┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~トランプ米大統領が日米安保破棄を側近に漏らしたとブルームバーグが報道! 日本は自主防衛を迫られる!? トランプ訪日直前に防衛関連株が急伸!!/ <昨日の岩上安身のインタビュー>米国がなぜシオニズムを支持するのか!? 岩上安身による『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム』著者・パレスチナの平和を考える会事務局長 役重善洋氏インタビュー
┠■【中継番組表】
┠■令和新国体ができつつある!? 秋田県にイージス・アショア配備問題で「イージス引き受けないのは非国民」などの非難メールが寄せられている! IWJは秋田県に直撃取材!
┠■古賀茂明氏降板とともに「報道ステーション」チーフプロデューサーを外されても政権を厳しく追求し続けた経済部長をテレビ朝日が「左遷人事」!? IWJの直撃にもテレ朝は「通常の人事異動」とコメント!
┠■6月30日開催の「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」をペイパービュー(PPV)方式で生配信いたします! IWJ会員の方で20日から28日午後3時までに1万円以上のご寄付をくださった方限定です! ファンドレイジングシンポジウムのお席はあと3名様でいっぱいになります! ぜひお早めにお申し込みください!
┠■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「ヤバすぎる緊急事態条項の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! ぜひご参加ください!
┠■岩上安身によるインタビュー今後の日程・配信予定~ 米国のイラン敵視政策の背後にはイスラエルの存在が! 放送大学名誉教授の高橋和夫氏へもインタビュー予定! 2日かけて録画収録した坂本雅子・名古屋経済大学名誉教授インタビューは、6月27日、28日に配信します! なぜ日本の経済力が低下したのか、どうして景気が好転しないのか、問題は金融ではなく産業政策にあることを知る、必見の内容です!
┠■IWJが今期900万円超の赤字の危機にある中、岩上安身の直接のメールによる緊急のご支援の呼びかけに応じてくださった皆様に心よりお礼申し上げます!6月は目標額を達成しました! ありがとうございます! 今期の達成率はまだ83%です! IWJが日本の運命を大きく左右しうる今年夏を乗り越えられるよう、どうか皆様、あともうひと押し、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます!
┠■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! 文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代未払い」などは一切ありません!
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■はじめに~トランプ米大統領が日米安保破棄を側近に漏らしたとブルームバーグが報道! 日本は自主防衛を迫られる!? トランプ訪日直前に防衛関連株が急伸!!/ <昨日の岩上安身のインタビュー>米国がなぜシオニズムを支持するのか!? 岩上安身による『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム』著者・パレスチナの平和を考える会事務局長 役重善洋氏インタビュー
おはようございます。IWJ編集部です。
トランプ米大統領が、日米安保条約を破棄する可能性があることを側近に漏らしていたことが報じられました。6月25日付のブルームバーグによると、トランプ大統領は、米国は日本防衛を義務付けられているが、日本は米国防衛を義務付けられていないのは、「一方的」だと感じているといいます。
※トランプ大統領、日米安保破棄の考え側近に漏らしていた-関係者(ブルームバーグ、2019年6月25日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-25/PTMUOE6TTDS801?srnd=cojp-v2
※Trump Muses Privately About Ending Postwar Japan Defense Pact(Bloomberg、2019年6月25日)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-06-25/trump-muses-privately-about-ending-postwar-japan-defense-pact?srnd=premium-asia
ブルームバーグ(日本語版)が報じたのは日本時間25日午前11時56分(英語版は11時07分)。ブルームバーグの報道を読んだエコノミストの田代秀敏氏は、「日本では夕刊で取り上げるのに間に合う時間。6月28日から29日にかけて大阪市で開催されるG20大阪サミット(20ヶ国・地域首脳会議)のためにトランプ大統領が訪日する直前に、日本に揺さぶりをかける目的で報じられたのかもしれません。報道の後、今日は防衛関連株は急伸しましたね」と、コメントしました。
ブルームバーグが日米安保破棄の可能性について報じた後、東証1部の個別銘柄では、防衛機器を扱う石川製作所が、一時、254円高の1728円まで買われました。
※防衛関連株が急伸、トランプ米大統領が日本との安全保障条約を破棄する可能性について側近に示したとの報道(モーニングスター、2019年6月25日)
https://www.morningstar.co.jp/msnews/news?rncNo=1902721
岩上安身は昨日、『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム』著者で、パレスチナの平和を考える会事務局長の役重善洋氏にインタビューを行いました。役重氏は、日米安保破棄報道について、次のような見解を示しました。
「安保法制の議論の時に、集団的自衛権発動のケースとしてホルムズ海峡の封鎖が取り上げられ、日本は自衛隊を派遣できると(安倍晋三総理は)言っていました。6月13日のホルムズ海峡タンカー攻撃事件以降、日米の間で、『日本は本当に動ける(派遣できる)のか』というやり取りがあったかもしれないですよね」
※自衛隊派遣論 緊迫進めば高まる恐れも(東京新聞、2019年6月15日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201906/CK2019061502000162.html
「ジェンタイル・シオニズム」とは、「非ユダヤ人のシオニズム」という意味です。日本でもシオニズムは政治に大きな影響を及ぼしています。
役重氏は、「日本人のシオニスト」として、「3つカテゴリーがあり、1つは右翼、2つ目はキリスト教シオニストで、日本のキリスト教グループに、クリスチャン・シオニストの流れが結構ある。3つ目は目立たないが、旧民社党系というか社会民主主義の流れ。キブツに理想を持つ流れ」と、説明し、右翼の代表的人物として、日本会議の代表委員・加瀬英明氏の名前をあげました。加瀬英明氏は現在公開中の映画『主戦場』でも従軍慰安婦の強制性を否定する側の最重要人物として描かれています。
インタビューでは安倍総理の重要な支持者である日本会議の加瀬英明氏らとシオニズムの関係について、切り込んで行きました。
岩上安身による役重善洋氏インタビューの録画は、準備ができ次第アーカイブにアップします。もうしばらくお待ちください!
なお、役重氏より、ご著書にサインをいただいております。ご購入いただくには会員登録が必要です。在庫僅少ですので、ぜひ会員登録の上、お早めにお買い求めください!
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【役重 善洋さんのサイン入り】 近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=412
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※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
また、これまでの役重氏へのインタビューは、以下のURLからご覧ください。
※安倍総理は「ジェンタイル・シオニスト」!? 米国の「イスラエルびいき」の背後にある「ジェンタイル・シオニズム」とは!? 岩上安身が「パレスチナの平和を考える会」事務局長・役重善洋氏にインタビュー第1弾 2018.7.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/428159
※米国によるイスラエル「偏愛」の歴史的起源!「ユダヤ人帰還論」!? 誤解された「オスロ合意」の真実とは!?~岩上安身による『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム』著者・パレスチナの平和を考える会事務局長 役重善洋氏インタビュー 第2弾 2018.8.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430069
※新疑惑イスラエルゲート!? トランプ陣営が安保理で「イスラエルの入植地批判決議を行わせない」ようにロシアへ協力要請!? 岩上安身による『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム』著者・役重善洋氏インタビュー第3弾 2018.10.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/433638
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◆中継番組表◆
**2019.6.26 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・エリアCh1・兵庫】「参院選に関わる内容」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1
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【IWJ・Ch4】8:00~「2000万円貯金・年金カット追及 野党合同ヒアリング―議題:党首討論で安倍首相が『年金運用では(GPIFの運用益が)44兆円出ている。民主党時代の10倍だ』と発言した根拠など」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
2000万円貯金・年金カット追及 野党合同ヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきた野党合同ヒアリング関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/opposition_party_hearing
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【IWJ・Ch4】8:50~「国家戦略特区利権隠ぺい疑惑 野党合同ヒアリング―議題:前回の宿題返しなどについて、内閣府、農水省よりヒアリング」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
国家戦略特区利権隠ぺい疑惑 野党合同ヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきた野党合同ヒアリング関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/oph_moritomo_kake
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【IWJ・Ch4】14:30~「財務省『森友文書』改ざん問題 野党合同ヒアリング―議題:前回の宿題返しなどについて、財務省、国交省航空局、会計検査院よりヒアリング」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
財務省『森友文書』改ざん問題 野党合同ヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきた野党合同ヒアリング関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/oph_moritomo_kake
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【IWJ・Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3
原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。IWJは今まで、原子力規制委員会の委員長定例会見を毎週中継してきました。以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
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【IWJ・Ch4】17:00~「『自衛隊を活かす会』連続講座『抑止力を超えて』第3回『抑止力に替わる戦略はあるのか』―報告者:柳澤協二氏・自衛隊を活かす会代表、元内閣官房副長官補」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
「自衛隊を活かす:21 世紀の憲法と防衛を考える会」主催の連続講座 抑止力を超えて 第3回「抑止力に替わる戦略はあるのか」を中継します。これまでIWJが報じてきた柳澤協二氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9F%B3%E6%BE%A4%E5%8D%94%E4%BA%8C
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【IWJ・Ch5】18:30~「6・26年金払え!官邸前緊急アクション」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
「憲法9条を壊すな!実行委員会」と市民有志が主催の「6・26年金払え!官邸前緊急アクション」を中継します。これまでIWJが報じてきた年金問題関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B9%B4%E9%87%91%E5%95%8F%E9%A1%8C
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◆中継番組表◆
**2019.6.27 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch2】17:45~「福島第一原子力発電所『中長期ロードマップの進捗状況』に関する会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2
東京電力による記者会見を中継します。「中長期ロードマップの進捗状況」の記者会見は、毎月1回開催されています。これまでIWJが報じてきた「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記事は以下のURLからご覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/medium-to-long-term-road-map
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【録画配信・IWJ_Youtube Live】19:00~「日産は中国車!? トヨタ・ホンダは米国車!? 電機産業は崩壊!? 凋落する日本のものづくり! 岩上安身による『「空洞化」と「属国化」 日本経済グローバル化の顛末』著者 名古屋経済大学・坂本雅子名誉教授インタビュー 前編」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
岩上安身は6月17日と18日、2日連続で大著『空洞化と属国化 日本経済グローバル化の顛末』(新日本出版社、2017年 https://amzn.to/30HIK7h)の著者で名古屋経済大学名誉教授の坂本雅子氏に「産業の空洞化」の現実と日本の「新・属国化」について、録画でインタビューの収録を行いました。本日はその前編(6月17日収録)を録画配信します。
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
梅雨を迎え雨水対策を図る福島第一原発、土嚢を積む準備、サブドレンの汲み上げ能力増強等を図るも「1・2号機下屋と3号機タービン建屋の屋根穴への対策はこれから」!? ~6.24東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/451457
山口祐二郎氏「判決では差別意識に基づいた犯罪『ヘイトクライム』だと認められなかった」~6.7 桜井誠・在特会元会長らによる山口祐二郎・憂国我道会会長への暴行傷害事件記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/450113
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■令和新国体ができつつある!? 秋田県にイージス・アショア配備問題で「イージス引き受けないのは非国民」などの非難メールが寄せられている! IWJは秋田県に直撃取材!
6月24日の毎日新聞の報道によれば、イージス・アショアの配備計画を巡り、秋田県の佐竹敬久知事は、県議会予算特別委員会などで、インターネットを介して、「非国民」などと批判する意見が寄せられていることを明らかにしました。
※ 「イージス引き受けないのは非国民との批判、県内外から」秋田の佐竹知事が明らかに(毎日新聞、2019年6月24日)
https://mainichi.jp/articles/20190624/k00/00m/010/155000c
毎日新聞によれば、県外からは、「非国民」という非難や「秋田県には原発もなく、日本の何の役に立っているのか」、「知事やめろ」といった意見、県内からは、「(国からの交付金など)見返りを踏まえて引き受けを考えるべき」などの意見が寄せられているといいます。
IWJが秋田県に確認したところ、これ以外にも代表的な意見として「国防を強化する必要がある」「国防は国の最優先課題である」といった意見や「国防に協力するのが自治体の役目」といった意見が寄せられているとのことです。
秋田県によると、イージス・アショアの配備に反対する意見が約60%で、配備に賛成する意見が約30%、どちらとも言えないが約10%の比率となっているといいます。この配備に賛成する意見の中に、上記の批判が含まれているということです。
こうしたイージス・アショアの配備を迫る非難や批判の発信元は本当に複数あり、自民党傘下のネトウヨの政治工作である可能性はないのかどうか秋田県に尋ねたところ、次のような回答がありました。
「ご意見は『知事への手紙』として寄せられる場合もありますし、知事の個人メールに来たものを指して(知事が)言っている可能性もあります。『知事への手紙』として県の方に寄せられている意見の中に、そういう(配備せよという)ご意見があるのは承知しています。それが数的に多いかと言われれば、当然、反対意見(配備反対)の方が多いです。発信元が同じかどうかというのは、正確には確認はしていないのですが、少なくとも、同じ人が大量に送っているという感じではありません」
配備に否定的な秋田県を非難する意見が、30%の配備賛成の意見の中に含まれているというのは注目すべきポイントです。とりわけ、秋田県を非難する意見の多くが、「非国民」に代表されるように、国家のために地方自治体は存在すると見なしている点です。
地方自治法は、第一条で、「この法律は、地方自治の本旨に基いて、地方公共団体の区分並びに地方公共団体の組織及び運営に関する事項の大綱を定め、併せて国と地方公共団体との間の基本的関係を確立することにより、地方公共団体における民主的にして能率的な行政の確保を図るとともに、地方公共団体の健全な発達を保障することを目的とする」と規定しており、第一条の二で、国と地方自治体の役割分担を明確に規定しています。
どこにも、地方自治体は、国家の下部組織で国家のために存在するなどという規定はありません。むしろ、それを防ぐように、国と地方自治体で役割分担を行い、地方自治体の自主性と自立性が十分発揮できなければならないとしているのです。
第一条の二「国は、前項の規定の趣旨を達成するため、国においては国際社会における国家としての存立にかかわる事務、全国的に統一して定めることが望ましい国民の諸活動若しくは地方自治に関する基本的な準則に関する事務又は全国的な規模で若しくは全国的な視点に立つて行わなければならない施策及び事業の実施その他の国が本来果たすべき役割を重点的に担い、住民に身近な行政はできる限り地方公共団体にゆだねることを基本として、地方公共団体との間で適切に役割を分担するとともに、地方公共団体に関する制度の策定及び施策の実施に当たつて、地方公共団体の自主性及び自立性が十分に発揮されるようにしなければならない」
秋田県を非難する言葉の中でも気になるのは、「非国民」という言葉です。「令和新国体」とでも言うべき、「準戦時体制」が築かれつつあるように感じられます。戦時中を思わせる「非国民」という意見を、秋田県はどのように受け止めているのか尋ねたところ、「そういう声があるのは事実としては受け留めています。それに対する感想は控えさせていただきます」という回答でした。
日本本土を防衛するという点ではまったく無意味なイージス・アショアの配備計画を策定している防衛省は、どう考えているのでしょうか。現在、IWJは防衛省大臣官房報道室にファックスで質問状を送り回答を待っているところです。
いずれにしても、米国のために身を投げ出す施設も置かないようであれば、現代では「非国民」などと扱われてしまう時代になってきたということは、ファーウェイをめぐっての米中対立や、イランを敵視する米国・イスラエルの瀬戸際政策を見ていると、日本が巻き込まれる可能性が高く、大変不安です。
■古賀茂明氏降板とともに「報道ステーション」チーフプロデューサーを外されても政権を厳しく追求し続けた経済部長をテレビ朝日が「左遷人事」!? IWJの直撃にもテレ朝は「通常の人事異動」とコメント!
テレビ朝日の経済部の50代の敏腕女性部長が、7月1日付けで「総合ビジネス局イベント事業戦略担当部長」という新設のポストへの異動が内示され、これが「左遷人事」だと、6月23日の『日刊ゲンダイ』デジタル版と『リテラ』が報じています。
※テレ朝が“忖度”人事か…安倍政権追及の経済部長を更迭(日刊ゲンダイ、2019年6月23日)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/256753
※テレビ朝日が2000万円報告書問題で麻生財相を追及した「報ステ出身の経済部長」を報道局から追放! 露骨すぎる安倍政権忖度人事(リテラ、2019年6月23日)
https://lite-ra.com/2019/06/post-4792.html
両誌の話を総合すると、この経済部長の前職は「報道ステーション」のチーフプロデューサーで、2015年に元経産官僚の古賀茂明氏が官邸の圧力で同番組のコメンテーターを降板に追い込まれたとき、古賀氏とともに番組を外されたということです。報道ステーションでは『ワイマール憲法の教訓』という企画で、自民党改憲草案の緊急事態条項を批判し、放送の世界で権威のあるギャラクシー賞で2015年度のテレビ部門大賞を受賞しています。
経済部長になってからも、森友問題や武器輸出で政権を厳しく追及し、最近では金融庁の「年金2000万円報告書」問題で、自ら麻生太郎大臣の会見に出席して鋭い質問を浴びせるなど、優れたジャーナリストであったことが紹介されています。
また、昨年問題になった財務省の福田淳一元事務次官の女性記者へのセクハラ問題では、告発した女性記者を守った女性上司として話題になりました。
※【岩上安身のツイ録】セクハラ音声公開後も居直り、即出版社提訴まで準備するという財務省・福田事務次官。裏には「記者クラブムラ」のもたれ合いの構図!? 2018.4.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/418569
※【岩上安身のツイ録】深夜の会見で福田次官のセクハラ被害者がテレ朝女性記者と判明!最も悪いのは福田次官だが、取材源の秘匿の名の下で隠蔽しようとしたテレ朝も共犯者に等しい! テレ朝はこの福田氏のスラップ訴訟に対し新潮と共に戦うべし!! 2018.4.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/418661
※【#MeToo】矢野康治官房長が口にした「ハラスメントを受け入れる女性相手ならセクハラにならない」というへ理屈!! その矢野氏が福田氏辞任後に事務次官代行に! 週刊新潮を排除しての深夜のテレ朝緊急記者会見!財務省セクハラ疑惑をめぐる2日間 2018.4.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/418793
※スクープ!「上司に報告が上がっていたら報道していたのか」!? 「麻生氏の『はめられた』発言に社として抗議はしないのか」!? 記者クラブに閉ざされたテレ朝社長会見の取材メモをIWJが独自入手! 会員限定で会見の内容を公開!! 2018.4.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/419602
前任の経済部長は政治部長に、前々任の経済部長はネットニュース部門のセンター長になったということですから、「異例の左遷人事」と報じられるのも仕方ないのではないでしょうか。
IWJはテレビ朝日にも直撃したところ、企業広報部の担当者より書面で質問を送るように言われました。両誌記事の事実関係について、FAXで問い合わせたところ、広報部より「ご指摘の社員は、通常の人事異動の一環で、7月1日付で総合ビジネス局イベント事業部戦略担当部長に異動となります。他メディアの報道に関しては、コメントを控えさせていただきます」とだけ、回答がありました。
官邸に不都合な報道をしたために左遷されたといえば、元NHK大阪の記者で森友問題に関するスクープを何本も出しながら考査部という閑職への異動を命じられて退職した、相澤冬樹・現大阪日々新聞記者(論説委員)を思い出します。
※上層部からの圧力か!? 森友問題でスクープを連発した元NHK記者の「考査室への異動」の真相に迫る! 岩上安身による大阪日日新聞論説委員・相澤冬樹氏インタビュー 2018.10.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/432870
日本のテレビ局は政権を批判する自社の優秀なジャーナリストを忖度人事で閑職に追い込み、戦前のような体制翼賛的な方向に向かっていると言えるのではないでしょうか。
言論と表現の自由に関する国連の特別報告者・デイビッド・ケイ氏は、「日本では現在もメディアの独立性に懸念が残る」とする新たな報告書をまとめ、6月24日に開幕した国連人権理事会に提出すると報じられています。報告書では、政府が放送局に電波停止を命じることができる放送法四条が放送局の自由な報道への圧力になっていると指摘しています。
※日本メディアの独立懸念 国連報告者「政府は勧告未履行」(東京新聞、2019年6月5日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201906/CK2019060502000286.html
ケイ氏は2016年に日本を訪問し、2017年に報告書をまとめて日本に11項目を勧告しましたが、日本政府は「不正確な情報にもとづく」と反論し、ほとんど履行されていませんでした。
※【IWJ特別寄稿】「第三世界の国」「独裁国家」――国連「表現の自由」特別報告者訪日の日本政府による「異例のドタキャン」に世界で広がる不信 訪日に尽力した藤田早苗氏がその内幕を明らかに! 2015.12.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/278686
※政府のドタキャンで来日が延期していたデイビッド・ケイ国連特別報告者が訪日調査!「高市早苗総務大臣に会って真意を聞きたい」〜特定秘密保護法、ヘイトスピーチも対象 2016.4.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/296318
※高市大臣との面会叶わず、国連特別報告者デイビッド・ケイ氏が中間報告「停波の可能性に言及していること自体が問題」〜メディアにもダメ出し!「反論する力が弱体化」「記者クラブは廃止すべき」 2016.4.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/297970
■6月30日開催の「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」をペイパービュー(PPV)方式で生配信いたします! IWJ会員の方で20日から28日午後3時までに1万円以上のご寄付をくださった方限定です! ファンドレイジングシンポジウムのお席はあと3名様でいっぱいになります! ぜひお早めにお申し込みください!
いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。
連日お知らせしていますように、IWJでは、不足する活動資金を集めるために、6月30日、都内で「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」を開催いたします。
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◆日時:2019年6月30日(日)
開場 15:00 開演 15:30 ~ 終演 20:30 (予定)
◆会場:ライブレストラン 六本木バードランド (http://www.bird-land.co.jp/)
106-0032 東京都港区六本木3-13-14ゴトウビル3rd 5F
TEL.03-3402-3456
地図: http://www.bird-land.co.jp/#footer
◆参加費:20,000円 夕食、飲み物代金込み。会場受付にて現金でお支払いください。
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現在、登壇が決まっているゲストは、明石順平弁護士、エコノミスト・田代秀敏氏、ジャーナリスト・吉田敏浩氏、永井幸寿弁護士、京都精華大学専任講師・白井聡氏、東京大学大学院・石田勇治教授の6名です。各ゲストの方々から、講演のタイトルと、お話いただく概要が届いていますので、ご紹介いたします。
・明石順平弁護士 「国家の統計破壊」/概要「賃金とGDPについて」/メッセージ「日本ヤバイですよ」
・田代秀敏氏 「100年不安:年金、MMTそして中国」
・吉田敏浩氏 「米軍優位の密約機関である日米合同委員会と横田空域」
・永井幸寿弁護士 「憲法に緊急事態条項は必要か」/概要「昨年の3月に自民党は憲法改正案として『緊急事態条項』を提案しました。『緊急事態条項』とは,大災害や戦争の時に極度に政府に権力を集中して人権を大幅に制限する制度です。ナチスドイツや大日本帝国憲法下の日本で濫用されてきた危険な制度です。自民党案は一見恐そうな条文はありませんが,いくつものトリックがあり,実は大日本帝国憲法の『緊急事態条項』より危険なものです。『いつで~も独裁。いつまで~も独裁。』これは岩上安身さんの言葉です。この意味をご説明します」
・白井聡氏 「『戦後の国体』の末期段階」/概要「安倍晋三政権の腐敗・迷走は、『戦後の国体』と化した日本の対米従属構造がその崩壊期を迎えたことの反映である。本講演では、上記の現状認識を、拙著『国体論――菊と星条旗』の内容から明らかにする」/
メッセージ「日本社会の崩壊的転落はどこまで続くのか。安倍政権が長期本格政権化したことは、この転落の原因ではなく結果です。今の日本国民の状態にふさわしい政権だからこそ、ここまで長く続いてきたのでしょう。なぜ、ここまで私たちの社会は堕ちてしまったのか。そのことを考えるきっかけになる話をできればと思います」
・石田勇治教授 「20分でわかるナチスの『手口』と緊急事態条項」/概要「ナチスが独裁樹立に向けて用いた『手口』のひとつがワイマール憲法48条(緊急事態条項)の濫用である。だがこれを濫用したのはナチスだけではなかった。ヒトラー政権に先立つ歴代の首相も、それぞれの思惑から緊急事態条項を濫用して議会制民主主義を骨抜きにした。ヒトラーは、その『成果』の上にさらにこれを濫用して『授権法』(全権委任法) 制定の扉を開き、議会政治にとどめを刺したのだ。緊急事態条項は、ヒトラーのような極端な人物でなくとも、困難に直面した為政者が安易に手を出したくなる危険な代物である」
また、IWJ会員の方で前々日の28日金曜日午後3時までに1万円以上のご寄付をくださった方へ限定で、当日こちらのイベントをペイパービュー(PPV)方式で生配信いたします!
イベント前日の29日土曜日までに、イベントご視聴のためのURLとログインパスワードをメールでお送りいたしますので、IWJサイトの「ご寄付・カンパのお願い」ページ末尾にある「足あと(寄付・カンパの情報登録)」にお名前とメールアドレスと会員番号をご入力ください。ご寄付・カンパの金額と会員情報を確認できた方へご視聴に必要な情報をメールでお届けいたしますので、必ず、このお名前とメールアドレスと会員番号をお忘れにならないようにお気をつけください!
また専用の申込みフォームも作りました! こちらからご入力の上、お振込みいただきましてもご対応が可能です。よろしくお願いします!
※ペイビュー申し込み「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」ご視聴お申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScTMHYUuuKAa96N4rU3H1UVxibZpbFiIIovJKLbdhITyl7SDA/viewform
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
このファンドレイジングシンポジウムでは、ゲストの方々それぞれの専門分野の知見をもとに、日本が直面している金融財政危機、対米従属の現実と、その宗主国・米国が覇権をかけて中国との対決姿勢を強めている問題、また安倍政権が狙う改憲に含まれる緊急事態条項の危険性などを真正面から取り上げます。
残席はあと3名様分です。ぜひお早めに、下記URLよりお申し込みください。
※「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」参加お申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScPKrP4HkGwgae1Bbeqc1xfzjeokYNeyG-s8P74L1RPegU3yA/viewform
参加費にご寄付分を上乗せさせていただくため、恐縮ですが高めの料金設定となっています。参加費に上乗せされたご寄付分は、IWJの赤字転落回避のために、また目前の参院選をマスメディアが伝えない角度から独自に報じ、論じてゆくための活動資金として、大切に使わせていただきます! ご理解いただきたいと存じます。
■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「ヤバすぎる緊急事態条項の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! ぜひご参加ください!
◇<Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「ヤバすぎる緊急事態条項の改憲発議を阻止する会」を作成いたしました!>
「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」でも大きなテーマとしている、緊急事態条項の発議阻止。
自民党の改憲4項目の中でも緊急事態条項ほど危険な条項はありませんが、その危険性、恐ろしさは、いまだに周知されていません。参院選では表立った争点にはなっていませんが、この改選で、改憲勢力が3分の2を超える議席を占めることになれば、この緊急事態条項を含む改憲4項目が発議されてしまう可能性があります。少しでも、この危険な条項について警鐘を鳴らすため、このオープンコミュニティを開きます。
※ヤバすぎる緊急事態条項の改憲発議を阻止する会
https://www.facebook.com/groups/337211516972771/
こちらは会の趣旨に賛同する方であれば、どなたでもご参加いただけるオープンなコミュニティです。ぜひご参加ください!
◇<サポート会員への特典・サービスの一貫として、Facebookに、非公開グループ「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました>
以前から、会員同士で交流したいというお申し出もいただいておりました。個人情報保護の観点から、慎重に検討してきましたが、このたび、サポート会員限定ということで、Facebookで非公開のコミュニティグループ始めることにしました。
このグループは、岩上さんをはじめ、IWJスタッフとサポート会員との交流、そしてIWJサポート会員同士の交流を深めることを目的に、今後は交流会などの特典イベントも企画する予定です。グループへの参加申請には会員番号をお知らせください。また、この機会にぜひ、サポート会員へのご登録をお願いいたします。
※IWJサポート会員限定コミュニティ
https://www.facebook.com/groups/674215856426347/
※IWJサポート会員限定コミュニティ
https://www.facebook.com/groups/674215856426347/
※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
※一般会員から、サポート会員へのお切り替えのご希望などもありましたら、お気軽にご連絡ください。
※種別変更のご申請、お問い合わせはこちら
office@iwj.co.jp
現在、岩上安身のFacebookには1000人近い方から友達リクエストをいただいており、お待ちいただいている状態となっています。友達承認はIWJ会員の方を優先とさせていただいております。友達申請の際にはIWJ会員番号とご登録時のお名前をお知らせください。
※岩上安身のFacebook
https://www.facebook.com/iwakamiyasumi
■岩上安身によるインタビュー今後の日程・配信予定~ 米国のイラン敵視政策の背後にはイスラエルの存在が! 放送大学名誉教授の高橋和夫氏へもインタビュー予定! 2日かけて録画収録した坂本雅子・名古屋経済大学名誉教授インタビューは、6月27日、28日に配信します! なぜ日本の経済力が低下したのか、どうして景気が好転しないのか、問題は金融ではなく産業政策にあることを知る、必見の内容です!
日本の未来を大きく左右する参院選が迫る中、岩上安身は、アクチュアルなテーマで精力的にインタビューを行っていきます! 今後のインタビューの日程、配信の予定は以下の通りです。
・6月27日、28日(録画配信) 坂本雅子・名古屋経済大学名誉教授
・7月中(予定) 国際政治学者・放送大学名誉教授 高橋和夫氏
岩上安身は6月17日と18日、2日連続で大著『空洞化と属国化 日本経済グローバル化の顛末』(新日本出版社、2017年 https://amzn.to/30HIK7h)の著者で名古屋経済大学の坂本雅子名誉教授に「産業の空洞化」の現実と日本の「新・属国化」について、録画でインタビューの収録を行いました。
坂本氏は日本経済の衰退の本質を、電機産業に象徴される国内産業の空洞化と、新自由主義の権益拡大によるグローバル化、そしてグローバル化のもう一つの側面である属国化であると分析しています。なぜ日本の経済力が低下したのか、どうして景気が好転しないのか。問題は金融ではなく産業政策にあることを知る、必見の内容です!
このインタビューを6月27日と28日、2日間にわけて録画配信します。
また、中東問題がご専門の国際政治学者で放送大学名誉教授の高橋和夫氏にも、7月中にインタビューを行う予定です。ホルムズ海峡でのタンカー攻撃でにわかに緊迫し始めた中東情勢について、おうかがいする予定です。
高橋氏には今年4月のイスラエル総選挙の結果を受け、イランをめぐる米国とイスラエルの動きについて、コメントをいただいています。ぜひ以下の記事をご一読ください。
※ネタニヤフ氏勝利でパレスチナ国家がさらに遠のく!? イスラエルは好きなことが何でもできる!? 高橋和夫・元放送大学教授がIWJの直撃取材にこたえて警告! 「ホルムズ海峡封鎖でイラン攻撃がありえる」! 2019.4.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/447493
高橋氏には昨年10月、トルコでのサウジアラビア記者カショギ氏殺害から、中東での米国覇権に関するインタビューも行っています。こちらもぜひ、あわせてご覧ください。
※【祝・安田純平氏 無事生還記念!】サウジが「イスラムの盟主」の時代は終わり!? カショギ氏殺害と安田氏解放から米国覇権の陰りが見える!? 岩上安身が高橋和夫・放送大学名誉教授にインタビュー 2018.10.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434645
今後も続々と岩上安身によるインタビューをお届けしていく予定です。ご期待ください。
■IWJが今期900万円超の赤字の危機にある中、岩上安身の直接のメールによる緊急のご支援の呼びかけに応じてくださった皆様に心よりお礼申し上げます!6月は目標額を達成しました! ありがとうございます! 今期の達成率はまだ83%です! IWJが日本の運命を大きく左右しうる今年夏を乗り越えられるよう、どうか皆様、あとひと押し、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます!
7月に決算月を迎えるIWJは、今期第9期も残りあと約1ヶ月となりました。
今月6月のご寄付・カンパは、6月24日の時点で月間目標額の115%に到達しました。今期3回目の目標額達成になります。ご支援くださり感謝申し上げます。
今月は月半ばに至っても目標額の3割に届かず、非常に厳しい状況でしたが、代表の岩上安身が、皆様あてに直接メールをお送りさせていただき、現状の厳しさをお伝えしたところ、多くの皆様からご寄付・カンパが寄せられました。岩上安身からの緊急のご支援の呼びかけに応えてくださった皆様に、心よりお礼を申し上げます。
6月の目標額越えにより、おかげさまで、今期全体の達成率はやや上向きました。とはいえ、まだまだ厳しい財政状況にあります。今期が始まった昨年8月1日から今年6月24日までのご寄付・カンパの今期1年を通じての目標額への達成率は、まだ83%です。今期のご寄付・カンパの不足分はまだ2割近くあり、900万円超の赤字が発生する可能性が依然として残っています。小さな企業であるIWJにとって900万円を超える赤字はとても大きなダメージです。
前期も赤字でしたが、今回はこのままですと赤字幅が上回りそうで、IWJの活動を維持していくことがますます困難になります。なんとか今期の目標額にたどり着くべく、どうぞご支援をよろしくお願いいたします。
IWJでは、ご寄付をいただきました皆様への感謝の気持ちを込めつつ、サイト上にお名前を掲載させていただいています。この日刊IWJガイドでも、その一部の方々のお名前を順次掲載させていただきます。5月にご寄付をくださった方々は、次の皆様です。
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塩川 晃平様
真嶋 潤子様
K.M.様
伊藤滋様
J.O.様
R.M.様
山本範子様
T.O.様
S.I.様
K.O.様
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※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! 文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代未払い」などは一切ありません!
IWJではテキスト班スタッフ、動画班スタッフ、事務スタッフを募集しています。
テキスト班はIWJのサイトにアップされる記事や毎朝発行しているこの日刊IWJガイドの編集者、記者です。記事のリサーチ、執筆、編集を担当していただきます。また、岩上安身のインタビューのためのパワーポイント作成も重要な仕事になります。
テキスト班では、文章力、読解力を備えた優れた人材を求めています。しかしご承知のように、昨今はどの業界でも人手不足が叫ばれています。IWJは皆様にご寄付・カンパをお願いしている厳しい状況ではありますが、コンテンツのクオリティを維持するため、テキスト班の時給を1300円からのスタートに改定しました。
動画班はカメラマンとして岩上安身のインタビューや、現場に出向いて中継、録画取材を行うほか、動画の編集を担当していただきます。IWJがYouTubeにアップしているハイライト動画を、今以上にインパクトと拡散力を持ったものに変えていきたいと思っていますので、動画編集作業の得意な方は大歓迎です。動画班の時給は、1100円からのスタートになりますが、編集スキルのある方は優遇いたします。
事務スタッフは、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、スケジュール管理、イベント開催の準備やその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。事務スタッフの時給は、1100円からのスタートになります。
いずれも残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。IWJには「サビ残」や「残業代未払い」はありません!
詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。
※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform
それでは、本日も1日よろしくお願いします。
IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、川上正晃、城石裕幸)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】