┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~東京五輪・パラ組織委新会長に橋本聖子氏! 橋本氏の後任五輪相には丸川珠代氏が就任!橋本議員も丸川議員も 旧森派=清和会かつ日本会議所属の極右議員!結局、旧森派内部でポストたらい回し! 橋本新会長は主権在民を否定するに等しい皇国史観むき出しの「日本は天皇を中心とする神の国」発言の森喜朗元総理を「政治の師、森先生は特別な存在」と表明!
┠■菅総理の長男・菅正剛氏による違法接待疑惑が急展開! 接待会食の音声記録が暴露され、「ご馳走」になった秋本局長も自分の声だと認める! 違法接待疑惑から収賄罪疑惑ヘ、総務省幹部の虚偽答弁疑惑、菅総理と東北新社の20年に及ぶ疑惑の関係も明らかに!
┠■【中継番組表】
┠■これがグローバル・ジェンダー・ギャップ指数世界121位の日本の「保守オヤジ」の本音! 自民党二階幹事長が男性ばかりの党幹部会を「女性議員に見せるが発言はさせない」方針を表明! 経済同友会 桜田代表幹事は「企業で女性役員登用が進まないのは『女性側にも原因がないことはない』」と発言!!
┠■島根県の丸山達也知事が都と政府の新型コロナ対応を批判し、聖火リレー中止検討を表明! 島根2区選出竹下亘衆院議員が「注意しようと思っている」と「何様?」発言!
┠■<本日のタイムリー再配信>本日午後8時から2019年5月27日収録「日本の上空に日本の主権がない!『横田空域』は事実上の訓練空域!日米合同委員会でつくられた『空の壁』!~岩上安身によるジャーナリスト・吉田敏浩氏インタビュー(2)」を再配信します!
┠■<取材報告1>ワクチン接種の完了が五輪開催に間に合わない! 17日からのワクチン接種開始のニュースは「朗報」でもコロナ対策の「切り札」でも何でもない!! ワクチンも間にあわず、PCR検査の徹底と隔離・療養もひたすら否定する菅政権下のもとでは、五輪の熱狂後の「第4波」は避けようがない!?
┠■<IWJ取材報告2>「ワクチンの安全・有効性、副反応などのリスクについて国内外のデータを迅速かつ徹底的に明らかに」!志位委員長、ワクチンの接種開始にあたり4つの立場を表明!~2.18日本共産党 志位和夫委員長 記者会見
┠<本日の新着IWJ・note記事>
┠■【最新!】森氏の後任は誰に!? 「構造的な課題」を解決するためには後任の選任過程に「透明性のあるプロセス」が必要と、武藤敏郎事務総長自ら認識しておきながら、選考委員会委員長を御手洗冨士夫氏にした理由説明せず!!
┠■<お知らせ>2021年3月31日をもって「ニコニコチャンネル」内「岩上安身のIWJチャンネル」を終了いたします。これまでお世話になりました。ありがとうございました。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~東京五輪・パラ組織委新会長に橋本聖子氏! 橋本氏の後任五輪相には丸川珠代氏が就任! 橋本議員も丸川議員も旧森派=清和会かつ日本会議所属の極右議員! 結局、旧森派内部でポストたらい回し! 橋本新会長は主権在民を否定するに等しい皇国史観むき出しの「日本は天皇を中心とする神の国」発言の森喜朗元総理を「政治の師、森先生は特別な存在」と表明!
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の新会長に橋本聖子五輪相が決まりました。組織委の会長は理事から選任されることが定められているため、組織委は18日午後、臨時評議会を開いて橋本五輪相を理事に選任し、夕方の理事会で新会長に選任しました。
※新五輪相に丸川氏再登板 菅首相、橋本氏に期待表明(時事ドットコム、2021年2月18日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021800767&g=pol
一連の報道を受けて岩上安身は18日、次のようにツイートしました。
「これだけ大騒ぎをして、人事は結局、自民党清和会(旧森派、現細田派)が独占かよ。辞めた森喜朗も、五輪相から、森の後任の組織委会長の橋本聖子も、その橋本の後任の五輪相になる丸川珠代氏もみんな清和会。そして日本会議所属のウヨ議員。→組織委会長就任の橋本氏後任:」
※岩上安身のツイート(2021年2月18日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1362316790924152836
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、ご覧になってください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
——-
IWJがこれまでに報じた東京五輪・パラリンピック組織委森喜朗会長の辞任までの経緯は、以下の記事を御覧ください。
※森氏の後任は誰に!? 「構造的な課題」を解決するためには後任の選任過程に「透明性のあるプロセス」が必要と、武藤敏郎事務総長自ら認識しておきながら、選考委員会委員長を御手洗冨士夫氏にした理由説明せず!! 2021.2.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488806
※本記事は「note」でも御覧いただけます。単品購入も可能です。
https://note.com/iwjnote/n/n813c7ec57d59
※森喜朗 五輪組織委員会会長辞意表明後、初の橋本五輪相会見! IWJは組織として女性蔑視体質への反省はなされたかを問うが~2.12 橋本聖子 東京オリンピック・パラリンピック大臣 定例記者会見 2021.2.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488667
※決めてはIOCの「手のひら返し」か、スポンサー企業の相次ぐ批判表明か!? 東京五輪パラ組織委・森喜朗会長が辞任表明の意向! 自民党清和会が仕切る金まみれ五輪に自浄能力はあるのか!? 2021.2.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488678
※本記事は「note」でも御覧いただけます。単品購入も可能です。
https://note.com/iwjnote/n/n58b5d4ff2121
※体罰擁護に対韓右派歴史認識! 差別発言で辞任意向速報が流れる東京五輪・パラ組織委森喜朗会長の後任に名前があがったのは、「月刊Hanadaの愛読者」で「櫻井よしこさんはまさに国士」と絶賛する川淵三郎氏! 2021.2.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488679
※本記事は「note」でも御覧いただけます。単品購入も可能です。
https://note.com/iwjnote/n/nb4e1a118ee72
■菅総理の長男・菅正剛氏による違法接待疑惑が急展開! 接待会食の音声記録が暴露され、「ご馳走」になった秋本局長も自分の声だと認める! 違法接待疑惑から収賄罪疑惑ヘ、総務省幹部の虚偽答弁疑惑、菅総理と東北新社の20年に及ぶ疑惑の関係も明らかに!
菅総理の長男・菅正剛氏による総務省幹部の違法接待疑惑が、ここにきて急展開です。17日『文春オンライン』が、18日『週刊文春』が、菅正剛氏と総務省幹部の会食の「当日の音声記録」を明らかにしました。
『文春オンライン』が明らかにしたのは、東北新社メディアサービスの木田由紀夫社長と菅正剛氏に、秋本芳徳(あきもと よしのり)情報流通行政局長が「ご馳走」になった、2020年12月10日の会食の音声記録です。
文春が公開している音声には「衛星の移動」「BS」「スロット」「スター(チャンネル)」など、放送事業に関わる用語が聞き取れます。『文春オンライン』は次のように報告しています。
「音声からは、接待の場で、東北新社が展開する衛星放送ビジネスについて話し合われていることが確認できる。また、東北新社と秋本局長が、BS放送の新規参入に積極的だった小林・元総務政務官に対して警戒を強めていることもうかがえる」
※菅首相長男“違法接待” 総務省局長「国会虚偽答弁」の証拠音声(文春オンライン2021年2月25日号、2021年2月17日)
https://bunshun.jp/articles/-/43512
2月17日、衆議院予算委員会で立憲民主党の後藤祐一議員と岡本充功議員が、重ねて、会食で放送事業について話し合ったことはないかと質問、秋本局長はこれまでと同じように、放送事業に関する話題はなかったと否定していました。『文春オンライン』が明らかにした音声記録が本物だとしたら、秋本局長は虚偽答弁を行っていたことになります。
後藤議員「もう一つ確認したいことがあるんですが、今日、秋本局長、来ていただいております。情報流通行政局長、まさにこの放送法の担当局長ですが、12月10日に菅正剛氏らと会食されたということでございますが、(中略)スターチャンネルに限らず、東北新社様の事業についてお話があったということですか?12月10日」
秋本局長「東北新社様、そしてスターチャンネルの事業が話題に上ったことはないというふうに考えております」
後藤議員「BSとかCSという言葉はどうですか?」
秋本局長「東北出身者の、あるいは親御様が東北出身者の懇談会という位置づけでございまして、BSやCSについての話が話題に上ったという記憶はございません」
後藤議員「BS、CSという言葉も話に出なかったと。では、この放送業界全般についてはいかがですか?」
秋本局長「放送業界全般の話題が出たという記憶もございません」
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、ご覧になってください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
——-
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆中継番組表◆
**2021.2.19 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】13:40~「『福島原発千葉訴訟 第一陣控訴審』判決前の東京高裁前集会~旗出し」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
「原告と家族の会」、「原発被害救済千葉県弁護団」、「千葉県原発訴訟の原告と家族の会を支援する会」主催の集会ほか、東京高裁前の模様を中継します。これまでIWJが報じてきた福島原発訴訟関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%a6%8f%e5%b3%b6%e5%8e%9f%e7%99%ba%e8%a8%b4%e8%a8%9f
———————-
【タイムリー再配信 868・IWJ_YouTube Live】20:00~「日本の上空に日本の主権がない!『横田空域』は事実上の訓練空域!日米合同委員会でつくられた『空の壁』!~岩上安身によるジャーナリスト・吉田敏浩氏インタビュー(2)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2019年5月に収録した、岩上安身による吉田敏浩氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた日米合同委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%97%a5%e7%b1%b3%e5%90%88%e5%90%8c%e5%a7%94%e5%93%a1%e4%bc%9a
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/449523
========
◆中継番組表◆
**2021.2.20 Sat.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【タイムリー再配信 869・IWJ_YouTube Live】20:00~「性暴力はメディア業界にはびこっている!! 記者クラブメディアの『病んだ労働環境』が性暴力を生む!! ~岩上安身によるインタビュー第993回 ゲスト 同僚からの性暴力被害者・元大手新聞女性記者Aさん」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
岩上安身による元大手新聞女性記者Aさんのインタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた性的暴力関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%80%A7%E7%9A%84%E6%9A%B4%E5%8A%9B
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465919
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆昨日アップした記事はこちらです◆
「安全性に不安があるワクチンを接種していいのか? 自民党員にはできるのに、なぜ国民全員にPCR検査を行わないのか?」IWJ記者の質問に西村大臣からは具体的回答なし!~2.12西村康稔 新型コロナ対策担当大臣記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488720
東日本大震災から10年、「余震はまだまだ続く」としながら気象庁は「余震」の発表方法の見直しを検討!~2.17長谷川直之気象庁長官 記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488853
森氏の後任は誰に!? 「構造的な課題」を解決するためには後任の選任過程に「透明性のあるプロセス」が必要と、武藤敏郎事務総長自ら認識しておきながら、選考委員会委員長を御手洗冨士夫氏にした理由説明せず!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488806
◆昨日再アップした記事はこちらです◆
(再掲載)倭国・百済・新羅の関係から見た日本と朝鮮半島の愛憎関係~現代まで続く「東夷の小帝国」観念の起源に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第854回 ゲスト 国際日本文化研究センター教授・倉本一宏氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/415318
(再掲載)韓国大法院判決に対する安倍総理・河野太郎外相の反論は外交史に残る大失敗である!2007年、日本の最高裁は徴用工個人の請求権を認めている!! 徴用工を酷使した暗い歴史に目を背け、現代において奴隷的外国人労働力として再現しようとする安倍政権~岩上安身によるインタビュー 第917回 ゲスト 岩月浩二弁護士
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435874
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■これがグローバル・ジェンダー・ギャップ指数世界121位の日本の「保守オヤジ」の本音! 自民党二階幹事長が男性ばかりの党幹部会を「女性議員に見せるが発言はさせない」方針を表明! 経済同友会 桜田代表幹事は「企業で女性役員登用が進まないのは『女性側にも原因がないことはない』」と発言!!
自民党の二階俊博幹事長が16日の役員連絡会後の記者会見で、今後、役員会や総務会などに、女性議員を毎回5人程度参加させる方針を明らかにしました。しかし女性議員は、「会議中の発言権は持たないオブザーバーとして参加させる」にとどまる、という報道が出ています。事実ならば、「男尊女卑」の問題は森喜朗氏個人の問題だけでは済まず、憲法第14条に定められた「男尊女卑」に違反する自民党の体質・構造・制度上の問題である、ということになります。
会見でどういう意図かと質問を受けた二階幹事長は、次のように答えています。
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、ご覧になってください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
——-
■島根県の丸山達也知事が都と政府の新型コロナ対応を批判し、聖火リレー中止検討を表明! 島根2区選出竹下亘衆院議員が「注意しようと思っている」と「何様?」発言!
東京五輪の聖火リレーをめぐり、島根県の丸山達也知事が17日、中止検討を表明しました。
山陰中央新報の18日付け記事によると、丸山知事は17日、「松江市内で臨時に開いた東京五輪聖火リレー県実行委員会で、県内で5月に開く予定の聖火リレー中止検討を正式に表明した」とのこと。
丸山知事は「新型コロナウイルスの感染拡大が封じ込められない政府と東京都の対応をあらためて批判」しているとのことで、「現状のまま五輪が開催されれば、感染の第3波と同じように感染拡大と経済悪化を招きかねない」と主張しています。今の日本の政治リーダーの中では驚くほど、まっとうな主張です。
その上で「政府や都の対応に改善がない場合は、大会組織委員会と結ぶ協定の解除規定を適用して中止に踏み切る考え」だとのことです。
※聖火リレー中止検討を正式表明 島根県知事(山陰中央新報、2021年2月18日)
http://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1613612469042/index.html
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、ご覧になってください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
——-
■<本日のタイムリー再配信>本日午後8時から2019年5月27日収録「日本の上空に日本の主権がない!『横田空域』は事実上の訓練空域!日米合同委員会でつくられた『空の壁』!~岩上安身によるジャーナリスト・吉田敏浩氏インタビュー(2)」を再配信します!
本日は昨日に引き続き、2019年5月27日に収録した、岩上安身によるジャーナリスト・吉田敏浩氏インタビューの後半(2)を、午後8時から再配信します。
吉田氏は、ご著書『横田空域』(角川新書、2019年)( https://amzn.to/2HTZtLY )で、米軍優位の日米地位協定の不平等さの象徴ともいえる「横田空域」を中心に、日本の空が米軍のための訓練エリア、出撃拠点として利用されている問題を扱っています。
同書では、日本上空がどのように米軍に利用され、それをなぜ日本政府は規制しないのか、ということについて、詳細な事実にもとづき論証されています。
そうした「横田空域」にフォーカスした検証は、吉田氏のこれまでの研究を背景にしています。
吉田氏は2008年から、日米地位協定と日米合同委員会の密約の問題について資料調査と取材を続けています。日米合同委員会の密約協議システムと数々の密約について吉田氏は、著書『「日米合同委員会」の研究』(創元社、2016年)(https://amzn.to/30FN0UZ)で、その正体に迫りました。
インタビューで吉田氏は、琉球新報編『日米地位協定の考え方 増補版―外務省機密文書』(高文研、2004年、1983年作成)(https://amzn.to/2K1yqRI)の解説を引きつつ、「『日米合同委員会は地位協定または日本の法令に抵触する法令を取り決めることはできない』と、外務官僚自らが解説に書いている」と明らかにし、日米合同委員会で合意できないような取り決めが、秘密のうちに行われている現状を指摘しています。
その上で吉田氏は「私が独自入手した在日米軍の司令部の内部文書にも、英語で『合同委員会の合意は日米両政府を拘束する』と書かれている。大きな効力を持つということは外務官僚の裏マニュアルにも書かれている」と指摘しました。吉田の指摘が正しければ、日本は上空だけでなく地上において「主権がない」エセ国家、ということになります。「地位協定の『解釈』を外務省、事実上北米局と条約局が独占していること自体がおかしい。一方的にこれまでの政府見解を180度覆す。こういうことをさせないために様々な不平等を解消し、密室の合意システムをやめるべきだ」と訴えました。
詳しくはぜひ、本日の再配信をご視聴ください!
インタビューは冒頭のみオープンで、その後はIWJ会員の方限定での配信となります。まだIWJ会員でない方は、この機会にぜひ、会員へのご登録をお願いします。
※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
——————————————–
【タイムリー再配信 868・IWJ_YouTube Live】20:00~
日本の上空に日本の主権がない!「横田空域」は事実上の訓練空域!日米合同委員会でつくられた「空の壁」!~岩上安身によるジャーナリスト・吉田敏浩氏インタビュー(2)
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
——————————————–
■<取材報告1>ワクチン接種の完了が五輪開催に間に合わない! 17日からのワクチン接種開始のニュースは「朗報」でもコロナ対策の「切り札」でも何でもない!! ワクチンも間にあわず、PCR検査の徹底と隔離・療養もひたすら否定する菅政権下のもとでは、五輪の熱狂後の「第4波」は避けようがない!?
2月15日~17日の3日間、「IOC/IPC/東京 2020 合同 コロナ対策ワーキングミーティング」が開催され、最終日の17日に合同記者ブリーフィングが行われました。
合同記者ブリーフィングには、中村英正氏(東京2020組織委ゲームズ・デリバリー・オフィサー)、高谷正哲氏(東京2020組織委スポークスパーソン)、クリストフ・デュビ氏(IOCオリンピック競技大会エグゼクティブ・ディレクター)、ロバート・ロクスバーグ氏(IOCオリンピック競技大会コミュニケーション部長)、グレイグ・スペンス氏(IPCチーフブランド&コミュニケーションオフィサー)が出席しました。
冒頭、エグゼクティブ・ディレクターのクリストフ・デュビ氏は、プレイブックの内容をステークホルダーにプレゼンテーションし、「全面的なサポート、そして確信が得られた」と強調しました。
プレイブックとは、東京2020大会に参加するステークホルダー向けのルールブックで、コロナ感染対策などが記されています。
現在、プレイブックは初稿段階で、枠組みを指定しているに過ぎないため、どのように東京2020大会を組織していくのか、という詳細については4月、6月に公開予定の第2版、第3版に記載するとのことです。
※プレイブック(ルールブック)初版を公表 安全・安心な東京2020大会の成功に向けた対策を規定(TOKYO2020、2021年2月3日)
https://tokyo2020.org/ja/news/news-20210203-03-ja
クレイグ・スペンス氏(IPCチーフブランド&コミュニケーションオフィサー)は、17日に日本でワクチン接種が始まったことについて、「ゲーム、大会の準備のためにも、プラスの、ポジティブなことだと思います」と述べましたが、実際はどうでしょうか?
15日に行われたワクチン接種に関する記者会見で、河野太郎新型コロナワクチン接種推進担当大臣は「政府は令和3年の前半までに国民に必要な分を確保する、と述べただけで接種の具体的な時期については述べていない」と話しています。
要するに全国民への接種の完了は五輪開催までには間に合わないことを、遠回しに言っているのです。東京オリンピック開催の7月までにワクチンの接種を完了する人々は全国民の一部に限られています。
同じく15日の会見で河野ワクチン担当大臣は、ワクチン接種がコロナ対策の「切り札」であるとも発言していますが、オリンピック開催については質問が出ると、担当大臣に問い合わせるようにとの回答が返ってきました。
※「6月までにワクチン確保をめざす」が、五輪前に希望する国民全員に接種を行うことはすでに前提にない!? 2.16ワクチン接種に関する河野太郎新型コロナワクチン接種推進担当大臣の記者会見
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48309#idx-7
そこで、コロナ対策ワーキングミーティング後に開催された17日の記者会見で、IWJは中村氏に対して橋本聖子東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大臣(当時)とワクチン接種のスケジュールと五輪開催のタイミングについて話し合われているのか、と質問しました。
中村氏(東京2020組織委ゲームズ・デリバリー・オフィサー)の回答は以下の通りです。
中村氏「政府とはいろいろな形で情報交換をしております。ただ、現時点で大会の運営とワクチンについて具体的なやりとりはしておりません。
ただ、本日(ワクチン接種が)始まったということで、今年の夏、日本だけではなく世界もそうですが、安心安全な状況のもとで大会をやるためには、今、大臣が『切り札』とおっしゃっていただいてですね、完全に接種が終わるわけではなくて、オン・ザ・プロセスかもしれませんけど、少なくともこういうものが効果を発揮してですね、東京、日本、そして世界がより安全な状況になることを願っております」
中村氏は、以上のように述べましたが、まず、「オン・ザ・プロセス」というのは言い間違えであろうと思います。「接種途中の過程でも」という意味でお使いになったっと思われますが、正しくは、「イン・プロセス」です。
それはともあれ、そのあとに続いた、ワクチンが効果を発揮することを期待し、「安全な状況になることを願っております」という発言は聞き捨てなりません。
冒頭に書いたように、クレイグ・スペンス氏はワクチン接種開始が「ポジティブなこと」と述べましたが、五輪に間に合わないのであれば、検査と隔離の徹底も行われない日本社会は、極めて無防備な状態で五輪を開催し、国外から大量の人々を受け入れ、国内でも900万枚ものチケットを握りしめた人々が、東京をはじめ、競技会場のある場所へ殺到し、人の渦で猛烈にシェイクされるような状況に置かれます。
そうなれば「第4波」の到来は間違いなく、それが「ポジティブなこと」ではないことは明らかです。
クリストフ・デュビ氏は、コロナ感染を防ぐためには情報公開を徹底することが重要であると延べた上で、プレイブックがコミュニケーション手段の1つとなると主張します。安全安心にオリンピックに参加するためにはどうしたらいいか、ということがプレイブックをみればすべてわかると話します。
プレイブックは大会に関わる人ごとに用意されています。現時点で、国際競技連盟用、プレス用、放送局用、アスリート用の4つが用意されています。
※Tokyo 2020 Playbooks(2021年2月18日閲覧)
https://tokyo2020.org/en/games/tokyo-2020-playbooks/
IWJに関わる、プレス用を見てみましょう。
周りの人と距離を置くこと、握手などの身体接触を避けること、選手との間隔を2メートル空けること、人混みを避けること、プレイブックに従って大会用交通機関を使うこと、許可無しで公共交通機関を使わないこと、それぞれの活動計画にそって行動すること、などが挙げられています。
また、コロナ追跡アプリCOCOAをダウンロードし、試合に向かう前に受けたPCR検査陰性証明書を提出、国外から来た報道関係者は14日間の隔離をし、必要であれば規則的にコロナのスクリーニングテストをすると記載してあります。
上記のいくつかの指示にはwhere possible、「可能な場所では」とあり、あまりも雑な書き方ですが、オリンピック開催に向けて必要な対策はプレイブックにすべて記したため、コロナに感染したときは本人の「自己責任」になるということでしょうか。
重大な問題は、このプレイブックに「観客用」が用意されていないことです。国外からの観客はもちろん、国内の日本人観客であっても、PCR検査を受け、陰性証明書を提出するなどの措置が必要でしょう。なぜ、観客用のプレイブックがないのでしょうか?
また、大会を遂行するためには、各自治体の職員や警備の警察など、大量の職員やボランティアも必要です。その人たちへのプレイブック、そしてPCR検査陰性証明提出も必要ではないのでしょうか?会場誘導などのボランティアは不特定多数の人々と会話することが想定されます。そうした人に感染するリスクを負わせたり、逆に無症状の陽性者が紛れ込んでいたらスプレッダーになってしまう、そうしたリスクヘッジをすることもなぜ、今から真剣に考えないのでしょうか!?何の用意も備えもしていないその甘さは、理解し難いとしか言いようがありません。
東京2020組織委員会を代表して出席した中村氏は、17日の記者会見で五輪開催について「まったくこの夏に向けて揺るぎがない」と強調しています。揺るぎなく無防備に開催を迎える神経と思考回路に驚愕せざるをえません。
五輪開催の直後から日本は、今度はスポーツではなく、コロナの感染者数を米国のような蔓延国と競いあうシーズンに突入する可能性が高くなってきました。
※IOC/IPC東京 2020 合同記者ブリーフィング後記者会見
https://youtu.be/9FMeN7_3uKA
■<IWJ取材報告2>「ワクチンの安全・有効性、副反応などのリスクについて国内外のデータを迅速かつ徹底的に明らかに」!志位委員長、ワクチンの接種開始にあたり4つの立場を表明!~2.18日本共産党 志位和夫委員長 記者会見
2021年2月18日、東京・参議院内で志位和夫・日本共産党委員長による定例の記者会見が行われました。
会見冒頭、志位和夫委員長は、コロナワクチンの接種開始にあたって、現時点での課題について「日本共産党の4つの立場」を表明しました。
志位委員長は「国民の中には(新型コロナ)ワクチンへの大きな期待がある一方、不安の声も寄せられている」と述べ、「厚生労働省によれば、ワクチンによる発症予防効果は臨床実験で確認されたが、感染予防効果は明らかになっていない」と警告しました。つまり、接種を受ける本人の発症は予防できるけれども、感染の予防効果は明らかではないというのです。これは政府やメディアが十分問題視していない盲点です。
志位委員長は、「ワクチンの安全性と有効性、副反応などのリスクについて、国内外のデータを迅速かつ徹底的に国民に明らかにしていくこと」、また、「特例承認を決めた薬事食品衛生審議会を始め、ワクチンの選定・承認に係るすべての会議の議事録・資料を公開することを速やかに行うこと」と述べ、情報公開を徹底すべきとの考えを表明しました。
続けて、「新規感染者数の減少に伴って、検査の数も減少してしまっている」として、「検査のキャパシティーに余裕が出てきた今こそ、検査の抜本的な拡充で感染を抑える」と話し、「ワクチン接種と同時並行で感染対策を講じることが重要だ」と述べました。確かに、検査数が減ってきているならば余裕があるはずです。無症状の陽性者を見つけるためにも、希望者であれば誰でも症状がなくても行政検査を受けられるように規制を変更すべきかもしれません。
また、「県庁のある全国47の市区の9割がワクチン接種のための医師・看護師確保の目処が立っていない」と指摘して、「地域の医療機関全体の減収補填、自治体への大幅な財政支援」の必要性を訴え、あわせて「ワクチンがいつどれだけの量が届くかが、自治体の最も知りたい情報だが、これが伝わっていないことが大きな問題」だと訴えました。
最後に志位委員長は「このままでは感染が起こっている67の国・地域で9割の国民が今年中にワクチン接種を受けられない恐れがある」との、貧困と不正を根絶する活動を世界で展開しているNPO「オックスファム」の報告を引用しました。
※NPO「オックスファム」ホームページ
https://www.janic.org/%E3%82%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%A0/
そして、「世界人口の13パーセントにすぎない先進国がワクチンの51パーセントを独占しているという世界的なワクチン格差の減少が必要」と述べ、「パンデミックを終わらせるには、世界のすべての地域でウイルスの脅威をなくすことが絶対不可欠」「ワクチンが平等に供給される国際的な枠組みが必要だ」と主張しました。
志位委員長は、「途上国へのワクチン供給には、2021年末までに5,000億円超が必要とされているが、日本の軍事費は年間4兆円、世界の核保有国が核兵器のために出資している予算は年間7.6兆円だ。この面でも日本政府が積極的な役割を果たすことを求めていく」と結びました。
<本日の新着IWJ・note記事>
■【最新!】森氏の後任は誰に!? 「構造的な課題」を解決するためには後任の選任過程に「透明性のあるプロセス」が必要と、武藤敏郎事務総長自ら認識しておきながら、選考委員会委員長を御手洗冨士夫氏にした理由説明せず!!
(目次)
・後任会長選任は「透明性あるプロセスで」としながら、選考検討委員会委員長には唐突に御手洗名誉委員長を決定!! 選考課程は「説明責任」を果たさず、「不透明」なまま! またしても「密室人事」!
・IWJ記者が切り込んで質問するも、武藤敏郎事務総長は御手洗氏の選考プロセスについては無回答!!
・再質問にも「誰が何を発言したかは言えないが、御手洗氏が推薦され、本人が了承、参加者も賛同」との無内容な回答!! 最初の第一歩でもう「不透明」!!
◎会員登録もしくは購入後に閲覧できるテキスト…1964文字
※IWJ(一般会員はアップ後2ヵ月間、サポート会員は期限制限なく無料閲覧可能)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488806
※note(100円)
https://note.com/iwjnote/n/n813c7ec57d59
■<お知らせ>2021年3月31日をもって「ニコニコチャンネル」内「岩上安身のIWJチャンネル」を終了いたします。これまでお世話になりました。ありがとうございました。
IWJはこのたび、株式会社ドワンゴが運営する「ニコニコチャンネル」内での「岩上安身のIWJチャンネル」を終了することといたしました。
「岩上安身のIWJチャンネル」は開設以来、多数の皆様よりご利用いただいてまいりましたが、2021年3月31日をもちまして、閉鎖いたします。
これまでご利用いただきました皆さまには、改めて御礼申し上げますとともに、閉鎖まで短い期間ではございますが、引き続きご愛顧くださいますと幸いでございます。
なお、チャンネル会員の退会手続きは、閉鎖月にシステム側でおこないますので、お客様による退会手続きは不要です。
また、2021年2月26日をもちまして、チャンネルへの新規入会を終了とさせていただきます。
新規入会停止後は、有料コンテンツ(動画、生放送、ブロマガ等)を購入できなくなります。何卒ご了承ください。
「ニコニコチャンネル」で御覧いただいていた方は、どうぞ、IWJの公式の会員としてご登録いただき、引き続き、ご視聴・ご購読をよろしくお願いいたします。
会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
それでは、本日も1日よろしくお願いします。
※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210219
IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、六反田千恵、塩澤由子、中村尚貴)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】