日刊IWJガイド・非会員版「長崎原爆忌で核兵器禁止条約の署名と批准を求める声に応えない安倍総理のあいさつ文は6日の広島の使い回し!」2020.8.10日号~No.2888号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~長崎原爆忌で「1日も早い核兵器禁止条約の署名と批准」を求める田上富久・長崎市長に対し、安倍総理は今年も条約に一切触れず! しかもあいさつ文は6日の広島の使い回し!
■IWJの第11期がスタートしました! しかし、コロナ禍と経済危機で先が見通せない非常に厳しい状況に変わりありません! どうか皆様、IWJの報道活動の継続のために、ご寄付・カンパによるご支援を、ぜひ、よろしくお願いいたします!
■これまで一般会員の方は1ヶ月間、配信した動画のアーカイブや記事が全編ご覧になれましたが、8月からはこれを2ヶ月間に延長いたします! この機会にぜひ会員登録をお願いします! 休会中の方もぜひ再開してください!
■【中継番組表】
■沖縄県で新型コロナ新規感染者過去最多を更新、9日159人! 医療・検査体制の逼迫で、玉城デニー知事は無症状濃厚接触者のPCR検査を断念! 安倍総理は「医療提供体制は逼迫していない」と強弁し、無策のまま経済を優先!
■福島県飯舘村において除染土を用いた食物栽培実験の実施を環境省が非公開で決定したことが情報公開請求により発覚! 環境省の大野皓史参事官補佐が小泉進次郎環境大臣の飯舘村訪問を「たまたま」とコメント! 進次郎大臣は、環境省の計画推進に無用な「飾り」と認識!?
■<本日の再配信1>【核と戦争を考えるシリーズ特集 3】本日午後5時より「『日米安保はもはや日本を守る仕組みではない!』伊波洋一参議院議員が勧告――米国の対中国戦略『日本を戦場にして戦争を終わらせる』防波堤の役割!?~東アジア共同体・沖縄研究会シンポジウム<ダイジェスト版>」を再配信します!
■<本日の再配信2>米軍による日本「本土空襲」の5,6年も前に行われていた! 日本軍による無差別「重慶爆撃」!! 【核と戦争を考えるシリーズ特集 4】本日午後7時より 「『破局しかない』“属国”日本の戦略なき軍事国家化をめぐって~岩上安身によるインタビュー 第356回 ゲスト 軍事評論家・前田哲男氏」を再配信します!
■IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」登録者が5万人を突破! 次の目標は10万人突破! 登録は無料ですので、ぜひご登録、登録の呼びかけ・拡散をお願いします!
■【スタッフ募集】エクセル操作に慣れた事務スタッフ、そして中継・動画編集スタッフを緊急募集中です!
■IWJから皆様にサイトのコンテンツ管理中につき、お知らせがあります。一時的にご不便おかけします。
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■はじめに~長崎原爆忌で「1日も早い核兵器禁止条約の署名と批准」を求める田上富久・長崎市長に対し、安倍総理は今年も条約に一切触れず! しかもあいさつ文は6日の広島の使い回し!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日8月9日、75年目の「原爆の日」を迎えた長崎市の平和公園で「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が行われました。

 田上富久市長は平和宣言で、「新型コロナウイルス感染症が自分の周囲で広がり始めるまで、私たちがその怖さに気づかなかったように、もし核兵器が使われてしまうまで、人類がその脅威に気づかなかったとしたら、取り返しのつかないことになってしまいます」と訴えました。

 田上市長は世界の指導者へ「『相互不信』の流れを壊し、対話による『信頼』の構築をめざしてください。今こそ、『分断』ではなく『連帯』に向けた行動を選択してください」と呼びかけ、「来年開かれる予定のNPT(核不拡散条約)再検討会議で、核超大国である米ロの核兵器削減など、実効性のある核軍縮の道筋を示すことを求めます」と訴えました。

 田上市長はさらに、政府と国会議員に1日も早い核兵器禁止条約の署名と批准の実現、北東アジア非核兵器地帯構築の検討を呼びかけました。

※「核兵器禁止条約、一日も早く批准を」 田上市長・長崎平和宣言全文(毎日新聞、2020年8月9日)
https://mainichi.jp/articles/20200809/k00/00m/040/056000c

 これに対して安倍総理はあいさつの中で「立場の異なる国々の橋渡しに努め、各国の対話や行動を粘り強くうながす」と述べながら、核兵器禁止条約には一切触れませんでした。

※長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典あいさつ(首相官邸、2020年8月9日)
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2020/0809nagasaki.html

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■IWJの第11期がスタートしました! しかし、コロナ禍と経済危機で先が見通せない非常に厳しい状況に変わりありません! どうか皆様、IWJの報道活動の継続のために、ご寄付・カンパによるご支援を、ぜひ、よろしくお願いいたします!

 IWJは8月1日、新たに第11期のスタートを切りました。

 第10期最後の7月31日まで、IWJのご寄付・カンパの呼びかけにこたえてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 IWJは前期の第10期に、消費税増税とそれに続くコロナ禍にともなう経済的危機の影響を受け、会員数の減少や、皆様からのご寄付・カンパが目標額を下回るなど、設立以来最も厳しい財政状態に陥りました。

 第10期に予想されていた大幅な赤字幅を少しでも埋めるため、万一のためのセーフティネットとしてIWJがこれまでコツコツと積み立ててきた、倒産防止共済800万円を会期末の7月末に解約し、赤字の補填に当てました。しかし、それでもまだ黒字化には届かず、最終の数字は10月以降に決算報告をいたしますが、現段階の試算では第10期は赤字になることは避けられないと思われます。

 そうした中で、IWJのSOSに呼応してくださった皆さまから温かい応援や励ましをお寄せいただきました。お力添えをいただいた皆様、本当にありがとうございます!

 IWJは11年目、第11期の第一歩を、8月1日からとにもかくにも踏みだしました。しかしながら、このコロナと不況の複合的な危機は今後も長引く可能性が高く、IWJにとってはまだまだ険しい道のりが続くと覚悟しています。

 皆様もそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと思います。こうした状況で皆様にご寄付・カンパのお願いを続けることは心苦しいことではありますが、特定のスポンサーに頼らない独立メディアであるIWJが、活動を継続していくためには、市民の皆様の会費とご寄付・カンパによるご支援が欠かせません!

 11年目となったIWJへ、皆様からの温かいご支援を、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします!
1000円からクレジットカードの使用も可能です。ぜひご検討ください。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

■これまで一般会員の方は1ヶ月間、配信した動画のアーカイブや記事が全編ご覧になれましたが、8月からはこれを2ヶ月間に延長いたします! この機会にぜひ会員登録をお願いします! 休会中の方もぜひ再開してください!

 独立メディアとしてのIWJの存在は、会員の皆様のサポートがあってこそのものです。特定のスポンサーをもたないことで、誰にも、どんな党派にもおもねることなく、真の報道の自由の実現を目指してきた独立メディアであるIWJは、活動経費の半分を皆様からのご寄付・カンパで、残りの半分を会員の皆様の会費で賄っています。

 8月5日時点の会員数は4635名様です。

 まだ、無料の視聴のみにとどまり、会員登録はされていないという方は、ぜひ、この機会に新規の会員になっていただき、IWJの活動をお支えいただければと存じます!

 いったんは会員登録したものの、現在は休会中であるという方、うっかりして会費が未納になっているという方、この機会にぜひ、再開をお願いいたします!

 いったん会員登録した皆様の会員番号は、未納・休会の間も大切に保存してあります。会費を再び納付していただければ、着金が確認でき次第、サービスを再開させていただきます!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいはかつて会員だった方は再開して、ご支援ください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、現在、一般会員の方は、ぜひ、サポート会員への切り替えをご検討くださいますようお願いいたします!

※ぜひ、サポート会員にお切替えいただいてご支援ください!
https://iwj.co.jp/ec/mypage/changerank.php

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◆中継番組表◆

**2020.8.10 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】14:00~「調布市上映・朗読会より朗読『二重被爆の姉と妹』松崎謙二氏、朝日望氏、上水流大陸氏(無名塾俳優)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

これまでIWJが報じてきた原爆被害者関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%8e%9f%e7%88%86%e8%a2%ab%e7%88%86%e8%80%85
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【核と戦争を考えるシリーズ特集 3・IWJ_YouTube Live】17:00~「『日米安保はもはや日本を守る仕組みではない!』伊波洋一参議院議員が勧告――米国の対中国戦略『日本を戦場にして戦争を終わらせる』防波堤の役割!?~東アジア共同体・沖縄研究会シンポジウム<ダイジェスト版>」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2017年11月に収録した、「東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会」主催のシンポジウムをダイジェスト版で再配信します。これまでIWJが報じてきた伊波洋一氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e4%bc%8a%e6%b3%a2%e6%b4%8b%e4%b8%80

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/404467
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【核と戦争を考えるシリーズ特集 4・IWJ_YouTube Live】19:00~「『破局しかない』“属国”日本の戦略なき軍事国家化をめぐって~岩上安身によるインタビュー 第356回 ゲスト 軍事評論家・前田哲男氏」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2013年10月に収録した、岩上安身による前田哲男氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた前田哲男氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%89%8d%e7%94%b0%e5%93%b2%e7%94%b7

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/104957
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◆中継番組表◆

**2020.8.11 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【200811火】

【核と戦争を考えるシリーズ特集 5・IWJ_YouTube Live】
「新外交イニシアティブ(ND)主催 シンポジウム『沖縄の未来を拓く―安全保障・経済・社会の観点から(沖縄)』–登壇:屋良朝博氏(ジャーナリスト)、柳澤協二氏(元内閣官房副長官補)ほか」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2019年3月に収録した、新外交イニシアティブ(ND)主催のシンポジウム「沖縄の未来を拓く―安全保障・経済・社会の観点から(沖縄)」を再配信します。
これまでIWJが報じてきた辺野古関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%BE%BA%E9%87%8E%E5%8F%A4

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/445041
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【核と戦争を考えるシリーズ特集 6・IWJ_YouTube Live】
「世界の『緊急事態条項』を検証!自民党改憲草案の『異常性』に迫る~岩上安身によるインタビュー 第612回 ゲスト 早稲田大学法学学術院教授 水島朝穂氏」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2016年2月に収録した、岩上安身による水島朝穂氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた水島朝穂氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B0%B4%E5%B3%B6%E6%9C%9D%E7%A9%82

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/287146

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

 西村大臣「新しい日常をみんなで作る」? その前に、目標比率70%のテレワークとGO TOトラベルキャンペーンの矛盾や分科会メンバーのPCR検査への疑義表明に関する説明を!!~8.7西村康稔新型コロナ対策担当大臣会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/479438

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■沖縄県で新型コロナ新規感染者過去最多を更新、9日159人! 医療・検査体制の逼迫で、玉城デニー知事は無症状濃厚接触者のPCR検査を断念! 安倍総理は「医療提供体制は逼迫していない」と強弁し、無策のまま経済を優先!

 新型コロナウイルス感染をめぐる沖縄県の状況悪化が急速に進んでいます。

 昨日9日、沖縄県ではこれまでで最も多い159人の新たな感染者が確認されました。

 沖縄県の直近1週間(8月7日まで)の人口10万人あたりの感染者数は、33.56人で全国最多です。

 発表されたPCR検査の行政検査数は2683件でした。

※沖縄で159人の感染確認 1日当たり最多更新【9日午後】(沖縄タイムスプラス、2020年8月9日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/614257

※沖縄の新たな感染、発表数で最多159人 累計1127人に【8月9日午後】(琉球新報、2020年8月9日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1171250.html

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■福島県飯舘村において除染土を用いた食物栽培実験の実施を環境省が非公開で決定したことが情報公開請求により発覚! 環境省の大野皓史参事官補佐が小泉進次郎環境大臣の飯舘村訪問を「たまたま」とコメント! 進次郎大臣は、環境省の計画推進に無用な「飾り」と認識!?

 環境省が進める除染土を農地に再生利用する実証実験について、一部で汚染土を覆土せず食用作物を栽培する計画であることと、その決定を非公開の会合で行っていたことが、行政文書開示請求によって明らかになりました。

※行政文書開示:覆土無しでの除染土での食用食物栽培実証事業について(大島堅一教授の『note』記事、2020年8月8日)
https://note.com/kenichioshima/n/n1f4c6954430e

 環境省への行政文書開示請求は龍谷大学教授・大島堅一氏が行ったものです。福島第一原発事故からひと月後の2011年4月11日、IWJでは岩上安身によるインタビューで大島教授(当時は立命館大学教授)のお話をうかがっています。

※「日本は、この機を逃したら永久に変われない」――「原発割安」を強く否定する~岩上安身によるインタビュー 第112回 ゲスト 立命館大学教授・大島堅一氏(2011年4月11日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/679

 環境省は、除染土のうち放射性物質の濃度が一定の基準を下回ったものを公共事業や農地造成に再生利用できるよう省令の改正を目指していました。2018年6月に環境省が除染土の再利用を決めた際、IWJでは当事者となる飯舘村関係者に取材を行っています。

※環境省、福島県飯舘村関係者にIWJが取材!除染土を農地に再利用!? 実証事業という名の最終処分! 事故以来放置されていた飯舘村長泥地区が狙われた!?(前編) 2018.6.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/425976

※環境省、福島県飯舘村関係者にIWJが取材!除染土を農地に再利用!? 実証事業という名の最終処分!事故以来放置されていた飯舘村長泥地区が狙われた!?(後編) 2018.6.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/426110

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■<本日の再配信1>【核と戦争を考えるシリーズ特集 3】本日午後5時より「『日米安保はもはや日本を守る仕組みではない!』伊波洋一参議院議員が勧告――米国の対中国戦略『日本を戦場にして戦争を終わらせる』防波堤の役割!?~東アジア共同体・沖縄研究会シンポジウム<ダイジェスト版>」を再配信します!

 8月6日、広島への原爆投下。8月9日、満州でのソ連対日参戦と長崎への原爆投下。8月14日、ポツダム宣言受諾。8月15日、天皇の玉音放送と朝鮮行政権の委譲。9月2日、降伏文書調印。

 戦後75年経っても多くの日本人にとって8月は、戦争の記憶と結びついています。

 IWJでは連日【核と戦争を考えるシリーズ特集】をお送りしています。本日は午後5時より、シリーズ特集の第3弾として、2017年11月4日に収録した、東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会のシンポジウム「中国・北朝鮮脅威論の虚構性を問う―東アジアに再び戦火を招かないために! 」を再配信いたします。

 IWJがこれまで報じ続けてきたように、米中の覇権争いのもとで、安倍政権の進める通り、改憲・緊急事態条項の導入を行えば、日本は軍事ファシズム国家となり、米国に操られる属国のまま、戦争の道具として使われる危険性が高まっています。

 シンポジウムでは、元外務省国際情報局長の孫崎享氏が「東アジアの危機:制裁・軍事・対話の選択」と題して基調講演を行いました。

 また、孫崎氏の講演に続き、横浜市立大学名誉教授の矢吹晋氏による講演「南シナ海領土紛争と米中関係」、元共同通信記者の岡田充氏による講演「“敵”(『脅威』)はいかにしてつくられるか~権力監視やめ政府と一体化するメディア」、参議院議員の伊波洋一氏による講演「中国・北朝鮮脅威論の内実を問う―沖縄を再び戦場にしないために」が行われ、3時間を超える充実した内容となりました。

 本日はこのシンポジウムから編集した1時間10分の「ダイジェスト版」を再配信します。詳しくはぜひ、以下のURLからご視聴ください!

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【核と戦争を考えるシリーズ特集 3・IWJ_YouTube Live】17:00~
「日米安保はもはや日本を守る仕組みではない!」伊波洋一参議院議員が勧告――米国の対中国戦略「日本を戦場にして戦争を終わらせる」防波堤の役割!?~東アジア共同体・沖縄研究会シンポジウム<ダイジェスト版>
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

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 また、シンポジウムの全てをご覧になりたい方は、IWJのサポート会員にご登録いただけますと、下記の記事URLからご視聴いただくことができます。

 サポート会員は入会金0円で、月々一口3,000円(税抜)から、まとめてお得な1年一口30,000円(税抜)からとなっています。詳細は下記のURLでご確認いただけます。ぜひ、この機会にご検討ください。

※IWJ会員のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、インタビュー動画単品でのご購入も可能です。IWJ会員以外の方であれば550円、一般会員の方は55円となっています。ぜひ、ご利用ください。

※「日米安保はもはや日本を守る仕組みではない!」伊波洋一参議院議員が勧告――米国の対中国戦略「日本を戦場にして戦争を終わらせる」防波堤の役割!?~東アジア共同体・沖縄研究会シンポジウム 2017.11.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/404467

■<本日の再配信2>米軍による日本「本土空襲」の5,6年も前に行われていた! 日本軍による無差別「重慶爆撃」!! 【核と戦争を考えるシリーズ特集 4】本日午後7時より 「『破局しかない』“属国”日本の戦略なき軍事国家化をめぐって~岩上安身によるインタビュー 第356回 ゲスト 軍事評論家・前田哲男氏」を再配信します!

 NHKの特集番組をもとに出版された書籍『本土空襲 全記録』の中に、米国の国立公文書館に保管されていた2万ページに及ぶ米軍の機密文書「戦闘報告書」を解読した調査結果が記されています。

 同調査によると、米軍による日本の本土空襲が本格的にはじまったのは1944年11月で、日本の敗戦までに投下された焼夷弾は約2040万発、犠牲者は確実な数字で45万9564人だとしています。

 広島の原爆による死者は約14万人(1945年12月までの推計)、長崎の原爆による死者 は73,884人(1945年12月までの推定)とされていますので、本土空襲による犠牲者数の方がはるかに上回ることになります。

 このような米軍による「無差別」爆撃は非人道的だとして、しばしば問題にされます。しかし、「無差別」ということであれば、本土空襲が始まる5、6年も前に、日本軍が中国との戦争の中で、重慶爆撃を行っていたことも忘れてはなりません。

 そこで、ジャーナリストで軍事評論家、「空からの殺戮・テロル」ともいわれる「戦略爆撃」の非人間性を告発した書籍、『戦略爆撃の思想―ゲルニカ・重慶・広島』の著者でもある前田哲男氏への岩上安身によるインタビューを、本日午後7時より再配信いたします。

 前田氏によれば、重慶爆撃を行われたのは三菱が作った「九六式陸攻」という今でいう小型爆撃機。「1938年、39年、40年の正味2年半、回数で言うと218回、重慶に爆弾の雨を降らせ」たと言います。

 重慶爆撃の戦略目標は、「無差別爆撃によって、国民のモラル、戦争継続意欲を破壊」し、「重慶政権屈服」を狙って攻撃を継続したもの。そのために、焼夷弾が用いられ、日本の都市と同じように、竹と紙と木でできた重慶を焼き払い、人を焼き殺そうとした、と前田氏は解説します。

 そして、それがそっくりそのまま5、6年の後の日本にブーメランのように跳ね返ってくることになります。米軍の焼夷弾による日本の本土空襲は、この重慶爆撃をモデルにしたものだと、前田氏は指摘しています。

 インタビューでは、日中戦争の歴史や、中国側の指導者である蒋介石主席が対峙していた2つの敵、そして日本が戦中から現在もなお抱え続けている諸問題等々、岩上安身との対話の中で、前田氏がわかりやすく解説しています。

 岩上安身が放送の中で、「多くの若い人は、歴史でも重慶についてほとんど習わない。重慶というのはどういう意味を持つのかということに、触れていただければありがたい」と訴えかけた同インタビューは、本日19時より再配信されます。ぜひ、この機会にご視聴ください。

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【タイムリー再配信・IWJ_YouTube Live】19:00~
「破局しかない」“属国”日本の戦略なき軍事国家化をめぐって~岩上安身によるインタビュー 第356回 ゲスト 軍事評論家・前田哲男氏
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

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 ご都合が合わず、今回の再配信を見逃してしまった方は、IWJのサポート会員にご登録いただけますと、下記の記事URLからご視聴いただくことができます。

 サポート会員は入会金0円で、月々一口3,000円(税抜)から、まとめてお得な1年一口30,000円(税抜)からとなっています。詳細は下記のURLでご確認いただけます。ぜひ、この機会にご検討ください。

※IWJ会員のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、インタビュー動画単品でのご購入も可能です。IWJ会員以外の方であれば550円、一般会員の方は55円となっています。ぜひ、ご利用ください。

※「破局しかない」“属国”日本の戦略なき軍事国家化をめぐって~岩上安身によるインタビュー 第356回 ゲスト 軍事評論家・前田哲男氏 2013.10.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/104957

■IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」登録者が5万人を突破! 次の目標は10万人突破! 登録は無料ですので、ぜひご登録、登録の呼びかけ・拡散をお願いします!

 
 IWJの第11期がスタートした8月1日、IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」のチャンネル登録者数がついに5万人を突破しました!

 チャンネル登録者数は、8月7日午後8時の時点で5万200人と順調に伸び続けています。

 IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」では、岩上安身によるインタビューや毎日の中継の録画を短くまとめたハイライト動画をアーカイブとしてラインナップしています。また、国会での審議の中で、重要な質疑応答や話題のシーンも国会ハイライトとしてアップしています。

 YouTubeのチャンネル登録者が増え、動画の視聴回数が増えれば、わずかではありますが広告料も入り、IWJの財政安定の助けになります。まだ登録されていない方は、無料ですのでこの機会にぜひご登録をお願いします!

 今後は10万人、20万人の登録者数を目指していきたいと思います!

※YouTubeチャンネルはこちらから(右側の赤いチャンネル登録という項目をクリック! )
https://www.youtube.com/channel/UCO6c-ejeQxxKArNHWieU2OQ

■【スタッフ募集】エクセル操作に慣れた事務スタッフ、そして中継・動画編集スタッフを緊急募集中です!

IWJでは現在、パソコン特にエクセル操作に慣れた事務職とカメラマン・記者職を緊急募集中です!

 事務スタッフは、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、会員管理等、IWJの屋台骨となる重要なお仕事です。パソコンはもちろん、ワードのみならず、エクセルの操作に慣れた方を緊急募集しています。

 中継・動画スタッフは、カメラマンとして現場に出向いて取材をおこない、動画を編集するほか、記事を執筆することもあります。

 それぞれの業務の詳細については、下記のリンクよりご確認いただけます。

※レギュラースタッフ募集要項
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXmrohCgSv4wxA-iWUk227Ber03r14GPhDoJgu4xyFyxKiCA/viewform

 連日こちらでお伝えしております通り、コロナウイルスが蔓延して、日常生活においても感染が心配な日々が続きますが、IWJでは、スタッフが一律に定刻に出社退社するという制度になっていません。

 創業期からですが、機能的に仕事をするために無意味な通勤ラッシュを避けて時差通勤を徹底しています。マスクの着用や消毒液による防護も、コロナ感染当初から、社内で徹底して行なっています。また、体調が悪いが欠勤するほどではないという時などは、職務内容にもよりますが、柔軟に在宅テレワークに切り替えることも、かねてより実践しています。

 そしてもう一点、残業代不払いは一切なし! 同時に無駄な会議もありません! ホウレンソウや引継ぎ等は、おおむねメーリングリストやメール、LINEなどですませています。スタッフが総勢顔をそろえて延々と無駄な会議をやることも、意味のない形式だけの朝礼をすることもありません。無駄な時間は使わず、集中して業務に取り組み、チームワークを発揮するというのがIWJのポリシーです。

 すべての班に共通して、スタート時はアルバイトとなりますが、実績次第で契約社員、正社員への昇格が可能です。正社員の定年は65歳で退職金も会社として積み立てています。

 また、通勤交通費や業務中に移動した交通費、および仕事上必要になった経費やカメラ・PCなど必要な備品も会社が別途支給します!

 なおIWJでは、全職種で、残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。

 メディア業界はどこも、「裁量労働制」(注)をとっているところがほとんどですが、この裁量労働制は過労死に至るほどの長時間労働の根源です。NHKや電通でも長時間労働の果てに過労死・過労自殺などの痛ましい事件が起こっていることは、みなさんご承知の通りです。

 IWJでは、事務職はもちろんですが、記者職・編集職であっても、裁量労働制はとっていません。長時間残業はさせず、6時間ごとの休息もとらせ、週2回の休みも必ずとらせています。IWJでは「サビ残」や「残業代不払い」などは一切ありません!

(注)「裁量労働制」は何時間働いても一定時間の労働と「みなす」制度です。専門職など労働者の裁量で時間管理するとされますが、経営側に都合の良い「定額働かせ放題」になりがちなのが実態です。「みなし残業」も、何時間残業しても一定時間の残業と「みなす」制度です。「固定残業代」というのも同じです。要するに労働者を長時間「働かせホーダイ」にし、その賃金を支払わずにすませるトンデモない制度なのです。

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXmrohCgSv4wxA-iWUk227Ber03r14GPhDoJgu4xyFyxKiCA/viewform

■IWJから皆様にサイトのコンテンツ管理中につき、お知らせがあります。一時的にご不便おかけします。

 日頃から、IWJをご支援下さり、様々なコンテンツを、ご視聴、ご覧いただきましてありがとうございます。

 現在、IWJのサイト上で一部のコンテンツが閲覧できない状態になっています。

 コンテンツの大がかりな整理を行っているためで、皆様にはご不便をおかけしており申し訳ありません。復旧まで少々お時間がかかるとは思いますが、もうしばらくお待ちください。

 これからも、激しく流動する「現代」という時代をくっきりと浮かび上がらせるために、IWJならではの視点、切り込み、深堀りで、記事、中継、録画配信、インタビューなどを、皆様にお届けしていく所存です! そのため様々な企画も進行中です。

 ぜひ、これからも、IWJがお届けする様々なコンテンツにご期待ください。よろしくお願いいたします。

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLよりご覧ください。
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IWJ編集部(岩上安身、仲川正紀、城石裕幸、中村尚貴)

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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