■■■ 日刊IWJガイド・日曜版「再配信☆権力者の『共謀』も大企業の『共謀』も処罰対象外!? 相続税法も対象外で透けて見える『富裕層優遇』！『監視対象』は下々の者だけ!? 岩上安身が京都大学教授・高山佳奈子氏にインタビュー」2017.5.7日号～No.1696号～ ■■■
（2017.5.7 8時00分）

　本日の日刊IWJガイドは日曜版なので、「中継番組表」のみの掲載となります。また、本日は特別に、日曜版ですが「わとはぷ」を掲載しております。どうぞ、最後までお読みください。

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◆中継番組表◆

＊＊2017.5.7 Sun.＊＊

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【緊急特集！共謀罪（テロ等準備罪）法案シリーズ 23・再配信・YouTube Live】15：00～「権力者の『共謀』も大企業の『共謀』も処罰対象外!? 相続税法も対象外で透けて見える『富裕層優遇』！『監視対象』は下々の者だけ!? 岩上安身が京都大学教授・高山佳奈子氏にインタビュー」
YouTube視聴URL： https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※4月30日に収録した、岩上安身による高山佳奈子氏インタビューを再配信します。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376437

【録画配信・IWJ_AICHI1】18：00～「名古屋大学人の会 連続セミナー (第9回) 名大アゴラ 辻真先氏講演会 ―ぼくは戦争の匂いを嗅いだ」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=aichi1
※4月29日収録。辻真先氏（アニメ・特撮脚本家、推理冒険作家、デジタルハリウッド大学名誉教授）を講師に招いて開催された講演会を録画配信します。

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◆中継番組表◆

＊＊2017.5.8 Mon.＊＊

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】15：00～「岩上安身による元内閣官房副長官補・柳澤協二氏インタビュー」
YouTube視聴URL： https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※岩上安身による元内閣官房副長官補・柳澤協二氏インタビューを中継します。

【Ch2】17：00～「東京電力 定例会見」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による記者会見を中継します。

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

高浜原発の地元福井県庁前で再稼働反対の声を上げる市民に福井県が自粛要請!? ～再稼働反対！首相官邸前抗議
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/377048

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わとはぷ～What happened today？
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　おはようございます。専従深夜番として日刊ガイドの発行の仕事などをしながら、テキストのお手伝いをさせていただいている段田亜由美と申します。

　本日、2017年5月7日は「世界コスプレサミット」の国内決勝戦の日です。

・2017 WCS JAPAN FINAL 5/7 in 高田馬場
http://www.cosplaycossan.com/tkdnbb_wcs.html

　これは日本のアニメ・漫画文化を通じた国際文化交流を目的に、2003年から愛知県で開催されているイベントです。国内各地で予選ののち、今年度は8月に、名古屋市で決勝が行われます。昨年8月に「世界コスプレチャンピオンシップ」「ワールドカラオケグランプリ」「コスプレパレード」などが行われた、名古屋市内のメイン会場、オアシス21の入場者数は過去最大の24万8000人を記録したそうです。

　演じられるのは「ゼルダの伝説」「FATE」「ワンパンマン」「ラブライブ！」などなど。アニメ・ゲーム好きに知られた作品・キャラクターになりきるために、世界中の人たちが集まります。

　2016年の参加国は、オーストラリア、ブラジル、中国、ドイツ、デンマーク、スペイン、フィンランド、フランス、イギリス、インドネシア、イタリア、日本、韓国、メキシコ、マレーシア、ロシア、シンガポール、タイ、アメリカ合衆国、香港、台湾、フィリピン、ベトナム、ポルトガル、クウェート、スイス、カナダ、スウェーデン。今後も増えていくことでしょう。

　「IWJでなぜこんなネタが」？と思われるかと思いますが、実は岩上さんがたまたま下記の画像を見た事が発端です。

・メドベージェワ選手のセーラームーン好きすぎ伝説　世界国別対抗フィギュア（ハフィントンポスト、2017.4.24）
http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/23/-jmedvedevaj_n_16199102.html

　エキシビション演技での彼女のセーラームーン姿を目にして、岩上さんは「なんでスケート選手が日本のアニメの格好してるんだ!?」と驚き、俄然、食いつきをみせたのです。

　彼女はロシアのトップスケーター・エフゲーニャ・メドベーデワ。スケート技術は無論のこと、アニメ好きとしても名高い選手なのです。これを説明したところ、岩上さんに「では、このきな臭いご時世に貴重な明るいニュースとして、世界に広がるオタクカルチャーについて書くように！」と、命じられました。連休ならではのポップカルチャー・トピックです！

　ちなみに2016年11月には、彼女はフィギュアスケートアニメ「ユーリ!!! YURI ON ICE」の主人公、勝生勇利のコスプレ写真もアップしています。

・メドベーデワ選手のツィッター（このトップ絵も「ユーリ!!! YURI ON ICE」のものです）
https://twitter.com/JannyMedvedeva

　なおこの時のジャージは、日本の女子スケーター・樋口新葉選手に送ってもらったものだそうです。樋口選手からは日本のお菓子を送ってもらったり、プライベートでも仲が良いようです。

　先日のガイドでも、元サッカー選手のデルピエロと新日本プロレスの藤波辰爾（ふじなみ・たつみ）氏の交流の話が書かれていましたが、本当に魅力的なものは、「国」の垣根など軽々と飛び越えて、「個人」の心に届くのですね。

※日刊ガイド（2017.5.4）
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/30643

　他にもフィギュアスケートのエキシビションでは、アニメやゲーム、映画のコスプレは、もはやあって当然のものです。こちらを見ていただければ、様々な国の選手が他国の作品にインスパイアされ、その作品の魅力を氷上で生き生きと表現されていることがおわかりだと思います。

・フィギュアスケート・コスプレ衣装集【演技動画付】
https://matome.naver.jp/odai/2141873181940948101

　ところでロシアとアニメの話といえば、メドベーデワ選手もお気に入りの、あの宮﨑駿氏が、ロシア…いえソ連のあるアニメから大きな影響を受けたことが、宮崎アニメのファンにはよく知られたところです。

・雪の女王～Снежная королева (мультфильм, 1957)（wikipedia）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%AA%E3%81%AE%E5%A5%B3%E7%8E%8B

　これはアンデルセン作の有名な童話作品で、近年は同じ童話をベースにした「アナと雪の女王」が作られ、多くの方がご覧になっているかと思います。

　主人公のゲルダが、凍てつく宮殿に閉じこめられてしまった仲良しのカイを救い出すまでの冒険物語。この作品が製作されたのは1957年のソ連。先日のわとはぷで関根かんじスタッフがとりあげたスプートニク・ショックの年、つまり冷戦真っ只中のことです。

※わとはぷ～What happened today？――キューバを介した米ソ核戦争の危機が再来!? シリアを介した米朝核戦争への不安（「日刊IWJガイド」2017年4月12日号より） 2017.4.13
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/373719

　作品の完成度が素晴らしいのは無論のことですが、驚くべきは、この作品は1959年にアメリカで英語版が作られ、さらにそれをベースにして、1960年には日本語版が作られていたことです。

　国家間は重く冷たい鉄のカーテンで閉ざされていても、本当に価値あるものを伝えていこうとする人々がそこにいたことに、心を打たれます。それはまるで、過酷な旅の末に、カイの凍てついた心をゲルダが溶かした道のりそのもののようです。

　今、新たな冷戦が始まろうとしています。

　国と国との間に新たなカーテンを下ろそうとする政府の動きが、世界中のあちこちで見られます。政府は卑劣な喧伝をして情報をかく乱させ、「敵」にしたい相手の本当の姿を見えなくし、貶め、自国民の目や耳をふさぎます。

　また、そういうことをする政府は、国家間のまっとうなコミュニケーションを断つだけではなく、往々にして、国民間の情報伝達もできなくさせ、人びとを分断させようとします。

※「共謀罪は自由な情報発信を殺す」――ジャーナリストら14人が共謀罪に反対する共同声明を発表！岩上安身も呼びかけ人として参加「密告の横行で個人的な人間関係も破壊される」 2017.4.27
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/375780

　私たちIWJスタッフは、自分自身の眼と耳と足で、そして何よりあたたかな心に従って、世界で本当は何がおきているのか、何を成すべきなのかを考えながら、行動していきたいと思います。

　それでは今日も、どうぞよろしくお願いいたします！

IWJ　株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】