日刊IWJガイド・非会員版「4月が始まりました! ご寄付カンパで4月末までに708万9684円を目指しています! どうぞ引き続きIWJをご支援ください!」2022.4.1号~No.3487号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~皆様のご支援に感謝いたします! 3月のご寄付・カンパは月間目標額を達成することができました! 3月の会員数は増加に転じました。新規で会員になられた29名の皆さま、本当にありがとうございます! 今日から4月が始まります。支出をさらにしぼって4月は、これまでの月間目標の420万円を20万円削減し、400万円といたしました! 4月末までに12期8か月間にわたる累積の不足金額とあわせて708万9684円を目指しています! どうぞ引き続きIWJをご支援ください!

■【中継番組表】

■ツイッター「IWJ_Sokuho」3月31日 、日、英、米、中、露が続々「インド参り」! 対露制裁に加わらないインドを米豪が批判、「クアッド」に溝が深まる! さすがの英国も、バイデン大統領のプーチン政権転覆発言には「英政府はこれを目標にしていないと明確にしておく」と一線を引く!

■岩上安身のツイッター道場!『テレ朝』が、#アゾフ のマクシム・ゾリン司令官にインタビュー、「アゾフはネオナチではなく愛国者だ」とアゾフ側の言い分をそのまま垂れ流し! 軍事ジャーナリスト・黒井文太郎氏は、「極右ではありますけれども、ネオナチとは今は言えない」と謎発言!

■ロシアメディア『RT(Russia Today)』が、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相におこなった約30分ほどのインタビューのハイライト記事をIWJが仮訳! ラブロフ氏は、8月のゼレンスキー氏の発言を引用し、ドンバス分離地域に住む人々に対して、「自分たちがロシア人だと思うならロシアに行く」ように言った、それはウクライナが『反ロシア』化しつつあることを示唆する多くの証拠の一つだと指摘!
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■はじめに~皆様のご支援に感謝いたします! 3月のご寄付・カンパは月間目標額を達成することができました! 3月の会員数は増加に転じました。新規で会員になられた29名の皆さま、本当にありがとうございます! 今日から4月が始まります。支出をさらにしぼって4月は、これまでの月間目標の420万円を20万円削減し、400万円といたしました! 4月末までに12期8か月間にわたる累積の不足金額とあわせて708万9684円を目指しています! どうぞ引き続きIWJをご支援ください!

 IWJ代表の岩上安身です。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算を立てる上での見通しとして、代表である私、岩上安身への報酬をゼロにすることを筆頭に、支出をぎりぎりまでにしぼった上で、IWJの運営上、必要なご寄付・カンパの目標額は月額420万円(年間5040万円)としておりましたが、さら削って、4月の目標金額を400万円といたしました。

 昨年8月から始まったIWJの今期第12期は、4月で9か月目に入りました。

 3月は、1日から31日までの31日間で、暫定ですが、490件、581万4584円、目標額の138%のご寄付・カンパをいただいています。

 今期8月1日から3月末までの8ヶ月間の累計の不足分は、308万9684円となっております。

 さらに今月4月の月間目標額の400万が加わりますと、4月末までに、708万9684円が必要となります。このままですと、不足額が雪ダルマのように膨れ上がっていきます!

 どうか会員の皆さまのお力で、4月もIWJをお支えください!

 IWJの会員数は現在3283人です。そのうちサポート会員は1132人です(2022年3月28日現在)。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が2160円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが全員1人6263円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!

 伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!

 また、この目標額には、3月16日に宮城県・福島県で発生した地震の際に起きた大規模停電の影響で、インタビューや動画配信に必要な機材が故障いたしました。IWJの技術の基幹部門です。この修理の費用、70万円も含まれております。

 引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 ロシアによるウクライナへの侵攻とそれに対する世界中からの反発・非難が、どのような第2幕を迎えるか予断を許しません。

 台湾をめぐる米中の対立と、このウクライナ危機が連動する可能性も、しきりに取り沙汰されています。その場合、ウクライナがそうであるように、日本が米国にとって都合の良いミサイル前線基地となってしまいます。日本がウクライナのような運命をたどり、戦場と化してしまうようなことは絶対に避けなければいけません!

 IWJは、中立の立場を守り、ロシアとウクライナの間でどのような確執が起きてきたのか、2014年のユーロ・マイダンのクーデターの時点から、ずっと注目して報じてきました。

※【特集】ウクライナ危機 2013年~2015年 ~ユーロ・マイダンクーデターからウクライナによるロシア語話者への迫害・殺戮まで~
https://iwj.co.jp/wj/open/ukraine

 2022年の2月23日、それまで何の前提もなく突然、ロシアのプーチン大統領が狂気にとりつかれて、ウクライナに侵攻し始めたのではありません。そこに至るプロセスがあります。独自取材を続けてきたIWJだからこそ、この事態に対してしっかりと客観視する視点をもつことができた、と自負しています。

 こうした「侵攻前」のプロセスを伝えず、「ロシア侵攻」のみを大騒ぎして伝えるイエローペーパーばかりですが、これは本来のメディアの役割を放棄していると言わざるをえません。我々は、どんなに石つぶてを投げられようとも、メディアの王道をいく仕事をし続けます。

 戦争は発火した時が、最終段階です。その前に、政治的・経済的・社会的な不満がマグマとしてたまっているのであって、戦争が勃発する前にそのマグマの存在を明らかにし、対話と議論によって平和的解決の道を探して、「戦争」という「政治的解決の最終手段」に至る前に、未然に防ぐことが一番重要です。

 そのためには、「戦前」の段階で、現状を正確に把握することが必要です。メディアが戦時だけ騒いで、洪水のような情報量で一方を「悪」とし、一方を「善」と決めつけて、他方だけの言い分しか取り上げないような偏向報道だけを行えば、一般国民の間に、「悪」とされた国への敵視感情だけが醸成されていってしまいます。

 以前、取り上げていた通り、ロシアのメディアを欧州のジャーナリズム協会が排除する、というのは、あってはならぬことです。

※EUが「プーチンの戦争を正当化」を理由にロシアの『RT』と『スプートニク』を排除! しかも「排除要求」したのは欧州ジャーナリスト協会! ジャーナリストが対抗言論を封殺!?「言論・報道の自由」は、民主主義の基盤中の基盤! 欧州は自ら目と耳をつぶすのか!?(日刊IWJガイド、3月2日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50332#idx-6

 日本においてロシア、中国のメディアを排除するようなもので、結局、戦況にしても何にしても自分にとって都合の悪い情報、聞きたくない事実・真実が入ってこなくなり、戦中の日本のような情報統制をされて、デタラメな「大本営発表」のみをメディアが伝えて、あげく自滅してしまいます。

 自国政府も味方の国の政府も、負けず劣らず、プロパガンダしているものですから、相手のプロパガンダであれ、フェイクまじりであれ、相手を知る手がかりを失う、というのは、目と耳を自ら閉ざすに等しく、絶対にやってはならないことです。

 世界は今、100年に1度あるかないかの、巨大な政治的・経済的・軍事的な地殻変動に見舞われています。

 いうまでもなく、日本を含む世界全体に対し、単独覇権国として支配的な影響力を及ぼしてきた米国が衰退し、中国が米国の国力を上回る勢いの新興国として台頭してきており、その中国とロシアは結束を強めています。

 米国対中露が激突する時、日本は地理的にもこの3つの超大国の間にはさまっている、ということを忘れてはなりません! 戦争において地理的位置は、絶対的な条件となります。今のままでは、米国対中国、あるいは米国対中露の戦いに、日本が巻きこまれずに無傷のままやりすごすのは、非常に困難です。

 地球上の覇権国の力関係が、劇的に変わろうとしつつあります。この米中のせめぎあいに、米国の「従属国」に甘んじてきた日本は、モロに巻き込まれつつあります。

 米国につき従っていきさえすれば、安全で繁栄も約束される、というのは、第二次大戦後の米国が、ゆるぎなく、軍事力も経済力も圧倒的に強大で、余裕があり、そしてまだしもモラルが残っていた時代の話です。現在の米国は、昔日の米国ではないのです。

 こうした現実は、既存の大手新聞、テレビなどの御用マスメディアに頼っていては、まったく見えてきません。意図的に、国民の目を現状からそらせるような情報操作ばかり行われているからです! IWJは、国民をないがしろにして戦争準備を進める政府にこれでいいのか! と声を上げ続けてきています!

 こうしたことがIWJに可能なのは、特定のスポンサーをもたないことで、何者にも縛られず、忖度せずに真実をお伝えしてゆく、独立メディアだからです!

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!

 その会費と、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると自負しています。

 本年、2022年は、本当に日本の分水嶺の年となります!

 決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからもお振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身拝

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◆中継番組表◆

**2022.4.1 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】10:30~「立憲民主党 泉健太代表 記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 立憲民主党・泉健太代表による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた立憲民主党関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%AB%8B%E6%86%B2%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A
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【IWJ・Ch7】14:00頃~「林芳正 外務大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch7

 林芳正 外務大臣 定例記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた外務大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%A4%96%E5%8B%99%E5%A4%A7%E8%87%A3
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【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee

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◆中継番組表◆

**2022.4.2 Sat.**

<調整中>

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後『白人テロ』拡大の危険を招く!~岩上安身によるインタビュー 第1070回 ゲスト 国際政治学者 六辻彰二氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503870

【IWJ速報3月30日】ウクライナ情勢関連ツイートまとめ!バイデン大統領は「プーチンは権力の座にとどまれない」発言は政策ではなく「個人的な感情」とゴリ押し! 中露外相は世界の「多極化」の認識で一致!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504237

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■ツイッター「IWJ_Sokuho」3月31日 、日、英、米、中、露が続々「インド参り」! 対露制裁に加わらないインドを米豪が批判、「クアッド」に溝が深まる! さすがの英国も、バイデン大統領のプーチン政権転覆発言には「英政府はこれを目標にしていないと明確にしておく」と一線を引く!

 3月31日、英国のトラス外相がインドを訪問します。30日、中国で王毅外相と会談したロシアのラブロフ外相も、インドを訪問する予定です。

 米国も、ホワイトハウスが29日、バイデン政権のダリープ・シン国家安全保障担当副補佐官がインドを訪問し、政府当局者らと会談すると発表しています。

 中国の王毅外相は25日、インドのジャイシャンカル外相と会談しました。

 日本の岸田総理も19日、訪印し、モディ首相と会談して「ウクライナにおける紛争や人道的危機について深刻な懸念を示し、戦闘行為の即時停止や解決のための対話と外交の重要性を強調」することで一致しました。

 インドはロシアのウクライナ侵攻を非難しておらず、対露制裁にも加わっていません。さらに、各国が買わなくなったロシア産原油を割安で購入し、ドルを使わずに、ルピーとルーブルで取引をする方針で、SWIFTを使用しない取引することも検討しはじめています。これでは、対露制裁の抜け穴になると、西側諸国は不満を募らせています。

※【速報2980】Bloomberg、30日:インドはロシアとの2国間決済について、SWIFTに代わりロシア中央銀行が開発したシステムを利用するよう露側から提案を受け、検討している。厳しい国際的制裁を受けるロシアから原油や武器を引き続き購入したい意向。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509434855699886083

 トラス外相は「民主主義国が協力して侵略者を抑止することの重要性」を強調、「ロシアによる一方的なウクライナ侵攻という状況下で、このことの重要性はさらに増しており、自由民主主義国家が防衛、貿易、サイバーセキュリティなどの分野で協力する必要性を浮き彫りにしている」と述べています。

※【速報2968】ロイター、31日:英のトラフ外相は31日に訪印し、「民主主義国が協力して侵略者を抑止することの重要性」を強調するほか、両国の安全保障と雇用促進に向けインドとの関係を強化したい考え。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509408367097249792

 岩上安身は、日米豪印の「クアッド」の一員でもあり、国連総会でロシア非難決議を棄権し、対露制裁にも加わっていないインドについて、以下のようにツイートしました。

 「インドがどういうスタンスを取るかは、大きく影響する。非米諸国は、もちろん中国とロシアが筆頭だが、インドは人口の大きさと経済成長の潜在力、地政学的重要性が高い。ただ、インドがうんと言うとは思えない。なぜ旧帝国主義列強のG7にいつまでも従っていなければならない? 根本的な問題」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509466190615576578

 インドはロシアがウクライナに侵攻した2月24日以降、値下がりを利用して、ロシア産原油を少なくとも1300万バレル購入しました。2021年通年の購入量である約1600万バレルに迫る量です。

 米政府高官はインドのロシア産原油輸入急増について、インド政府を「大きなリスク」にさらす恐れがあると脅しともとれる警告をしました。ただし、米高官は「前年の水準から目立った増加でなく、割引価格での購入であれば、米国はインドがロシア産原油を購入することに異存はない」「ある程度の増加は許される」と妥協も示しています。

 岩上安身は、以下のようにツイートを投稿しました。

 「インドを反ロシア側に寝返るように、説得がうまくいかないとなると、米国はいきなり、インドに対して脅し。本当にいい加減にしないか、と思う」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509510580180189194

 米政府高官は、ロシアに圧力をかけるために「強力な制裁を含む集団的行動の重要性について、インドや世界のパートナーに働きかけていく」と述べました。

※【速報3043】ロイター、31日:米政府高官はインドのロシア産原油輸入急増について、インド政府を「大きなリスク」にさらす恐れがあると警告した。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509503578205040650

 インドは、SWIFTを使わないで、ロシア中央銀行が開発したシステムを利用するようロシア国側から提案を受け、ロシア案を検討中です。インドはロシア製武器の最大の買い手であり、世界的に原油が高騰する中で、ロシア産の安価な原油を輸入しています。国益を最優先にした、賢明な選択であるともいえます。

 米国とオーストラリアは、対ロシア制裁を骨抜きにするロシア案を検討しているとして、インドを批判しました。

 岩上安身は、これについて次のようにツイートしました。

 「クアッドは、おしまいでしょう。インドは中国とはこれまでの因縁から距離があったにせよ、ロシアを裏切るのは困難。クアッドは3カ国で。ということは、インド太平洋ではなく、太平洋だけで」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509514728158408705

 レモンド米商務長官は30日、ワシントンで記者団に「今こそ歴史の正しい側に立って米国および他の多数の国々と連帯するとともに、ウクライナ国民と共に自由と民主主義、主権のために立ち上がり、プーチン大統領の侵略への資金供給や後押し、支援を控えるべきだ」と語りました。レモンド長官は、インドとロシアの協議の報道について「極めて遺憾」と述べました。

 なんとか、インドを対露制裁の仲間に加えたい米国ですが、日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の溝が深まっています。

※【速報3045】ブルームバーグ、31日:米国とオーストラリアは、対ロシア制裁の骨抜きにする同国案を検討しているとしてインドを批判した。日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の溝の深まりが浮き彫りになった。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509504283984674818

 また、意外な国からも米国の強硬姿勢と半歩距離をおくような発言が出ています。

 これまで、どの国よりも米国と歩調を合わせて、対露制裁やウクライナへの軍事支援にも積極的だった英国ですが、バイデン大統領が26日に「(プーチン大統領は)権力の座にとどまることはできない」と発言した件については、さすがに異論があるようです。

 ジョンソン首相は30日、英国はロシアの政権交代やプーチン大統領の排除を目指しておらず、ウクライナの国民を戦争から守ることを目標としていると述べました。「ロシアの政権交代を望むことは恥ずべきことではない」とバイデン大統領を擁護しつつ、「英政府はこれを目標にしていないと明確にしておく」、「英国はウクライナの人々を野蛮で理不尽な暴力から守ろうとしている」と述べました。

 発言をとり消さなかったバイデン大統領とは、一線を画したかたちです。
 
※【速報2966】ロイター、31日:英国のジョンソン首相は30日、英国はロシアの政権交代やプーチン大統領の排除を目指しておらず、ウクライナの国民を戦争から守ることを目標としていると述べた。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509408216781783041

 ユダヤ人らを収容するためナチス・ドイツが設置したブーヘンバルト強制収容所の記念館財団は、29日、解放77年を記念して4月10日に開かれる式典に、ロシアとベラルーシの「公式代表」を招待しないと発表しました。

 大きな犠牲を払いながらナチスを打ち破ったのは、ソ連の赤軍ですから、これは厳しい制裁です。ドイツは、「公式代表」は招待しないが、ロシア出身犠牲者を追悼するためロシアの「市民団体」の代表を招待する、としています。

※【速報2967】時事、30日:独のブーヘンバルト強制収容所の記念館財団は29日、解放77年を記念して4月10日に開かれる式典に、ロシアとベラルーシの「公式代表」を招待しないと発表した。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509408286814072837

 ドイツのハーベック経済・気候保護相は30日、ガス供給が脅かされている際に出す「早期警報」を、EUの規則に基づいて発令したと、発表しました。3段階の警報レベルのうち1段階目で、国民や企業に「1キロワット時の省エネでも貢献となる」と消費抑制を呼び掛けました。

 ショルツ首相は30日、プーチン大統領と電話会談し、ロシア産天然ガスの代金支払いに引き続きユーロかドルを使用する意向を示したと独政府報道官が報告しました。一方、プーチン大統領はショルツ首相に対し、欧州のパートナー国にとって何ら変更はないと述べ、「寛大」な態度を示したといいます。

 ドイツでは、プーチン大統領がガス代金をルーブルで支払うよう要求したことを受けて、供給が中断する可能性を排除できないとして警戒を強めています。

 ドイツのインフレ率が3月に急伸しました。

 3月の消費者物価指数(CPI)はEU基準で前年同月比7.6%の上昇です。これは、東西ドイツ統一後の1990年代初頭に統計を開始して以降、最も高い数字です。

 エネルギーコストの上昇が、家計や企業を圧迫しました。米国から再三にわたる嫌がらせの制裁がなければ、とっくに完成している、独露間を結ぶパイプライン、ノルドストリーム2が稼働していて、こんな悲惨な状況にはならなかったはずなのに、です。

※【速報2985】Bloomberg、31日:ドイツのインフレ率が3月に急伸し、東西ドイツ統一後の1990年代初頭に統計を開始して以降で最高となった。エネルギーコストの上昇が家計や企業を圧迫していることが示された。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509472911257575426

 ウクライナ紛争が長引く中、欧米諸国で防衛費が膨張しています。

 カナダ連邦政府は2022年予算案を4月7日に議会に提出する予定ですが、フリーランド財務相は19日、国防分野などの支出を拡大する計画だと明らかにしました。

 欧州各国も国防費を拡大する予定です。『読売新聞』のまとめによると、国防費の対GDP比を各国が2、3年内に押し上げます。ポーランドは2021年2.1%から2023までに3%へ。ラトビア(カッコ内は2021年、2.27%)、リトアニア(2.03)、ルーマニア(2.02)は2.5%へ。ドイツ(1.53%)、チェコ(1.42%)、デンマーク(1.41)、スウェーデン(1.34%)は2%への引き上げを予定しています。

※【速報2969】ロイター、30日:カナダ連邦政府は2022年の予算案を4月7日に議会に提出する。同国はインフレの高まりに直面しているが、国防分野などの支出を拡大する計画だ。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509408412387348481

※【速報3047】ロシアによるウクライナ侵攻を受け、欧州諸国が国防予算の増額に動いている。ロシアの差し迫った脅威に対処する狙いで、米国の防衛戦略の補完も期待される。欧州全体の統合的な防衛につなげられるかが課題だ。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509506266137509892

 ロシア大統領府のペスコフ報道官は、30日、停戦交渉について、ロシアはウクライナとの協議で突破口を見いだしておらず、まだ多くの作業が残っていると、述べました。停戦交渉はまだ先が見えていません。

※【速報3051】ブルームバーグ、30日:ロシアはウクライナとの協議で突破口を見いだしておらず、まだ多くの作業が残ってると、ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官が報道陣との電話会見で述べた。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509508375649964036

 ブリンケン米国務長官は29日、ウクライナとの和平模索に向け、ロシア側から「真に真剣である兆候」は確認していないと述べました。

※【速報2890】ロイター、29日:ブリンケン米国務長官は29日、ウクライナとの和平模索に向け、ロシア側から「真に真剣である兆候」は確認していないと述べた。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509083009131057153

 このブリンケン氏の言葉に対して、岩上安身が反応し、ツイートしました。

 「我々も、この交渉の隠れた当事者として、米国が『真に真剣に停戦と平和を求めようとする兆候は皆無』であると確認している」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509474891522723840

 「米国は、ロシアの侵攻以前の問題、ウクライナの政策でロシア語が公用語から外され、文化的民族浄化が始まったこと、さらにウクライナの極右ネオナチによる暴力が野放しにされてきたこと、その暴力によってロシア語話者が迫害を受けてきたこと、これらの事実を一切認めていない。まず米国が変わるべき」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509480275524583430

 ウクライナ国防省は27日、露軍が東部と南部の作戦に注力している戦況から、プーチン露大統領が「朝鮮半島での韓国と北朝鮮のようにウクライナを二つに分断しようとしている」との分析を示しました。

※【速報2902】読売、29日:ウクライナ国防省幹部は27日、露軍が東部と南部の作戦に注力している戦況から、プーチン露大統領が「朝鮮半島での韓国と北朝鮮のようにウクライナを二つに分断しようとしている」との分析を示した。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509083783147896832

 岩上安身は、こうした戦況判断に対して以下のようにツイートしています。

 「この前は、北方の首都キエフでの戦線をロシア軍が縮小したことで、ロシア軍は苦戦している、などという観測が、日本を含めて、世界中を覆ったが、実際にはロシア軍が再配置して、ロシア語話者の多い地域の安定的な確保に乗り出した、というべき」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509476382350340100

 隣国ポーランド南部の古都クラクフでは毎日正午、ウクライナ上空に「飛行禁止区域」を設定するよう北大西洋条約機構(NATO)に求めるデモが開かれています。

※【速報2909】朝日、29日:隣国ポーランド南部の古都クラクフでは毎日正午、ウクライナ上空に「飛行禁止区域」を設定するよう北大西洋条約機構(NATO)に求めるデモが開かれている。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509103146324291586

 岩上安身は、ポーランドの突出ぶりに警告を促すツイートしています。

 「ポーランドが、NATOの中でも、突出してきた。米国の部隊、兵器の集積、そしてウクライナ軍の訓練を施すなど。バイデンはNATO加盟国にロシアが指一本でもすぐ触れたら容赦しないといった脅しを続けているが、ポーランドの方が先に越境しかねない勢い。その場合、ロシアは応戦するだろう」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509477537222905859

 一方、ウクライナ東部の要衝、マリウポリでの攻防について、米国のシンクタンクが29日、「ロシア軍があと数日でマリウポリ制圧を完了する」との分析を明らかにしました。

※【速報3048】テレ朝、30日:アメリカのシンクタンクは29日、「ロシア軍があと数日でマリウポリ制圧を完了する」との分析を明らかにしました。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509506980909666308

 中国が、ロシアに対し、食料や通信機器など兵器に当たらない物資を支援していることが「西側情報当局の分析」によって明らかになりました。ただし、中国は兵器を含む軍需品の支援はしておらず、「西側情報当局」は、中国の支援がない場合、「ロシア軍が現在のペースで軍事行動を続けると、5月上旬にはミサイルや弾薬、燃料など作戦に不可欠な物資が払底状態に近づく可能性が高い」としています。

※【速報3049】時事、31日:ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに対し、中国が食料や通信機器など兵器に当たらない物資を支援していることが分かった。西側情報当局の分析として関係筋が明らかにした。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509507439712149505

 ウクライナ紛争が長引くなか、ウクライナの難民はついに1000万人を超えました。『CNN』によると、の国内避難民は650万人、国外避難民は390万人になったとされます。

※【速報3050】時事、31日:国連ムスヤ氏はこの中で、ロシアによるウクライナ侵攻が始まってからの国内避難民は650万人、国外へ逃れた難民は390万人に上り、子どもたちの2人に1人以上が家を追われていると指摘した。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509507723062575113

 『スプートニク』は30日、激しい攻防が続く東部地区で、民族主義グループがロシア兵の足を銃で撃ちぬく拷問の様子が公開された、と報じました。

※【速報3001】スプートニク、30日:インターネット上ではウクライナで捕虜になったロシア兵の足を銃で撃ちぬく拷問の様子が公開された。これは東部ハリコフ州の民族主義グループが拠点とする基地で撮影されたものだという。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509494763782737924

 岩上安身は、この民族主義グループによるロシア兵拷問について、以下のようにツイートしました。

 「米政府は、ウクライナのネオナチの存在も、その暴虐も、ロシア語話者がジェノサイドされてきた事実も『確認できない』『報告がない』などと、突っぱねてきた。いい機会だからよくよく調査して、確認したらどうか。今までの認識を改めるいい機会だろう」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509499270486904835

 この残酷な仕打ちについては、IWJも号外でお知らせしました。

※【号外第8弾】ウクライナ軍がロシア兵捕虜を拷問!? ロシア兵の足を撃ち、激しく殴打! カメラ前でショック死も!! 映像がネットで公開され、ロシア、ウクライナ両当局が調査を表明! ウクライナ側は「ロシアの偽造映像」と示唆! 2022.3.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504120

 『スプートニク』は、ホワイトハウスのケイト・ベディングフィールド広報部長が30日のブリーフィングで、バイデン大統領はロシアとの直接衝突につながるような決定を下すことはない、と表明したと報じました。

※【速報3004】スプートニク、30日:ホワイトハウスのケイト・ベディングフィールド広報部長が30日のブリーフィングで、バイデン大統領はロシアとの直接衝突に繋がるような決定を下すことはない、と表明。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509495093438214145

 米国は直接、ロシアとは戦わないと、何度も何度も繰り返すバイデン政権に対し、岩上安身は以下のようにツイートしました。

 「だったら、ウクライナやロシアの近隣各国への巨額の武器支援をやめ、NATOの東方拡大もやめ、欧州とロシアの間の、米国さえいなければ平穏で、平和だった日々を取り戻せ。米軍はお家へ帰れ。ヤンキーゴーホーム」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509499971087007754

 さらに、以下のようにも、米国の姿勢を批判するツイートをしています。

 「米国がロシアと直接対決して、米本土が爆撃されるような事態は避けたいが、ロシアは俺様のイエスマンにならないので気に食わないから、イエスマンの軍事同盟舎弟国家に代理でやらせる、と言ってるだけ。米国組長の本音は何も変わらない」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509500731220324363

 『スプートニク』は、米国防総省のジョン・カービー報道官は、ウクライナとの和平協定の調印後、ロシアがドンバスを支配することに米国が同意しないと表明したと、報じました。

※【速報3008】スプートニク、31日:米国防総省のジョン・カービー報道官は、ウクライナとの和平協定の調印後、ロシアがドンバスを支配することに米国が同意しないと表明した。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509495425752961025

 岩上安身は、この米国の方針に対し、以下のようにツイートしました。

 「ドンバスの支配というよりも、保護。それを認めないならば、ロシアは退くことはできないだろう。ドンバスで起こってきたことは、パレスチナの民族浄化にも等しい。まずもってその事実を認めない、紛争当事国でもないのに地球の組長を自認している米国がこうして口を差し挟む限り、紛争は終わらない」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509501786054307842

 「米国は、ウクライナ国内で起きている少数民族である、ロシア語話者に対する人権侵害には何の興味もなく、関心があるのはもっぱら領土の一体性である、というならば、中国国内のウイグル人の人権抑圧には沈黙し、台湾を含めた中国の領土一体性も支持するんだな?」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509506661136072715

※【速報2927】テレ朝、30日:ロシアのプーチン大統領はウクライナ南東部のマリウポリについて、「人道的状況の解決にはウクライナの民族主義者が武器を置く必要がある」と述べました。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509138434627047424

 「このプーチン発言の事実を、ちゃんと日本のマスメディアは報じろ。そして、マリウポリに本拠地を構える#アゾフ連隊 の正体を、いつまでも米政府のプロパガンダに従った情報操作をしていないで、真実を伝えろ。日本は米国の属国ではない!という気概をもって、マスメディアのサラリーマンどもは働け!」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509482373859397638

 「ロシアを追い詰めたのは、NATO東方不拡大の約束を最初に破ったクリントン政権や、さらにウクライナまで加盟させようとするバイデン政権。さらに中東を20年間に渡って火の海にしてきたブッシュ政権、オバマ政権らも鬼。つまりは米国こそが、地球に住む人類にとっての最大の『深刻な脅威』」
 
※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509484186725679104

 『スプートニク』は、ロシア正教会の活動をウクライナ国内で禁止し、教会が国内で保有する資産を押収することを許可する法案が、ウクライナの最高会議に提出された、と報じました。

※【速報3018】スプートニク、30日:ロシア正教会の活動をウクライナ国内で禁止し、教会が国内で保有する資産を押収することを許可する法案が最高会議に提出された。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509498430821142533

 岩上安身は、以下のようにツイートしました。

 「教会も弾圧って、世界の世論は指弾しないのか?」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509507246522511367

 『RT』は、ウクライナで米国が資金提供したバイオラボについて、キエフは米国防総省が資金提供したバイオラボで開発された病原体を使用して、ドンバスとロシアを攻撃する計画を立てていた、とモスクワがいった、と報じました。

【速報3021】RT、30日:ロシアは、ウクライナで米国が資金提供したバイオラボについて新たな主張をした。キエフは、米国防総省が資金提供したバイオラボで開発された病原体を使用して、ドンバスとロシアを攻撃する計画を立てていた、とモスクワはいう。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509498825911959555

 岩上安身はこのニュースに対して、以下のようにツイートしています。

 「とうとう、物騒な話が出てきた。これが事実かどうか、国連は調査に乗り出すべきだろうし、国際社会は見て見ぬ振りをすべきではないだろう」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509507595677356040

 「これはまるで、サリンを大量製造し、入手したヘリコプターで、東京上空から大量のサリンをばら撒こうと計画していたオウム真理教を思い出させる。オウム真理教は、旧ソ連に渡って武器などの入手をしていた」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509507977434185732

 『RT』は、セルゲイ・ラブロフ外相が30日、パキスタン、マクドゥーム・シャー・マフムード・クレシ外相との会談で、「西側諸国」はウクライナを「第二のアフガニスタン」に変えようとしていると非難した、と報じた。

※【速報3028】RT、30日:セルゲイ・ラブロフ外相は、西はウクライナが「第二のアフガニスタン」に変えようとしていると非難した。30日、中国で、パキスタン、マクドゥーム・シャー・マフムード・クレシ外相との会談で述べた。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1509499328947441673

 岩上安身は、このラブロフ外相発言に対して、以下のようにツイートしました。

 「西側はウクライナを、第二のアフガニスタンにしようとしている、というのは、適切な比喩。米国がソ連(ロシア)と代理戦争を戦う戦場であり、ムジャヒディーンの代わりに#アゾフのような極右ネオナチを、金と武器を注ぎ込んで育て、テロリストの温床とする。まったくその通りである」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509509102669828096

■岩上安身のツイッター道場!『テレ朝』が、#アゾフ のマクシム・ゾリン司令官にインタビュー、「アゾフはネオナチではなく愛国者だ」とアゾフ側の言い分をそのまま垂れ流し! 軍事ジャーナリスト・黒井文太郎氏は、「極右ではありますけれども、ネオナチとは今は言えない」と謎発言!

 31日、岩上安身は、インタビューにおいて『テレ朝』が3月27日、アゾフのマクシム・ゾリン司令官のインタビューを流し、「アゾフはネオナチではなく愛国者だ」という、アゾフ側の言い分をそのまま垂れ流した件を取り上げました。

 ゾリン司令官の胸にははっきりとナチス親衛隊の紋章・ヴォルフスアンゲルが掲げられていました。#アゾフは、その出発点の頃からこのヴォルフスアンゲルを#アゾフのシンボルマークとして掲げていたのです。これは彼らのアイデンティティーでありネオナチであることの証明です。

※フルオープン【3/30 19時頃~ライブ配信】岩上安身による国際政治学者 六辻彰二氏インタビュー 第2弾(IWJ、2022年3月30日)
https://www.youtube.com/watch?v=lBl_KnzzXAk&list=RDCMUCO6c-ejeQxxKArNHWieU2OQ&start_radio=1

※ヴォルフスアンゲル(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AB

 コメンテーターとして登場した、軍事ジャーナリスト・黒井文太郎氏は「ネオナチという言葉はどちらかというと、ロシア側が、反ロシア側に対して使うレッテル貼りなので、(アゾフ)は極右ではありますけれども、ネオナチとは今は言えないと思うんですね」などと根拠も示さずコメントしました。『テレ朝』の報道姿勢について、ツイッターでも「異常ではないか」という批判の声が上がりました。

 「テレ朝は、モーニングショーで慶應の女性教授が得々と米国の言い分を垂れ流していました。頭にきてチャンネル変えたら、オッサンがウクライナは最後まで頑張れと檄を飛ばしていました。この国、狂っていますよ」

※蛙の妻@froginthechaos
https://twitter.com/froginthechaos/status/1509484989075030016

 このツイートに対して、岩上安身は以下のようにリプライしています。

 「その通りです。記者やディレクターやコメンテーターらが狂っていても、まるごと狂っている組織の中にいて、しかも、競合するライバルであるはずの全新聞社、全テレビ局が、政府ともども横並びで狂っていると、もう、自分の狂いっぷりを自覚できなくなります。日本は、対抗言論が少なく異常です。日本は、隅から隅まで大本営発表で埋め尽くされてしまいます」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509490131299966984

 「ご返信ありがとうございます。うっかりテレビを見ると、自分が発狂したのかと思う時があります。主要メディア全てがロシア=悪、ウクライナ=善の二元論。ゼレンスキー演説にはスタンディングオベーション。リベラルの大半も米国の言い分を鵜呑み。恐ろしい国です」

※蛙の妻@froginthechaos
https://twitter.com/froginthechaos/status/1509501906619887618

 「おっしゃる通りです。普通に気が狂いそうになりますよね。正気でいられるような言論空間を確保して、押し広げるために、IWJとしては頑張りますので、どうぞ応援をよろしくお願いします」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509510051815632897

 『テレ朝』アゾフ問題については、3月30日に岩上安身が、国際政治学者・六辻彰二氏にインタビューした際にも話題になりました。インタビューの実況ツイートにもしっかり残っています。下記のURLを御覧ください。

 「37.岩上『テレ朝はネオナチ加担じゃないですか』。六辻氏『ネオナチですか?はいそうですと答える人は今の世界にいるはずがない。そこをホワイトウォッシュするのはテレビ局としては雑』。岩上『僕は丁寧な仕事したなと思います(笑)』#IWJ

※IWJ実況@IWJ_Live
https://twitter.com/IWJ_Live/status/1509137823257235456

 このツイートに対して、リプライする形で、岩上安身は以下のようにツイートしています。

 「テレ朝のこの報道は、本当に犯罪的であったと思う。安倍政権時代に痛めつけれて、すっかりポチになってしまった局の哀れさ、あさましさ。今からでも多くの人がこの問題に関心を持っていただきたい。日本が戦争当事国となるような時には、隅から隅まで大本営発表で埋め尽くされてしまいます」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509481382862413826

 また、このようなツイートも、岩上安身あてのメンションに送られてきました。世界中で、#アゾフの正体は明らかになっているのに、日本のマスメディアは、それを「今はネオナチではない」などとデタラメ報道をするのですから、「暴挙」という他はありません。

 「反ユダヤ主義を監視しているカナダのFSWC(Friends of Simon Wiesenthal Center for Holocaust Studies) も、ウクライナ軍内の極右過激派(ネオナチ)について2021年に言及しています。『ウクライナのネオナチ化はあり得ない』という日本の報道は、信用できないなぁ」

※TOKYO BELLEZZA CLINIC / 院長アカウント@tokyobellezza
https://twitter.com/tokyobellezza/status/1509504244575252482

 それに対する岩上安身のリプライです。

 「日本のマスメディア(テレビ朝日)が恥知らずにも垂れ流す、ウクライナのネオナチの#アゾフが、国軍に入ってネオナチではなくなった、などという苦し紛れの出まかせを信じられるわけがありません」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509511060948414464

 3月30日の岩上安身による国際政治学者・六辻彰二氏インタビューは、YouTubeで4月6日まで御覧になれます。

※フルオープン【3/30 19時頃~ライブ配信】岩上安身による国際政治学者 六辻彰二氏インタビュー 第2弾
https://www.youtube.com/watch?v=lBl_KnzzXAk

■ロシアメディア『RT(Russia Today)』が、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相におこなった約30分ほどのインタビューのハイライト記事をIWJが仮訳! ラブロフ氏は、8月のゼレンスキー氏の発言を引用し、ドンバス分離地域に住む人々に対して、「自分たちがロシア人だと思うならロシアに行く」ように言った、それはウクライナが『反ロシア』化しつつあることを示唆する多くの証拠の一つだと指摘!

 3月30日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、「欧米はウクライナを『第二のアフガニスタン』にすることを望んでいる」と、述べました。ロシアメディア『RT(Russia Today)』が報じました。

 岩上安身は次のようにツイートしました。

 「西側はウクライナを、第二のアフガニスタンにしようとしている、というのは、適切な比喩。米国がソ連(ロシア)と代理戦争を戦う戦場であり、ムジャヒディーンの代わりに#アゾフのような極右ネオナチを、金と武器を注ぎ込んで育て、テロリストの温床とする。まったくその通りである」

※岩上安身@iwakamiyasumi
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1509509102669828096

 ラブロフ氏は30日、中国の安徽省屯渓で開催される第3回アフガニスタン周辺国外相会合に出席するため、2月24日のウクライナ侵攻以来初めて中国を訪問しました。

 ラブロフ氏は、パキスタンのマフドゥーム・シャーマフッド・クレシ外相と会談した際に、「アフガニスタンを世界政治の中心にしようとした者たちは、今やアフガニスタンをウクライナに置き換えようとしている」と述べました。

※欧米はウクライナを「第二のアフガニスタン」に変えようとしている-モスクワ モスクワの外交官トップが、世界政治の中心が移動していると述べた(West wants Ukraine to be ‘second Afghanistan’ Moscow Moscow’s top diplomat said that the center of world politics is moving place)
https://www.rt.com/russia/552990-russia-ukraine-afghanistan-second/

 30日、ラブロフ外相と王毅外相が会談し、ともに「世界の多極化」を推進することを表明しました。

 ラブロフ外相は「国際情勢の重大な局面において、ロシアと中国の首脳は戦略的なコミュニケーションを維持し、ロシアと中国の関係の着実な発展と世界の多極化を推進する上で重要な役割を担っている」と述べました。

 王毅外相も「国際情勢が激動期に入り、世界が100年に一度の大きな変化を迎えていることを目撃した」と応じ、「中国は常に世界の多極化と国際関係の民主化を支持」してきたと述べています。

 両外相は、「100年に一度の大きな変化」を乗り越えて「米国一極支配」を変えてゆく決意を示しました。

※【IWJ速報3月30日】ウクライナ情勢関連ツイートまとめ!バイデン大統領は「プーチンは権力の座にとどまれない」発言は政策ではなく「個人的な感情」とゴリ押し! 中露外相は世界の「多極化」の認識で一致! 2022.3.31
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504237

 3月18日、ロシアメディア『RT(Russia Today)』が、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相に約30分ほどのインタビューを行いました。このインタビューは英語で行われ、YouTubeでも公開されています。

※セルゲイ・ラブロフ外相のRTとのインタビュー(2022年3月18日、モスクワ)(Foreign Minister Sergey Lavrov’s interview with RT, Moscow, March 18, 2022)(RT、2022年3月18日)
https://www.youtube.com/watch?v=8xz7pQG-X1k

 インタビューの中で、ラブロフ外相は、西欧世界への失望を明確に示し、「西」と決別して「東」に向かう決意を示しました。ロシアと中国との距離をさらに縮める決意の表明であろうと思われます。

 ラブロフ氏は1950年3月21日モスクワ生まれの72歳です。1972年にモスクワ国際関係大学を卒業、ソビエト連邦外務省に入省し、1991年のソ連崩壊後も引き続き、ロシア外務省に務めました。

 ラブロフ氏は2004年にロシアの外務大臣に就任し、今年で在職18年になりました。エリツィン、プーチン、メドベージェフ、そしてまたプーチンと4代、3人の大統領の下で、ロシア外交を担ってきました。ソ連崩壊前からロシア外交に携わってきたベテランのラブロフ外相は、今、何を考えているのでしょうか。

 『RT』が記事化したインタビューハイライトを翻訳し、IWJで紹介する許可を得ましたので、以下にご紹介いたします。

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、富樫航、渡会裕、中村尚貴)

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