┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~<昨日の岩上安身のインタビュー>「司法の歴史に汚点を残す判決だ!」福島原発刑事訴訟で東電元経営陣3名「全員無罪」!? 海渡雄一弁護士が一審判決の7つの誤りを指摘!
┠■【中継番組表】
┠■先日26日に合意された日米貿易協定は日本側の「完敗」!! 自動車の関税撤廃の要求は見送り!! 安倍総理は結局は都合の良い「ミツグ君」!?
┠■残席わずか!10月2日渋谷で開催!ファンドレイジング・トーク・イベント、テーマは「政治権力とメディア」!ゲストは東京新聞社会部記者の望月衣塑子氏、新聞労連委員長で朝日新聞記者の南彰氏、元朝日新聞記者で立憲民主党の公認で参院選に立候補した山岸一生氏!そして落語家の立川談四楼さんの登壇も急遽決定!一般の高座で聞けない政治的風刺のきいた落語の披露も!司会進行は岩上安身!ペイパービュー(有料配信)でのご視聴も可能!只今申込受け付け中!
┠■IWJでは、この度の台風15号で被害に遭われた方々への支援金の募集を始めました。被災地救済のため、皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
┠■消費税率の引き上げに伴う会費の価格改定のお知らせ!この機会にぜひ年払いでのお支払いをご検討下さい。
┠■ 9月も残りあと2日となりましたが、第10期の6分の1に相当する8、9月、2ヶ月分の目標額に25%届いていません!あと227万円集まらないと、2ヶ月分の目標額が未達となってしまいます!控訴審の費用もかかります!日本の言論の自由・表現の自由を守る独立メディア・IWJへのご支援をどうかよろしくお願いいたします!
┠■10月12日に東京四谷で日本女医会が「医学を志す女性のためのキャリア・シンポジウム」を開催!東京新聞の望月衣塑子記者の講演もあります!
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■はじめに~<昨日の岩上安身のインタビュー>「司法の歴史に汚点を残す判決だ!」福島原発刑事訴訟で東電元経営陣3名「全員無罪」!? 海渡雄一弁護士が一審判決の7つの誤りを指摘!
おはようございます。IWJ編集部です。
本日は日曜日のため、簡易版になります。ご了承ください。
昨日28日18時半より、「『司法の歴史に汚点を残す判決だ!』福島原発刑事訴訟東電元経営陣3名『全員無罪』!? 一審判決の7つの誤りを指摘!岩上安身による福島原発告訴団弁護士・海渡雄一氏インタビュー」が行われました。
実は今回のインタビューの準備の段階で、スタッフの体調不良などが重なりパワポ資料などの作成が進まず、ぎりぎりまでインタビューが行われるか不確かな部分がありました。しかし、海渡弁護士自ら急遽パワーポイントをご用意くださるなどのご協力をいただき、昨日のインタビューを実現することができました。この場をかりて海渡弁護士に御礼を申し上げます。ありがとうございました。
他方、このインタビューの実施にともない、昨日19時より再配信予定だった「『お前勘ぐれ(察しろよ)』と、またいつもの安倍氏独特のおかしな日本語で『忖度』するよう要求!? NHK番組改変事件でかいま見た、安倍晋三という政治家の本質元NHKプロデューサー永田浩三氏に岩上安身が再びインタビュー(前編)1/2」が配信延期になりました。楽しみにされていたみなさまに、お詫び申し上げます。
本日再配信予定だった後編も日程を延期しての配信となります。詳細の日時が決まり次第、日刊ガイドなどでお知らせしますので、今しばらくお待ちください。
東京電力福島第一原発事故の責任を問われている東電旧経営陣3名全員に、無罪判決が下されました。この判決に関して、福島原発告訴団の代理人をつとめました海渡弁護士にIWJ代表の岩上安身が詳しくお話をうかがいました。
同裁判では、被告人である東京電力勝俣恒久(つねひさ)元会長、原発担当役員だった武黒(たけくろ)一郎元副社長、武藤栄(さかえ)元副社長3名に対し、検事役指定弁護士は業務上過失致死傷、禁固5年が求刑。他方、被告人は全員が一様に無罪を主張。果たして、9月19日東京地裁はこの3名の刑事責任を問わないという結論を下しました。
2017年6月30日から37回に及んだ公判では、巨大津波を予測していたにもかかわらず、対策を取らなかった3名の責任問題が争点になっていました。
震災より9年前の2002年、文部科学省の推本(地震調査研究推進本部)は、三陸沖から房総沖にかけての地震活動の長期評価について公表しました。過去資料に基づき、推本・長期評価は、今後30年以内にマグニチュード8.2前後の津波地震が発生する確率が20%程度だと予測。これをふまえて、経済産業省の原子力安全・保安院は、福島第一原発に到来が予測される津波の計算をするよう、東電に要請しました。しかし、東電は保安院の要請を留保したのです。
2007年の新潟県中越沖地震で赤字を出していた東京電力は、さらなる経営悪化を恐れ、その後も津波対策を先延ばしにし続けていました。対策工事費を抑え、工事のための原発運転停止を避けたいという理由で、2008年の段階で、推本・長期評価にもとづく津波推移の詳細計算の結果、15.7メートルの津波が来ることが予想されていたにもかかわらず、対策を怠っていました。
※短編映画「東電刑事裁判動かぬ証拠と原発事故」Youtubeで公開!(2019年7月10日、YouTube)
https://youtu.be/ZJhyDSnutqk
津波被害がある程度正確に予測・公表され、対策の必要性を把握していながら、3名の被告人がそれを握りつぶしたという重大な事実が、証言や証拠書類によって明らかになっています。しかし、津波は予見できなかったとして3名は無罪を主張。そして今回の判決で、全員無罪という不当判決が下されました。
海渡弁護士は、「対策の有効性」が法廷の最大の論争点とした上で、「この判決は、原発に求められる安全性のレベルを確実に下げた」と、厳しく断じました。
続けて、海渡弁護士は東電刑事裁判無罪判決において東京地裁はどこで間違えたのか、その7つの誤りを指摘しました。「福島原発事故の深刻な被害に向き合わなかった誤り」「原発には、万が一の事故を防ぐ高い安全性が求められることを否定した誤り」「推本の長期評価の信頼性を否定した誤り」「津波安全問題の先送りしようとした東電の隠ぺい工作を追認した誤り」、そして「傍聴人や被害者、被災者を敵視し、不都合な証拠には目をつむり、気に入った証拠だけをかき集め、不公正な事実認定をした誤り」等々、その指摘は多岐にわたりました。
原発を推進することで互いに利益を得てきた企業や研究者等の集団である「原子力ムラ」の本質に深く迫るお話でした。
また、「もし地震による配管破断がメルトダウンの原因だったのなら、裁判ではこの証拠は使えなかったのか?」というIWJサポート会員の方からの質問にも、海渡弁護士はインタビューの中で懇切丁寧にお答えいただきました。このサポート会員の方の質問は、2013年にIWJが中継取材した下記の記事に基づく質問でした。
※元東電社員、新事実を発表~木村俊雄氏「メルトダウンは津波ではなく地震で引き起こされた!」2013.10.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/104956
海渡弁護士のインタビュー動画は編集完了後ホームページに掲載される予定です。今回見逃され方は、会員登録の上、是非この動画アーカイブよりご視聴ください。
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◆中継番組表◆
**2019.9.29 Sun.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】12:00~「9・29新宿アルタ前街頭リレートーク(テーマ:憲法)―登壇:野党議員、弁護士、一般市民ほか」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_ch5
新宿アルタ前でおこなわれる、憲法をテーマにした街頭リレートークを中継します。各野党議員、弁護士、一般市民が参加予定。
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【IWJ_OKINAWA1】13:30~「緊急シンポジウム辺野古のたたかいの今と展望2つの裁判と埋め立て工事」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_okinawa1
「辺野古訴訟支援研究会」主催のシンポジウムを中継します。これまでIWJが報じてきた辺野古関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e8%be%ba%e9%87%8e%e5%8f%a4
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【タイムリー再配信428・IWJ_Youtube Live】16:00~「浅野健一ジャーナリズム講座―『安倍官邸・公安による弾圧に抗いオールタナティブ・メディア創成を』講師:山田洋一氏(人民新聞編集長)」
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
2018年3月に収録した、同志社大学自主ゼミ・浅野健一ジャーナリズム講座主催の「第16回浅野健一ジャーナリズム講座」を再配信します。これまでIWJが報じてきた浅野健一氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%b5%85%e9%87%8e%e5%81%a5%e4%b8%80
[記事URL]https://iwj.co.jp/wj/open/archives/415645
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【タイムリー再配信429・IWJ_Youtube Live】20:00~「東京新聞・望月衣塑子記者への官邸からの質問制限!圧力に迎合する一部記者!記者クラブメディア現役記者が官邸権力と内閣記者会の内情を明らかにする!~岩上安身による神奈川新聞・田崎基記者、新聞労連・南彰氏インタビュー前編」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定):https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ):http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
2月26日に収録した、岩上安身による神奈川新聞・田崎基氏、新聞労連・南彰氏のインタビューを録画配信します。これまでIWJが報じてきた南彰氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8D%97%E5%BD%B0
[記事URL]https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443339
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◆中継番組表◆
**2019.9.30 Mon.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch3】17:00~「東京電力定例会見」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_ch3
東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B
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【タイムリー再配信430・IWJ_Youtube Live】20:00~「東京新聞・望月衣塑子記者への官邸からの質問制限!圧力に迎合する一部記者!記者クラブメディア現役記者が官邸権力と内閣記者会の内情を明らかにする!~岩上安身による神奈川新聞・田崎基記者、新聞労連・南彰氏インタビュー後編」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定):https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ):http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
2月26日に収録した、岩上安身による神奈川新聞・田崎基氏、新聞労連・南彰氏のインタビューを録画配信します。これまでIWJが報じてきた南彰氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8D%97%E5%BD%B0
[記事URL]https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443339
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
「正式の会議とそうでないものが混然一体となっている」!速記が入った会議でも打ち合わせと称して速記録の提出を拒む内閣府担当官~9.26国家戦略特区利権隠ぺい疑惑野党合同ヒアリング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457955
映像プログラム『共犯者たち』サプライズ・トークイベント―登壇:町山智浩氏(映画評論家)、津田大介氏(あいちトリエンナーレ2019芸術監督)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457791
日本外国特派員協会主催幼保無償化を求める朝鮮幼稚園保護者連絡会記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457989
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■先日26日に合意された日米貿易協定は日本側の「完敗」!! 自動車の関税撤廃の要求は見送り!! 安倍総理は結局は都合の良い「ミツグ君」!?
先日26日、ニューヨークで日米首脳会談がおこなわれ、安倍総理とトランプ大統領は日米貿易協定締結で最終合意し共同声明に署名しました。安倍総理は今回の貿易協定について、Win-Win(ウィン・ウィン)の結果となったと繰り返し主張しましたが、その実態はLose-Win(ルーズ・ウィン)、つまり米側の一方的な勝利、日本側の一方的な完敗に終わったと言わざるを得ません。
※日米貿易協定 最終合意の内容は(NHK政治マガジン、2019年9月26日)
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/23312.html
※「トランプ氏の土俵で闘った」 貿易交渉、屈した日本(朝日新聞、2019年9月27日)
https://digital.asahi.com/articles/ASM9T7S6ZM9TULFA034.html?iref=pc_ss_date
※関税下げ、外食産業は期待 米産牛・豚・ワイン… 商機、小売りも 日米貿易協定合意(朝日新聞、2019年9月27日)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14194953.html
もともと、今回の貿易交渉は、TPP(環太平洋経済連携協定)を一方的に離脱した米国が、日本を単独で相手にして農産物などの対日輸出拡大を求めたのを受けて始まりました。日本政府は当初、米輸入農産物の関税をTPPの水準まで引き下げる見返りに、自動車関税(現行2.5%)の撤廃などを米国に求める方針で交渉に臨んでいました。
今回の合意内容において、農産物の関税はTPPの水準と同レベルにまで引き下げられました。特に、米国から輸入する牛肉の関税は現行の38%から5%へと大幅な引き下げ。日刊ゲンダイによると、昨年の日本の米国産農林水産物の輸入実績、約160億ドル(約1兆7000億円)のうち、その5割近くが関税撤廃・削減の対象となる見込みとなっています。
※FACT SHEET: Agriculture‐Related Provisions of the U.S.-Japan Trade Agreement(米国通商代表事務所)
https://ustr.gov/about-us/policy-offices/press-office/fact-sheets/2019/september/fact-sheet-agriculture%E2%80%90related#
※よくよく見れば完敗が真相欺瞞だらけ“日米亡国貿易交渉”(日刊ゲンダイ、2019年9月26日)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262353
しかしながら、日本が求めていた自動車、自動車部品の関税撤廃については見送られ、協議が継続されることとなりました。安倍総理は記者会見で、「日本の自動車と自動車部品に対して追加関税を課さないという趣旨であることは私からトランプ大統領に明確に確認をし、大統領もそれを認めた」と述べていましたが、その根拠となっているのは、「協定が誠実に履行されている間、共同声明の精神に反する行動を取らない」という曖昧な合意文書の文言とトランプ大統領との「口約束」に過ぎません。
実際、米ホワイトハウスは、「今後数ヶ月で、米国は包括的で最終的な貿易協定を達成するために、さらなる交渉に従事する」と発表。ライトハイザー米通商代表部代表も「『現時点で』日本車に追加関税を課すつもりはない」としており、さらに、「自動車は今回の日米合意に含まれない」とし念を押しています。
※President Donald J. Trump Has Reached Agreements with Japan to Improve Trade Between Our Nations(ホワイトハウス、2019年9月25日)
https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/president-donald-j-trump-reached-agreements-japan-improve-trade-nations/
※Remarks by President Trump and Prime Minister Abe of Japan in Signing of Joint Trade Agreement | New York,NY(ホワイトハウス、2019年9月25日)
https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-prime-minister-abe-japan-signing-joint-trade-agreement-new-york-ny/
今回、日本が唯一手にした「コメの無税枠(最大7万トン)を設定しない」という合意をもてはやし、「首の皮一枚つながった」、「日本が守られた」と報道するメディアも見られました。しかし、一体この結果のどこがWin-Win(ウィン・ウィン)なのでしょうか。今回の合意にとどまらず、8月には米国の余剰トウモロコシを押し付けられており、日本の完敗と言わざるを得ません。
日米貿易協定合意後の記者会見で、以下のような一幕がありました。トランプ大統領は先の参院選での与党の勝利について触れ、「彼(安倍総理)に(参院選で)大きな勝利をもたらしたのは、トランプ大統領との友情だけであったと言われている」と発言し、会場の笑いを誘いました。皮肉にも、トランプ大統領のこの発言は真実であると言えるでしょう。公衆を前にして「友人」のことを笑いの種にして侮辱するような人間ではありますが。
米国に対して徹底的に譲歩の姿勢を取り、トランプ大統領と個人的な「信頼関係」を築いて日本側の要求を通そうとするものの、結局は都合の良い「ミツグ君」扱いで、日本国民の血税は何の成果もなく吸い上げられるばかり。ウォールストリート・ジャーナルが評したように、安倍外交はまさに「初心者の外交」と言わざるを得ません。
※米紙「安倍氏は初心者」と報道 タンカー攻撃、痛い教訓得た(共同通信、2019年6月15日)
https://this.kiji.is/512400849693770849?c=3954674183946240
■残席わずか!10月2日渋谷で開催!ファンドレイジング・トーク・イベント、テーマは「政治権力とメディア」!ゲストは東京新聞社会部記者の望月衣塑子氏、新聞労連委員長で朝日新聞記者の南彰氏、元朝日新聞記者で立憲民主党の公認で参院選に立候補した山岸一生氏!そして「権力はないがモノ言う権利はある市民」代表であり、落語家の立川談四楼さんの登壇も急遽決定!一般の高座で聞けない政治的風刺のきいた落語の披露も!司会進行は岩上安身!ペイパービュー(有料配信)でのご視聴も可能!只今申込受け付け中!
連日お知らせしています、10月2日(水)東京・渋谷で開催するファンドレイジング・トーク・イベント「政治権力とメディア」。おかげさまで皆様の注目度がとても高く、イベント会場の座席は残りわずかとなってきました。ご参加を予定されている方は、ぜひお早めにお申し込みください。
なお、今回イベントは出演者の都合により、インターネットによるライブ配信は一般公開とはせずに、PPV(ペイパービュー/有料配信)方式になる予定です。残念ながら当日イベント会場に行けないと言う方は、ぜひ、このPPVでご視聴ください。
座談会のゲストは、朝日新聞記者で新聞労連委員長の南彰氏、元朝日新聞記者で、立憲民主党の公認で先日の参院選に東京都の選挙区で立候補した山岸一生氏、東京新聞社会部記者の望月衣塑子氏の3名に加えて、急きょ落語家の立川談四楼さんも「権力はないがモノ言う権利はある市民」代表として参加が決定いたしました!普段の高座ではかける事ができない、政治的に風刺がきいた落語を、当日この会場だけで披露いただけます。司会進行はIWJ代表の岩上安身がつとめます。
座談会のテーマは、日韓の比較を含めた「政治権力とメディア」です。
新聞労連の南委員長は9月6日、「今こそ、『嫌韓』あおり報道と決別しよう」「他国への憎悪や差別をあおる報道をやめよう」「国籍や民族などの属性を一括(ひとくく)りにして、『病気』や『犯罪者』といったレッテルを貼る差別主義者に手を貸すのはもうやめよう」という声明を発表しました。
※「嫌韓」あおり報道と決別を“過ち繰り返さぬ” 新聞労連が声明(しんぶん赤旗、2019年9月6日)
http://jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-09-07/2019090702_05_1.html
また、山岸氏は朝日の政治部記者時代、「安倍晋三首相が最も信頼する男」とも呼ばれている内閣総理大臣秘書官兼内閣総理大臣補佐官(政務担当)の今井尚哉(いまい・たかや)氏に食い込んでその番記者をつとめていました。
新たなゲストとして、ツイッターで常に鋭い権力批判を行い芸能の本流を行く落語家の立川談四楼さんを「権力はないがモノ言う権利はある市民」代表としてお迎えし、一般の高座ではかける事ができない政治的風刺のきいた落語をご披露いただけることになりました!
この座談会は予約制で、30~40名様の「権力はないがモノ言う権利はある市民」の皆様の参加をお待ちしています。質問タイムを設ける予定ですので、ぜひ「モノ言いたい!!」方はふるってご参加ください!ペイパービュー(有料配信)によるご視聴も可能です。お申込みは下記URLの応募フォームからお願いします。なお、このイベントは、IWJの運営資金を募るファンドレイジング・イベントとして行います。詳しい内容は、応募フォームに記載しています。
【日時】
10月2日(水)15:00~18:00 開場14:30~
【場所】
東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷東宝ビル
カンファレンスルーム8階B
【参加費(ご寄付を含みます)】
会員の方:5,000円以上でお願い申し上げます。ご寄付の上乗せはいくらでも結構です!
非会員の方:10,000円以上でお願い申し上げます。
当日、現地にて、現金にて承ります。ご協力よろしくお願いいたします。
※【ご参加申し込み応募フォーム】こちらのURLよりお申し込み下さい。
https://forms.gle/rWM53MtTToUYFvPU6
※【ライブ配信(ペイパービュー)申し込みフォーム】こちらのURLよりお申し込み下さい。
https://forms.gle/bn8L3idSiHmc5vgh7
■IWJでは、この度の台風15号で被害に遭われた方々への支援金の募集を始めました。被災地救済のため、皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
微力ながら取材と支援活動の両立をおこなうIWJでは、この度の台風15号で被害に遭われた方々への支援金の募集を始めました。こちらは、通常のIWJの活動費とは別の募金口座になります。集まった支援金はIWJの被災地支援活動の費用に充当する他、責任を持って信頼できる寄付先に全額寄付いたします。IWJの通常の取材活動費には回しません。
◇台風15号被害者支援募金口座◇
楽天銀行 第一営業部
普通 7068848
株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
被災地救済のため、皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
これまでにIWJが報じてきた台風15号による千葉での被害については、以下の記事をご覧ください。
※台風15号の影響で千葉県各地に停電・断水の被害!再停電の可能性も!IWJスタッフが支援物資を持って被災地からレポート!2019.9.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457018
※台風15号の影響で千葉県各地に停電・断水の被害!再停電の可能性も!IWJスタッフが支援物資を持って被災地からレポート!(2日目)2019.9.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457033
※台風15号の進路は9月8日の段階で、米軍合同台風警報センターが房総半島直撃を明確に予想!他方8日の気象庁は「暴風域を伴って関東甲信地方または静岡県に上陸し、通過する見込みです」とざっくり予報!IWJは気象庁と千葉県に直撃取材!2019.9.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457217
※千葉県で「熱中症」による死亡者が3名と報じられるも、同県南部の停電復旧にあと2週間?! 「報道ステーション」が11日に予定どおり組閣した安倍政権を1999年の小渕内閣と比較して痛烈批判!2019.9.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457336
※【IWJ検証レポート】千葉県内の電力不足による熱中症の疑いで3人死亡!救急搬送された人数は計193名!現在も入院している人は33人!東電は177台も電源車を保有しながら16日まで86台しか稼働していなかった!? IWJは千葉県に直撃取材!2019.9.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457513
IWJでは2016年4月14日と16日に熊本・大分で発生した「平成28年(2016年)熊本地震」で被害を受けた九州に、「九州緊急特派チーム」を派遣。岩上安身の方針による、「現地で物資などを支援しながら取材もする」という活動を続けました。
※関テレ撮影クルーが被災地で暴挙!「シャッターを切る前に人命を助ける」岩上イズム!IWJが報道と支援を両立させる「理由」2016.4.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/297933
大災害を取材する時、取材する側も、「報道」とは何か、改めて問い直されます。目の前に「助けてほしい」と訴える被災者が存在するとき、その被災者に対して何も手を差しのべず、カメラを構えてマイクを突きつけ、「客観的」に伝えることが「客観報道」であり、取材対象者に対して直接手を差しのべないのが「取材の鉄則」であるとされてきました。
被災者も人間であれば、報道する者もまた人間です。助けを求める人間を前にしたとき、人間としてどう行動すべきか。微力ながらも、まず人を助けるためにできることをしよう、と私たちは考えました。被災した「当事者」としての観点で取材と支援・救援を同時に実践するのが、「現地で物資などを支援しながら取材もする」というIWJの緊急支援取材スタイルです。
熊本・大分大地震の時にもIWJの通常のご寄付・カンパとは別の「緊急募金口座」を開設し、ご寄付を募って支援物資を購入して現地に届けながら取材を行い、残金は現地できめ細かな支援活動を続ける団体に寄付させていただきました。
※【IWJ緊急行動】熊本・大分大地震緊急取材と関連情報
https://iwj.co.jp/wj/open/kumamoto-eathquake
今回の千葉県の台風災害の取材に関しても、「現地まで支援物資を運びながら取材もする」というIWJの「被災当事者」報道のスタイルを貫きました。
IWJが報じた熊本・大分地震二ついては、以下の記事をご覧ください。
※【IWJふり返りレポート・熊本・大分大震災取材&支援1】「今は足元しか見えないです。俯瞰ができない…」~4月17日、IWJ九州緊急特派チームが急遽、被災地入り。避難所となった熊本市立月出小学校で、現場指揮を執っていたPTA会長にインタビュー!2016.10.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/336959
※【IWJふり返りレポート・熊本・大分大震災取材&支援2】「本震」直後の出産!強い余震が続くなか、「もう産むしかない」と決意~4月18日、IWJ特派チームは聖粒会慈恵病院へ支援物資を届け、看護部長と「本震」直後に出産された女性にインタビュー!2016.10.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/337689
※熊本・大分大地震総集編2016.9.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/329950
■消費税率の引き上げに伴う会費の価格改定のお知らせ
2019年10月1日から、消費税率が8%から10%に引き上げられることにともない、会費にかかる消費税を内税から外税へと変更させていただきたく、下記の通り変更させていただきます。何とぞご理解たまわりますよう、お願いいたします。
なお、これまでに会費の一括払いなど、すでにお支払頂いている会費に関しては、お値段据え置きとさせていただきます。本変更に伴い追加でのお支払は発生いたしませんのでご安心ください。
・一般会費
月払いでのお支払
1,000円から1,100円(月会費1,000円、消費税100円)
年払いでのお支払
10,000円から11,000円(年会費10,000円、消費税1,000円)
・サポート会費
月払いでのお支払
3,000円から3,300円(月会費3,000円、消費税300円)
年払いでのお支払
30,000円から33,000円(年会費30,000円、消費税3,000円)
IWJは今日まで会費にかかる消費税を内税とし、2014年に消費税が5%から8%へ引き上げられた際も会費を据え置いてきました。これにより一般会員の一ヶ月の会費1,000円につき消費税が5%の時には、会費を952円いただき消費税を48円お預かりし、8%に引き上げられてからは会費を926円いただき、消費税を74円お預かりしてまいりました。内税方式を続けることで、実質的に会費の値下げを段階的に行ってきたことになります。
第8期分としてIWJが国に納付した消費税額は578万円にもなりました。零細な会社にとって小さな額とは到底いえない重い重い負担です。
今後も活動を続けていくために、内税方式ではなく外税方式に変更し、会員の皆さまに弊社がお預かりしている消費税がいくらなのか明らかにして、外税の形でご負担していただくようにお願いをすることにいたしました。本体価格が実質的に値上げとなりますこと、大変心苦しいのですが、先述してきた通り、財政がきわめて厳しい状況にあることを含めて、何卒ご理解をたまわりたいと存じます。
IWJとしては、消費税は弱者に負担の大きくなる逆進性の高い税制であり、消費を冷え込ませるとして増税には反対であり、法人税の累進性の再強化とともに、消費税は廃止すべきであると主張してきました。そうした主張は今後も変わりません。消費税が段階的に廃止されていくことになれば、外税部分を縮小し、会費の本体価格(一般会員月1000円、サポート会員月3000円)は価格維持する所存です。
なお、9月中に年会費を納めていただきますと、今までどおり、一般会費は10,000円、サポート会費は30,000円となります。会費の更新の期限が9月中でない方も、9月中に納付いただけましたら、現在の会費のまま、会員期限を12ヶ月延長いたします(1回まで。2年以上先の分まで先払いというのはご容赦ください)。どうぞこの機会に、月払をお得な年払いに変更することをご検討ください。もちろんこの機会に会員登録を申し込むという方も、現在の価格で受け付けますので、ぜひ、お早めにお申し込みください。
■9月も残りあと2日となりましたが、第10期の6分の1に相当する8、9月、2ヶ月分の目標額に25%届いていません!あと227万円集まらないと、2ヶ月分の目標額が未達となってしまいます!控訴審の費用もかかります!日本の言論の自由・表現の自由を守る独立メディア・IWJへのご支援をどうかよろしくお願いいたします!
9月も残り2日となりました。現在、第10期の6分の1に相当する8、9月分の合計のご寄付・カンパは、目標額の75%の達成率です。9月末までにあと227万円、2ヶ月で900万円という目標額の25%分が集まらなければ、目標額が未達となってしまいます!控訴審の費用もかかります!弁護団への着手金と経費だけで100万円になります。日本の言論の自由・表現の自由を守る独立メディア・IWJへのご支援をどうかよろしくお願いいたします!
※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします!
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
ここに、8月中にご寄付くださった方々のお名前を、感謝を込めて順次掲載させていただきます。
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プリキュア大好き様
M.H.様
F.K.様
IWJシンパ1様
堂免修様
岸様
志田二郎様
堀義雄様
柴田幹夫様
T.Y.様
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皆様、ありがとうございます!これからもどうぞ、岩上安身とIWJへのご支援をよろしくお願いいたします!
■10月12日に東京四谷で日本女医会が「医学を志す女性のためのキャリア・シンポジウム」を開催!東京新聞の望月衣塑子記者の講演もあります!
10月12日(土)、東京・四谷の持田製薬ルークホールで、日本女医会主催のシンポジウム「第13回医学を志す女性のためのキャリア・シンポジウム『国際基準で考える男女共同参画 -SDGs 5. ジェンダー平等を実現しよう-』」が開催されます。第一部の「女性記者と考える民主主義〜政権とメディア〜」では東京新聞社会部の望月衣塑子記者が登壇します。
日本女医会の会長、前田桂子氏からのご案内を掲載します。
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「第13回医学を志す女性のためのキャリア・シンポジウム」参加のお願い
公益社団法人日本女医会 会長 前田佳子
(公社)日本女医会は今年で創立117年を迎えました。男女共同参画事業委員会は、国民の意識改革と女子医学生および若手女性医師の育成・支援を目的に2007年よりキャリア・シンポジウムを開催しております。本年は10/12に第13回キャリア・シンポジウムをメインテーマ「国際基準で考える男女共同参画 SDGs 5.ジェンダー平等を実現しよう」として開催いたします。東京新聞社会部記者の望月衣塑子さんに「女性記者と考える民主主義〜政権とメディア〜」と題して講演をお願い致しました。男女共同参画と民主主義は一見関係ないようにも見えるかもしれませんが、実は深い関係があります。
男女格差を表す「ジェンダーギャップ指数(The Global Gender Gap Index:GGGI)」は経済、教育、政治、健康の4つの分野のデータから作成され、日本は教育と健康の分野は良好ですが、政治参画と経済参画の指数が低いために順位を下げています。5年前の2014年の欧州連合(EU)議会の選挙の際に議会を男女半々にする運動「パリティ・デモクラシー(Parity Democracy)」が行われました。男女平等なくして民主主義なし、との考えに基づく運動です。当時のEU議会の女性議員比率は36%で、日本の国会(衆院)の女性議員率は8%にすぎませんでした。それでは今年はどうなったのでしょうか?2019年の女性議員比率はEUで40%、日本は10.2%と差は更に広がっています。
遡れば1946年(昭和21年)4月10日の戦後初(かつ帝国議会最後)の第22回衆議院議員総選挙の結果、日本初の女性議員39名が誕生し、うち日本女医会会員が3人いました。日本女医会は昔から女性の社会的地位向上のために尽力してきたのです。今回その歴史をあらためて振り返り、これから私たちがしなければならない問題点について考えていきたいと思っています。
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参加のお申し込みは、日本女医会のホームページからお願いいたします。
※公益社団法人 日本女医会http://www.jmwa.or.jp/
日本女医会会長の前田桂子氏には、IWJの産業医もお願いしています。また、2017年9月5日には、福島第一原発事故をめぐる県民健康調査の縮小に関する岩上安身と日本女医会の3人の医師との鼎談にもご登場いただいています。こちらもあわせてご覧ください。
※甲状腺がん子ども基金と連帯!「一人でも多くの医者が関わるべき」青木正美・前田佳子・牛山元美日本女医会3氏が岩上安身のインタビューで県民健康調査の縮小に異議!「県外でも調査を」2017.9.5https://iwj.co.jp/wj/open/archives/397414
それでは、本日も1日よろしくお願いします。
IWJ編集部(岩上安身、國府田響、神山樹乃、中村尚貴)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト【https://iwj.co.jp/】