯一路』構想に協力する、あるいは少なくとも温和な形でアプローチする可能性と必要性があるかもしれない。

 欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、BRIに代わる持続可能な代替案を構築するために、欧州は3000億ユーロ(約3172億8000万ドル、約43兆円)を動員して途上国に融資すると発言した。この発言は、途上国のネット上で多くの批判を浴びている。彼らの疑問の中には、次のようなものがある。

 なぜフォン・デア・ライエンは、中国の資金を『補足』するのではなく『代替』と言ったのか? 発展途上国は欧米と中国のどちらかの味方をしなければならないという意味なのか? しかし、なぜ国際協力に『どちらかに味方をする』ことが含まれるのだろうか?

 陣取り合戦を好む途上国など、ほとんどない。もっと言えば、ぶら下がったニンジンでは腹を満たすことができないことを誰もが知っている」。

 本日29日からスペインのマドリードで始まるNATO(北大西洋条約機構)首脳会議を前に、28日、NATO加盟を目指すスウェーデン、フィンランドと、両国の加盟に難色を示すトルコの首脳が、NATOとの4者協議を行いました。

 28日付け読売新聞は「トルコは強硬姿勢を崩しておらず」「NATO首脳会議で合意を取り付けるのは困難な情勢」と報じています。

※【速報8931】読売新聞、28日「NATOは27日、新規加盟を目指すスウェーデンとフィンランド、加盟に反対するトルコの3か国首脳が28日にマドリードで直接協議すると発表。トルコは強硬姿勢を崩しておらず、NATO首脳会議で合意を取り付けるのは困難な情勢」
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1541672940109893632

 会談を行うのは、スウェーデンのアンデション首相、フィンランドのニーニスト大統領、トルコのエルドアン大統領、NATOのストルテンベルグ事務総長。

 ロシアによるウクライナ侵攻を受け、NATOへの加盟を求めているウェーデン、フィンランド両国に対し、トルコはテロ組織と認定しているクルド人勢力を支援しているとして、加盟に反対しています。NATOの加盟には、加盟国の全会一致による賛成が条件です。

 この4者協議について、28日付けNHKは、エルドアン大統領が「テロ組織への欺まんの数々を、資料で示す。彼らの姿勢が変化しないかぎり、トルコの態度が変わることを期待するのは不可能だ」と述べたと報じました。

 NHKの報道によると、「エルドアン大統領は27日に閣議後の記者会見で『準備が整いしだい、シリアで軍事作戦を開始する』と述べ」、シリアのクルド人武装組織に対する軍事作戦に踏み切る構えを示したとのことです。

 NHKは「28日に加盟に向けた協議が行われるのを前に揺さぶりをかけた形」だと報じています。

※【速報8934】NHK、28日「この協議についてエルドアン大統領は『テロ組織への欺まんの数々を、資料で示す。彼らの姿勢が変化しないかぎり、トルコの態度が変わることを期待するのは不可能だ』と述べました」
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1541678120897355776

 一方、28日付け東京新聞は、「ストルテンベルグ事務総長が27日、東方防衛の強化案として、緊急時の即応部隊を現在の4万人から30万人以上へと7倍強に増員する方針を発表した」と報じました。

 東京新聞の記事によると、29日、30日のNATO首脳会議で、「冷戦以来最大の全面見直しとなる」組織改編や、ウクライナ紛争の長期化を見据えたウクライナ軍装備の近代化などが話し合われるとのことです。

※【速報8932】東京新聞、28日「NATOのストルテンベルグ事務総長は27日、東方防衛の強化案として、緊急時の即応部隊を現在の4万人から30万人以上へと7倍強に増員する方針を発表。『冷戦以来最大の全面見直し』」
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1541673590558363649

■2022年も、IWJは経済的にピンチです! 7月31日には第12期の終わりを迎えます。IWJが第13期を迎えられるよう、皆さまへ重ねて緊急のご支援をお願い申し上げます。昨年8月から始まったIWJの今期第12期も残りわずかとなりましたが、改めて経理とともにこれまでの収支を計算し、検証し直し、残り1カ月余りの見通しを立て直したところ、期末の7月31日までに約950万円のご寄付が必要となることがわかりました。ぜひ、IWJの活動をご寄付・カンパでご支援ください!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 2022年も、IWJは経済的にピンチです! 7月31日には第12期の終わりを迎えます。第13期をIWJが迎えられるように、皆さまへ重ねてお願い申し上げます。

 IWJはかねてより、活動費の半分を会員の皆さまからの会費で、もう半分を皆さまからのご寄付・カンパによって支えられて活動しています。

 昨年8月から始まったIWJの今期第12期は、6月で11カ月目に入りました。12期も残りわずかとなりましたが、改めて経理とともにこれまでの収支を計算し、検証し直し、残り1カ月余りの見通しを立て直したところ、期末の7月31日までに約950万円のご寄付が必要となることがわかりました。

 12期は、経費を前年度比で約30%程度削減してきましたが、会費は前年度比で約20%減少してしまいました。皆さまのご助力、ご支援が、IWJの存続のために必要です! もし仮にご寄付がまったく集まらなかったとしたら、IWJは今期約1千万円の赤字となってしまいます。

 IWJの今期は残すところ6月の2日間と7月のみとなりました。今期末までの残り1か月あまりで、この赤字を削って、不足分をゼロにし、次の期につなげられるように、どうか皆さまのお力で、ご支援ください!

 IWJの会員数は現在3177人です。そのうちサポート会員は1099人です(2022年5月31日現在)。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が2991円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが全員1人8645円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!

 伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!

 すでにお伝えしている通り、私、岩上安身は、キャッシュフローが足りなかったIWJに対して1093万円を貸し込んでおり、まだ1円も返済されていません。個人が1000万円を超えるお金を会社に貸す、というのは大変なことです。この第11期と第12期は、会社から報酬も受けとっていません。前期に続き、今期もただ働きが続いています。私は富裕層でもなんでもなく、40年間働いてきて乏しい貯えがわずかにあるだけの、もともとは一介のフリーランス、自営業者に過ぎません。

 これ以上は、私、岩上安身個人の力だけではいかんともしがたい状況です。私1人の力や、無報酬のため細る一方の私の貯えでは、金額不足分を穴埋めすることはできません! 2期連続で、会社から1円も報酬を受けとらずにただ働きを続けるということは、個人として、経済的、物理的、精神的にも、きわめて厳しいものがあります!

 どうか会員の皆さまのお力で、IWJをお支えください!

 伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 皆さまにおかれましても、消費税増税に加えてコロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価のインフレに悩まされていることとお察しいたします。我々のさらなる支出削減の努力が必要なことは、言うまでもありませんが、IWJを支えてくださる市民の皆さまのご支援、ご協力が、どうしても必要です。

 また、会員の数が足りないと、IWJは活動していけなくなってしまいます。市民の皆さま、お一人お一人が会員となっていただくことで、IWJは支えられ、政治権力におもねり、広告スポンサーに牛耳られている記者クラブメディアとは一線を画した、権力に不都合であっても真実を追求し、権力の監視を行う「ウォッチドッグ」の役割を果たし続けてまいります。

 ウクライナ紛争が勃発してからの約4カ月間、IWJは徹底的に「まとも」な公正中立な報道に徹してきたところ、米国のプロパガンダ機関と化したほぼすべての新聞、雑誌、テレビ、そしてネットの大勢とも違う「スタンス」を取り続ける結果となりました。

 その間の我々の報道を、他の米国のプロパガンダの走狗のような「報道」と比較していただければ、我々が独立メディアとしての使命をいかに果たしてきたか、ご理解いただけると存じます。

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましてはサポート会員へ、無料会員の皆さまにおかれましてはサポート会員もしくは一般会員へのアップグレードをぜひともお願いいたします。

 また休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければすぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいたくことで会員を新たに始めることができます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 既存の大手新聞、テレビなどの御用マスメディアは、日本政府と同様、米国追従を続けていますから、それらに頼っていては、こうした現実は、まったく見えてきません。現実には記者クラブメディアは国民の目を真実からそらせるような情報操作ばかり行い続けています!

 IWJは、国民をないがしろにして戦争準備を進める政府と、そのプロパガンダ機械と成り果てたマスメディアに対して、これでいいのか! と声を上げ続けていきます!

 こうしたことがIWJに可能なのは、市民の皆さまに直接、支えられているからです。特定のスポンサーに頼らずとも、活動することができる独立メディアだからです! 何者にも縛られず、権力に忖度せずに、真実をお伝えしてゆくことができるのは、市民の皆さまのご支援のおかげなのです!

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!

 その会費と、ご寄付・カンパの両方によって、支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとして活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると自負しています。

 7月10日投開票の参院選も始まりました。主権を外国に売り渡すがごとき、売国的な改憲勢力は、改憲による緊急事態条項の憲法への導入を狙っています。この緊急事態条項は、国民主権と議会制民主主義を根こそぎ奪うものです。その先には、終わりのないファシズムと、国民の声に一切耳を貸さない、問答無用の戦争が待ち受けています。今年は、本当に日本の分水嶺の年となります!

 決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからもお振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身拝

■「IWJが頑張っているので、たまに、まともなことをいう人も出てきました・・・がまだまだですよね」「大変希少で貴重な、独立中立公正な立場での報道をして下さっている事に感謝応援しています」「メインストリームメディアが報じない貴重な情報を知らせてくれるから」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答致します!

 IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! ここに感謝を込めてご紹介させていただき、岩上安身がご回答させていただきます!

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 IWJさま

 いつもお疲れ様です!予想通りのウクライナ侵攻を利用した軍事独裁国家へひた走る選挙になってきましたね。現況のウクライナのような汚職と腐敗国家がEU加盟候補、さて、そのEUは、これから伸び行く船なのか、沈みゆく船なのか、そこに乗ろうというこの国の政権と喜ぶ市民とメディアに、本当にうんざりしますね。

 ウクライナで戦争広告代理店の活躍を、クーリエジャポンが途中まで書いております(後は有料なのでやめました)

 https://courrier.jp/cj/291148/

 水道橋博士インタビュー楽しみに拝見しています。IWJが頑張っているので、たまに、まともなことをいう人も出てきました・・・がまだまだですよね。

 頑張れIWJ!(匿名希望)

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 匿名希望様

 ありがとうございます!

 今はテレビの報道も、新聞、雑誌の記事も、多くはネットに残されています。昨日、調べものをするために、時間順に6月、5月、4月とさかのぼっていきましたが、この数か月間のウクライナ紛争がらみは、ひどい報道ばかりだったなと、改めてあきれざるをえませんでした。

 根拠の怪しい話を、言いたい放題、書きたい放題にして立てた見通しや、戦況の予測などは、次から次へと外れ、よく恥ずかしくもなく、こんなデタラメを「報道」の名のもとに、続けていられるなと思います。

 TBSなどは、6月13日に「プーチン大統領『すでに死亡している可能性』」と題したニュース番組を放送しています。ネットでも「プーチン氏“死亡説・影武者説”英諜報機関が大胆分析も…専門家『プーチン政権の弱体化を狙った情報戦の一環』【ウクライナ情勢】|TBS NEWS DIG」https://www.youtube.com/watch?v=dTDqcP7Jj1wで視聴できます。

 プーチンはすでに死んでいる、今動いているのは影武者であるとか、かつての東スポの「人面魚現る」レベルの釣りタイトルです。影武者など、戦国時代の武田信玄の話ではあるまいし、よくこんなトンデモ話を地上波で「報道」として流せるなと、あきれ果てます。

 こういう状況を鑑みる時、やはり我々IWJが、手間がかかっても、過去のプロパガンダについての検証報道もやる必要があるな、と思います。今、準備している検証シリーズがありますので、ぜひご期待ください。

 月末、そして期末が迫りつつあります。良質な報道と論評を続けようにも、活動費が足りなければ、戦さはできません!

 どうぞ、皆さま、今期末へのラストスパートのためにも、緊急のご支援のほど、よろしくお願いします!

岩上安身

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 大変希少で貴重な、独立中立公正な立場での報道をして下さっている事に感謝応援しています。(I.H. 様)

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 I.H. 様

 ありがとうございます!

 IWJはロシア寄りであるとか、ロシア擁護しているとか、しばしばご批判を受けますが、そうではありません。「中立」な報道を行おうとすると、世の中のメインストリームメディアが極端にウクライナびいき、反ロシアに偏っているので、我々が逆張りをして、はねあがっているように見えるだけのことです。

 偏った報道、情報をシャワーのように浴びていると、気がついた時には頭が「洗脳」されていて、事実、真実を知った時に、大きなショックを受け、受け入れられず否認するようになってしまいます。それは、本当に無駄な回り道です。

 国内が戦場になってしまい、避難しなければならなくなったウクライナ国民(ウクライナ語話者も、ロシア語話者も、本当に気の毒です。そうした人々に共感したり、同情したりして、善意の気持ちからウクライナへ様々な窓口を通じてご寄付された方々の善意は尊いものだと思います。

 しかし、好戦的なウクライナのゼレンスキー政権が、あるいはその支えとなっている米英にとっては、ウクライナ国民の命や民生は2の次、3の次のようです。そのご寄付は、避難民(ポーランドなど西方への避難民だけでなく、東方のロシアへの避難者もいる)たちの避難先での、仮の衣食住を満たすためではなく、弾丸や兵器の購入に使われてしまう可能性の方が高い、という苦い事実を知らせないわけにはいきません。

 センチメンタルに伝えられたウクライナの幻想ではなく、苦く、虚しく、卑劣ですらあるリアルな現実を、正確にお届けするのが私たちのつとめだからです。

 「感謝しています」という言葉には、どういたしまして、こちらこそありがとうございます、と御礼を申し上げなければなりません。

 我々が、大勢に流されずに、事実、真実をお伝えすることができるのは、I.H.様のような市民の皆さま、一人一人のお支えがあってのことです。本当に日々感謝しています。

 今月末、そして7月末の期末まで、厳しい財務状況が続きますが、なにとぞ、今期の最後まで、ご支援のほどをよろしくお願いいたします!

岩上安身

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 メインストリームメディアが報じない貴重な情報を知らせてくれるから(金子 博文 様)

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 金子 博文様

 ありがとうございます!

 メインストリームメディアの腐敗ぶりは、本当にどうしょうもない、とため息をつくばかりですが、悲憤憤慨していてばかりでは、メディアの使命を果たせません。

 今日も、明日も、めまぐるしく事態は転変していきます。それを、プロパガンダに足元すくわれないように、真偽を可能な限りかぎ分けて、日々報じていくことと、この2月から6月までの4か月間に、積もり積もった誤情報の中から、いくつか重要な点に関しては、検証を行っていきます。

 私もスタッフも、疲労していないとはいえませんが、まだまだ頑張り抜きますので、どうぞ、期末まで、大きく膨れ上がってしまっている不足額を少しでも埋めていただけますよう、ご寄付・カンパでのご支援をよろしくお願いいたします!

 このたびは、ありがとうございました!

岩上安身

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 夏の参院選がそろそろ近付いてきましたが、大メディアはますます大本営化が進み、市民ジャーナルの必要性をひしひしと感じております。微力ではありますが、寄付をさせていただきます。(M.H. 様)

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 M.H. 様

 ありがとうございます!

 ウクライナ紛争の問題は、その深みをのぞきこんでいくと、実は世界を3分割するような大問題であり、まだまだ手を抜くことができません。

 しかし、参院選が近づいているのも事実です。IWJでは、日々、動画の方では、各地の参院選の街宣などを流し続けています。

 今回の選挙は、連合によるあからさまな妨害と共産党外しによって、野党共闘を組めないまま、選挙に突入していますので、改憲勢力の伸びが大きくなり、反改憲勢力の議席数が落ち込んでしまうかもしれません。これはおそろしいことです。

 ウクライナへのロシア侵攻が報じられて、ロシアに対して、ひどい、恐い、と感情をゆさぶられた方々が、やはり日本も、ウクライナの場合と同様に、侵攻してくる外敵に対し、自国の防衛力で立ち向かわなければ、と意識づけされた方々も少なくないでしょう。

 そういう意味でも「ウクライナ紛争報道」は、他人事ではなく、きわめて政治的でもあり、あからさまなプロパガンダが行われる「政治的動機」がやはりあるのです。

 緊急事態条項を含む、自民党の改憲4項目は絶対に通してはなりません。日本列島を、ミサイル戦の戦場にしてはなりません。そのことをひき続き、強く訴えていきたいと思います。

 今月末、そして今期末が近づいてきてます。何とか赤字転落しないように皆さま、ご支援をよろしくお願いします!

岩上安身

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ウクライナ紛争関連の真実の報道が素晴らしいです。(鎌形 美輝雄 様)

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 鎌形 美輝雄 様

 ありがとうございます!

 これからも、虚偽のプロパガンダによって真実が歪められる場面は続くことでしょう。我々は、プロパガンダに欺かれないように、目を見開いて、真実を見きわめた上で、皆さまにお伝えしていきます。

 今月末まで、今日を含めてわずか2日です! 6月最終日の30日には、ウクライナ紛争をテーマに新刊をお出しになられた孫崎享さんにインタビューを行う予定です。ぜひ、お見逃しなく!

 思えば、このウクライナ紛争の勃発によって、多くの人とものの見方が違い、距離をおいたり、おかれたりするようになりましたが、孫崎さんとはそのようなことがなく、何も特別に連絡したり、情報の交換をしあわなくでも、国際情勢を見るスタンスに違いが出なかったのは、幸いなことであり、心強いことでした。

 2人とも、旧ソ連の時代から、ロシアへ足を運び、現地で表も裏も見てきた経験があったことも大きいと思います。

 これからも、人生を賭けて、何ものにも忖度することなく、真実と平和のために発言しぬく覚悟でいます!

 ぜひ、御覧になってください!

 そして、月末、期末と、赤字の山を少しでも削るべく、皆さまのご支援の力をお借りしたいと存じます!

 どうぞ、よろしくお願いします!

岩上安身


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◆中継番組表◆

**2022.6.29 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・京都】15:30~「衆議院一期生議員 勝手連行動『わたしたちは福山哲郎候補を応援しています』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach1

 立憲民主党衆議院一期生議員による勝手連行動を中継します。これまでIWJが報じてきた立憲民主党 関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%AB%8B%E6%86%B2%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A

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◆中継番組表◆

**2022.6.30 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】18:30~「岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 岩上安身による元国際情報局長 孫崎享氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた孫崎享氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/magosakiukeru

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■日本のマスメディアを含む西側メディアが「ロシア国債がデフォルト」とセンセーショナルに報道! しかし実態は、期限内にロシアが支払った利息を、ロシア制裁のため国際決済・清算システムが国債保有者に届けられないという「茶番」! 国際金融システムから切り離されたロシアの「デフォルト」は、実体経済にもほとんど影響なし!! どこまでも続く西側メディアの偏向プロパガンダ!!

 26日に外貨建て国債の利払期限を迎えたロシアが、海外の投資家への利払いができなかったため、ロシア革命以来、1世紀ぶりの「デフォルト」に陥ったと、複数メディアが報じました。

 ロシアは支払ったと発表していますが、ウクライナ侵攻への制裁で、国際金融制度から切り離されているため、国外の国債保有者に利息が届かなかったと見られています。

 27日付けBBCは、26日が支払い期限だったドル建て債とユーロ建て債の利息計約1億ドル(約135億円)について、「ロシア側は資金的な支払い能力も支払う意思もあるとして、ベルギーにある国際決済機関『ユーロクリア』へ送金したと主張している」と報じています。

※ロシア国債「デフォルト」に 利息支払いが国外保有者に届かず(BBC、2022年6月27日)
https://www.bbc.com/japanese/61947229

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■6月21日の夏至からわずか1週間での梅雨明けは、観測史上最速! 異常な猛暑の中での参院選!「節電ポイント2000円分」の政府方針に各党の訴えは、立憲「省エネ機器を普及の補助を!」、維新「非常事態だから原発再稼働!」、共産「電力不足の原因は省エネや再エネ推進の遅れ!」、国民民主は電気料金の負担減を公約に追加!!

 昨日28日、気象庁は「九州北部と四国、中国地方、近畿、それに北陸が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

※九州北部・四国・中国・近畿・北陸が梅雨明け 統計開始以来、最も早く 熱中症に警戒(tenki.jp、2022年6月28日)
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2022/06/28/18098.html

 前日の関東甲信地方、東海地方、九州南部に続き、「統計開始以来、最も早い梅雨明け」です。

 28日付けテレ朝ニュースは東京都心で「気温が35度を超えて4日連続の猛暑日」になり、「都内では、6月に入って熱中症により4人が死亡していた」と報じました。

※都心「4日連続」の猛暑日 6月の熱中症死亡者は4人に(テレ朝news、2022年6月28日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000259450.html

 異常な猛暑が続く中、生活を追い詰める物価高の中でも命にかかわるのが、電気代の高騰です。こういう時こそ、政治の出番です。「暑い、暑い」と、自然現象の話ばかりしている時ではありません。エアコンがなければ命にかかわるかもしれないのです。

 電力需給の逼迫を懸念した政府は、「節電ポイント」を提唱しています。松野博一官房長官は、28日午前の記者会見で「電力会社が提供する節電プログラムに参加する家庭への2000円相当のポイントの付与を8月中に開始する」と表明しました。

※内閣官房長官記者会見 令和4年6月28日(火)午前(首相官邸)
http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/202206/28_a.html

 これに対して、27日付け共同通信は、参院選での各党の主張を報じています。

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■<IWJ取材報告>G7によるロシア産石油価格の上限設定について、萩生田大臣は「G7はロシア産石油を禁輸したが、他国への輸出が増え、原油価格が高騰するなど、効果が得られないため」と回答! ~6.28 萩生田光一 経済産業大臣 定例会見

 6月28日、萩生田光一経済産業大臣の定例会見が経済産業省にて午前10時40分頃から開催され、IWJが生中継しました。

 萩生田大臣は冒頭報告の中で、電力需給逼迫注意報、電力会社の節電プログラム、福島県大熊町の避難指示解除、令和4年版通商白書の配布等について報告しました。

 他社からは、電力需給逼迫注意報、電力供給対策、安定的な電力供給の責任主体、節電プログラムなどについて質疑がありました。

 毎日新聞の記者は、G7によるロシア産石油価格の上限設定の狙いについて質問。大臣は、「G7はロシア産石油を禁輸したが、他国への輸出が増え、原油価格が高騰するなど、効果が得られないため」と回答しました。

 よくわからないのは、G7が価格の上限設定をすると、どうして市場価格を操作することができるのか、という疑問です。ましてや中国やインドなどの、米国の「指導」に従わない自立した大国に対し、「格安」でロシアが大量に不足分を輸出している状況に対して、何の強制力があって「もっと安く」売買せよなどと介入ができるというのでしょうか。わけがわかりません。

 IWJ記者は、以下の質問を用意して挙手し続けましたが、指されませんでした。

 「G7首脳は、ウクライナ紛争へのモスクワの資金力を枯渇させるために、ロシア産の原油に続き、ロシア産の金の禁輸措置を打ち出しました。

 しかし、原油価格が高騰したために、ロシアはウクライナ侵攻以前より石油収入を増しています。ロシア産の金に対する禁輸措置も、金の価格高騰を招き、結局、石油と同様に、産出国のロシアを儲けさせるだけに終わるのではありませんか? 逆効果ではないですか? 大臣のご見解をお示しください」。

 大臣に直接質問できなかったのは残念ですが、こうした疑問は省庁の担当官に直接取材するなどして、疑問のままで終わらせず、皆さまに別途、ご報告いたします。

 会見について、詳しくはぜひ全編動画を御覧ください。

※G7によるロシア産石油価格の上限設定について、萩生田大臣は「G7はロシア産石油を禁輸したが、他国への輸出が増え、原油価格が高騰するなど、効果が得られないため」と回答!~6.28 萩生田光一 経済産業大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/507805

■6月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は3月3日収録の「ロシア軍侵攻で世界に衝撃! 東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」の後半をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します! ぜひ、「まぐまぐ」からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます!

 IWJではメルマガサイト「まぐまぐ」で、「岩上安身によるインタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて「岩上安身のIWJ特報!」として、毎月発行しています。

 6月と7月は、5月に引き続き、3月3日収録の「ロシア軍侵攻で世界に衝撃! 東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」の後半部分を発行いたします。

 6月は、そのうちの第561号(その4)から第563号(その6)までの3号を発行いたします。

 2021年の終わりからアメリカが煽りに煽った「ロシアのウクライナ侵攻」が現実になったのは、北京オリンピック終了直後の2022年2月24日でした。

 「平和の祭典」の余韻に浸る間もなく、戦闘で破壊された街、不安げに避難する大勢の市民、「国を守ろう!」とTシャツ姿で呼びかけて、時の人となったゼレンスキー大統領のメッセージなどを世界中のメディアが報じました。

 あれから4カ月。短期決戦で終わるのではないかと一部で予測されていた軍事衝突は、2022年6月下旬の今も終わっていません。

 米国を中心とした西側諸国は、ロシアへの経済制裁とウクライナへの武器供与を続けていますが、現場ではロシア語話者が多い東部に戦力を集中したロシア軍がじりじりと支配地域を拡大中です。ロシア軍はウクライナ東部2州のうちルハンシク州の完全掌握を目指して戦力を集中、6月25日に、ウクライナ軍は拠点としていた同州のセベロドネツクから撤退を余儀なくされました。

 英国のMI6で学び、外交官としてロシア、イラク、イラン、ウズベキスタンなど旧ソ連構成国に駐在した経験をお持ちの孫崎氏と、1989年から1994年まで6年にわたり、旧ソ連・東欧圏の歴史的大転換の現場に取材で入っていた岩上安身は、インタビューの中で、歴史、民族、文化、政治、宗教などが複雑に絡み合うロシアとウクライナの関係を解説していきました。

 バイデン米大統領は2022年3月1日、上下両院合同本会議で内政と外交の施政方針を示す一般教書演説を行い、その中で「ロシアの侵攻によって米国と西側の同盟国が強く結ばれ、プーチンは完全に孤立した」と事実上の勝利宣言を口にしました。

 さらに、「西側諸国の統一を長い時間をかけて準備した」と述べて、地政学的に重要なウクライナを西側に取り込むために長年にわたる綿密な計画と工作・介入があったことを示唆しています。

 岩上安身は、NATOはソ連崩壊の1991年から、すでにウクライナへの関与を始めていたことを振り返りました。

 各号の大まかな内容がわかるよう、以下に目次を掲載します。ぜひ、ご一読ください。

(第561号の目次)
・日本を含む西側では、決して可視化されないウクライナ東部ドンバスの実態。「8年前から人道支援物資を送り、この地域の人々を食べさせていたのはプーチン」との証言も!
・ウクライナの大誤算は「米軍が助けてくれる」と信じたこと! 実際には武器だけをどんどん送ってきて「お前らウクライナ人が戦え!」
・黒海で繰り返した米欧参加の軍事演習でウクライナを「その気」にさせておき、いざとなったら出てこない米国の狡猾さ!
・本田圭佑選手の慧眼! プーチン大統領の言う「解決のための窓口」とはウクライナのNATO不参加しか受け付けない窓口!

(第562号の目次)
・米国のシンクタンクが2017年、リバタリアニズムの立場から指摘していた「米国のウクライナ偽善」とは?
・ソ連崩壊直後から始まっていた! ウクライナをNATOに加盟させるため、あの手この手の関係づくり!

(第563号の目次)
・お笑い芸人だったゼレンスキー大統領のタニマチ!? 米国在住のオリガルヒ、コロモイスキー氏はネオナチ民兵組織「ドニプロ大隊」創設者!
・ウクライナ外しの「ノルドストリーム2」は許せない!? 稼働阻止のため、米国で猛烈な反ロシアキャンペーンを展開するロビイストたち
・バイデン大統領でさえ弱腰を見せたら叩かれる! 圧倒的な資金力でアメリカ政財界に喰い込んでいるウクライナ・ロビーの存在感!

 詳しくは、ぜひ「まぐまぐ」にご登録の上、「岩上安身のIWJ特報!」をご購読ください!

※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額税込880円、初月無料)
https://www.mag2.com/m/0001334810

 IWJのサイトでは、サポート会員の方に「岩上安身のIWJ特報!」のバックナンバーを公開しています。サポート会員に登録すると岩上安身インタビューなどすべての記事を無制限で御覧いただけます。

※シリーズ:IWJ特報
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/series/iwj-dispatch

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 また、孫崎氏に行ったインタビューは、以下のURLから御覧いただけます。こちらもぜひあわせて御覧ください。

※「この国(日本)には考える場所がない」東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ危機」が同時に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第1066回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.1.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501593

※「米国の方が現状変更」!「東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(続編)」~岩上安身によるインタビュー 第1067回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.1.31
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501693

※ウクライナ東部独立は悪? 東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ有事」危機が同時に迫る!(第3回)~岩上安身によるインタビュー 第1068回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.2.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502334

※ロシア軍侵攻で世界に衝撃!東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)~岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.3.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503032

 また、2014年のユーロマイダンの騒乱と、ヤヌコビッチ政権の崩壊、ロシアによるクリミア編入とウクライナ東部の戦闘、停戦協定である「ミンスク合意」へと経過を辿ってきた一連のウクライナ危機については、以下の特集も、ぜひあわせて御覧ください。

※【特集】ウクライナ危機 2013年~2015年 ~ユーロ・マイダンクーデターからウクライナによるロシア語話者への迫害・殺戮まで~
https://iwj.co.jp/wj/open/ukraine

 また、岩上安身は、現在はウクライナ軍の一部で、極右ネオナチ組織の「アゾフ連隊」などの民兵組織について危機感を示している六辻彰二氏に、3回連続インタビューを行っています。こちらもぜひあわせて御覧ください。

※米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後『白人テロ』拡大の危険を招く!~岩上安身によるインタビュー 第1070回 ゲスト 国際政治学者 六辻彰二氏 2022.3.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503870

※米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後『白人テロ』拡大の危険を招く!第2弾~岩上安身によるインタビュー 第1071回 ゲスト 国際政治学者 六辻彰二氏 2022.3.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504186

※ブチャ市での民間人大量殺害事件を検証! 米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後『白人テロ』拡大の危険を招く! 第3弾~岩上安身によるインタビュー 第1073回 ゲスト 国際政治学者 六辻彰二氏 2022.4.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504401

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。

 雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。在宅勤務や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任をもって携わっていただける方を募集します。時給は1500円です。雇用形態はアルバイト又は契約社員からのスタートになります。正社員登用の途もあります。業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 パワポ作成には、書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集します。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、木原匡康、城石裕幸、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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