日刊IWJガイド・番組表「速報!フランス新大統領は39歳、中道・無所属のマクロン氏に/日本政府が巡航ミサイル『トマホーク』を購入検討の愚!/本日15時より岩上安身が元内閣官房副長官補・柳澤協二氏インタビュー!/新着記事☆『ゴー宣道場』も『組織的犯罪集団』に!?漫画家・小林よしのり氏が共謀罪に警鐘!」2017.5.8日号~No.1697号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「速報!フランス新大統領は39歳、中道・無所属のマクロン氏に/日本政府が巡航ミサイル『トマホーク』を購入検討の愚!/本日15時より岩上安身が元内閣官房副長官補・柳澤協二氏インタビュー!/新着記事☆『ゴー宣道場』も『組織的犯罪集団』に!?漫画家・小林よしのり氏が共謀罪に警鐘!」2017.5.8日号~No.1697号~ ■■■
(2017.5.8 8時00分)

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<はじめに>速報!フランス新大統領は39歳、中道・無所属のマクロン氏に/日本政府が巡航ミサイル「トマホーク」を購入検討の愚!(城石エマ)
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>
┠――【1】「教育の無償化」を改憲の口実に掲げる自民・維新は、民主党の高校授業料無償化に反対・廃止法案に賛成していた!(城石エマ)
┠――【2】安倍総理の改憲発言は「個人的提案」!?萩生田光一官房副長官のトンデモすぎる弁解(城石エマ)
┠――【3】5月13日前後に要注意!?九州北部で大地震の可能性!近くには佐賀県知事が再稼働に同意した九州電力・玄海原発が!(城石エマ)
┠■<本日の岩上さんによるインタビュー>どうなる!? 北朝鮮情勢~戦場になるのは日本列島だ!岩上さんが元内閣官房副長官補・柳澤協二氏に単独インタビュー!(平山茂樹)
┠■<★新着記事★>【国会ハイライト】「ゴー宣道場」も「組織的犯罪集団」に!?漫画家・小林よしのり氏が共謀罪に警鐘!「物言う市民」を守ることが民主主義の要諦!「わしが権力に従順になることはない!」(原佑介)
┠■わとはぷ~What happened today?「今日は赤十字社の創設者、アンリ・デュナンの誕生日!赤十字国際委員会は先月、核兵器廃絶を求める宣言を発表!」(林俊成)
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<はじめに>速報!フランス新大統領は39歳、中道・無所属のマクロン氏に/日本政府が巡航ミサイル「トマホーク」を購入検討の愚!
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 おはようございます、IWJ記者の城石エマと申します。

 フランス大統領選挙の決選投票が、昨日午後3時(日本時間)より開始しました。今回の選挙は、中道・無所属のエマニュエル・マクロン氏と極右政党「国民戦線」のマリーヌ・ル・ペン氏の戦い。4月23日の第1回投票で、共和党のフランソワ・フィヨン元首相と社会党のベノワ・アモン氏が敗れたことから、近代フランス史上はじめて、二大政党以外での戦いとなりました。

 投票前の調査では、EU離脱や移民制限をかかげるルペン氏に投票すると答えた人が37%、EUとの協力をかかげるマクロン氏に投票すると答えた人が63%で、マクロン氏がリードしていました。

 午前3時過ぎにはマクロン氏の勝利が確実になったことが報じられ、マクロン氏からも「歴史の新しいページがめくられた。希望と信頼をもたらしたい」と勝利宣言が出されました。

・仏大統領選、マクロン氏が当選へ ルペン氏が敗北認める
http://www.asahi.com/articles/ASK576DL8K57UHBI00Z.html

 一方、投票直前の5日夜には、マクロン氏陣営が大規模なサイバー攻撃を受け、大量の電子メールや会計文書などが流出したと発表。流出した情報は「EMリークス」と名乗るサイトに掲載されましたが、陣営側は、ハッカーは盗んだ情報に、偽造された他の情報を組み合わせて流出させたと非難しています。

※仏大統領選のマクロン陣営にサイバー攻撃-7日の決選投票前に波紋(ブルームバーグ、2017年5月6日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-05-06/OPIJB86S972R01

 選挙戦でのサイバー攻撃と言えば、米大統領選挙の直後、民主党のクリントン候補陣営に何者かがハッキングをしかけ、内部情報を流出させたとニュースになったことが思い出されます。この時、オバマ政権のもとCIAは、これがロシアによるサイバー攻撃であると断定。さらにその攻撃がトランプ氏陣営を有利にするためのものだったと分析しましたが、トランプ氏陣営はこれを否定しました。

 直前の世論調査では支持率が上回っていたのに、同じようにサイバー攻撃を受け、同じように選挙の結果が逆転したら…と危ぶまれましたが、今回はそうはならなかったようです。

 さて、国内に目を転じると、欧米の政治の混乱を対岸の火事のように見てはいられません。

 いよいよゴールデンウィークも終わり、早ければ今月中旬にも「共謀罪法案」(テロ等準備罪)が衆院を通過するとみられています。

 この法案が成立すれば、どれほど「普通の市民」が危険にさらされるかは、4月25日の衆議院法務委員会で参考人として意見陳述した、漫画家の小林よしのり氏が明らかにしました。後ほど、原佑介記者より詳しくお伝えいたします!

 「テロ対策」どころか、権力に都合の悪い市民を取り締まるために「監視・密告・盗聴社会」を助長しようとする「本質」が暴かれ始めている共謀罪。実はある意外な人物が、過去にこの「共謀罪」の本質を的確に指摘していたことがあります。自称「ジャーナリスト」で、日本会議系の市民団体の共同代表などを務める、櫻井よしこ氏です。

 今から10年以上も昔、2006年5月18日の櫻井氏のブログには、「歯止めはどうする、共謀罪」と題して、「国連の条約の目指している国際的組織犯罪取り締まりの域を、この法律ははるかに超えているのではないか」とまっとうな批判をしていたのです。

※「歯止めはどうする、共謀罪」『週刊新潮』 ’06年5月18日号(櫻井氏のブログより)
http://yoshiko-sakurai.jp/2006/05/18/487

 ところが、今年5月4日の産経新聞で櫻井氏は、過去の自分の発言について「言論人の一人として、心の問題にまで踏み込んでくる危険性はないのかと、拡大適用への懸念も表明した」としつつ、対象となる犯罪が絞り込まれていることや、対象を「団体」から「組織的犯罪集団」に変更されたこと、犯罪実行のための「予備行為」を処罰の要件としたことなどから、「明確な歯止めがかけられている」などと述べています。

※櫻井よしこ氏「古代の化石のようなことをいまだに言い続けることと、民進党の支持率の低迷は無関係ではない」(産経新聞、2017年5月4日)
http://www.sankei.com/affairs/news/170504/afr1705040012-n1.html

 過去の自分の発言を打ち消そうと、愚にもつかない弁明を並べているとしか、言いようがありません。

 「組織的犯罪集団」の定義は曖昧なままで、一般市民の集まりが変質したとみなされたら、その瞬間から「組織的犯罪集団」として扱われます。そして、その見定めはすべて治安当局の恣意にゆだねられているのです。危険性に歯止めなど、全くかけられていません。

 こうした言論はそれ自体、詐欺的で犯罪的ですらあります。そして、そうした犯罪的な欺瞞を平然と垂れ流す産経新聞も、自らをメディアだの報道媒体だのと偽装し、僭称することは慎んでもらいたいものです。プロパガンダ紙、極右宣伝紙と正しく名乗っていただきたいと思います

 ここにさらに、エセ愛国主義者を喜ばせるようなニュースが入りました。政府が北朝鮮のミサイル発射に備えて、巡航ミサイルの導入に向けた本格検討に入ったといいます。巡航ミサイルは、米国製「トマホーク」を想定しているとのこと。「敵基地攻撃能力」の保有が、現実味を帯びてきました。

※巡航ミサイル導入検討 政府、北朝鮮脅威に対処(産経新聞、2017年5月6日)
http://www.sankei.com/photo/daily/news/170506/dly1705060004-n1.html

 武力の保有という問題も当然ありますが、それ以前に、巡航ミサイルがどれほど役に立つのか、甚だ疑問です。トマホーク(巡航ミサイル)は速度が遅く、目的地着弾まで20分、ムスダン(弾道ミサイル)は10分で発射するため、間に合いません。

 岩上さんがインタビューをしてきた軍事ジャーナリストの福好昌治氏は、トマホークについて「一発の威力は強くないので、多数のミサイルを打ち込まなければならず、一発何億円とするので財政上の制約もある。米国が売ってくれるかもわからない」と発言。同じく軍事ジャーナリストの田岡俊次氏は、たとえ敵基地攻撃能力を保有しても「まずどこを攻撃していいかわからないはず。」と、ミサイル破壊の非現実性を指摘しています。
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※空母カール・ビンソンはインド洋にいた!? それでも予断を許さない朝鮮半島情勢 「金正恩よりトランプ大統領の方が危ない」――岩上安身が軍事ジャーナリスト・田岡俊次氏にインタビュー! 2017.4.19
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/374670

※北朝鮮の弾道ミサイルは日本のどこを狙うのか!? 防衛システムは対処できるのか!? 岩上安身による軍事ジャーナリスト・福好昌治氏インタビュー!第1弾 2017.4.18
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/374531

※首都・平壌の高層ビル群は「攻撃を受けない」自信の表れ!?「もう米軍が北朝鮮を潰すことはできない」軍事ジャーナリスト・福好昌治氏が北朝鮮情勢を分析!岩上安身インタビュー第2弾! 2017.4.21
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/374935

※「まずは敵の目に値するところを狙うのが常套手段」――北朝鮮のミサイルが真っ先に狙うのは京都と青森!? 岩上安身による軍事ジャーナリスト・福好昌治氏インタビュー!第3弾 2017.5.3
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376934
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 本日はこうした問題も含め、緊迫した北朝鮮情勢をメインに、岩上さんが元内閣官房副長官補の柳澤協二氏にインタビューをします。詳細は後ほど、平山茂樹記者からお伝えいたします!

 戦争について語る上では、リアリスティックな目が何よりも重要であることを、多くのマスコミが忘れています。「愛国」や「国民の命を守る」といった、感情を揺さぶるスローガンばかりを掲げて戦争を推進することが、どれだけ危険なことであるかは、火を見るより明らかです。

 IWJはこれからも、そうしたマスコミ、特に産経やNHKとは徹底的に一線を画した報道に努めていきます。上に掲げた福好氏のインタビューは、大変重要でどなたにもご視聴いただきたい内容となっていますが、会員限定での公開です。ぜひ、この機会に会員にご登録いただき、IWJの豊富なコンテンツをご利用ください!

※会員登録はこちらから。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 国内を見ても国外を見ても、目を離せない出来事が続いていますが、岩上さんは今、ジャーナリストとしてそうした世の中の変化を必死で見つめつつも、自身の体調不良と闘わなければならない、厳しい状態にあります。都心でも25度を超える夏日となった先日も、岩上さんは事務所で一人「冷え」がおさまらず、電気ストーブにあたりながら仕事をしていました。

 自律神経失調症が悪化している証しだと思われます。近年、冬に「冷え」に悩まされるようになったとはいえ、夏に入る季節までストーブにあたっている状態というのは、岩上さんにとっても初めての体験であり、まさしく「異常」事態です。

 そんな岩上さんに追い打ちをかけるように、7月末に迫るIWJの決算期末、このままでは1200万円の赤字になるという見通しが、経理から報告されました。このままでは、岩上さんもIWJも、ともに潰れてしまうのではないかと、日々、現実を目の当たりにしているスタッフの一人として、本当に心配しています。

※【岩上安身のツイ録】岩上安身からの緊急ご支援のお願い! IWJが今期末で約1200万円の赤字見通し! 7月末まであと3ヶ月半! 「いずれ独立メディアにも及ぶ報道規制。本当に身動きが取れなくなるまで伝え続けたい」どうぞ緊急のご支援をお願いいたします!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/375457

 しかし、毎日伝えなければならないことが溢れている今、岩上さんとIWJが潰れてしまうわけにはいきません。どうか、みなさまのご寄付・カンパで、この1200万円の危機を乗り越えることができるよう、お助けください。ご支援をよろしくお願いいたします!!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらから。
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

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◆中継番組表◆

**2017.5.8 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch4】12:00~「さよなら原発1000万人アクション実行委員会など6団体による『共謀罪』の廃案を求める団体共同声明提出後の抗議集会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「共謀罪」の廃案を求める団体共同声明提出後の抗議集会を中継します。呼びかけ団体は、「核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団」、「原子力資料情報室」、「原水爆禁止日本国民会議」、「さよなら原発1000万人アクション実行委員会」、「日本消費者連盟」、「ふぇみん婦人民主クラブ」。

【IWJ_YouTube Live】15:00~「岩上安身による元内閣官房副長官補・柳澤協二氏インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※岩上安身による元内閣官房副長官補・柳澤協二氏インタビューを中継します。

【Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による記者会見を中継します。

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◆中継番組表◆

**2017.5.9 Tue.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

17台ほどのトラック、重機を乗せた大型車両などが次々とゲート入り――「違法工事やめろ」と約30名の市民らがキャンプ・シュワブゲート前で座り込み
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/377409

◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

【国会ハイライト】「ゴー宣道場」も「組織的犯罪集団」に!? 漫画家・小林よしのり氏が共謀罪に警鐘!「物言う市民」を守ることが民主主義の要諦!「わしが権力に従順になることはない!」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/377422

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<本日の岩上さんによるインタビュー>どうなる!? 北朝鮮情勢~日米同盟と「抑止力」のあり方を問う!岩上さんが元内閣官房副長官補・柳澤協二氏に単独インタビュー!
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 おはようございます。IWJの平山茂樹です。

 依然として緊迫した状態が続く北朝鮮情勢。安倍政権は、海上自衛隊の巨大護衛艦「いずも」による安保法制施行後初となる「米艦防護」を実施するなど、ここぞとばかりに日米同盟の「緊密」ぶりをアピールしています。

 しかし、万が一朝鮮半島で有事が起きた際、北朝鮮による弾道ミサイルの標的となり、実際に戦場となるのは、太平洋を挟み遠く離れた米国ではなく、数多くの在日米軍基地を抱える日本に他なりません。日米の軍事的な一体化は、北朝鮮に対する抑止力を高めるどころか、日本をミサイル攻撃の脅威にさらす極めて危険な行為であると言えます。

 岩上さんは本日5月8日(月)15時より、こうした一連の北朝鮮情勢に関して、元内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)の柳澤協二氏に単独インタビューを行います。

 インタビューのメインテーマは、日米同盟と抑止力です。北朝鮮に対する抑止力を強めるためには、本当に安倍政権のように日米同盟を「強化」すればよいのでしょうか? 柳澤氏は、加藤朗氏・伊勢崎賢治氏との新刊『新・日米安保論』(集英社新書)の中で、米国主導の「抑止のゲーム」から「一定の距離」を置くことを提案しています。

 現在、自民党内部からは「敵基地攻撃能力の保有」が公然と語られるなど、米国と一体化して北朝鮮を強く刺激するかたちでの「抑止力」強化が声高に主張されています。本日のインタビューでは、岩上さんが安全保障政策のプロ中のプロである柳澤氏に、南スーダンPKOや共謀罪などにも触れながら、日米同盟のオルタナティブなあり方をお聞きします。ぜひ、ご視聴ください!

★岩上安身による元内閣官房副長官補・柳澤協二氏インタビュー
[日時] 2017年5月8日(月)15:00~
[YouTube Live]
https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
[CAS]http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
[Twitter]【@IWJ_ch1】https://twitter.com/iwj_ch1

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<★新着記事★>【国会ハイライト】「ゴー宣道場」も「組織的犯罪集団」に!?漫画家・小林よしのり氏が共謀罪に警鐘!「物言う市民」を守ることが民主主義の要諦!「わしが権力に従順になることはない!」
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 おはようございます。テキスト班の原佑介です。

 政府の曖昧な答弁が続き、一向に議論も深まらない「共謀罪法案」(テロ等準備罪)が、早ければ5月中旬にも衆院を通過するとみられています。

 2017年4月25日には衆議院法務委員会で参考人質疑が行われ、『おぼっちゃまくん』や『ゴーマニズム宣言』の作者である漫画家・小林よしのりさんが民進党推薦の参考人として意見陳述しました。

 かつて自身の漫画『ゴーマニズム宣言』の中でオウム真理教を批判し、信者から命を狙われたこともある小林よしのりさんは、政府が共謀罪法案を「テロ対策のために必要」だと強調している点について、「日本国内のテロなどはオウムが最大のもので、(今後)果たしてどれほどのものができるかわからない」と疑問視しました。

 そのうえで、「共謀罪の非常に危険なところは、『物言う市民』が萎縮してしまい、民主主義が健全に成り立たなくなることだ」と指摘し、「権力と闘う『物言う市民』を守ること自体が民主主義だ」と主張。共謀罪が乱用され、市民運動の弾圧にもつながると危惧する声も多い中、小林さんは陳述の中で、権力が公の利益に反する行動をとったときは「保守として公のために闘う」と宣言しました。

 IWJは小林よしのりさんの意見陳述の模様を文字起こしし、「国会ハイライト」として記事で全文掲載しました。ぜひご覧ください!

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※【国会ハイライト】「ゴー宣道場」も「組織的犯罪集団」に!? 漫画家・小林よしのり氏が共謀罪に警鐘!「物言う市民」を守ることが民主主義の要諦!「わしが権力に従順になることはない!」 2017.5.6
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/377422
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 そして、5月15日の19時30分からは、岩上さんが小林よしのりさんに「共謀罪法案」をテーマに単独インタビューすることが決定しています!5月中旬といえば、同法案の衆院通過が非常に危ぶまれる時期。ぜひ、拡散のうえでご視聴ください!

※【岩上安身による小林よしのり氏インタビュー・YouTubeLive視聴URL】
https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 岩上さんと小林よしのりさんは、「共謀罪法案に反対する表現者」として4月27日にともに会見しています。会見の模様は全文文字起こしつきで記事化しましたので、こちらもインタビュー前にぜひご覧ください!

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※【全文文字おこし掲載】「共謀罪は自由な情報発信を殺す」――ジャーナリストら14人が共謀罪に反対する共同声明を発表!岩上安身も呼びかけ人として参加「密告の横行で個人的な人間関係も破壊される」 2017.4.27
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/375780
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 それでは本日も一日、IWJをよろしくお願いします!

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20170508

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/