日刊IWJガイド・非会員版「コロナ禍でIWJは存続できるかどうかの危機に直面しています!! IWJは会費とご寄付・カンパの減少が拡大しており、このままでは2月末に累積の不足額が1300万円を超えてしまいます! 岩上安身個人で赤字を埋めるのはもはや限界です!」2021.02.27号~No.3089号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに〜コロナ禍でIWJは存続できるかどうかの危機に直面しています!!  IWJは会費とご寄付・カンパの減少が拡大しており、このままでは2月末に累積の不足額が1300万円を超えてしまいます! 岩上安身個人で赤字を埋めるのはもはや限界です! 縮小は不可避ですが、それでもIWJの存続を望まれる方は、会員登録とご寄付でのご支援をどうぞよろしくお願いします!
■バイデン、戦争する大統領の姿あらわに! 「金融資本と軍産複合体に牛耳られた政権」(孫崎享氏談)米バイデン政権がシリア国内の民兵組織に報復攻撃! イランの支持を受ける7つの標的を500ポンド爆弾で空爆! 民兵数人が死亡! オースティン国防長官が攻撃を進言! バイデン大統領が許可、命令!
■【中継番組表】
■政府が首都圏1都3県以外の緊急事態宣言を28日に解除することを決定! 菅総理は総理会見の司会を務めてきた山田真貴子広報官が東北新社高額接待問題疑惑をもたれているためか、記者会見を開かず!?
■2月13日の福島県沖地震で福島第一原発1号機3号機の格納容器に「新たな破損」! 底が抜けている!? 震度6で穴が開く脆弱化した格納容器は今後の大地震に耐えられるのか? また、廃炉作業の要である注水設備と窒素封入設備の耐震性はどうか?
■<IWJ取材報告 1>選択的夫婦別姓に反対の署名をした丸川五輪大臣の「信念」について問うと、丸川オリパラ大臣「私が民主主義国家の一員だということ。憲法の下で立法をしながら、国全体の声を聞くようにということ。それが『私個人の信念』」!?~2.26丸川珠代 東京オリンピック・パラリンピック大臣 定例記者会見
■<IWJ取材報告 2>IWJ記者が「アキタフーズ」収賄会食への同席のような供応が農水省で常態化してないかを質問! 野上農水相は「一定の役職以上を期限を区切らず網羅的に調査」と回答~2.26 野上浩太郎 農林水産大臣 定例会見
■<本日の再配信>本日午後午後8時から2020年10月19日収録「コロナ後に来るのは 地球の覇権をかけた米中軍事衝突か!? 『新チャイメリカ』体制なのか!? 躍進する中国、衰退する米国、 そして日本の行方は?岩上安身によるインタビュー 第1015回 ゲスト 横浜市立大学名誉教授 矢吹晋氏(1)」を再配信します! 3月1日はインタビュー続編を生配信!
■IWJのピンチにご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます! 心からの感謝を込めて。1月のご寄付者様のお名前を掲載させていただきます!
■<お知らせ>2021年3月31日をもって「ニコニコチャンネル」内「岩上安身のIWJチャンネル」を終了いたします。これまでお世話になりました。ありがとうございました。
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■はじめに~コロナ禍でIWJは存続できるかどうかの危機に直面しています!! IWJは会費とご寄付・カンパの減少が拡大しており、このままでは2月末に累積の不足額が1300万円を超えてしまいます! 岩上安身個人で赤字を埋めるのはもはや限界です! 縮小は不可避ですが、それでもIWJの存続を望まれる方は、会員登録とご寄付でのご支援をどうぞよろしくお願いします!

 おはようございます。IWJ編集部です。いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。

 コロナ不況の中、IWJにご支援をお寄せくださった皆様には、岩上安身とスタッフ一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 しかしながら、2月も残りあと2日となりましたが、2月25日までのご寄付・カンパは95件で112万300円、目標額の25%の達成率にとどまっています。

 IWJはかねてより、活動費の半分を会員の皆様からの会費で、もう半分を皆様からのご寄付・カンパによって支えられて活動しています。

 今期も、事業規模を縮小して必要最低限の予算を組んでおり、皆様からのご寄付・カンパは、毎月、月額450万円あれば収支のバランスが取れる見通しです。

 しかし、安倍政権、菅政権の失政によるコロナ不況もあり、会費とご寄付・カンパの減少が拡大しています。

 IWJの今期第11期は、期のスタートの昨年8月から1月末までの6ヶ月間で期の半分が終わりちょうど折り返し地点となりましたが、ご寄付・カンパは年内の目標額が2700万円、月間にすると、その目標額は450万円となりますが、毎月、月間目標額を下回り、その累積不足分は約978万円にも積み上がっています!

 2月も前述のような状況で、このままでは累積不足分は、2月の不足分もあわせると2月末には、1300万円を超えてしまう見通しです!とてもこの状況はもう、もちこたえられません。

 IWJは1月に、当座の資金として岩上安身個人から追加で400万円借りざるをえなくなりました!

 IWJはこれまでにも、資金が不足するたびに岩上安身個人の蓄えからの借り入れを繰り返しており、その総額は993万5000円にまで累積しています。2月が月を越せないといっても、すぐにまた追加で400万円強のお金を岩上が出せるわけではありません。岩上安身は、富裕層でも株長者でも、もちろん「上級国民」でもありません。

 岩上安身がわずかなたくわえで、赤字を補填してゆくのは、もう限界で、IWJを存続させていくにしても、思い切った縮小をする必要があり、3月までには何らかの決断を迫られることになると思います。

 この2月末よりも先は、岩上安身個人ではIWJの赤字を支えることは困難、というより、不可能です。柱となるインタビューや、記者会見・シンポジウムなどの公共コンテンツの中継配信の縮小、日刊やテキスト記事の大幅な縮小など、どこかを削らざるをえません。

 我々のさらなる支出削減の努力にも限界があります。IWJを支えてくださる市民の皆様のご支援、ご協力が、どうしても必要です!

 IWJは政治権力におもねらず、大資本にも組み伏せられない、独立した自由な市民のためのインターネット報道メディアとして、その使命を果たしていきたいと考えています。

 特定のスポンサーに頼らない独立市民メディアであるIWJが、「上級国民」のふるう権力と御用マスコミの監視をする「ウォッチドッグ」としての活動を継続していくためには、市民の皆様の会費とご寄付・カンパによるご支援が欠かせません!

 ジャーナリズムが権力となれあわない「ウォッチドッグ」であり続ける理由は、権力の失政によって、我々国民が「殺されない」ために他なりません。コロナ失政によって菅政権に殺されないために、「ウォッチドッグ」の活動は必要です!

 我々も皆さんも生き延びられるように、死に物狂いで我々も頑張りたいと思っています。皆さんも、ぜひ、ご支援、応援をよろしくお願いします!

 どうか、IWJの生き残りをかけた取り組みにご理解をいただき、ご支援をよろしくお願いいたします!

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支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
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店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
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店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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 皆さまのお支えがあってこそのIWJです。我々も「サバイバル」に向けて精いっぱい頑張りますので、どうぞ、今後とも何とぞご支援のほど、重ねてよろしくお願い申し上げます。

■バイデン、戦争する大統領の姿あらわに! 「金融資本と軍産複合体に牛耳られた政権」(孫崎享氏談)米バイデン政権がシリア国内の民兵組織に報復攻撃! イランの支持を受ける7つの標的を500ポンド爆弾で空爆! 民兵数人が死亡! オースティン国防長官が攻撃を進言! バイデン大統領が許可、命令!

 「バイデン政権は、今までのどの時代よりも、金融資本と軍産複合体に牛耳られた政権だと思います」

 バイデンは、「これまでの米国の通り」、戦争をする政権である、ということです。

 今年2月9日の岩上安身によるインタビューでの、孫崎享氏の上記の懸念が早くも的中しました。

※バイデン新政権始動! 強硬な対中国政策と「同盟再強化」は東アジアでの戦争発火へつながるのか? そのとき日本はもはや傍観できない~岩上安身による第1028回 ゲスト 元外務省情報局長・孫崎享氏 連続インタビュー第1回 2021.2.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488564

 米国東部時間の2月25日、米国防総省のジョン・カービー報道官が声明で、バイデン大統領の命令にもとづいて、シリア東部にあるイランが支援する民兵組織の施設を空爆したと発表しました。

※U.S. carries out airstrike in Syria after rocket attacks(POLITICO、2021年2月25日)
https://www.politico.com/news/2021/02/25/us-airstrike-syria-471685

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◆中継番組表◆

**2021.2.27 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 874・IWJ_YouTube Live】20:00~「コロナ後に来るのは 地球の覇権をかけた米中軍事衝突か!? 『新チャイメリカ』体制なのか!? 躍進する中国、衰退する米国、 そして日本の行方は?岩上安身によるインタビュー 第1015回 ゲスト 横浜市立大学名誉教授 矢吹晋氏(1)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2020年10月に収録した、岩上安身による矢吹晋氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた矢吹晋氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/fellow/archives/tag/%e7%9f%a2%e5%90%b9%e6%99%8b

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/482988

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◆中継番組表◆

**2021.2.28 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh3・大阪】14:00~「ミャンマー国軍によるクーデターへの在日ミャンマー人有志による抗議行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach3

 「在日ミャンマー人有志」による抗議行動を中継します。これまでIWJが報じてきたミャンマー関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/myanmar
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【タイムリー再配信 875・IWJ_YouTube Live】20:00~「コロナ後に来るのは 地球の覇権をかけた米中軍事衝突か!? 『新チャイメリカ』体制なのか!? 躍進する中国、衰退する米国、 そして日本の行方は?岩上安身によるインタビュー 第1015回 ゲスト 横浜市立大学名誉教授 矢吹晋氏(2)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2020年10月に収録した、岩上安身による矢吹晋氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた米中関係関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%b1%b3%e4%b8%ad%e9%96%a2%e4%bf%82

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/482988

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

国に「オリンピックを開催すべきでなく、聖火リレーも中止」との要請書を提出! 丸山知事「一大事業に冷や水さす自分が冷遇されるのも承知」~2.25 新型コロナウイルス感染症に関する島根県知事の国等への要請活動に係る記者会見―登壇:丸山達也 島根県知事
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/489130

◆昨日再アップした記事はこちらです◆

(再掲載)「憲政史上最悪の国会」にした、 安倍政権「7つの大罪」を斬る!~岩上安身によるインタビュー 第892回 ゲスト 立憲民主党代表・枝野幸男衆議院議員
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/429036

(再掲載)スイスは一人あたりGDP世界2位!国際競争力世界一!いったい スイスと日本の違いは!? スイスの「直接民主制」を東アジアにも! ~岩上安身によるインタビュー 第881回 ゲスト ブルーノ・カウフマン氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/414757

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■政府が首都圏1都3県以外の緊急事態宣言を28日に解除することを決定! 菅総理は総理会見の司会を務めてきた山田真貴子広報官が東北新社高額接待問題疑惑をもたれているためか、記者会見を開かず!?

 昨日26日、政府は新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、新型インフルエンザ等対策特別措置法(新型コロナウイルス対策特措法)にもとづく緊急事態宣言について、対象10都府県のうち、首都圏の1都3県を除き、2月28日で解除することを決定しました。

※関西・中部・福岡で先行解除 緊急事態宣言、首都圏は来週判断―政府(時事ドットコム、2021年2月26日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021022600997&g=cov

 先行解除されるのは、愛知県、岐阜県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県の6府県です。時事通信によると、「首都圏1都3県は3月7日の期限まで維持。感染状況を見極めて同5日にも解除の可否を決める」とのことです。

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■2月13日の福島県沖地震で福島第一原発1号機3号機の格納容器に「新たな破損」! 底が抜けている!? 震度6で穴が開く脆弱化した格納容器は今後の大地震に耐えられるのか? また、廃炉作業の要である注水設備と窒素封入設備の耐震性はどうか?

 2月13日夜11時07分に発生した、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3、最大震度6強の地震は、福島第一原発に様々な影響を及ぼしました。そのうち、深刻な影響は主に2つあります。

 1つは、原子炉格納容器の水位が低下していることです。

 2月19日の段階で、東電は「1号機および3号機において原子炉格納容器水位が低下傾向にある」と判断しました。

※福島第一原子力発電所 1号機および3号機原子炉格納容器における水位低下について(東京電力、2021年2月19日)
https://www.tepco.co.jp/decommission/information/newsrelease/reference/pdf/2021/1h/rf_20210219_1.pdf

 東電は廃炉作業を進めるにあたり、「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」を策定しています。この計画の1つに、原子炉圧力容器・格納容器注水設備の設置があります。

※福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画(東京電力)
https://www.tepco.co.jp/decommission/information/implementation/

 この設備は、電動機駆動の注水ポンプによって原子炉への注水を行い、燃料の崩壊熱を除去することを目的としています。

※2 特定原子力施設の構造及び設備,工事の計画(東京電力、2018年7月6日)
https://www.tepco.co.jp/decommission/information/implementation/pdf/2_2_1.pdf

 2月13日の地震によって、この設備から原子炉に注水されている水の格納容器内での水位が低下しているということです。

 注目されるのは、東電が次のように述べている点です。

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■<IWJ取材報告 1>選択的夫婦別姓に反対の署名をした丸川五輪大臣の「信念」について問うと、丸川オリパラ大臣「私が民主主義国家の一員だということ。憲法の下で立法をしながら、国全体の声を聞くようにということ。それが『私個人の信念』」!?~2.26丸川珠代 東京オリンピック・パラリンピック大臣 定例記者会見

 昨日26日、午前9時20分頃より、東京都千代田区永田町の内閣府本部庁舎にて、丸川珠代 東京オリンピック・パラリンピック大臣の定例記者会見が行われました。

 丸川大臣からの報告に続く、大臣と各社記者との質疑応答で、IWJからは「オリンピック開催にかかる新型コロナ対応」と「選択的夫婦別姓制度の導入」について質問し、丸川大臣から回答がありました。

 IWJ記者「丸川珠代オリパラ大臣は、一昨日の定例会見で、ワクチン接種を五輪開催の前提とせず、徹底した検査などを選手団等にほどこすとおっしゃっていましたが、その際同様の厳格な検査体制を観客に対して行えるかどうかが『焦点』だとおっしゃいました。その『焦点』という言葉の意味を具体的にお聞かせください。

 現在東京五輪は、観客を入れて行うのか、無観客で行うのか、開催そのものを取りやめるのか、選択肢は3つだと思いますが、いつ、その答えははっきりするのでしょうか? 第3の開催取りやめはない、と言われるのであるならば無観客なのか、観客をいれるのか?

 観客を入れるとしたら、そのための安全確保として、どのように全観客に選手団や大会関係者と同様、PCR検査をほどこすのか、といった具体的な対策の手立てが文字通り『焦点』となってくるかと思います。その方針はいつ、くだされるのでしょうか?」

 丸川大臣「まず、ワクチンの接種を前提としない実行の方法について、アスリートについては確立したと思っていることについてですが、中間まとめをした時期と今で違うことがあるとすれば、変異株が出てきているということ。実際、全豪オープンでは、私たちが学んだことのひとつとして、ある意味当たり前だが、『検査は万能ではない』ということがある。

 ですので、検査をしてもなお、その後発症されるかた、また、その後、感染力を持つ方がいらっしゃるかもしれないという前提に立たなければいけないので、そのような体制をとりながら、観客の方を受け入れる場合に、どのような措置が必要かということを国内と国外で分けて考えないといけないと思います。

 ただ、いずれの場合においても大切なのは、観客の皆さま方が、選手の方にやろうとしているような事前の健康管理や行動規制にご協力をいただけるのか否か、あるいは検査を受けていただく際に、検査の品質が担保され、それが定期的にきちんと行える体制が持てるのかどうか。

 また、そうしたご協力をいただけない観客の方がいた場合、どうするのか。ということになろうかと思いますので、今まさに、それを議論させていただいているところです」

 結局選手には、徹底する検査を、客に対しては検査の不確実性も持ち出し、入場する全員に行う、という考えは示しませんでした。無観客試合に傾いているとも言っていないので、検査もせず「事前の健康管理や行動規制に協力」さえすればノーチェックで何万人も入る競技会場に人をギューギューに「密」にして、感染させてしまう考えが、この丸川大臣の頭の中には残存しているらしく、国民とすれば不安でたまりません。

 しかも、東京五輪は開催が検討されている時点で「東京の夏は暑すぎる。熱中症で倒れる人が続出する」と心配されてきました。まさか、多くの人がお忘れではないでしょうが、そんな酷暑の夏の五輪会場で、あるいは沿道で、マスクの着用を徹底させ、声援は無言、拍手のみ、などということを徹底させられるのでしょうか?

 丸川大臣が、観客全員のPCRの検査に消極的であるというのは重大な問題です。IWJはこの点を今後もついていきたいと思います。

 IWJ記者「次の質問です。昨日記者会見を開いた丸山島根県知事は、聖火リレーのみならず、五輪の開催自体に反対しており、国に、『オリンピックを開催すべきではなく、聖火リレーも中止すべき』という要請書を昨日、提出したということですが、丸川大臣はこれを聞いて、どの様にお考えになるでしょうか?」

 丸川大臣「はい。まず、昨日、経済産業省や厚生労働省においでになったというのを報道では拝見したが、私のところにはおいでになっておらず、また、要望書もいただいておりません。ですので、私がその仔細の内容を直接うかがったかというと、そういうわけではありません。

 ですので、仄聞するに、ということになりますが、大会の開催で感染が拡大することを懸念されているということですので、ご理解を得られるように、感染拡大の防止に全力を上げていく、そして、ご理解を得られるような形で開催するには、どういう知恵を出せるかということを、またさらに、春までということで、今、いろいろな期限についての議論でいろいろな声も上がっているところだが、それも含めて、きちんと検討させていただいている最中です」

 ここでも「感染拡大の防止に全力を上げていく」と言いつつ、もはや世界の誰も相手にしないような、PCR検査無効論のようなことを口にして、PCR検査徹底についてサボタージュしているのですから、島根の丸山知事が懸念するのは当然であると思います。

 不安がぬぐえないのは、こうした非科学的・非医学的なPCR検査懐疑論や不要・役たたず論を持ち出して、大規模な検査をサボタージュする政府の不誠実な姿勢のせいです。

 IWJ記者「自民党の国会議員有志により、一部の地方議員に対し、選択的夫婦別姓制度導入に賛同する意見書を地方議会で採択しないよう求める文書が送られていたことが明らかとなり、丸川大臣もその文書に名を連ねており、その理由について『私個人の信念』とおっしゃいました。
 
 丸川大臣は、森前会長と同じく清和会、日本最大の極右団体である日本会議国会議員懇談会、そして神道政治連盟国会議員懇談会にも所属していらっしゃいます。大臣にとって、清和会の『大先輩』である森氏は総理在職中に神道政治連盟国会議員懇談会の結成30周年記念の祝賀会で挨拶し、その中で『日本の国、まさに天皇を中心としている神の国であるぞということを国民の皆さんにしっかりと承知をしていただく』と発言し、批判を浴びて失脚しました。

 日本国憲法は『天皇を中心とする天皇主権の神の国』ではなく、『国民が主人公である国民主権の民主国家』と定めていますが、丸川大臣の夫婦別姓を認めない『私個人の信念』とは、森氏が開陳した、現行憲法の理念に反する『皇国史観』に類するような思想でしょうか? 可能なことでいいので教えて下さい」

 丸川大臣「私は森元会長の個人のお考えにそれほど詳しくないので、あまりその点についてお話をしたり、直接その話をされているところに居あわせたことがありませんので、よく存じ上げません」

 IWJ記者「丸川大臣がおっしゃった『私個人の信念』ということに関して、森さんのことは関係なくていいんですが、丸川大臣の『個人の信念』について、何かお話をうかがうことができますか?」

 丸川大臣「私が民主主義国家の一員だということです。日本国憲法のもとで、立法をしながら、国民の声を聞くにあたっては、様々な声を聞く。東京都選出ですけども、国会議員というのは、東京の声だけではなく、国全体の声を聞くようにということが、私たちに課せられた使命だと思っています」

 丸川 東京オリンピック・パラリンピック大臣の会見の一部始終は、全編動画にてご確認ください。

※丸川オリパラ大臣「私が民主主義国家の一員だということ。憲法の下で立法をしながら、国全体の声を聞くようにということ。それが『私個人の信念』」!?~2.26丸川珠代 東京オリンピック・パラリンピック大臣 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/489170

■<IWJ取材報告 2>IWJ記者が「アキタフーズ」収賄会食への同席のような供応が農水省で常態化してないかを質問! 野上農水相は「一定の役職以上を期限を区切らず網羅的に調査」と回答~2.26 野上浩太郎 農林水産大臣 定例会見

 昨日26日(金)午前10時45分頃より、東京都千代田区の農林水産省にて野上浩太郎農林水産大臣の定例会見が行われました。

 IWJ記者は、「昨日(25日)、鶏卵生産会社アキタフーズからの贈収賄問題によって農水省事務次官ら6人が処分を受けたが、公表された接待、供応の額が2万円台、4万円台と、庶民生活からすれば高額ではあるが、さほどの額でなく、容易に起こりうる供応に見えるが、こういうことが農水省で他にも起きていないか。農水省内の体質や姿勢のチェックは現在行われているのか」と質問しました。

 野上大臣は、「今回の調査では、吉川貴盛元農相が収賄の容疑で起訴されたことをふまえ、国家公務員倫理監督官の指導を受け、吉川大臣在任中に生産局長、畜産部の室長級以上を勤めた者、また過去5年間課長補佐以上の任に就いた者を対象に調査を行いました。

 調査対象者に関しては、過去何年、というような期限を設けずに、アキタフーズ関係者との会食の有無や、公務員倫理規定に違反することがなかったかを網羅的に確認したところであります」と回答しました。

 これでは、農水大臣が収賄容疑で逮捕されたときだけは少額の供応でも省内の処分を行うが、それ以外の日常においては大目に見ている、と答えたようにも聞こえます。これが永田町・霞が関の「常識」的な感覚なのでしょうか?

 IWJ記者以外にも、この贈収賄事件に関連した質問が続きました。

 野上浩太郎農林水産大臣会見の詳細は、ぜひ全編動画を御覧ください。

※IWJ記者が「アキタフーズ」収賄会食への同席のような供応が農水省で常態化してないかを質問! 野上農水相は「一定の役職以上を期限を区切らず網羅的に調査」と回答~2.26 野上浩太郎 農林水産大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/489173

■<本日の再配信>本日午後午後8時から2020年10月19日収録「コロナ後に来るのは 地球の覇権をかけた米中軍事衝突か!? 『新チャイメリカ』体制なのか!? 躍進する中国、衰退する米国、 そして日本の行方は?岩上安身によるインタビュー 第1015回 ゲスト 横浜市立大学名誉教授 矢吹晋氏(1)」を再配信します! 3月1日はインタビュー続編を生配信!

 岩上安身は3月1日(月)午後6時半から、横浜市立大学名誉教授の矢吹晋氏にインタビューを行います。

 このインタビューは、前回2020年10月19日に行われたインタビューの続編になります。そこで、本日と明日、前回のインタビューを2回にわけて再配信します。

 1日のインタビュー、本日と明日の再配信とも、冒頭のみオープンで、その後はIWJ会員の方限定での配信となります。まだIWJ会員でない方は、この機会にぜひ、会員へのご登録をお願いします。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
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 矢吹氏は昨年『<中国の時代>の越え方 一九六〇年の世界革命から二〇二〇年の米中衝突へ』(白水社 https://amzn.to/37kCwQq)と『コロナ後の世界は中国一強か』(花伝社 https://amzn.to/3kb8cv5)の2著作を上梓。「チャイメリカ」体制(米ドルと中国人民元の補完関係で成立する世界経済のあり方)の将来と、来たるべき米中逆転を明らかにしています。

 インタビューではグレアム・アリソン著『米中戦争前夜-新旧大国を衝突させる歴史の法則と回避のシナリオ』(ダイヤモンド社、2017年)から、米国と中国の購買力平価ベースのGDP比較を紹介しました。トウ小平の「改革開放」を転機として急速に発展した中国経済は、2014年米国を抜き去りました。

 矢吹氏は「世界史では大国の力関係が変わるときに大きな戦争が起きている。しかし、第二次大戦後は大きな戦争は起きていない。それは核兵器があるから」と述べました。

 これに対して岩上安身は「中国の米国覇権への挑戦は、これまでと違うのではないか。これまではナチスドイツにしろ、大日本帝国にしろ、冷戦時代のソ連にしろ、米国の国力を上回った挑戦者はいなかった。しかし、中国は初めて米国を経済力で追い抜いた挑戦者」と指摘しました。

 「チャイメリカ」体制で経済的に深く結びついている米中は、相互補完的だから戦争は起きないだろうと予測する矢吹氏に対し、岩上安身は「白人以外の国家から覇権の挑戦を受けたことがない米国は、人種的偏見をずっと持ち続けている」と米国による中国への敵視が、正常な合理的思考を狂わせる可能性を訴えました。

 矢吹氏は「米国は建国以来負けたことがない。負け方を知らない。ちょっと始末が悪い」と述べ、米中代理戦争になれば、いの一番に日本が鉄砲玉兼戦場となるのに、「日本は与党も野党も『日米同盟基軸』以外のことは何も議論しない。敵基地攻撃論なんていう日本のタカ派は何を考えているのか」と、嘆きました。

 「中国一強の傾向が、コロナ後にますます加速する」と指摘する矢吹氏は、中国の国力の象徴として、最先端科学技術の量子通信と量子コンピュータに言及しました。

 矢吹氏によると、中国は2016年に世界初の量子衛星・墨子号の打上げ成功。量子通信を実現させています。

 「軍隊は暗号で司令を出していて、傍受しても解析に時間がかかり追いつかないが、量子通信はとにかく計算が早い。スパコンの何1000倍。量子通信では秘密が瞬時に解読できるので、米軍のステルス機は丸裸となり、米国の軍事覇権が崩壊する。

 また量子通信の暗号は絶対に解読できない。こういう技術が実用化すれば、これまでの米軍の軍事技術は役に立たなくなる」と述べました。

 「中国は軍民融合で、民間企業の先端技術を軍が利用している」という矢吹氏は「米国はソ連と同じように中国も潰せると思ったが、全然違い、米国としては焦るわけです。改革開放で自由主義経済を取り入れ、他方で国営企業も残しておく」と指摘しました。

 矢吹氏は、一貫して、米中はいがみあっても、核戦争へのエスカレーションを懸念して、直接的・全面的な軍事対立には至らないだろう、という立場ですが、「そこに至るまでに10年ガチャガチャと小競り合いは続くかもしれない」とも語ります。

 その「小競りあい」のひとつに、日中を鉄砲玉兼戦場とした代理戦争が行われれば、日本はおしまいです。

 米中のそれぞれの本土は無事でも、日本が「鉄砲玉」に使われれば、それは日本国民にとって「破滅」そのものを意味します。米中の本格衝突や両国の破滅が避けられるならば、それで「安心」という話ではないのです。

 我々日本国民にとって、最大の関心事は日本国民の安全であり、日本国民の主権であり、日本国民の領土の保全です。

 中国も油断も信頼もならざる相手だが、米国もなお同様に、信頼がならない、という構えで、「ジャパンファースト」で思考するべきでしょう。それが、主権国家の主権者たる当たり前の態度ではないでしょうか。「米国同盟基軸」などという寝言を言っている場合ではないはずです!

 詳しくはぜひ、本日と明日の再配信をご視聴ください。

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【タイムリー再配信 874・IWJ_YouTube Live】20:00~
「コロナ後に来るのは 地球の覇権をかけた米中軍事衝突か!? 『新チャイメリカ』体制なのか!? 躍進する中国、衰退する米国、 そして日本の行方は?岩上安身によるインタビュー 第1015回 ゲスト 横浜市立大学名誉教授 矢吹晋氏(1)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

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 IWJはこのたび、株式会社ドワンゴが運営する「ニコニコチャンネル」内での「岩上安身のIWJチャンネル」を終了することといたしました。

 「岩上安身のIWJチャンネル」は開設以来、多数の皆様よりご利用いただいてまいりましたが、2021年3月31日をもちまして、閉鎖いたします。

 これまでご利用いただきました皆さまには、改めて御礼申し上げますとともに、閉鎖まで短い期間ではございますが、引き続きご愛顧くださいますと幸いでございます。

 なお、チャンネル会員の退会手続きは、閉鎖月にシステム側でおこないますので、お客様による退会手続きは不要です。

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