┏━━【目次】━━━━
┠■<お詫びと訂正>4月4日発行の【号外第13弾】について
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┠■はじめに~<インタビュー報告>「1)アメリカは、幻想・妄想を自分だけの真実として信じる『ファンタジーランド』! 2)非現実的な陰謀論とヘイトクライムが爆発的に増加するアメリカの現実 岩上安身による国際ジャーナリスト大野和基氏インタビュー」をお送りしました!
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┠■4月は支出をさらにしぼって、これまでのご寄付の月間目標の420万円を20万円削減し、400万円といたしました! 昨年8月から3月末までの、第12期の8か月間にわたる累積の不足金額297万8184円に4月の未達分をあわせた601万9600円まで、4月末までにご寄付があつまることを期待しています! ウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJをご支援ください!
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┠■ご寄付者様からメッセージをいただきました! ここに感謝を込めて紹介させていただきます!「歴史的経緯を含めてIWJはどのメディアより詳しく報道しています」「マスメディアの報道があまりにも偏っていることに怒りを覚え、精一杯のカンパをしました」等々、皆さま本当にありがとうございます。岩上安身は「『戦争の最初の犠牲者は真実である』」という言葉を引いて、「程度の差こそあれ、ロシアもウクライナでも真実は犠牲にされているでしょう」。「日本においてもすでに『精神的に動員されている』『戦争で真実が犠牲になっている』」と喝破します。必読です! ぜひお読みください!
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┠■【中継番組表】
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┠■具体的な中身はあとから政令で、基本方針は内閣が決定!? 国会軽視の白紙委任「経済安全保障推進法案」が6日委員会採決、7日にも衆院通過! 軍学共同や米軍との一体化の指摘も!!
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┠■3月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は2月に引き続き、1月27日と1月31日収録の「岩上安身によるインタビュー ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」から、「ウクライナ危機」の本質に迫っていく部分を抜粋しました! テキストに詳細な注釈をつけて発行! ぜひ、まぐまぐからご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーすべて読むことができます!
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┠■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。
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┠■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。
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■<お詫びと訂正>4月4日発行の【号外第13弾】について
4月4日午前11時に発行した「ウクライナ侵攻関連の【号外第13弾】」について、複数か所の誤りがありましたので、お詫びして訂正いたします。
まず、こちらは「第13弾」ではなく、「第14弾」となります。
次に、以下の本文中の表記について、重大な過ちがありました。
「死者300人から死者ゼロへ。驚くべき『修正』です。死者300人と報じたマスメディアの大半は、書きっぱなしのまま、死者が出たことを修正せずにいたわけです。
死者数が300人と、なぜ最初に情報が流されたのか。その謎に迫ったのは、米国の独立メディア『ザ・グレーゾーン』でした」
正しくは、以下のようになります。
「死者ゼロから死者300人へ。驚くべき『修正』です。いなかったはずの死者が、なぜ1週間あまりで突然300人と報じられたのか。
その謎に迫ったのは、米国の独立メディア『ザ・グレーゾーン』でした」
修正済みの記事は、IWJサイトに掲載しています。
※【号外第14弾】マリウポリでの「ロシア軍による劇場攻撃で300人死亡」の情報源は、当時マリウポリにいなかったたった一人の「親アゾフ当局者」によるものと判明!! 米独立メディア『ザ・グレーゾーン』が、最初に記事を共同執筆したBBCの仲介者兼レポーターのウクライナ人女性を「民族主義的なウクライナの広報」と指摘! さらにBBCが「ロシア弱体化」を明確に意図した英政府の秘密プログラムに参加していた事実も暴露! 2022.4.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504340
今後、このような間違いが生じないよう、スタッフ全員がより一層注意をしてまいります。申し訳ありませんでした。
■はじめに~<インタビュー報告>「1)アメリカは、幻想・妄想を自分だけの真実として信じる『ファンタジーランド』! 2)非現実的な陰謀論とヘイトクライムが爆発的に増加するアメリカの現実 岩上安身による国際ジャーナリスト大野和基氏インタビュー」をお送りしました!
おはようございます。IWJ編集部です。
4月4日月曜日、夜7時から、岩上安身による国際ジャーナリスト大野和基氏へのインタビューをお送りしました。
岩上が大野氏にインタビューをするのは初めてですが、30年近く前からの知人だということです。冒頭、ジャーナリズムの世界の下積み時代のエピソードなどに始まり、大野氏の近年のお仕事の紹介がありました。
大野氏は、1979年に渡米し、18年間、化学や基礎医学を学ぶなどしたあと、現地でジャーナリストとして活動してきました。大野氏は、アメリカで体験した、厳しい競争とアジア人への差別についても語りました。
岩上は、「日本人はアメリカのことをあまりわかっていないというか、誤解しているんじゃないですか」と問いました。
大野氏は「多くの日本人はアメリカをかなり誤解している」といいます。「アメリカがほかの国とは異なるという『例外主義』」について説明しました。
岩上「日本人は、あたかもアメリカは悪意なき善意の保護者であるかのように、これは信じるとかなんなんとかというレベルの問題じゃないはずなんだけれど、もはや信仰になっちゃって」
「アメリカは国内で民主自由と民主主義というんだけれども、国外に対しては何も自由も何の民主主義も何もないですね。
国際法も自分たちが作り出し、人の国に守らせ、守らななければ処罰をして制裁を加える。でも、我々アメリカ自身は時々破る、という」
「この時々破るっていうことが、アメリカン・エクセプショナリズム、例外主義。アメリカは何をやってもいい、あなたたちは駄目ですと」
「アメリカン・エクセプショナリズム、この例外主義という言葉も本当はアメリカの一番のドクトリンなんだけれども、日本ではこれすらも知らないっていうか」
大野氏は、この「例外主義」を理解することが、米国を理解するためには必要だといいます。米国だけは何をしてもいいという傲慢さは、「ヒュブリス(Hubris)」と表現されるということです。
ロシアによるウクライナ侵攻に関わる、欧米、そしてそして日本の報道は、欧米の情報にほぼ依拠しており、ロシア側の情報を示すことすらできないような雰囲気ができている、と大野氏は指摘しました。
岩上も、「プーチンが精神を病んでいる」など、根拠も示さずに垂れ流されている今の状況は異常だと指摘しました。
岩上「日本の大メディアの報道の偏向が、今、一番甚だしいですよね。日本だと、長い長いものには巻かれろっていうのがありますが、大本営一色ですから。ウクライナ報道を見て、あんなに偏った報道ないですよ」
大野氏「まるでアメリカが出してる情報が100%正しくて、ロシアが出してる情報が100%パーセント間違ってるみたいな。あれはもう駄目ですね。もっと冷静に情報を判断しないと駄目だと思うんですね」
2021年にバイデン政権が発足すると、トランプ時代よりも「まし」になると考える人もいましたが、実際、ロシアの侵攻を止めるどころか、誘発したような形になりました。
大野氏は、米国内では「トランプが大統領だったら、今のウクライナの戦争はなかったと、6割から7割の人が考えている」といいました。そして、「すでにアメリカが戦争をしている」と思っている人も過半数にのぼる、と指摘しました。
バイデン氏が関わった「ウクライナゲート」の話は、米国では有名でも、日本ではあまり知られていません。バイデン氏が、副大統領だった時、ウクライナに深く関わってきたことは、ようやく日本でも少しずつ知られるようになってきました。
バイデン氏は、息子のハンター・バイデン氏が取締役をするウクライナ企業ブリスマの不正を揉み消すために、不正を追及する検事総長を解任せよと、10億ドルのウクライナの融資を引き換えに、当時のポロシェンコ大統領に迫った、との疑いがもたれています。
ロシア国防相は、ハンター氏が、ウクライナにおける生物兵器研究開発に関与していたと発表しましたが、これについて日本のメディアで報じたのは『共同通信』だけで、それも数行のベタ記事でしかなく、中身がないので日本人の読者には内容がまったく伝わらなかったと、岩上が指摘しました。
大野氏は「アメリカの生物学研究は有名ですけれどもね」とコメントしました。
岩上「アメリカは何をやってもいいと。地球の番長で、地球の独裁者(のつもり)なんですよ。今、プーチンを独裁者とか言ってますが、地球全体を見たら、アメリカが独裁していると言ってもおかしくなさそうですね」
大野氏「アメリカ国内では、この国の大統領を選ぶために自由と民主主義があるんだけれど、アメリカっていう国でみれば、他の国の民主主義とか主権とか、全然認めない独裁者でしょう」
だから、中国やロシアなど、国家主権を持っていて支配が及ばない地域を完全に打ち砕きたいのだ、というわけです。
ウクライナに次から次へと軍事兵器を送り続けることによって、米国の軍需産業が大儲けをしている、と大野氏は指摘しました。そうした側面から、ウクライナ危機を見ることも必要です。
岩上は「ウクライナ紛争は、アメリカによるロシア攻略問題に他ならない」と指摘しました。
ロシアは核保有国です。岩上は、米国はどうして、ロシアをギリギリまで追い込むようなことをするのだろうか、核戦争になれば、相互に核を撃ち合って数秒で世界が終わるのに、と。
岩上「こんなことになっているのは、中国が非常に早く台頭していることがあるのではないか。科学技術でも軍事でも、経済規模でも米国を追い上げているし、分野によってはむしろ追い越している」
大野氏「アメリカは焦っているんだろうね」
岩上「だから、(中国をやっつける前に)先にロシア、やっちゃおうと。ロシアが弱体化すれば、西と北から中国に手を突っ込んでガタガタにできる、と」
大野氏は、「一般のアメリカ人は、バイデンがちょっとおかしいと思い始めていると思いますよ」と指摘しました。トランプ大統領が出てきたことで米国社会の分断が大きく取り上げるようになりましたが、大野氏は、トランプが出てくる前から、ずっと、米国社会は、エリートと一般庶民、人種などバラバラだった、と指摘しました。
大野氏は、「トランプはまさに一般のアメリカ人そのものだ」といいます。それに対して、オバマやバイデン、ヒラリー・クリントンなどは、エリートで、一般の米国人とは分断されていると言いました。
大野氏は米国人の特色として、まず「個人主義」と「干渉主義」が共存していることをあげました。
大野氏「ある夫婦の間でトラブルがあって、夫が妻を殴ったんです。そうしたら、ニューヨーク市民が夫を訴えたんですよ」
岩上「そういう『干渉好き』が、中国にウイグルの問題への干渉になっているんですね?」
大野氏「中国がよく言うでしょう。内政干渉だと。その通りです。人の家の子どもに対して、それぞれ家庭で教育方針がある、それにいちいち文句をつけて、攻撃しますか、と」
この後、インタビューは『ファンタジーランド』の内容に入って行きました。米国の歴史をたどりながら、最初から「ファンタジー」から始まり、いまや米国人同士でも、相互に「もはや議論も成り立たない」という状況に至っている、と述べました。
大野氏は「僕は最初、トランプが福音派に支持されたのか不思議だった」といいますが、『ファンタジーランド』の著者、カート・アンダーセン氏へのインタビューを通して、トランプはまさにアメリカ人そのものだと考えるようになったと言います。
大野氏「アメリカを体現するのがトランプです。もともと、トランプがミスター・アメリカなんです。オバマみたいな例外主義者は、もう、偽善、偽善、偽善…。あんなに、メディアを弾圧した大統領もいない。とにかくやり方が汚い。
アメリカだけは何をやってもいいと、本気で思っている。白人、エスタブリッシュメント、ヒラリー・クリントンとか。例外主義が染み込んでいるんです」
大野氏は、バイデン大統領が「(プーチン大統領は)権力の座に維持するべきではない」と言ったのは、まさに「本音」だと断言しました。
大野氏「アメリカは、干渉ばっかりしているんですよ。それは傲慢ですよ。やめればいいんですよ」
日本は、米国を「善意の保護者」のように考え、その米国の言説を主の命令のようにそのまま受け止めてきましたが、もしかしたら、米国はとんでもなく「やばいやつ」ではないのでしょうか? 詳しくはぜひ、インタビューの全編動画を御覧ください。
※1)アメリカは、幻想・妄想を自分だけの真実として信じる『ファンタジーランド』! 2)非現実的な陰謀論とヘイトクライムが爆発的に増加するアメリカの現実 岩上安身による国際ジャーナリスト大野和基氏インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=6rqZ3SR-w-c
次回は、ブライアン・レヴィン氏へのインタビューについて、「2)非現実的な陰謀論とヘイトクライムが爆発的に増加するアメリカの現実」として、近年、米国で急増しているアジア人へのヘイトクライムについてお話をおうかがいします。こちらもぜひ、御覧ください。
■4月は支出をさらにしぼって、これまでのご寄付の月間目標の420万円を20万円削減し、400万円といたしました! 昨年8月から3月末までの、第12期の8か月間にわたる累積の不足金額297万8184円に4月の未達分をあわせた601万9600円まで、4月末までにご寄付があつまることを期待しています! ウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJをご支援ください!
IWJ代表の岩上安身です。
IWJでは、今期第12期の年間の予算を立てる上での見通しとして、代表である私、岩上安身への報酬をゼロにすることを筆頭に、支出をぎりぎりまでにしぼった上で、IWJの運営上、必要なご寄付・カンパの目標額は月額420万円(年間5040万円)としておりましたが、さらに削って、4月からは月間目標金額をさらに下げて400万円といたしました。
昨年8月から始まったIWJの今期第12期は、4月で9か月目に入りました。
3月のご寄付・カンパの金額が確定したのでご報告いたします。
3月は、1日から31日までの31日間で、506件、592万6084円、目標額の141%のご寄付・カンパをいただいています。皆さま、ありがとうございます! 目標を超えた金額は、これまでの8か月間で蓄積してきた不足分の補填にあてさせていただきます。
今期スタートの8月1日から3月末までの8か月間の累計の不足分は、あと297万8184円となりました。
また、今月4月は1日から4日までの4日間で、63件、95万8584円、目標額の24%のご寄付・カンパをいただいています。ありがとうございます。
従って、3月末までの不足分297万8184円に、4月の未達分304万1416円が加わり、601万9600円が必要となります。今月4月を含めて、残り4か月で赤字雪ダルマを削って、不足分がゼロになるように、どうか皆さまのお力で、ご支援ください!
IWJの会員数は現在3268人です。そのうちサポート会員は1122人です(2022年4月1日現在)。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が1842円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが全員1人5365円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!
伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!
また、この目標額には、3月16日に宮城県・福島県で震度6強を記録した、福島県沖で発生した地震の際に起きた大規模停電の影響による、インタビューや動画配信に必要な設備の故障の修理費用、約70万円も含まれております。
引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
ロシアによるウクライナへの侵攻とそれに対する世界中からの反発・非難が、どのような第2幕を迎えるか予断を許しません。
台湾をめぐる米中の対立と、このウクライナ危機が連動する可能性も、しきりに取り沙汰されています。その場合、ウクライナや東欧・西欧がそうであるように、日本が米国にとって都合の良いミサイル前線基地となってしまいます。日本がウクライナのような運命をたどり、戦場と化してしまうようなことは絶対に避けなければいけません!
IWJは、中立の立場を守り、ロシアとウクライナの間でどのような確執が起きてきたのか、8年前、2014年のユーロ・マイダンのクーデターの時点から、ずっと注目して報じてきました。
※【特集】ウクライナ危機 2013年~2015年 ~ユーロ・マイダンクーデターからウクライナによるロシア語話者への迫害・殺戮まで~
https://iwj.co.jp/wj/open/ukraine
2022年の2月23日、それまで何の前提もなく突然、ロシアのプーチン大統領が狂気にとりつかれて、ウクライナに侵攻し始めたのではありません。そこに至るプロセスがあります。独自取材を続けてきたIWJだからこそ、この事態に対してしっかりと客観視する視点をもつことができた、と自負しています。
こうした「侵攻前」のプロセスを伝えず、「ロシア侵攻」のみを大騒ぎして伝えるイエローペーパーばかりですが、これは本来のメディアの役割を放棄していると言わざるをえません。その先には、国の命運を分けるような分岐点で大きな判断ミスをも犯す、愚かな世論誘導をしてしまう可能性が大です。我々は、どんなに石つぶてを投げられようとも、メディアの王道をいく仕事をし続けます。
米国につき従っていきさえすれば、安全で繁栄も約束される、というのは、第二次大戦後の米国が、ゆるぎなく、軍事力も経済力も圧倒的に強大で、余裕があり、そしてまだしもモラルが残っていた時代の話です。現在の米国は、昔日の米国ではありません。
こうした現実は、既存の大手新聞、テレビなどの御用マスメディアに頼っていては、まったく見えてきません。意図的に、国民の目を現状からそらせるような情報操作ばかりが行われているからです! IWJは、国民をないがしろにして戦争準備を進める政府にこれでいいのか! と声を上げ続けてきています!
こうしたことがIWJに可能なのは、特定のスポンサーをもたないことで、何者にも縛られず、市民の皆さまに支えられることで、権力に忖度せずに真実をお伝えしてゆく、独立メディアだからです!
非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!
その会費と、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。
マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると自負しています。
本年、2022年は、参院選もあります、改憲勢力は、改憲による緊急事態条項の憲法への導入を狙っています。今年は、本当に日本の分水嶺の年となります!
決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。
下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
IWJホームページからもお振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!
岩上安身拝
■ご寄付者様からメッセージをいただきました! ここに感謝を込めて紹介させていただきます!「歴史的経緯を含めてIWJはどのメディアより詳しく報道しています」「マスメディアの報道があまりにも偏っていることに怒りを覚え、精一杯のカンパをしました」等々、皆さま本当にありがとうございます。岩上安身は「『戦争の最初の犠牲者は真実である』」という言葉を引いて、「程度の差こそあれ、ロシアもウクライナでも真実は犠牲にされているでしょう」。「日本においてもすでに『精神的に動員されている』『戦争で真実が犠牲になっている』」と喝破します。必読です! ぜひお読みください!
ご寄付者様からメッセージをいただきました。
メッセージひとつひとつに、岩上安身がご返信を書かせていただきます! 本日は、岩上安身がウクライナ情勢について基本的な考え方を皆さまに提言させていただき、回答させていただきます。
ぜひ嬉しい励ましのメッセージ、あるいは、ご質問やご提案などにもお答えしますので、お寄せください! ただし、会員の方で、ご寄付者様からのメッセージのみとさせていただきます!
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ウクライナ情勢で、大メディア報道の善悪二項対立と違う、オリバー・ストーン『ウクライナ・オン・ファイア』を観たこと。(タニグチ ヒロノリ 様)
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タニグチ・ヒロノリ様
ありがとうございます!「大メディアの報道」が「善悪二項対立」となっているのは、本当に問題です。我々はすでに「次の戦争」準備のため、「精神的」に動員されつつあるのだと思います。オリバー・ストーン監督の作品、まだ見ておりませんので、ぜひ近いうち、見るように致します。応援とご寄付、ありがとうございました。
岩上安身
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ニュースをフェアーな視点で伝えてくれる市民目線のIWJの存続を切に願っています。(ガタコ 様)
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ガタコ様
「完全な中立」というポジションと視点は「神の視点」になってしまうので、地上を這いつくばる人間には持ちようがありませんが、より「中立的」、より「フェアーな視点」に立つよう努力し続けることは可能だと思います。実際、我々も完全無欠な存在からほど遠い存在ですから、手探りしながら、一般市民の皆さんと同じ目線の高さで、試行を続けています。「市民目線のIWJの存続を切に願っている」というお言葉は、とても響きました。ありがとうございます。
岩上安身
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ウクライナをめぐるマスメディアの報道が感情的なものばかりな中で、IWJは世界を広く深く知るための報道をしてくださっていると感じます。IWJが重要なメディアであることを再認識したため、僅かですが寄付をさせていただきました。(ムラカミナオ 様)
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ムラカミ・ナオ様
ありがとうございます。ウクライナをめぐるマスメディアの報道が、ウクライナ人の犠牲にのみスポットをあて、ウクライナ国内のロシア語話者がどんなに犠牲になっているか、まったく伝えないのは「愚挙」としか言いようがありません。「IWJは世界を広く深く知るための報道をしてくださっている」「IWJが重要なメディアであることを再認識した」等、本当に高くご評価いただき恐縮です。とても励みになります。ありがとうございます。
岩上安身
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ウクライナに関するマスメデイアの報道があまりにも一方的に偏っていることに怒りを覚え、今月も精一杯のカンパをいたしました。
武力侵攻したロシアを擁護するつもりは毛頭ありませんが、武力に訴えることになったいきさつについて歴史的な経緯も含めて、IWJはどのメデイアよりも詳しく報道していると思います。
この問題が起きてすぐに私も、赤尾光春氏や板垣雄三氏へのインタビュー記事を読み直してみましたが、一方的にロシアを批判するだけでは対立がエスカレートするばかりで、それこそ板垣氏が言うように世界が「共滅」する方向に押しやるだけでしょう。
マスコミは、孫崎氏が言うように冷静さを保って先ずはミンスク合意を履行した上で双方が一端刃を収める方向に世論を喚起するべきではないでしょうか。
IWJにはそのことを期待したいと思います。
(M.T.様)
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M.T.様
ありがとうございます!
私達IWJの報道姿勢にご理解いただき、本当に嬉しく思います。ありがとうございます。
岩上安身
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岩上安身です。皆さまありがとうございました。
ウクライナ危機については、2013年からの暮れから、今に至るまで、8年余りの間、ずっと注視を続けていました。そのような経緯の中で、蓄積された資料や取材活動で得た情報をもとに、今回の一連の記事を公開しています。皆さまへウクライナ侵攻について、私たちの報道姿勢についてお伝えさせてください。
2014年のユーロ・マイダン・クーデターの状況をつぶさに見ていたら、どこから戦争への「仕掛け」が始まったか、よくわかります。その時のネオナチの乱暴な行動。オデッサで労働会館というひとつの建物に逃げ込んだ数十人のロシア系住民が放火され全員丸焼けとなった「オデッサの悲劇」。
そして、ロシア系住民の多い東部ドンバスでは、ウクライナ共和国の国民が住む自国の領土であるのに、共和国軍は、空爆や砲撃を行い、「国民」の生命・財産を脅かし、年金の支給を止め、食糧確保もままならないようにしました。
好き勝手に暴力を働いてきたネオナチ組織のメンバーは、資金と武器をウクライナ政府およびウクライナのオリガルヒからたっぷりもらい、武装して、国軍にナチス親衛隊の紋章を掲げたネオナチのままで、編入されました。
自国のロシア系住民に対するこうした国軍とネオナチによる攻撃は、民族浄化そのものです。そうしたクレージーな状況が続いていたからこそ、ロシアが大規模な侵攻を行わざるをえないところにはまりこんだ、ということをまず、皆さまにお報せする必要がありました。
「民族浄化が行われたとしても、それを理由に武力侵攻は正当化されない」という主張もありますが、それは民族浄化の事実を伝えた上で口にすべき意見です。少なくとも各国政府とマスメディアは、ロシア侵攻を批判するとともに、これまでの経緯を伝えるべきです。それが一切ない。この政府とメディアのふるまいに心底、寒気を覚えました。「大本営発表」体制が、戦争当事国でない日本の中ですでにできあがってしまっているのです。
私は、旧ソ連圏には、ベルリンの壁が崩壊した89年からソ連邦が民主化したあとの94年まで、20回以上取材に通い詰め、2014年のユーロマイダン・クーデターにも関心を払い続けてきました。オリガルヒが、どのような手口で公有財産を私物化してきたかをつぶさに調べ、レポートし、本にもまとめました(『あらかじめ裏切られた革命』講談社刊1996年)。
この地域の複雑な実情と歴史的経緯を知る者として、真実を歪めてマスコミの「大本営発表」と横並びになり、プーチンとロシアだけを責める一方的なキャンペーンの隊列に加わることはできない、してはならない、と決断しました。
「戦争の犠牲者が真実である」。
古代ギリシャの三大悲劇詩人の一人であるアイスキュロスの言葉です。また、第一次大戦に米国が参戦することを決めた頃、米国上院議員となったハイラム・ジョンソン上院議員は、このアイスキュロスの言葉を引用したと思われる言葉を述べています。
「戦争の最初の犠牲者は真実である」。
アイスキュロスの言葉も、ジョンソン議員の言葉も、戦争でぶつかりあう当事国のどちらのサイドにも用いうる言葉です。一方がすべて全き善で、正義を体現し、真実にもとづいているが、他方は全き悪で、不正義、真実を犠牲にしている、などということは考えられません。ロシアでも、ウクライナでも、程度の差こそあれ、真実は犠牲にされていることでしょう。
しかし、今、起きている大きな問題は、戦争当事国ではない、日本においても、すでに「戦争で真実が犠牲になっている」ことなのです。米国政府が情報操作をし、同盟国が従う、その追従ぶりが最も徹底しているのが、我が日本なのだ、ということです。多くの人が、ウクライナの子どもたちや女性や老人など、民間人が犠牲になっているというニュースに憤りを感じながら、自分たちが知るべき偏りのない事実・真実が殺されていることに気づかず、怒りも、恐怖も、混乱も抱いていないことが、最も由々しき問題だと思うのです。
私たちは、事実をもとに真実を提示していきます。隠された、あるいは影響力のあるメインストリームメディアに、故意に見逃された事実と真実をお伝えします。
私たちは微力ですし、私たちが偏向したマスコミの洪水のような洗脳報道に十分に対抗できるかといえば、心もとないと言わざるをえません。
孤軍奮闘の私たちですが、しかし以下のような言葉を知る時、勇気づけられもします。
「すべての人を、ある期間騙すことはできる。一部の人をずっと騙すこともできる。しかしすべての人をずっと騙すことはできない」
エイブラハム・リンカーンの言葉です。皮肉なことですが、米国政府は、世界中の多くの人らを騙そうとしていますし、実際、騙されている人々が多数です。日本に至っては騙されていることに気づかない人がほとんどです。
しかし、「すべての人々をずっと騙すことはできない」のです。これは真実だと思います。
我々はまず自らが騙されないように気をつけること、騙されかけていたらただちに修正力を発揮すること、そして少しでも早く多くの人々に騙されていたことを気づくように、真実の情報を広げていくこと、これがまともな市民に支えられた、まともな独立メディアとしての、最低限の使命であると、胸に刻んでいます。
我々はすでに情報の上で、日本政府を超えた権力に動員されているのだ、ということに気づく必要はあります。そのために全力を、これからも尽くします。どうぞ今後もご支援のほど、よろしくお願いします。
岩上安身
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆中継番組表◆
**2022.4.5 Tue.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・エリアCh1・京都】19:00~「福田ようすけ 個人演説会 ―弁士:日本共産党 福田陽介 京都府議補選候補、日本共産党 井上哲士 参議院議員」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1
「福田ようすけ 個人演説会」を中継します。これまでIWJが報じてきた京都府関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e4%ba%ac%e9%83%bd%e5%ba%9c
————————
【IWJ・Ch7】9:30~「後藤茂之 厚生労働大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch7
後藤茂之 厚生労働大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた厚生労働大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%8e%9a%e7%94%9f%e5%8a%b4%e5%83%8d%e5%a4%a7%e8%87%a3
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◆中継番組表◆
**2022.4.6 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ_YouTube Live】19:00~「岩上安身による国際政治学者 六辻彰二氏インタビュー 第3弾」
視聴URL: 調整中
岩上安身による国際政治学者 六辻彰二氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた六辻彰二氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%85%ad%e8%be%bb%e5%bd%b0%e4%ba%8c
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
【号外13弾】衝撃スクープ! 米国が新型生物兵器開発のため、ウクライナ人を実験用の「モルモット」として実験体に扱っていた!? ロシア軍のイーゴリ・キリロフ中将が会見を開いて暴露! さらに、バイデン米大統領の息子ハンター・バイデン氏が、米国の資金提供によるウクライナのバイオ研究所で、兵器化された病原体をドローンを使って運搬するプロジェクトに関与していたことも明らかに! 事実であれば米国こそ戦争犯罪に問われるべき!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504354
【号外第14弾】マリウポリでの「ロシア軍による劇場攻撃で300人死亡」の情報源は、当時マリウポリにいなかったたった一人の「親アゾフ当局者」によるものと判明!! 米独立メディア『ザ・グレーゾーン』が、最初に記事を共同執筆したBBCの仲介者兼レポーターのウクライナ人女性を「民族主義的なウクライナの広報」と指摘! さらにBBCが「ロシア弱体化」を明確に意図した英政府の秘密プログラムに参加していた事実も暴露!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504340
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■具体的な中身はあとから政令で、基本方針は内閣が決定!? 国会軽視の白紙委任「経済安全保障推進法案」が6日委員会採決、7日にも衆院通過! 軍学共同や米軍との一体化の指摘も!!
岸田文雄総理が目玉政策として掲げる「経済安全保障推進法案」について、政府は2月25日に閣議決定し、法案は3月17日、衆院本会議で審議入りしました。
衆議院に提出された法案の正式名称は「経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律案」です。
※経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律案(衆議院)
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g20809037.htm
3月17日の衆議院本会議で、小林鷹之・経済安全保障担当大臣は、法案の趣旨説明で、「安全保障を確保するためには経済活動に関して行われる国家及び国民の安全を害する行為を未然に防止する重要性が増大している」と述べ、法案の概要を次のように説明しました。
「第1に、特定重要物資の安定的な供給の確保に関する制度として、外部に過度に依存し、または依存する恐れがある重要な物資の安定供給確保をはかるため、特定重要物資を指定し、事業者の取り組みを支援するとともに、安定供給確保が困難と認めるときは、政府が更なる対策を講ずる制度を創設することとしております。
第2に、特定社会基盤役務の安定的な提供の確保に関する制度として、国民生活及び経済活動の基盤となる特定の役務の安定的な提供を確保するため、妨害行為の手段として使用される恐れがある重要な設備等を審査する制度を創設することとしております。
第3に、特定重要技術の開発支援に関する制度として、先端的技術のうち、当該技術が外部に不当に利用された場合等によって、国家及び国民の安全を損なう事態を生ずるおそれがある技術の研究開発の促進と適切な活用のため、必要な情報の提供、資金の確保調査研究等の措置を講ずる制度を創設することとしております。
第4に特許出願の非公開に関する制度として、公にすることにより、国家及び国民の安全を損なう事態を生ずるおそれが大きい発明の特許出願につき、出願公開等の手続きを留保し、発明の開示や実施を制限することを可能にする制度を創設することとしております。
以上のほか、所要の規定の整備を行うこととしております」
岸田総理は、自民党・工藤彰三議員の質問に対し、この法案の意義について、次のように答弁しました。
「経済安全保障の取り組みを進めるにあたっては、民間の自由な経済活動を阻害しない形で、経済構造の自立性の向上、日本の技術優位性、ひいては不可欠性の確保を目指すと同時に、こうした分野に民間投資を呼び込むことが重要です。
本法律案は、こうした考え方のもと、国民生活や経済活動への影響が大きい物資のサプライチェーンの強靭化への支援、通信や電力など基幹インフラの安全性や信頼性の確保、AI・量子といった分野の官民の研究開発、安全保障上機微な発明の特許非公開制度、この4つの取り組みにより、経済安全保障を総合的かつ効果的に推進することを目的とするものです。
本法律案により経済安全保障の一層の確保をはかってまいります」。
※本会議(衆議院インターネット審議中継、2022年3月17日)
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=53817&media_type=
しかし、衆院内閣委員会で行われている審議では、この法案の危険性が次々に明るみに出ています。
AIや量子など「特定重要技術」の研究開発支援する「官民技術協力」については、政府の資金援助を受けると自動的に「協議会」が設置され、「伴走支援」が行われます。協議会には防衛省も参加でき、政府は研究成果が軍事技術に活用されることもあり得ると認めています。
さらに4月3日付けのしんぶん赤旗は、軍事、経済をめぐる米中の覇権争いに日本が組み込まれると指摘し、次のように報じています。
「さらに法案は、日米一体となった軍事力強化の新たな枠組みとなる危険があります。特許非公開の対象となる『特定技術分野』の発明は、外国への出願も禁止。米国とはすでに、防衛特許協定を締結しており、米国の特許法により秘密とされている発明が日本で出願された場合、特許は公開が原則の日本でも秘密特許として扱い、自衛隊の装備品や武器生産の技術援助を受けています。
小林担当相は、笠井氏(亮・衆議院議員)の追及に対し『これまで片務的なものだったのが双務的になる』とあけすけに日米同盟強化を語りました」
※経済安保法案 日本を米戦略に組み込む 国会審議で明らかに(しんぶん赤旗、2022年4月3日)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-04-03/2022040303_01_0.html
3月31日に内閣委員会で行われた参考人質疑では、佐橋亮・東京大学准教授、村山裕三・同志社大学名誉教授、鈴木一人・東京大学教授、井原聰・東北大学名誉教授の4人が意見陳述を行いました。
4人の中で唯一、法案に反対を表明した井原氏は、「防衛省が伴走支援すれば、防衛研究・軍事研究推進にならないか」と指摘しています。
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■3月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は2月に引き続き、1月27日と1月31日収録の「岩上安身によるインタビュー ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」から、「ウクライナ危機」の本質に迫っていく部分を抜粋しました! テキストに詳細な注釈をつけて発行! ぜひ、まぐまぐからご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーすべて読むことができます!
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「ロシアは2月、ウクライナに侵攻するだろう。我々は情報をつかんでいる」──そう警告し続けていた米国に対し、ロシアは一貫してこれを否定。ウクライナのゼレンスキー大統領も「米国メディアの報道はフェイクニュース。ロシアは侵攻しない」と国民に呼びかけていました。
しかし、今年2月22日に、ウクライナ東部の「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を承認したロシアのプーチン大統領は、24日「特別軍事作戦」と称してウクライナに侵攻しました。
ロシアの行動の背景には、東西ドイツ統一に際して約束された「NATOの東方不拡大」、2014年のユーロマイダンから続くウクライナ政変への米国政府の関与、そしてウクライナとロシア、ナチス・ドイツ、ポーランドとの、ユダヤ人を介した歴史的な関係が、複雑に絡み合っています。
こうした背景への理解を抜きに、この戦争で米国やウクライナの発表のみを盲信し、ロシアを一方的に非難しても、決して平和にはつながりません。
そこで、3月発行の「岩上安身のIWJ特報!」では、2月に引き続き、ロシアの侵攻開始前の1月27日と31日に収録した「岩上安身によるインタビュー ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」から、「ウクライナ・クライシス」の本質に迫っていく部分を抜粋してお届けします。
※「この国(日本)には考える場所がない」東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ危機」が同時に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第1066回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.1.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501593
※「米国の方が現状変更」!「東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(続編)」~岩上安身によるインタビュー 第1067回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.1.31
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501693
各号の大まかな内容がわかるよう、以下に目次を掲載します。ぜひ、ご一読ください。
(第549号の目次)
・暗躍するウクライナハンドラー、ヌーランド米国務次官はマイダン事件にも関与! 反政府デモ隊を激励、新政権の人事にも口出し!
・「ロシアの偽旗作戦」との米国の発表自体、ロシアへの武力攻撃の口実の「偽旗作戦」!? ウクライナでつながるヌーランドとバイデン!
・オバマ政権当時、バイデン副大統領はウクライナ問題を担当。その息子は月5万ドルの高額報酬でウクライナのガス会社の取締役に!
・米本土から離れた火種を仕込み、危機を作り出す米国! それに乗せられず、どのように日本の国益を守るべきか?
(第550号の目次)
・ロシアとの戦争は「ない」と表明するウクライナ大統領を無視!?「ロシアはやるぞ!」と焚きつけてきた米バイデン大統領!
・ウクライナのNATO加盟の件は「今は不安定な状況だから、しばらく棚上げ」と言えば終わりだったはず!
・平常時の力関係の変更は困難でも、危機があれば逆転可能!「それで誰が損をして、誰が得をするのか」
・バイデン政権の指揮をとっているのは軍産複合体と金融界! 空売りを仕掛けて危機を演出すれば濡れ手に粟!?
(第551号の目次)
・プーチン大統領の「要塞ロシア」戦略! 外貨準備の積み増し、金の購入、対中輸出の開拓などで守りを固め、西側諸国の経済制裁を無効化へ!?
・米国にとって本当の脅威は中国!「ウクライナの問題は人為的に作られている危機ではないか」
・「米国にとってのファクト」と「ロシアの見るリアル」の違い! ドンバスで抑圧されたのはロシア系住民か、ウクライナ人か?
(第552号の目次)
・地域、民族がマトリョーシカのように重なるロシア! 揉め事の解決には複雑な手順が必要。それを無視して「侵略、占領」と騒ぐのは乱暴すぎる!
・米国は中国との国交回復の際、「台湾独立は支援せず」としたはず。クリミアがウクライナのものと言うなら、台湾は中国のもの!?
・ウクライナや台湾の問題で、当事国を差し置いて現状維持を覆そうとしているのは、他ならぬ米国ではないか?
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また、孫崎氏に行ったインタビューの続編は、以下のURLから御覧いただけます。こちらもぜひあわせて御覧ください。
※ウクライナ東部独立は悪? 東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ有事」危機が同時に迫る!(第3回)~岩上安身によるインタビュー 第1068回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.2.18
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※ロシア軍侵攻で世界に衝撃!東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)~岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.3.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503032
また、2014年のユーロマイダンの騒乱と、ヤヌコビッチ政権の崩壊、ロシアによるクリミア編入とウクライナ東部の戦闘、停戦協定である「ミンスク合意」へと経過を辿ってきた一連のウクライナ危機については、以下の特集も、ぜひあわせて御覧ください。
※【特集】ウクライナ危機 2013年~2015年 ~ユーロ・マイダンクーデターからウクライナによるロシア語話者への迫害・殺戮まで~
https://iwj.co.jp/wj/open/ukraine
また、岩上安身はウクライナ軍の一部で、極右ネオナチ組織の「アゾフ連隊」について危機感を示している六辻彰二氏にインタビューを行っています。ぜひ御覧ください。
※米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後『白人テロ』拡大の危険を招く!~岩上安身によるインタビュー 第1070回 ゲスト 国際政治学者 六辻彰二氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503870
※米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後「白人テロ」拡大の危険を招く! 岩上安身による国際政治学者 六辻彰二氏インタビュー 第2弾
https://www.youtube.com/watch?v=lBl_KnzzXAk&list=RDCMUCO6c-ejeQxxKArNHWieU2OQ&start_radio=1
岩上安身による六辻彰二氏インタビューの第3弾は、4月6日(水)、午後7時から行われます。ぜひ御覧ください。
■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。
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それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、城石裕幸、中村尚貴)
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