日刊IWJガイド「連日、暑い日々が続いておりますが、米中間では貿易戦争がますますヒートアップ!! NY株急落、一時500ドル安! 他方、立憲民主党・枝野幸男代表が立憲3野党・会派に衆院で立憲会派への参加を呼びかけ! 共産党には『ご理解をいただいている』と呼びかけず!? 自民党案の緊急事態条項には『立憲主義の空洞化だ』と明言!」2019.8.6日号~No.2518号~(2019.8.6 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~連日、暑い日々が続いておりますが、米中間では貿易戦争がますますヒートアップ!! NY株急落、一時500ドル安! 他方、立憲民主党・枝野幸男代表が立憲3野党・会派に衆院で立憲会派への参加を呼びかけ! 共産党には「ご理解をいただいている」と呼びかけず!? 自民党案の緊急事態条項には「立憲主義の空洞化だ」と明言!
┠■【中継番組表】
┠■大村秀章・愛知県知事が「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」の中止について河村たかし・名古屋市長を「憲法違反の検閲」と厳しく批判! テロ予告を受けた河村市長は自身に警察のガードをつけ「怯んではいけない」といいながら、脅迫で展示が中止に追い込まれたことに対する批判は一切なし!?
┠■実質賃金の伸び率を「機械的」に算出することを拒む厚労省!ウドン頼んだのにソバをつくっているのか!? これで本当に消費増税をしていいのか!~昨日5日の「勤労統計不正『賃金偽装』野党合同ヒアリング」を中継!
┠■8月1日からIWJ第10期がスタート! 前期第9期は一時IWJ存続の危機にも直面した苦しい1年間でしたが、何とか乗り切ることができました。収支は会計処理がすみ次第、報告いたします。ここまで活動を支えてくださった皆様、本当にありがとうございます!今期第10期もよろしくお願いいたします!
┠■岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!
┠■「WATCH OUT! FASCIST IS SMILING(気をつけろ!ファシストがほくそ笑んでいる)」この夏は、暑さに負けない熱いメッセージを身にまとい、デモに、集会に、街に、旅に出ましょう! IWJオリジナル「スローガンTシャツ」販売中!
┠■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! 皆様、ぜひご参加ください!
┠■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません!
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■はじめに~連日、暑い日々が続いておりますが、米中間では貿易戦争がますますヒートアップ!! NY株急落、一時500ドル安! 他方、立憲民主党・枝野幸男代表が立憲3野党・会派に衆院で立憲会派への参加を呼びかけ! 共産党には「ご理解をいただいている」と呼びかけず!? 自民党案の緊急事態条項には「立憲主義の空洞化だ」と明言!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 連日、暑い日々が続いておりますが、米中間では貿易戦争がますますヒートアップしています。5日の米株式市場の NY株が急落、一時500ドル安まで下げました。8月1日にトランプ大統領が対中国の追加制裁として追加関税を3000億ドル分、関税額を10%上乗せし、9月1日に発動するとツイートで公表しました。このトランプ大統領のツイートが米株式市場に影響を与え、株価の急落を招いたようです。米国経済を強化するための関税措置によって、かえって米国経済の先行きに懸念を抱かせ、米国株の売りを加速させるとは、実に皮肉です。本日6日、日本の東証市場はその影響を受け、荒れると思われますので十分な注視が必要です。

NY株急落、一時500ドル超安 貿易戦争に懸念(日本経済新聞、2019年8月5日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48245660V00C19A8000000/
 
 他方、立憲民主党・枝野幸男代表が立憲3野党・会派に衆院で立憲会派への参加を呼びかけ! 共産党には「ご理解をいただいている」と呼びかけず!? 自民党案の緊急事態条項には「立憲主義の空洞化だ」と明言!

 立憲民主党の枝野幸男代表は2019年8月5日、国民民主党、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」、社会民主党に対し、衆議院での統一会派を呼びかけたことを記者会見で発表しました。

 枝野氏は「安倍政権が数を背景に強引な議会運営を繰り返している」と批判し、「与党に対抗しうる強力な構え」が必要だとして立憲民主党の衆院での院内会派「立憲民主党・無所属フォーラム」に加わるよう各党、会派に呼びかけたとのことです。

 記者会見に先立ち、枝野氏は国民民主党の玉木雄一郎代表と会談し、統一会派結成を呼びかけました。玉木氏からは「ありがたいご提案である。持ち帰って検討させていただきたい」との返事があったことを、枝野氏が明らかにしました。

 また、社会保障を立て直す国民会議の野田佳彦代表からも「歓迎したい」との反応を得られたとのことです。

 社民党とは現在参議院で統一会派「立憲民主党・民友会・希望の会」を組んでいますが、又市征治党首からは「大きな趣旨については理解・賛同するが、党の事情・都合から衆議院については留保させていただきたい」との話を受けているということです。

 枝野氏は8月中旬をめどに、各党からの回答を得たいと述べました。

 先の参院選では、立憲4野党1会派と市民連合が政策協定を結びましたが、今回の立憲民主党からの呼びかけに日本共産党は含まれていません。これについて枝野氏は「総合的な判断の中で、そうした呼びかけを3つの党派にすることに関して、共産党にもお伝えしてご理解をいただいている」と答えました。

 IWJ記者の「呼びかけから外した理由はなんですか?」との質問に、枝野氏は「総合的な判断です」と答えるのみでした。

 立憲4野党1会派と市民連合の政策協定には、「安倍政権が進めようとしている憲法『改定』とりわけ第9条『改定』に反対し、改憲発議そのものをさせないために全力を尽くす」とありました。枝野氏の各党への呼びかけには「市民連合の政策要望を踏まえるとともに立憲民主党の政策にご理解ご協力をいただき、院内会派『立憲民主・無所属フォーラム』に加わっていただきたく」とあります。その「立憲民主党の政策」の最初に挙げられているのは「立憲主義の回復など憲法に関する考え方」です。

 IWJ記者が「改憲発議をさせないとか、発議をされても国民投票で否決するとか、そういった考えも含めてのことだと考えていいのでしょうか?」と質問すると枝野氏は「要望書については踏まえるとともに、ここで申し上げているのは我が党の結党以来の立憲主義にもとづく憲法の考え方のことです」と答えました。

 IWJ記者が重ねて「緊急事態条項を発令させない、通させないという考えをしっかりお持ちだと受け止めていいのでしょうか?」と確認すると、枝野氏は「今、自民党の案とされているような緊急事態条項は、むしろ立憲主義の空洞化であって、我々の目指す方向とは180度違う、ということは従来と全く変わりありません」と、回答しました。

 5日の枝野代表の記者会見は、以下のURLをご覧ください。

※立憲民主党・枝野幸男代表が立憲3野党・会派に衆院で立憲会派への参加を呼びかけ! 共産党には「ご理解をいただいている」と呼びかけず!? 自民党案の緊急事態条項には「立憲主義の空洞化だ」と明言! 2019.8.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454912

 IWJは参院選後の7月31日の定例会見でも枝野氏に改憲発議阻止への意気込みを聞いています。こちらも是非合わせてご覧ください。

※野党議員の改憲勢力への鞍替えの懸念に対し、改憲をすべきでないとの民意は「どのような立場の人も理解している」として野党の足並みの乱れを否定!?~7.31立憲民主・枝野幸男代表 定例会見 2019.7.31
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454574

 また、枝野氏は2018年8月6日に行われた岩上安身によるインタビューで、自民党の改憲案及び緊急事態条項について、「議論するに値しない」と一蹴し、岩上安身が「(緊急事態条項を)出してくる可能性があるのでは?」と問うと、「ないと思います。さすがに無理だと思います。で、(改憲発議がされたなら)それから、国民投票で否決します」と断言しています。以下の動画もご覧ください。

https://youtu.be/CxafgODpRiI

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◆中継番組表◆

**2019.8.6 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch3】10:30~「第22回 原子力規制委員会 臨時会議 ―議題:原子力規制委員会とリサイクル燃料貯蔵株式会社経営層による意見交換」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 原子力規制委員会による臨時会議を中継します。これまでIWJが報じてきた原子力規制委員会関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
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【タイムリー再配信 397・IWJ_Youtube Live】20:00~「戦後史の謎を解く鍵は『核』にある! 原爆・原発・被曝の真実に迫る! 岩上安身による木村朗氏・高橋博子氏インタビュー 前編」
YouTube視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2016年4月に収録した、岩上安身による鹿児島大学教授 木村朗氏、広島市立大広島平和研究所講師 高橋博子氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた原爆関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E7%88%86

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◆中継番組表◆

**2019.8.7 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。IWJは今まで、原子力規制委員会の委員長定例会見を毎週中継してきました。以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
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【IWJ・Ch4】17:00~「山本太郎氏(れいわ新選組)による記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 「日本ジャーナリスト協会」主催の、れいわ新選組 山本太郎代表による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた山本太郎関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E5%A4%AA%E9%83%8E

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

戦争する国は弱くなる! 戦争しない国は栄える! 米国が無益な戦争のために金と血を流し続けてきた間に中国が台頭した! 日本は対イラン戦争のために中東有志連合に自衛隊を派遣するのか!? 岩上安身による放送大学高橋和夫名誉教授インタビュー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454778

フジロックフェスティバル ’19 アトミックカフェ〈沖縄〉―登壇 ジャーナリスト・津田大介氏、玉城デニー沖縄県知事、県民投票条例制定請求者・元山仁士郎氏、ORANGE RANGE YOH氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454390

入管収容所でハンガーストライキ!? 「無期限収容は拷問である」と国連の拷問禁止委員会が勧告~8.4#FREEUSHIKU 緊急街頭アピール(新宿東口)―外国人収容所の問題を訴える
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454844

◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

「平和の少女像」展示に「ガソリン携行缶を持ってお邪魔する」と京アニの悲劇を悪用した卑劣な脅迫!企画展は8月3日で中止に! 脅迫者を責めずに展示関係者に謝罪しろと迫る河村たかし・名古屋市長は脅迫者サイドに立つつもりか!?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454891

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■大村秀章・愛知県知事が「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」の中止について河村たかし・名古屋市長を「憲法違反の検閲」と厳しく批判! テロ予告を受けた河村市長は自身に警察のガードをつけ「怯んではいけない」といいながら、脅迫で展示が中止に追い込まれたことに対する批判は一切なし!?

 昨日もお伝えしたように、愛知県で行われている国際的な総合芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、慰安婦問題をモチーフにした「平和の少女像」など、過去に日本の公立美術館で、一度は展示されたもののその後撤去された、あるいは展示を拒否された作品の現物を展示した企画展「表現の不自由展・その後」が、テロ予告や脅迫を含む激しい抗議にさらされ、芸術祭開催からわずか3日で中止となりました。

※「平和の少女像」展示に「ガソリン携行缶を持ってお邪魔する」と京アニの悲劇を悪用した卑劣な脅迫!企画展は8月3日で中止に! 脅迫者を責めずに展示関係者に謝罪しろと迫る河村たかし・名古屋市長は脅迫者サイドに立つつもりか!? 2019.8.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454891

 この問題では芸術祭の実行委員会長代行の河村たかし・名古屋市長が、「平和の少女像」を「日本国民の心を踏みにじるもの」だと誹謗中傷し、芸術祭実行委員会長の大村秀章・愛知県知事あてに少女像の撤去を求める要請書を提出しています。また、河村市長は企画展の中止を受けて3日、「やめれば済む問題ではない」と記者団に語り、「平和の少女像」の展示を決めた関係者の謝罪を求めました。

 これを受けた大村秀章・愛知県知事は、昨日8月5日の定例会見で、河村市長の発言について「憲法違反の疑いが極めて濃厚ではないか。(中略)最近の論調として、税金でやるならこういうことをやっちゃいけないんだ、自ずと範囲が限られるんだと、言っておられる方がいるが、ちょっと待てよと、違和感を覚える。全く逆ではないか。公権力を持ったところであるからこそ、表現の自由は保障されなければならないと思う。税金でやるからこそ、憲法21条はきっちり守られなければならない。河村さんは胸を張ってカメラの前で発言しているが、いち私人が言うのとは違う。まさに公権力を行使される方が、『この内容は良い、悪い』と言うのは、憲法21条のいう検閲と取られてもしかたがない」と、厳しく批判しました。

 また、大村知事は中止になった企画展の費用が420万円で、その全額を寄付で対応することを明らかにしました。

※大村知事「河村市長の主張は憲法違反の疑いが極めて濃厚」…県には”京アニ放火”に言及した脅迫メールも(AbemaTIMES、2019年8月5日)
https://abematimes.com/posts/7013626

※展示中止言及「憲法違反が濃厚」 大村知事が河村氏批判(朝日新聞デジタル、2019年8月5日)
https://www.asahi.com/articles/ASM853C9KM85OIPE008.html

  一方の河村たかし・名古屋市長は、同じく5日の定例会見で、「少なくとも県や市が主催し、10億も、10億ですよ!これ。10億円も市民の血税を使うところでやるのはいかんでしょう。こんだけ日本人の心を踏みにじっていいんですか」と主張し、「慰安婦問題について名古屋市が正式に韓国の言い分を認めたと、韓国の人が誤解する」と述べました。

 さらに河村市長は、大村知事が記者会見で「憲法21条のいう検閲と取られてもしかたがない」と河村市長を批判したことを記者から聞かされ、「だったら、ああいう展示が良いんだということを堂々と言ってくださいよ。従軍慰安婦を、世界中にですよ、名古屋市なり愛知県なり日本国が認めたんだと言わなきゃいけない」と、訴えました。

※令和元年8月5日名古屋市長河村たかし 定例記者会見(名古屋市広報、2019年8月5日)
https://www.youtube.com/watch?v=wQXzURpQQs8

 大村知事は会見で、「今朝も5時前に一通のメールが県に届いた。愛知県芸術文化センターへ宛て、『私の部下青葉真司が実行した京都アニメーションへの放火はお楽しみいただけましたでしょうか』として、日時も特定し、ガソリンを散布すると書いてある。何を言っているのか支離滅裂ではあるが、卑劣で言語道断だ。見るに耐えない。直ちに警察に連絡した」と明かしました。 

 一方の河村市長も会見で、「昨日、8月4日午前8時過ぎに、市長ホットラインにメールがあった。『お前もその一味だろう。ガソリン携行缶持って明日行くぞ』と」と明かし、「警察に相談した。今でも警察のガードしてもらっている」と語りました。

 IWJが名古屋市に確認したところ、8月4日朝、市長ホットラインに「お前もその一味だろう。貴様のところにガソリン携行缶持って、明日行くぞ」というメール(書き込み)があり、他にも「人に危害を加える」という内容の書き込みがあったとのことで、警察に届け出ているとのことです。

 しかし、河村市長は、自分自身に警察のガードをつけて「怯んではいけない」などと発言していますが、度重なるテロ予告や脅迫で「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれたことを非難する声明は一切出していません。卑劣な脅迫行為を責めることなく、企画展サイドを責めるのはお門違いもいいところです。河村市長は脅迫者のサイドに立って発言していると考えざるをえないのではないでしょうか。自分の身は警察にガードしてもらいながら、企画展関係者や大村知事を責め立て、卑劣な脅迫者らに「燃料」を注いで煽るような発言を続けるのは、あまりにも不見識です。

 岩上安身は8月4日、次のようにツイートしました。

 「河村たかし市長には、ふざけるなと言いたい。脅迫はれっきとした刑事犯罪である。また公務員には、刑事訴訟法第239条第2項の『官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない』という刑事犯罪の告発義務がある。脅迫者と同じサイドに立つとは何事か」

※岩上安身のツイート(2019年8月4日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1158002980433514497

 昨日5日、立憲民主党の枝野幸男代表は常任幹事会の冒頭、「表現の不自由展・その後」の脅迫による中止を受け、「表現内容への評価はさまざまあるにせよ、それを暴力的な脅迫でやめさせるということは、あってはならない事態。主催者、関係者の皆さんも苦渋の選択だったと思います。こうした表現行為への暴力的な対応に、われわれとしても毅然とした対応を貫けるように、そしてそれ(表現の自由)がしっかりと確保できる社会を作っていくために、さらに頑張っていきたい」とコメントしました。

※【常任幹事会】冒頭枝野代表あいさつで「あいちトリエンナーレ」へ言及、地方自治体議員の入党、同選挙の公認推薦など決定(立憲民主党ニュース、2019年8月5日)
https://cdp-japan.jp/news/20190805_2008

 「表現の不自由展・その後」が脅迫によって中止となったことについては、日本共産党の志位和夫委員長が8月4日、次のようにコメントを出しています。

「『表現の不自由展・その後』の中止は、きわめて深刻な事件だ。テロ予告など脅迫が許されないことは当然だが、そうした脅迫から展示を守るべき行政の側が、展示を許さない態度をとったことは言語道断だ。自由に表現し、自由に鑑賞する。この当たり前の権利が侵害される『検閲国家』にしてはならない」

※日本共産党 志位和夫委員長のツイート(2019年8月4日)
https://twitter.com/shiikazuo/status/1157811662134530048
 
 また、社会民主党の福島瑞穂副党首も次のようにツイートしています。

 「テロ予告は明確な犯罪である。愛知県警は的確に捜査を行い、安心安全を確保し、『表現の不自由展・その後』が再開できるように全力で努力をすべきである。再開をするよう心から望む」

※社民党 福島瑞穂参議院議員のツイート(2019年8月4日)
https://twitter.com/mizuhofukushima/status/1157990798941536256

 れいわ新選組と国民民主党にもこの問題に対する姿勢をたずねていきたいと思います。

■実質賃金の伸び率を「機械的」に算出することを拒む厚労省!ウドン頼んだのにソバをつくっているのか!? これで本当に消費増税をしていいのか!~昨日5日の「勤労統計不正『賃金偽装』野党合同ヒアリング」を中継!

 厚生労働省が7月9日発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、5月の実質賃金は1.0%のマイナスとなり、前年同月を5か月連続で下回りました。8月、7ないし8日と予想されている、今月の毎月勤労統計調査の発表も注視する必要があります。

※実質賃金1.0%のマイナス、物価高響き5カ月連続=5月の毎月勤労統計(ロイター、2019年7月9日)
https://jp.reuters.com/article/wage-japan-may-idJPKCN1U32NQ

 そんな中、昨日5日、勤労統計不正「賃金偽装」についての野党合同ヒアリングが開かれました。国民民主党の山井和則衆院議員は実質賃金の伸び率に関して、「今年に入って5か月連続で下がっている。よく考えたら去年から賃金が下がっていたのではないか」と発言しました。2018年年度のかさ上げ疑惑については、IWJでも弁護士の明石順平氏に岩上安身が連続でインタビューする中でお伝えしてきました。

※これまでの岩上安身によるインタビューおよび野党合同ヒアリングにおける明石氏の発言については、下記でご覧になれます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%98%8E%E7%9F%B3%E9%A0%86%E5%B9%B3

 この野党合同ヒアリングには、明石氏も出席していました。明石氏は自身も出席したことがある厚労省の「毎月勤労統計の『共通事業所』の賃金の実質化をめぐる論点に係る検討会」が現在までに12回開かれ、未だに結論が出ていないことについて、「検討会は頼んでいないものを議論している。共通事業所の特性はすでに知られていて、あらためて検討する必要はありません。指数化も求めていません。ウドン頼んだのにずーっとソバをつくろうとしている」と批判しました。

 さらに明石氏は「数字は出ているから厚労省として認めるかどうかが残っている」と言います。それは明石氏が以前から指摘していたように、「実質賃金指数=名目賃金指数÷消費者物価指数×100」で算出されます。名目賃金はサンプルとベンチマークの改定前後で共通する事業所を比較した伸び率(参考値)を用いています。この公表された名目賃金の参考値をもとに、実質賃金の伸び率は「機械的」に算出可能なのです。厚労省は「機械的に算出することに技術的な問題がある」から上記の検討会を12回も開催しているとの考えですが、それならば、統計を機械的に算出するのではなく、恣意的に作成して公表するとでも言うのでしょうか。

※この質疑の前提となる背景については、明石順平『国家の統計破壊』(集英社インターナショナル、2019年)(https://amzn.to/2YK3ywL)第3章をご覧ください。

 しかし、厚労省の担当者は「共通事業所の集計値(参考値)の特性」について、「技術的な検討が必要」との一点張りでした。これには、「毎月勤労統計の『共通事業所』の賃金の実質化をめぐる論点に係る検討会」が12回が開かれても結論が出ていないのはなぜか、と野党議員から追及がありました。これに対し厚労省の「担当者」として出席したはずの武藤憲真・政策統括官付参事官(企画調整担当)は、「私は担当ではございません」と答えました。

 こうした厚労省側の受け答えに対して、明石氏は「台本を持たされてきたのかなと思います」と述べ、さらに「何のために野党合同ヒアリングを開いているのか」と厚労省の野党合同ヒアリングに対する姿勢に疑問を呈しました。

 明石氏はその後、以下のようにツイートを連投しました。

 「今日の野党合同ヒアリングは最後に衝撃の事実が発覚。ずっとメインで喋っていた厚労省の官僚が実は総務課の人で,ヒアリングには肝心の毎月勤労統計調査の作成担当者がいなかった。私のごく簡単な質問に全然答えられなかったのでそれがばれた。まともに答える気が最初から無いということである」

※明石順平弁護士のツイート(2019年8月5日)
https://twitter.com/junpeiakashi/status/1158294342773067776

 「これ,要するに台本持たされてそれをずっと繰り返し読んでいただけってことですからね。この役目を振られた官僚も嫌だったとは思いますが。問題はこのふざけた対応を誰が指示したのかですよ。俺,打ち合わせの予定変更してこれに出席したんですけど,思いっきり時間の無駄でした。時間返せ」

※明石順平弁護士のツイート(2019年8月5日)
https://twitter.com/junpeiakashi/status/1158297055107805184

 「今映像見直しましたが,正確に言うと『総務課』ではなくて『総務室』と言ってますね」

※明石順平弁護士のツイート(2019年8月5日)
https://twitter.com/junpeiakashi/status/1158301965635293184

 「野党合同ヒアリングって,直接実務を担当している官僚にヒアリングできるから意味があるんですよ。官僚ですからテクニカルなことも分かるわけで」

※明石順平弁護士のツイート(2019年8月5日)
https://twitter.com/junpeiakashi/status/1158304930844692486

 「肝心のことを書き忘れ。今日の野党合同ヒアリングで重要だったのは,公正中立な第三者である衆議院調査局の試算でも,『共通事業所の実質賃金前年比の単純年平均は-0.4』という私の計算とほぼ同じ結果が出たこと。厳密に言うと,衆議院調査局:-0.35,私の試算:-0.34なので,誤差は0.01しかない」

※明石順平弁護士のツイート(2019年8月5日)
https://twitter.com/junpeiakashi/status/1158362169961930754

 「微妙にズレるのは,調査局の試算が実数を使っているから。去年の実質賃金前年比伸び率はマイナスということです。これを隠して参院選を実施し,与党は勝利しました。で,もうどうでも良くなったのか,今日のヒアリングには毎月勤労統計の担当者すら出席させなかったわけです」

※明石順平弁護士のツイート(2019年8月5日)
https://twitter.com/junpeiakashi/status/1158364168350658560

 今月の毎月勤労統計調査の発表ともあわせ、賃金偽装問題に関する追及から目が離せません。

■8月1日からIWJ第10期がスタート! 前期第9期は一時IWJ存続の危機にも直面した苦しい1年間でしたが、何とか乗り切ることができました。収支は会計処理がすみ次第、報告いたします。ここまで活動を支えてくださった皆様、本当にありがとうございます!今期第10期もよろしくお願いいたします!

 8月1日から、新たにIWJ第10期が始まりました!

 前期第9期は非常に厳しい財政状況が続いた1年間でした。一時は第9期の赤字予想が1000万円以上にものぼり、第8期の赤字を大きく上回ることが予想されました。

 しかし、今年6月以降、岩上安身の緊急の呼びかけに応じてご支援してくださった皆様のおかげで、IWJの財政状況は持ち直し、今月は7月1日から7月29日までのご寄付・カンパが、目標額の450万円を超え、458万3588円になり、7月の月間目標額を達成いたしました! 本当にありがとうございました。

 今期の収支については決算処理が終わり次第ご報告いたします。ご支援してくださった皆様、本当にありがとうございます!

 今期第10期は、臨時国会とともにスタートします。7月の参院選では、参院における改憲勢力が3分の2を割り込む結果となりましたが、改憲勢力による国民民主党切り崩しの動きなどが報じられており、緊急事態条項を含む改憲発議という危機は、まだ決して去っていません。日本の運命を左右する夏はまだ終わっていないのです。

 こうした危機的状況にあるからこそ、独立メディアであるIWJは、権力に一切忖度せず、公共性・公益性・緊急性のある報道を貫きます! どうか、IWJへのご支援・応援をよろしくお願いいたします!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
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※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!

 これまでに岩上安身とIWJは、緊急事態条項の危険性を広く知らせていくために、様々な分野の識者へのインタビューやイベントに取り組んできました。

 IWJでは、岩上安身が、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士と鼎談形式で2012年発表の自民党改憲草案を逐条的に読み解いた『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』を販売しています。緊急事態条項の危険性を詳しく、わかりやすく解説した貴重な書籍です。岩上安身の直筆サインも入っていますので、ぜひ、以下のURLよりお買い求めください。

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

 また、2015年12月20日にIWJ主催で開催されたシンポジウム「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」のDVDも販売しています! こちらも、岩上安身の直筆サイン入りのDVDをご用意しています。ぜひ、『前夜』とあわせてお買い求めください!

※饗宴VI DVD
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=25

 どうか皆様、緊急事態条項の危険性について拡散していただけるよう、ご協力をお願いいたします!

■「WATCH OUT! FASCIST IS SMILING(気をつけろ!ファシストがほくそ笑んでいる)」この夏は、暑さに負けない熱いメッセージを身にまとい、デモに、集会に、街に、旅に出ましょう! IWJオリジナル「スローガンTシャツ」販売中!

 着るだけでインパクトがある、IWJオリジナル「スローガンTシャツ」。

 胸には「BLIND BELIEF IS ENSLAVEMENT(盲信は隷従なり)」「THE KING IS NAKED(王様は裸だ)」「WATCH OUT! FASCIST IS SMILING(気をつけろ!ファシストがほくそ笑んでいる)」など、挑発的なメッセージがプリントされています。

 「スローガンTシャツ」を着るだけでは、社会は変わらないかもしれません。しかし、Tシャツのメッセージは社会(外)だけでなく、ご自身(内)にも向いていることにお気づきになるはずです。一人ひとりがメッセージに応えて変わることで、社会が少しずつ変わるかもしれません。

 Tシャツはジェンダーレスで、サイズはXS・S・M・L・XLをご用意(※一部、品切れのサイズがございます)。メッシュ素材を採用していますので、通気性に優れているのはもちろん、暑い夏の外出時、着替え用にバッグに突っ込んでもシワになりにくいのも特徴です。

 また、インナーとしても着こなせるので、ジャケットスタイルはもちろん、カーデを羽織ったゆったりスタイルにも対応できる、オールシーズン使えるアイテムです。

 今年の夏は、IWJオリジナルの「スローガンTシャツ」をまとってデモに、集会に、街に、旅に出ませんか!!

※IWJグッズ――Tシャツページ
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=3

■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! 皆様、ぜひご参加ください!

◇<Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「#ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」を作成いたしました!>

 「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」でも大きなテーマに掲げているのが、緊急事態条項の危険性の問題です。

 自民党の改憲4項目の中でも緊急事態条項ほど危険な条項はありませんが、その危険性、恐ろしさは、一般世間にいまだに周知されていません。

 緊急事態条項は参院選では表立った争点にはなりませんでした。今回の改選で改憲勢力による3分の2議席確保はぎりぎりで阻止できましたが、安倍晋三総理は投開票が行われた7月21日夜、「国民民主党の中には、少なくとも議論はしていくとの考え方を持っている方がいるだろうと思う」と発言しており、緊急事態条項を含む改憲4項目が発議されてしまう可能性は十分にあります。少しでも、この危険な条項について警鐘を鳴らすため、このオープンコミュニティを開きます。

※ #ヤバすぎる緊急事態条項の改憲発議を阻止する会
https://www.facebook.com/groups/337211516972771/

 こちらは会の趣旨に賛同する方であれば、どなたでもご参加いただけるオープンなコミュニティです。ぜひご参加ください!

◇<サポート会員への特典・サービスの一貫として、Facebookに、非公開グループ「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました>

 以前から、会員同士で交流したいというお申し出もいただいておりました。個人情報保護の観点から、慎重に検討してきましたが、このたび、サポート会員限定ということで、Facebookで非公開のコミュニティグループを始めることにしました。

 このグループは、岩上安身をはじめ、IWJスタッフとサポート会員との交流、そしてIWJサポート会員同士の交流を深めることを目的に、今後は交流会などの特典イベントも企画する予定です。グループへの参加申請には会員番号をお知らせください。また、一般会員の方や、まだ会員登録されていない方は、この機会にぜひ、サポート会員へのご登録をお願いいたします。

※IWJサポート会員限定コミュニティ
https://www.facebook.com/groups/674215856426347/

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※一般会員から、サポート会員へのお切り替えのご希望などもありましたら、お気軽にご連絡ください。

※種別変更のご申請、お問い合わせはこちら
office@iwj.co.jp

 現在、岩上安身のFacebookには1000人近い方から友達リクエストをいただいており、お待ちいただいている状態となっています。友達承認はIWJ会員の方を優先とさせていただいております。友達申請の際にはIWJ会員番号とご登録時のお名前をお知らせください。

※岩上安身のFacebook
https://www.facebook.com/iwakamiyasumi

■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません!

 IWJではテキスト班スタッフ、動画班スタッフ、事務スタッフを募集しています。

 テキスト班はIWJのサイトにアップされる記事や毎朝発行しているこの日刊IWJガイドの編集者、記者として働き、同時に記事のリサーチ、執筆、編集を担当していただきます。また、岩上安身のインタビューのためのパワーポイント作成も重要な仕事になります。

 IWJは政治、経済、社会、外交など広範なテーマを扱っています。テキスト班では、文章力、読解力を備えた優れた人材を求めているとともに、こうした分野に広く関心を持っている方を歓迎します! 専門的な知識が必須なわけではありませんが、世の中に対して幅広く関心を持ち、意欲的に学ぶことが、テキスト班スタッフとして大事な心構えです。

 しかしご承知のように、昨今はどの業界でも人手不足が叫ばれています。IWJは皆様にご寄付・カンパをお願いしている厳しい状況ではありますが、コンテンツのクオリティを維持するため、テキスト班の時給を1300円からのスタートに改定しました。

 動画班はカメラマンとして岩上安身のインタビューや、現場に出向いて中継、録画取材を行うほか、動画の編集を担当していただきます。IWJがYouTubeにアップしているハイライト動画を、今以上にインパクトと拡散力を持ったものに変えていきたいと思っていますので、動画編集作業の得意な方は大歓迎です。動画班の時給は、1100円からのスタートになりますが、編集スキルのある方、経験者はより高い時給からのスタートと、優遇いたします!

 事務スタッフは、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、スケジュール管理、イベント開催の準備やその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。事務スタッフの時給は、1100円からのスタートになります。

 いずれも残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。IWJには「サビ残」や「残業代未払い」はありません!

※【岩上安身のツイ録】まずは賃金不払い労働や残業代不払いをなくすべき!! ブラック企業撲滅、労基法の再強化、そしてタックスヘイブンを利用する租税回避者に追徴課税を! 2019.7.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452547

 詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

■夏休みにIWJで学生インターンを経験してみませんか?

 IWJでは上記のような通常のスタッフの他に、大学生、大学院生のインターンも受け付けています。将来報道の仕事を目指している方、報道の仕事に興味をお持ちの方、ネットメディアに関心のある方など、ぜひ上記スタッフ応募フォームよりご応募ください。

 以下は、現在動画班でインターンをしている塩澤由子さんのコメントです。

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 動画班に所属する塩澤由子です。現在は、大分県の立命館アジア太平洋大学に在学中ですが、長期休み(夏休み)で東京に帰省しているため、短期アルバイト契約でインターン生としてIWJで働いています。今回は、私がIWJでインターンシップをすることになった経緯とインターン内容について書きたいと思います。

 去年の夏から1年間、イギリスに留学をしていました。つい先月、6月に帰国したばかりです。高校在学中にも交換留学をしたり、国内でも小中高大すべて異なる都道県に行ったりして、引っ越しを繰り返しました。

 しかし、この経験は行く先の地域に住む人々と交流するきっかけとなり、彼らの生活を見ることで私は、今まで住んできた地域を比べるようになりました。様々な文化や社会を見ることで、問題視することも多くなり、同時に問題解決に携わりたいと思うようになりました。問題解決といっても仕方は多様にあり、個人の努力とは儚いものですが、その中でもより大きな影響を与えるためには、映像を通して問題の認識を高めることが効果的だと考えました。

 そこで、映像制作に関して無知であった私は、イギリスでFilm and TV production について学ぶことになりました。留学先ではカメラの使い方など実践的なことから映像が伝えるストーリーの効果など理論的なことまで勉強しました。とても有意義で刺激的な1年間でしたが、アウトプットする機会が少なかったため、帰国後は実践できる環境を求めてインターンシップを探していました。そこで見つけたのがIWJです。自由報道協会(現・日本ジャーナリスト協会)の方から紹介していただきました。

 インターンシップといえば、企業が研修の名目で学生を無報酬で雑用などに使う例が多くありますが、IWJには有給の選択肢があります。(IWJでのインターンシップは短期・長期、報酬の有無など多様にあるので、詳しくはお問合せ下さい)私は夏休み中の短期間、報酬有りで働かせてもらっています。具体的には、動画班に所属し、その日のネタを現場から中継するという仕事です。参議院選で忙しかったこともあり、入って間もなく責任のある仕事を任せられることもありましたが、そこでプロとして働く人々と同じ土俵に立てることは貴重で、やりがいがあり、研修名目の雑用インターンより何十倍もの学びと成長があると実感しています。
 
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 ぜひ、皆さんも仲間の一人として加わって下さい!

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、小野坂元、城石裕幸、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/