日刊IWJガイド「自衛隊・統合幕僚監部の1等海佐が新型コロナウイルスに感染! 『ウイルス封じ込め』ではなく、『ウイルスと共存』の国家路線で日本の安全保障は大丈夫なのか!?」2020.3.16日号~No.2741号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~自衛隊・統合幕僚監部の1等海佐が新型コロナウイルスに感染! 「ウイルス封じ込め」ではなく、「ウイルスと共存」の国家路線で日本の安全保障は大丈夫なのか!?
┠■【中継番組表】
┠■森雅子法相が国会で「東日本大震災の時、検察官が最初に逃げた。身柄を拘束していた十数人を理由なく釈放した」と答弁! 「個人的見解」と謝罪・撤回し、「今後は誠実に対応させていただく」と言いながら、検察定年延長に対する質問にはゼロ回答!?
┠■東京五輪「延期を視野に、準備」か? 最終判断を委ねられた? WHOに安倍政権は約170億円拠出!「日本国内の対策費はどうなるのか?それでも五輪の方が大事なのか?」と批判の声!
┠■<ニュース・フラッシュ>
┠-【1】クラボウが15分で新型コロナウイルスの感染の有無を判定できる「新型コロナウイルス抗体検査試薬キット」の販売を発表! クラボウ株は13日、2日連続のストップ高に!
┠-【2】国民の年金積立金に損失を出して逃げ出した!? 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の理事長と理事2名が一斉退任!
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┠■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~
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■はじめに~自衛隊・統合幕僚監部の1等海佐が新型コロナウイルスに感染! 「ウイルス封じ込め」ではなく、「ウイルスと共存」の国家路線で日本の安全保障は大丈夫なのか!?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 防衛省は3月13日、自衛隊・統合幕僚監部の1等海佐が新型コロナウイルスに感染していることを発表しました。

※海上自衛官が新型コロナ感染、隊員では初 フランス出張(朝日新聞デジタル、2020年3月13日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN3F7RCSN3FUTFK01Z.html

 防衛省によると、感染が明らかになったのは防衛省統合幕僚監部に勤務する1等海佐で、今月3日から13日まで1人でフランスに出張していました。フランスではセミナーに参加していましたが、このセミナーの参加者に新型コロナウイルスの感染者が確認され、セミナーが中止になりました。

 帰国はフランスの指定した航空機を使い、空港から自衛隊の車両で直接自衛隊中央病院へ向かい、検査を受けた後自宅で待機。検査の結果、感染が確認されたため、入院するとのことです。

 防衛省は、自衛隊内にこの1等海佐との濃厚接触者はいないと発表しています。

 しかし集団生活を送る自衛隊や、自衛隊との一体化が進む在日米軍内で新型コロナウイルスへの感染が広がれば、日本の安全保障に穴があくのではないでしょうか。

 IWJがこの点について、2月28日の定例会見で河野太郎防衛大臣に質問したところ、河野防衛省の回答は、「しっかり手洗いうがいを励行する、それから、集団生活の中で、それが広がらないように、各駐屯地・基地に、万が一陽性者が出たときのコンティンジェンシー・プラン(緊急時対応計画)を作れという指示を出して、ございますのでそこはしっかり、できるような準備を進めているところでございます」と、いうものでした。

※コロナで日米安保が危うい!? 集団生活を送る自衛隊や在日米軍の一角にコロナ感染者が現れ、感染が広がれば、日米の安全保障に大きな影響が出るのでは!? IWJ記者の質問に河野太郎外防衛相の回答は「うがい手洗い」?? えっ!?~河野太郎 防衛大臣 定例記者会見 2020.2.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/468593

 日本政府は、新年度の予算にコロナ対策等の費用を盛り込まず、カネもかけず、検査も過少で、感染者が少ないことのみを国内外にアピールしています。14日に行われた安倍総理の会見は、まさにそのような中身のないアピールに終始しました。

 今の安倍政権の路線のように、「検査による早期発見・治療」という感染症対策の基本をおろそかにすれば、「ウイルスの封じ込め」に必ず失敗します。ウイルスが社会に広がってゆくのを、止めることができず、国民の多くが感染し、生き残った者は抗体ができるが、耐えきれなかったものは死んでゆくという「ウイルスと共存」する社会に、いやおうなくなってしまいます。しかしその際、決して穴があいてはいけない公共性の高いインフラがあり、それが医療、老人福祉、消防、警察であり、安全保障です。パンデミックを阻止できずに、コロナウイルスの感染がだらだらと続き「ウイルスと共存」する社会へ向かってゆく過程で、安全保障に大きな穴があけば、安倍総理がみっともない憲法とさげすんだ現行憲法の前文にある「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼」して、その「答え」をあてにする他なくなります。改憲に熱心な安倍政権が「諸国民の公正と真実」をあてにして、緊張感のないコロナ対策を続けていると思うとひどく矛盾していると思わざるをえません。安倍政権は、今回、コロナ対策の、その特措法改正で、国会の事前承認なき緊急事態宣言にこだわりました。

 岩上安身は「ウイルスと共存」の危険性を、15日、以下のようにツイートしています。

 「このまま、日本が過少検査でゆくと、コンセンサスができてしまったり、あるいは半強制的に押しつけられたりすると、地球上でのゾーニングの際、日本は『ウイルスと共存する道』を選んだ『不潔国』とされ、ウイルスを封じ込める道を選び成功した『清潔国』との間に境界が引かれます。それでいいのかと」。

※岩上安身のツイート(2020年3月15日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1238865047645896706

 また、一昨日14日の緊急記者会見において、岩上安身が「緊急事態宣言は、改憲による緊急事態宣言その布石ではないか」との質問に対して、「安倍独裁」という言葉を否定せず、「国民が選ぶことです」と言いきりました。国民の喝采によって「安倍独裁」は成就するのだ、と言ったに等しい発言です。

 目前のコロナ禍、そしてそのコロナに蝕まれる現実の安全保障に真剣な関心を示さず、独裁を可能とする不用な緊急事態宣言、緊急事態条項の導入には執着する。これは、倒錯以外の何ものでもない悪夢のような話ではないでしょうか。

 緊急事態条項改悪に反対するIWJでは『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』を、IWJ書店で販売中です。下記のURLから、ぜひお買い求めください。

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

 IWJでは、緊急事態条項について、政治家や学者の方々からの反対論評をまとめた「これこそナチスの手口!緊急事態条項(対応)」という特集を組んでいます。下記のURLからぜひご覧になってください。
 
※これこそ「ナチスの手口」!9条を含めすべての現行憲法秩序を眠らせ、日本改造を行う「緊急事態条項」 この上ない危険性!!
https://iwj.co.jp/wj/open/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E4%BA%8B%E6%85%8B%E6%9D%A1%E9%A0%85%E7%89%B9%E9%9B%86

 IWJではフェイスブック上で、「ヤバすぎる緊急事態条項の改憲発議を阻止する会」で皆様と論じています。ぜひご覧になってみてください。

※ヤバすぎる緊急事態条項の改憲発議を阻止する会
https://www.facebook.com/groups/337211516972771/

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◆中継番組表◆

**2020.3.16 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】13:00~「あいちトリエンナーレ『交付金問題』についての文化庁・文部科学省ヒアリング」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「表現の自由を市民の手に 全国ネットワーク」呼びかけの、あいちトリエンナーレ「交付金問題」についてのヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきたあいちトリエンナーレ関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e3%81%82%e3%81%84%e3%81%a1%e3%83%88%e3%83%aa%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%83%ac
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【IWJ・Ch5】15:00~「緊急院内集会『息苦しさをうち破る──いま 表現の自由は?あいちトリエンナーレ文化庁交付金ストップ』を許さない市民集会」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「表現の自由を市民の手に 全国ネットワーク」呼びかけの市民集会を中継します。これまでIWJが報じてきた表現の自由関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e8%a1%a8%e7%8f%be%e3%81%ae%e8%87%aa%e7%94%b1
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【録画配信・IWJ_Youtube Live】18:30~「『選挙ウォッチャーちだい氏に対するN国党及び立花氏による名誉棄損を理由とする裁判の結果について』の記者会見」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 3月16日収録の、「選挙ウォッチャーちだい氏に対するN国党及び立花氏による名誉棄損を理由とする裁判の結果について」の記者会見を録画配信します。IWJが報じたちだい氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457866
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【映画「新聞記者」日本アカデミー賞3部門受賞記念!祝賀再配信 3・IWJ_Youtube Live】20:00~「東京新聞・望月衣塑子記者への官邸からの質問制限!圧力に迎合する一部記者!記者クラブメディア現役記者が官邸権力と内閣記者会の内情を明らかにする!~岩上安身による神奈川新聞・田崎基 記者、新聞労連・南彰氏インタビュー(前編)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2019年2月に収録した、岩上安身による神奈川新聞・田崎基記者、新聞労連・南彰氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた報道規制関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%a0%b1%e9%81%93%e8%a6%8f%e5%88%b6

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443339

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◆中継番組表◆

**2020.3.17 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【映画「新聞記者」日本アカデミー賞3部門受賞記念!祝賀再配信 4・IWJ_Youtube Live】20:00~「東京新聞・望月衣塑子記者への官邸からの質問制限!圧力に迎合する一部記者!記者クラブメディア現役記者が官邸権力と内閣記者会の内情を明らかにする!~岩上安身による神奈川新聞・田崎基 記者、新聞労連・南彰氏インタビュー(後編)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2019年2月に収録した、岩上安身による神奈川新聞・田崎基記者、新聞労連・南彰氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた報道規制関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%a0%b1%e9%81%93%e8%a6%8f%e5%88%b6

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443339

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「目に見えない、臭わない、考えなければわからない『被爆』について、語り続け、行動し続けていきたい!」元『福島原発事故による健康被害者の会』男性のスピーチ~3.11 東電前抗議―国・東電は事故の責任を取れ
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469647

【献本御礼】神奈川新聞「時代の正体」取材班編『時代の正体vol.3―忘却に抗い、語りつづける』(現代思潮新社)
https://iwj.co.jp/wj/open/books_2987

【献本御礼】榊原千鶴著『皇后になるということ 美子と 明治と 教育と』(三弥井書店)
https://iwj.co.jp/wj/open/books_2986

「新型コロナウイルス対策による休校休業のため経済的に苦しむ子育て家庭に子ども一人あたり3万円の臨時給付金を!安倍首相、加藤厚労大臣に大量署名とともに提出し要求したい!」~3.12子育て支援NPOらによる緊急記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469727

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■森雅子法相が国会で「東日本大震災の時、検察官が最初に逃げた。身柄を拘束していた十数人を理由なく釈放した」と答弁! 「個人的見解」と謝罪・撤回し、「今後は誠実に対応させていただく」と言いながら、検察定年延長に対する質問にはゼロ回答!?

 森雅子法務大臣は3月9日の参院予算委員会での、黒川弘務東京高検検事長の定年延長をめぐる小西洋之議員(無所属・野党統一会派)の質問に対する答弁として、小西議員の質問には直接答えずに「(2011年の福島第一原発事故が起きた)東日本大震災の時、検察官はいわき市から国民、市民が避難していない中で最初に逃げた。その時に身柄を拘束している十数人の人を理由なく釈放して逃げた」と、質問とは無関係な、そして検察の名誉にかかわるような、真偽不明の話を延々と取りつかれたように喋り続けました。

※予算委員会(参議院インターネット審議中継、2020年3月9日)
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

 この森法相の答弁について、11日午前の衆院法務委員会で山尾志桜里議員(立憲民主党)が「『検察官が最初に逃げた』『理由なく釈放した』というのは事実か」と質問すると、森法相は「事実だ」と明言。この発言をめぐって一時、審議が中断し、そのまま散会しました。

※法務委員会(衆議院インターネット審議中継、2020年3月11日)
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=49921&media_type=

 森法相は同じ11日午後の参院予算委で、「『逃げた』『理由なく』というところは個人的見解だ」と釈明し、「個人的見解だと示すことなく述べたのは不適切だった。撤回する」と表明しましたが、こちらも審議が止まり、そのまま散会しました。

※予算委員会(参議院インターネット審議中継、2020年3月11日)
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

 森法相は11日の予算委審議の質疑中に離席し、室外でメディアの取材に応じていました。

 森雅子法相は福島県いわき市の出身で、参議院福島選挙区で当選2期目です。自民党が野党だった2011年には、震災直後に福島地裁いわき支部の建物が大きな被害を受け、地裁いわき支部と同じ建物に入っている地検いわき支部が、ともに一時的に地裁郡山支部の建物に移転したことについて、「政府が(いわき市を)避難区域として指定していないのに、国家機関が住民を置き去りにして逃げた。その際に多くの被疑者を処分保留のまま釈放した」と、国会で複数回にわたり民主党政権の責任を追及していました。

※「検察官逃げた」は事実か 森法相発言はどうして生まれたか(毎日新聞、2020年3月12日)
https://mainichi.jp/articles/20200312/k00/00m/010/369000c?pid=14517

 岩上安身は12日、次のようにツイートしています。

 「森まさ子氏には本当に驚かされる。その場その場、思いつきでデタラメ発言を繰り返す。安倍政権下ならば、こんなデタラメな人物でも大臣になれる。それには驚かない。しかし彼女は司法試験に合格し、弁護士資格を持っているのだ。その点をあわせ考えると寒気がしてくる。こんな人物でも弁護士……」

※岩上安身のツイート(2020年3月12日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1237771361608581120

 12日、立憲民主、国民民主、共産、社民の野党4党は国対委員長の会談を行い、政府が森法相の発言に対して公式見解を示すまで、一切の国会審議拒否を自民党の森山裕国対委員長に伝えました。

※野党4党、審議拒否 森法相「検察官逃げた」発言(朝日新聞デジタル、2020年3月12日)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14400388.html
 
 安倍総理は12日、首相官邸で森法相に厳重注意を行い、森法相は「誠に不適切だった。真摯に反省し、発言を撤回し、深くおわびする」と謝罪しました。

 これを受け、野党は12日夕方から衆院本会議に出席しました。

※安倍首相、森法相を厳重注意 「検察逃亡」発言で国会混乱(時事ドットコム、2020年3月12日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031200948&g=pol

 森法相は13日午前、衆院法務委員会の冒頭で一連の国会答弁について、以下のように陳謝しました。

 「この度の私の一連の言動により、国会のご審議に大変なるご迷惑をおかけしたことを心よりおわび申し上げます。

 まず、3月9日の参議院予算委員会における答弁は、私の個人的見解を述べたものでしたが、検察を所管する法務大臣として、検察の活動について、個人的な評価を述べたことは不適切でありました。

 法務大臣としては、これまで法務省が認定した事実を確認すべきであったと考えます。あらためて3月9日の答弁を撤回させていただきます。

 また、3月11日の衆議院法務委員会で、山尾委員からこの答弁を示されて『事実ですか』とのご質問がなされた際に、私が『事実です』と答弁したのは、参議院予算委員会でこの答弁をしたということが事実である、と申し上げたものですが、誤解を招きかねない表現であったと思います。おわびを申し上げます。

 そして、3月11日の参議院予算委員会の質疑中、私が離席した際に記者からの取材を受けたことも、誠に不適切でありました。あらためて心よりおわびを申し上げますとともに、今後の国会のご審議におきましては、より一層誠実に対応させていただく所存です」

※法務委員会(衆議院インターネット審議中継、2020年3月13日)
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=49932&media_type=

 しかし森法相はこの法務委員会でも、「黒川弘務東京高検検事長の定年延長について森法相が指示したのか」との、立憲民主党の川内博史衆議院議員の質問に対し、「省内の検討プロセスにあたるので詳細は控える」と繰り返し、回答を拒否しました。

 これに対し川内議員が、回答しない根拠をただすと、「お答えを控えるのは行政裁量の問題だ」と突っぱねました。

 これについて岩上安身は14日、次のようにツイートしました。

 「とんでもない話。本当に森法相は、大臣を辞め、議員を辞め、法律家としてもトンデモなので、弁護士を辞めるべき」

※岩上安身のツイート(2020年3月14日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1238741245335199744

■東京五輪「延期を視野に、準備」か? 最終判断を委ねられた? WHOに安倍政権は約170億円拠出!「日本国内の対策費はどうなるのか?それでも五輪の方が大事なのか?」と批判の声!

 米国のトランプ大統領は2020年3月12日(日本時間13日)、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今夏の東京オリンピックは「1年間延期したほうがよいかもしれない」と、記者団に語りました。

 その3日前の2020年3月10日付米紙ウォール・ストリート・ジャーナルでは、元電通専務で公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の高橋治之理事が、「今夏の五輪開催が難しくなれば、最も現実的な選択肢は開催を1、2年延期することだ」と語ったことが、報じられました。

※東京五輪、今夏開催断念なら1、2年延期が現実的=組織委理事(ウォール・ストリート・ジャーナル、2020年3月10日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00013061-wsj-int

 この報道を受けて、同組織委の森喜朗会長は11日に急遽会見し、「今方向を変えるとか、計画を変えるということは全く考えていない」と完全否定。しかし、その後も高橋理事は複数のメディアの取材に答え、「予定通り開幕するのがベストだが、別のプランも考えなければいけない」、「延期を視野に入れるなら、今から準備しないと間に合わなくなる」などと訴えています。高橋氏の発言は、現実的なものであり、森氏の発言は全く空疎なものであることがよくわかります。

※オリンピック「1~2年延期案考えるべき」組織委理事(朝日新聞、2020年3月11日)
https://www.asahi.com/articles/ASN3C4R8MN3CUTQP013.html

※大会組織委理事「早く延期決めないと」(日テレNEWS、2020年3月14日)
http://www.news24.jp/articles/2020/03/14/07609144.html

 他方、東京都と公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が、国際オリンピック委員会(IOC)と結んだ開催都市契約には、「参加者の安全が深刻に脅かされると信じるに足る合理的な根拠がある場合は、IOCが中止する権利を有する」などと記されているとのこと。つまり、中止や延期を決定する権限を持つのは、日本側ではなくIOCということになります。

※新型コロナに揺れる五輪 開催可否を決めるのはIOC 編集委員 北川和徳(日本経済新聞、2020年2月28日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56124480X20C20A2UP6000/

 毎日新聞によれば、IOCの2013年~16年の収入は約5881億円(51億6000万ドル)。その内8割にもあたる約4738億円(41億5700万ドル)が放映権料収入とのこと。つまり、IOCが大会の中止・延期等の判断する際には、米国大手テレビ局NBCなどの意向をうかがいながら進めるのは想像に難くありません。

※五輪、テレビ優先加速 20年「追加競技」ルール変更相次ぐ(毎日新聞、2018年11月18日)
https://mainichi.jp/articles/20181118/ddm/003/050/056000c?pid=14517

 他方、IOCのトーマス・バッハ会長は、3月12日ドイツ公共放送(ARD)のインタビューに答えて、東京五輪については、「これまで通り大会成功に向けて準備を進めている」と発言。しかし、質問者から「もし(世界保健機関(WHO)を含む)専門家たちが、中止を進言してきた場合はどうするのか」と繰り返し問われると、「WHOの助言に従う」と回答しました。

※五輪開催判断「WHOの助言に従う」IOC会長が発言
(朝日新聞、2020年3月13日)
https://www.asahi.com/articles/ASN3F3T09N3FUHBI00R.html

 仮に中止ではなく、延期となった場合でも、その影響は様々な分野に及びそうです。晴海の選手村は大会後に改修し、23棟のマンション約5600戸として売り出す予定とのこと。既に販売済みの物件が多数あり、23年3月から入居開始予定。五輪の延期により、予定通り入居できない場合は、補償問題にもなりうるとして、組織委関係者は懸念を示しているとのことです。

※五輪は「延期が一番大変」組織委幹部が漏らす本音(2020年3月15日、日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/news/202003140000989.html

 他方、まるで東京五輪開催の最終判断を委ねられたか格好のWHOですが、テドロス事務局長の発言が波紋を呼んでいます。

 3月13日の記者会見で、テドロス事務局長は、中国、韓国、シンガポールのコロナウイルスに対する検査、感染経路、隔離など措置について評価。その上で、なぜか「日本も、クラスターの調査に支えられ、安倍(晋三)総理自ら先頭になった、政府一丸となった取り組みが、感染減少のための重要な措置になっていることを立証している」と言及。安倍総理の名前をわざわざ出しただけでなく、led by と「指導力」を強調して称賛したのです。

 さらに、テドロス事務局長は、WHOによる世界的なコロナウイルス対策のためのファンドCOVID-19連帯対応資金(COVID-19 Solidarity Response Fund)に対して、複数の国々から援助があったことに触れながら、ここでもなぜか、「今週は日本がウイルス対策で新たに1億5500万ドル(約170億円)を、感染国への緊急支援用としてWHOに拠出した」と紹介しました。

※3月13日 WHOテドロス事務局長、記者会見動画
Virtual Press Conference – 2019-nCoV – 13MAR2020

※3月13日 WHOテドロス事務局長、記者会見での発言テキスト(英文)
WHO Director-General’s opening remarks at the media briefing on COVID-19 – 13 March 2020
https://www.who.int/dg/speeches/detail/who-director-general-s-opening-remarks-at-the-mission-briefing-on-covid-19—13-march-2020#.Xm3NkYihWrs.twitter

※WHOトップ、安倍首相を称賛 異例の対応、リップサービスか(共同通信、2020年3月14日)
https://this.kiji.is/611323175978861665

 SNS上などでは「そのお金、国内のコロナ対策に使った方がよくない?」「日本はどうなるのか?それでも五輪か?」「必死に納税している自国民には借金を迫ったり4100円ぽっちの補償で済ませている安倍首相。WHOには巨費を拠出して評価を『買う』」等々、疑問・批判の声が上がっています。

■<ニュース・フラッシュ>

【1】クラボウが15分で新型コロナウイルスの感染の有無を判定できる「新型コロナウイルス抗体検査試薬キット」の販売を発表! クラボウ株は13日、2日連続のストップ高に!

 繊維製品の大手メーカークラボウ(倉敷紡績株式会社)は、2020年3月12日、「新型コロナウイルス抗体検査試薬キット」の販売を開始すると発表しました。

 この検査は、一般的な遺伝子検査(PCR)が約6時間かかるのに対し、新型コロナウイルスに感染すると生成される抗体を少量の血液から検出し、感染の有無を判定するもので、15分で判定できるとのことです。

 これはクラボウが中国に持つ提携先企業が開発したもので、約1000の臨床試験で検査精度の高さが確認されており、クラボウは研究・検査機関向けに3月16日から販売を開始し、1日最大1万検体分の供給体制を整えるとしています。

*「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗体検査試薬キット」の販売開始について (クラボウ、2020年3月12日)
https://www.kurabo.co.jp/news/pdf/kurabocovid19.pdf

 この発表を受け、「コロナショック」で暴落の続く東京株式市場では、13日、クラボウの株価が、大引けで制限値幅の上限(ストップ高水準)となる前日比500円(23%)高の2673円となりました。2日連続のストップ高です。

 現在、国内ではデンカ株式会社が簡易検査キットの開発を進めています。

※(話題の株)クラボウが急進 新型コロナ検査キットに期待(日本経済新聞、2020年3月13日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56778760T10C20A3ENI000/

【2】国民の年金積立金に損失を出して逃げ出した!? 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の理事長と理事2名が一斉退任!

 国民年金、厚生年金などの公的年金の積立金を管理・運用している厚労省所管の、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の高橋則広理事長、三石博之理事、水野弘道理事が3月31日に一斉に退任することがわかりました。

※GPIF、理事長及び理事が3月末で総退任。日本のESG投資を牽引した水野CIOも (サステナブルジャパン、2020年2月18日)
https://sustainablejapan.jp/2020/02/18/gpif-2/46557

 GPIFは2014年10月末にポートフォリオ(資産の構成割合)を大きく変更しました。日本国債を60%から35%へと大きく減らし、日本株25%・外国株25%・外国債券15%と、株式投資の比率を高め、ローリスク・ローリターンからハイリスク・ハイリターンへと運用方針を切り替えました。

※「損失のツケは増税で国民に転嫁」!? GPIFというバクチで消える国民の年金 ~長妻昭・民主党代表代行が岩上安身によるインタビュー 第595回で安倍政権の「大失策」を徹底批判! 2015.12.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/278021

※「消えた年金」再び?! 年金運用の株式投資シフトで損失リスクが2倍に―― 塩崎厚労相、あくまで「安全かつ効率的」な運用だと強調 2015.1.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/226280

 これに対し、当時の民進党は、2015年度の年金に5兆円の損失が出ているのではないかとして、「年金損失『5兆円』追及チーム」を発足させ、政府へのヒアリングを行いました。

※国民の年金が安倍政権の人気取りと企業支配に利用される!? 厚労省がGPIFによる株式への直接投資「解禁」に向け、検討開始 2015.12.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/278184

※「国民に判断材料を与えないのは損失よりも悪質だ」~アベノミクスで年金5兆円が消えた!?――民進党・追及チームが安倍政権の情報隠しを批判 2016.4.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/295629

 また、2018年10~12月期に14兆円規模の損失を被ったことについて、GPIFの水野理事は2019年8月20日、米国での講演で、この損失が株式と債券、為替のすべてで損失を出していたことを明らかにしました。

※GPIFの昨年10月~12月期の過去最大の運用損は株式、債権、為替すべてで損失を出していた!? 水野弘道理事兼最高投資責任者が米国で発言! 2019.9.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/456626

 他方で、高橋理事長は性的スキャンダルが噂され、2019年10月に6か月間20%減給処分を受けています。(上記サステナブルジャパンより)

 折しも新型コロナウイルスのパンデミックにより、世界的な株価の大暴落が続いています。GPIFトップの一斉退任は、国民の年金積立金に大きな損失を出しながら、責任を取らずに逃げ出したと批判されても仕方がないのではないでしょうか。

■3月も半ばに差し掛かりましたが、1日から14日までのご寄付・カンパは月間目標額585万円に対して24%の達成率にとどまっています! PCの買い替えも必要となり、期末に向けてIWJの財政状況は厳しさを増しています! どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。岩上安身とIWJスタッフ一同、心から感謝申し上げます。

 今期第10期となるIWJは、昨期第9期に引き続き、あらゆる支出を見直し、岩上安身の報酬もそれまでの50%に削減した上で、1年間のご寄付・カンパの目標額を5400万円に設定しています。

 この5400万円を12か月で割ると、1か月あたりは450万円となります。期首の8月1日から2月29日までの7か月間のご寄付・カンパの目標額は、3150万円ですが、この7か月間のご寄付・カンパは2476万7097円にとどまり、約673万2903円の不足となっています。

 このため、3月1日以降の今期第10期の残り5か月間で、2923万2903円が集まらなければ、今期の目標額は達成できません。これを、1か月あたりの平均にすると、584万6581円となります。

 3月からのご寄付・カンパの目標額は、毎月約585万円となります。

 2月1日から29日まで29日間のご寄付・カンパの実績は410万8178円で、月間目標額の74%どまりです。これはピンチであると言わざるをえません。

 3月は半分が過ぎましたが、1日から14日までのご寄付・カンパは138万円で月間目標額の24%の達成率にとどまっています。期首の8月1日から3月14日までの総額で見ても2614万7097円と、この期間の目標額の77%の達成率にとどまっています。

 さらに、先日からお伝えしている様に、現在、IWJの創業時から使い続けてきたパソコンの寿命が尽きかけており、財政状況に加えて機材の状況もピンチとなっています。

 皆様から頂いた大切なご寄付・カンパによって活動しているIWJでは、できる限り経費を節約するために、2010年12月の創業時にまとめて買い入れたパソコン(PC)をずっと大切に使い続けてきました。

 ところがこれらの古いPCに搭載されている基本ソフト(OS)のウィンドウズ7のサポートが、今年1月に終了となりました。サポートが終了すると、ウイルス対策のためのアップデートがされなくなります。セキュリティー上、非常に危険になるので、そのまま古いOSでPCを使い続けるわけにはいかなくなります。

 会員の皆様の個人情報も多数扱うIWJでは、セキュリティー重視の観点から、先日、専門家の手によってこれら古いPCのOSを最新のウィンドウズ10に更新しました。

 ところがウィンドウズ10をインストールした直後から、起動や使用中の安定性などに不具合の起きるPCが続出。6台のPCは専門家から寿命と判断され、早急に買い換えなければいけなくなってしまいました。

 現在、社内で問題なく使えるPCの数が限られてしまい、通常業務にも大きな支障が起きています。

 また、「岩上安身によるインタビュー」を社外で行う場合、パワーポイントを映し出すためのモニターを持ち出しているのですが、視聴者の方から「画面が小さく、文字が読みにくい」というご意見をいただき、先日、画面の大きなモニターを1台、新たに購入いたしました。

 第10期の後半に入り、特に1月、2月に入ってからの、IWJの財政はますます厳しくなっています。そのような中で、今回のPC機材の新規購入は、セキュリティー確保のために、絶対に必要な設備投資なのですが、財政上は大きな負担となっています。

 どうか、皆様からの温かいご支援をよろしくお願い致します!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします!
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 なお、IWJでは毎期、決算報告を日刊IWJガイド、および会員向けメールでもご報告させていただいております。また、ホームページ上にも公開しており、過去の分とあわせていつでもご覧いただけます。

 IWJホームページの上端のメニューバーにある「ガイド・お知らせ▼」をクリックしていただき、プルダウンメニューから「IWJ決算報告」をご覧ください。

https://iwj.co.jp/join/about.html#overview

 特定のスポンサーをもたないことで、真の報道の自由を目指してきた独立メディアであるIWJは、活動経費の半分を皆様からのご寄付・カンパで、残りの半分を会員の皆様の会費で賄っています。3月9日現在の会員数は4879名様です。会員の人数が増えれば、IWJの経営はそれだけ安定します。早く5000名様に再到達したいと願っています。

 IWJの一般会員へご登録いただければ、岩上安身によるインタビューなどのIWJオリジナルコンテンツを1か月間何度でもご覧いただけます。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方はぜひ、この機会に会員登録をお願いいたします!

 現在一般会員の方は、ぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください!

 サポート会員にご登録いただくと、全てのIWJのコンテンツをいつでもお好きな時に何度でもご覧いただけます。また、サポート会員の比率が高まれば、その分だけIWJの経営は安定します!

 また現在、会費未納等でいったん休眠会員となられている方は、ぜひこの機会に再開をご検討ください!会員番号はすべて保存してありますので、会費をご納付いただければ、着金が確認され次第、いつでも再開できます!

 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
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※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
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 IWJの有料会員制度は1ヶ月1000円、支払いをまとめてお得な1年1万円の一般会員と、1ヶ月3000円、まとめてお得な年3万円からのサポート会員の2種類です(全て消費税別)。会費は、クレジットカード、銀行振込(ゆうちょ銀行を含む)でお支払いいただけます。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは、サポート会員にお切替えいただいて、あるいはかつて会員だった方は再開して、ご支援ください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■【スタッフ募集・在宅テレワーク、地方在住者には都内で借り上げ社宅も!】IWJでは在宅テレワークのスタッフも募集します! 地方にお住いの方、東京近郊で週のうち何日かは出勤、残りは在宅で、という働き方も可能。コロナ感染リスクが高い東京の「通勤ラッシュ」も避けられます!! ぜひご応募ください!

 IWJではテキスト班、動画班、事務ハドル班などの一部で、コロナウイルスショックに見舞われる前から、在宅テレワークでの働き方を進めています。

 テキスト班は、リサーチや記事執筆、岩上安身のインタビューのパワーポイント作成や、この日刊IWJガイドの執筆などを在宅でお願いしています。

 動画班では、お住いの地域での中継スタッフをお願いします。動画編集が得意な方であれば、在宅でYouTubeのIWJアカウント「Movie Iwj」用の動画編集をお願いいたします。

 事務ハドル班は、岩上安身のインタビューのアポイントやIWJの日々の中継の手配、取材交渉などを、在宅でお願いいたします。

 首都圏近郊にお住まいであれば、週のうち何日かは事務所に出勤、残りは在宅テレワークという働き方も可能です。東京から離れた、通勤はまったく無理な地方の方も、在宅テレワークで働くことが可能です。

 また、IWJには借り上げ社宅という制度もあります。都内のIWJの事務所の近くに会社が借り上げたワンルームマンション等に、住居費の半額を支払って住み、通勤時間ゼロで仕事をすることができます。

 東京は家賃が高く、安い家賃の物件を探そうとすると、都心からかなり離れないと見つけられません。そのために他の都市圏では考えられないほどの超長時間の遠距離通勤が「当たり前」とされているのです。

 しかも、通勤時間帯では、他の地方では考えられないほどのラッシュとなり、「換気の悪い、密閉空間」に閉じ込められるわけで、コロナ感染のリスクがきわめて高い状態にさらされ続けることになります。その点からも、満員電車のラッシュは避けるに越したことはありません。

 地方にお住いの方でも、また、首都圏でも都心までは遠距離で毎日通うのは大変、という方でも、ぜひご応募ください!

 詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

■【スタッフ募集・インターン】IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! 進路として報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職・試験突破の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 進路として、報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! ポストドクターの方も含めて、報道に興味ある学生の方は、上記応募フォームより、ぜひご応募ください!

■【スタッフ募集・動画班・ウェブ班】動画班・ウェブ班の柱となる撮影・編集の経験者を募集します! 時給1400円~にアップしました! 映像編集ソフト(Premiere, Aftereffect)やhtml、cssの知識、WordPressの実務経験ある方を歓迎します!

 現在、IWJではYouTubeに力を入れています。動画班では、撮影だけでなく、動画の編集経験者も募集しています。

※Movie Iwj
https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos

 映像編集ソフト(Premiere,Aftereffect)での実務経験のある方を歓迎します。IllustratorやPhotoshopといったグラフィックソフトのスキルがあればなお可です。

 経験・技術のある方は、これまで時給1300円からのスタートでしたが、時給1400円からのスタートにアップしました!

 また、ウェブ班でもYouTube動画のサムネイルデザインなどを行っています。

 ウェブ班で必要なスキルは、html、cssの知識およびWordPressでの実務経験ですが、IllustratorやPhotoshopといったグラフィックソフトが扱える方は歓迎します。php、javascriptなどが使える方も歓迎します。

 面談の際に、履歴書と成果品(作品)を持参してください。

 取材内容を把握し、必要なカットを無駄なくつなぐ編集センス、視聴者の目を引く効果的なサムネイルデザイン、発言者のセリフを伝える字幕、場面を盛り上げる効果的な音楽などでIWJのYouTubeアカウントを盛り上げてください!

■【スタッフ募集・テキスト班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任を持って関わって頂ける方:時給1500円~にアップしました!/日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務他:時給1300円~

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任を持って携わっていただける方の時給は、これまで1350円からのスタートとしていましたが、新年より1500円からのスタートと、大幅にアップすることにいたしました!

 パワポ作成には書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集しています。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業は、パワポ作成の担当にかかわらず、すべてのテキスト班スタッフの共通の仕事となります。パワポ作成には関われないが、他のテキスト班の業務は可能という方は、時給1300円からのスタートになります。

■【スタッフ募集・取材カメラマン・記者】動画未経験者:時給1100円~/記事執筆できる方:時給1200円~

 IWJではカメラを持って現場へ行き、中継と取材を行う記者を募集しています。機動力が求められますので、運転免許をお持ちの方、特に運転に慣れている方は大歓迎です。体力のある方であれば、男女は問いません。

 動画未経験の方は時給1100円からのスタートになります。また、取材した動画に添える記事も書ける方は、時給1200円からのスタートとなります。

■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~

 事務班は電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、イベント開催の準備など、IWJの中核となる岩上安身のスケジュール管理という、まさに屋台骨となる重要なお仕事です。

 ハドル班は岩上安身以外の記者・カメラマンの中継のアポ取りや取材の手配をしたり、再配信や録画配信の予定を立てるのが主なお仕事です。こちらのお仕事の希望者も募集しています。IWJのヘビーユーザーで過去のコンテンツをよく知っているという人には有利な職種です。

 時給1150円からのスタートですが、特にスケジューリングの実務経験のある方、企業の秘書・マネージャー業種の経験のある方は、時給1200円以上からのスタートと、さらに優遇します!是非ご応募ください!

■【スタッフ募集・その他条件】IWJなら通勤ラッシュは避けられます! 残業代未払一切なし! 無駄な朝礼、会議なし! 在宅テレワークもあり! 地方出身者のための借り上げ社宅あり! 週休2日、「裁量労働制」「みなし残業」「固定残業」を排し、深夜の残業代割増できちんと支払われます! 契約社員・正社員制度有り、社保あり、退職金制度有り、交通費・経費は別途支給、PCやカメラ、中継機材はIWJが用意します!

 コロナウイルスが蔓延して、日常生活においても感染が心配な日々が続きますが、IWJでは、スタッフが一律に定刻に出社退社するという制度になっていません。創業期からですが、機能的に仕事をするために無意味な通勤ラッシュを避けて時差通勤を徹底しています。また、体調が悪いが欠勤するほどではないという時などは、職務内容にもよりますが、柔軟に在宅テレワークに切り替えることも、かねてより実践しています。

 そしてもう一点、残業代不払いは一切なし! 同時に無駄な会議もありません! ホウレンソウや引継ぎ等は、おおむねメーリングリストやメール、LINEなどですませています。スタッフが総勢顔をそろえて延々と無駄な会議をやることも、意味のない形式だけの朝礼をすることもありません。無駄な時間は使わず、集中して業務に取り組み、チームワークを発揮するというのがIWJのポリシーです。

 すべての班に共通して、スタート時はアルバイトとなりますが、実績次第で契約社員、正社員への昇格が可能です。正社員の定年は65歳で退職金も会社として積み立てています。

 また、通勤交通費や業務中に移動した交通費、および仕事上必要になった経費やカメラ・PCなど必要な備品も会社が別途支給します!

 なおIWJでは、全職種で、残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。

 メディア業界はどこも、「裁量労働制」(注)をとっているところがほとんどですが、この裁量労働制は過労死に至るほどの長時間労働の根源です。NHKや電通でも長時間労働の果てに過労死・過労自殺などの痛ましい事件が起こっていることは、みなさんご承知の通りです。

 IWJでは、記者職・編集職であっても、裁量労働制はとっていません。長時間残業はさせず、6時間ごとの休息もとらせ、週2回の休みも必ずとらせています。IWJでは「サビ残」や「残業代不払い」などは一切ありません!

(注)「裁量労働制」は何時間働いても一定時間の労働と「みなす」制度です。専門職など労働者の裁量で時間管理するとされますが、経営側に都合の良い「定額働かせ放題」になりがちなのが実態です。「みなし残業」も、何時間残業しても一定時間の残業と「みなす」制度です。「固定残業代」というのも同じです。要するに労働者を長時間「働かせホーダイ」にし、その賃金を支払わずにすませるトンデモない制度なのです。

 裁量労働制の問題については、岩上安身による明石順平弁護士へのインタビューをご覧ください。

※「低賃金・長時間労働」その結果としての「過労死」の元凶は「残業代不払い」!! ~「裁量労働制」が労働者を殺す!~岩上安身によるインタビュー
第979回ゲスト『人間使い捨て国家』著者・明石順平弁護士 前編
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465264

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXmrohCgSv4wxA-iWUk227Ber03r14GPhDoJgu4xyFyxKiCA/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、月山琉、城石裕幸、中村尚貴)

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/