■■■ 日刊IWJガイド・番組表「憲法記念日に開かれた護憲派の集会には5万5000人もの人々が参加！ 沖縄平和運動センター議長の山城博治氏や名古屋大学名誉教授の池内了氏に加え、ファッション評論家のピーコ氏も参加！／本日16時から、護憲と平和運動に取り組んだ元自衛官の泥憲和氏を追悼するため、ロックの会『IWJ NIGHT』を特別配信します／岩上安身による軍事ジャーナリスト・福好昌治氏インタビュー第3弾を会員限定で公開！ さらに、本日から3日間かけ、IWJ実況チャンネルでインタビュー内容をツイートします！」2017.5.5日号～No.1694号～ ■■■
（2017.5.5 8時00分）

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします！

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■＜はじめに＞護憲派の憲法集会には5万5000人もの人々が参加！　沖縄平和運動センター議長の山城博治氏や名古屋大学名誉教授の池内了氏に加え、ファッション評論家のピーコ氏も参加！　立憲4党も挨拶！／本日16時から、護憲と平和運動に取り組んだ元自衛官の泥憲和氏を追悼するため、ロックの会「IWJ NIGHT」を特別配信します／本日から3日間かけ、会員限定公開の「岩上安身による軍事ジャーナリスト・福好昌治氏インタビュー」の模様をIWJ実況チャンネルで報告！（林俊成）
┠■【中継番組表】
┠■＜ニュース・フラッシュ！＞
┠――【1】小池都知事率いる「都民ファーストの会」が次期都議選に60人規模の候補者を擁立する見通し、過半数獲得を目指す！　一方、世論調査では自民党がリード？（IWJ編集部）
┠――【2】トランプ大統領が金融規制法のグラス・スティーガル法を復活させる!? ウォール街の反発は？（林俊成）
┠――【3】南アフリカ高裁が政府のロシアからの原発購入計画を違法・違憲と断定！「原発購入手続きは破棄」という判決が！（IWJ編集部）
┠――【4】『キャプテン翼』のアラビア語版がシリア難民の若者の手に　米ロ首脳が「史上最低レベル」な関係から改善の兆し!?（ぎぎまき）
┠■＜★岩上さんのインタビューツイート★＞北朝鮮が最初に狙うのは京都と青森!?身を守るには「戦争をしない」しかない!　軍事ジャーナリストの福好昌治氏に岩上さんがインタビュー！　全3編をIWJ実況チャンネルにてツイートします！（城石エマ）
┠■＜お知らせ＞お待たせしました！　2016年12月28日開催のIWJファンドレイジングイベント「TALK ABOUT DEMOCRACY～波乱の2016★希望を探す2017」のアーカイブを会員限定で近日中に公開します！　ご覧になりたい方で、まだ会員登録がおすみでない方はぜひこの機会に会員登録を！（IWJ編集部）
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＜はじめに＞護憲派の憲法集会には5万5000人もの人々が参加！　沖縄平和運動センター議長の山城博治氏や名古屋大学名誉教授の池内了氏に加え、ファッション評論家のピーコ氏も参加！　立憲4党も挨拶！／本日16時から、護憲と平和運動に取り組んだ元自衛官の泥憲和氏を追悼するため、ロックの会「IWJ NIGHT」を特別配信します／本日から3日間かけ、会員限定公開の「岩上安身による軍事ジャーナリスト・福好昌治氏インタビュー」の模様をIWJ実況チャンネルで報告！
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　おはようございます。IWJテキスト班の林俊成と申します。

　憲法記念日の5月3日、東京都江東区の東京臨海広域防災公園（有明防災公園）で「施行70年　いいね！日本国憲法―平和といのちと人権を！5.3憲法集会」が開かれ、5万5000人もの人々が参加しました。

　IWJはこの模様を中継しましたが、ご覧いただけましたでしょうか？

　集会では沖縄平和運動センター議長の山城博治氏、名古屋大学名誉教授の池内了氏、弁護士の伊藤真氏、作家の落合恵子氏らが講演。ファッション評論家のピーコ氏も登壇しました。

※憲法集会に5万5000人の参加者!! 山城博治氏「日本がどこに行くのか、世界中が見ているでしょう！」～ピーコ氏、池内了氏、伊藤真氏らが講演――平和といのちと人権を！5.3憲法集会＆パレード 2017.5.3
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376927

　集会には立憲野党代表として、民進党の蓮舫代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の吉田忠智党首、自由党の森ゆうこ参議院議員、沖縄の風の伊波洋一議員が出席しました。

　共産党の志位委員長は「（70年間憲法を変えていないのはおかしいという声があるが）70年間、変える必要がなかったというのは、日本国憲法がいかに立派な、進んだ憲法であるかを証明するものではないでしょうか。変えるべきは憲法ではなく、憲法を蔑ろにした政治ではないでしょうか」と訴えました。

　社民党の吉田党首は「この日本国憲法を生かす政治、活憲（かつけん）運動を国民運動にしよう」と呼びかけ、自由党の森議員は「安倍晋三首相の存在そのものが、私は憲法違反だと思います」と安倍総理を批判し、「日本国憲法の国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、そしてもう一つ、国際協調。この4つの原則を踏みにじる、どんな憲法改正にも反対をしてまいりたいと思います」と述べました。

　民進党の蓮舫代表は、「安倍晋三首相は憲法を変えると言う。口を開くごとに、どこを変えるのかを変えてくる。総理の、総理による、総理のための憲法改悪には、絶対に反対しないといけないと改めて訴えさせてください。憲法は、国民の国民による国民のための憲法だということを確認させてください」と訴えました。

　これまで取りざたされてきた改憲項目は、緊急事態条項創設、環境権創設、「裏口入学」と批判された96条（3分の2条項）、教育無償化、そして3日に安倍総理が改憲派の集会に寄せたビデオメッセージで断言した自衛隊明記の加憲など…。

※「9条を残しつつ自衛隊を明文化」「2020年を新しい憲法が施行される年に」――安倍総理が改憲に向け大幅譲歩!?　露骨に歩み寄る自公、秋波を送る維新が「改憲集会」で足並みを揃える！ 2017.5.3
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376942

　確かに、もはや「憲法を変えること」自体が安倍総理の目的と化しているのではないかとさえ感じられます。

　なぜ突然、安倍総理は憲法9条1項2項を残し、自衛隊を明記すると言い出したのでしょうか。

　リベラル陣営でも議論が多い「自衛隊明記」に的を絞り、野党（特に民進党の一部）を分断する狙いがあるのだと思われますが、それだけではありません。

　朝日新聞は社説で、憲法に自衛隊を明記することで「（歴代内閣が違憲としてきた集団的自衛権の行使容認を）追認する意図があるのではないか」と指摘しています。

・（社説）憲法70年　９条の理想を使いこなす（朝日新聞、2017.5.4）
http://www.asahi.com/articles/DA3S12922579.html

　安倍総理の解釈改憲による憲法破壊を、明文改憲という形で追認することになる――とても恐ろしいことです。立憲主義も三権分立も理解していない安倍総理に、憲法に手を触れさせるわけにはいきません。

　安倍総理による憲法破壊の結果、実際に「殺し、殺される関係」に巻き込まれる危険性が最も高まったのは自衛官です。

　元自衛官の立場から、集団的自衛権の行使容認に強く反対してきたのが、泥憲和氏でした。その泥氏は、大変残念ながら、5月3日の憲法記念日にご逝去されました。

　泥氏にはIWJに度々ご登場いただきました。

　本日16時からは、泥氏を追悼するため、2014年9月9日におこなわれた「ロックの会『IWJ NIGHT』」の泥氏登壇部分を特別配信いたします。集団的自衛権に反対を唱えた泥氏は、これまでに世界で集団的自衛権が発動された中で「本当に自国を守るために発動された事例はない」と断言。ぜひ、ご視聴ください。

★平和を訴え続けた元自衛官・泥憲和氏が集団的自衛権、ヘイトスピーチをテーマに語る ～「第35回ロックの会・IWJ NIGHT」
[日時]5月5日16時～
YouTube視聴URL： https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

　ロックの会はIWJ代表の岩上さんの他、女優の松田美由紀氏、映画監督の岩井俊二氏、ミュージシャンの小林武史氏が発起人となり、震災から3ヶ月後の2011年6月9日に設立され、2016年7月17日まで、主に毎月9日に開催されてきたトークイベントです。イベントで扱うテーマは震災の支援活動報告や原発問題、シリア難民、TPPや改憲問題など、多岐にわたっていました。

　ロックの会の模様は会員限定記事として公開していますが、今回の追悼特別配信では、会員以外の方もご視聴いただけます。

　なお、配信時間に都合がつかない方は、以下の記事でご視聴いただけます。ぜひ会員にご登録の上、ご視聴ください。

※ロックの会「IWJ NIGHT」集団的自衛権、ヘイトデモ、日本のエネルギー戦略で激論 ～藤和彦氏×岩上安身の「ウクライナ問題」詳解も 2014.9.9
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/167732

※会員登録はこちらから。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

　また、岩上さんは泥氏に単独インタビューもおこなっています。インタビューでは集団的自衛権の問題に加え、ヘイトスピーチに対するカウンター活動、従軍慰安婦問題についてもうかがいました。こちらもご視聴いただければ幸いです。

※【大義なき解散総選挙14】自衛隊で平和憲法を学んだ元自衛官の怒り ～集団的自衛権に反対する元自衛官・泥憲和氏に岩上安身が聞く 2014.7.25
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/156846

※「自分の体は、自分のもの」その権利を奪われた慰安婦は性奴隷 ～岩上安身による元自衛官・泥憲和氏インタビュー 2014.9.10
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/168087

　憲法集会がおこなわれていた5月3日、岩上さんは軍事ジャーナリスト・福好昌治氏に3回目となるインタビューを行いました。インタビューでは、万が一、米軍（および一体化した自衛隊）が通常兵器による「先制攻撃」を行い、劣勢明らかな北朝鮮が追い詰められ、自暴自棄になって核弾道弾の発射に踏み切ったとしたら、一体どこが狙われるのか、福好氏にシミュレーションをうかがいました。インタビューの模様は、以下の記事で会員限定公開しています。

※「まずは敵の目に値するところを狙うのが常套手段」――北朝鮮のミサイルが真っ先に狙うのは京都と青森!?　岩上安身による軍事ジャーナリスト・福好昌治氏インタビュー！第3弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376934

　今回は会員限定のインタビューですが、その内容の重要性を鑑み、これまで3回にわたっておこなわれた福好氏インタビューの概要を、本日から3日間かけてIWJ実況チャンネルでツイートいたします！　詳細については、後段で城石エマ記者がご紹介します。

★IWJ実況チャンネル1
https://twitter.com/iwj_ch1

　先日来、IWJは3ヶ月後の7月末に迎える今期末の決算で、現状の見通しだと、約1200万円もの赤字が出る見通しをお伝えしてきました。おかげさまで、皆様からのご寄付により、わずかながら希望が見えてきましたが、まだ危機を脱したとは言えない状況です。

※【岩上安身のツイ録】岩上安身からの緊急ご支援のお願い！　IWJが今期末で約1200万円の赤字見通し！　7月末まであと3ヶ月半！　「いずれ独立メディアにも及ぶ報道規制。本当に身動きが取れなくなるまで伝え続けたい」どうぞ緊急のご支援をお願いいたします！
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/375457

　今後もIWJが取材・報道活動を継続していくため、どうか、ご支援をよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いいたします。
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

　また、まだ会員登録がお済みでない方は、ぜひこの機会に会員にご登録いただき、継続的にIWJをお支えください。

※会員登録はこちらからお願いいたします。
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◆中継番組表◆

＊＊2017.5.5 Fri.＊＊

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【泥憲和氏・追悼再配信3・IWJ_YouTube Live】16：00～「平和を訴え続けた元自衛官・泥憲和氏が集団的自衛権、ヘイトスピーチをテーマに語る ～『第35回ロックの会・IWJ NIGHT』」
YouTube視聴URL： https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2014年9月に収録した「第35回ロックの会 ～IWJ NIGHT～」の泥憲和氏登壇部分を再配信します。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/167732

【緊急特集！共謀罪（テロ等準備罪）法案シリーズ 21・再配信・YouTube Live】17：00～「スノーデン氏が暴く！　米国による巨大監視システムの実態とは――岩上安身による小笠原みどり氏（元朝日新聞記者、カナダ・クイーンズ大学大学院博士課程在籍）インタビュー」
YouTube視聴URL： https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2016年12月収録の岩上安身による小笠原みどり氏インタビューを再配信します。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/354108

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【IWJ_TOKYO8】18：00～「原発反対八王子行動」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=tokyo8

【Ch5】18：30～「再稼働反対！首相官邸前抗議」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

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◆中継番組表◆

＊＊2017.5.6 Sat.＊＊

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【ツイキャス・IWJエリアCh1・大阪】14：00～「戦争あかん！ロックアクション学習講演会 日本の外交これでええの？パート2～孫崎 享さんに聞いてみよう！」
視聴URL： http://twitcasting.tv/iwj_areach1
※「戦争あかん！　ロックアクション」主催（「東アジア青年交流プロジェクト」共催）で開催される講演会を中継します。

【再配信・Ch8】18：00～「＜第0弾：予告編＞ 安冨歩・片岡祐介の『魂の脱植民地化で読み解くクラシック名曲』シリーズ 『ベートーヴェン交響曲5番「運命」』を主たる題材にした対談」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=8
※2015年11月に収録した、安冨歩氏、片岡祐介氏による対談の模様を再配信します。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/276255

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「9条を残しつつ自衛隊を明文化」「2020年を新しい憲法が施行される年に」――安倍総理が改憲に向け大幅譲歩!?　露骨に歩み寄る自公、秋波を送る維新が「改憲集会」で足並みを揃える！
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376942

憲法集会に5万5000人の参加者!!　山城博治氏「日本がどこに行くのか、世界中が見ているでしょう！」～ピーコ氏、池内了氏、伊藤真氏らが講演――平和といのちと人権を！　5.3憲法集会＆パレード
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376927

◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

籠池氏が「真っ先に」相談したのは安倍昭恵夫人!?　安倍総理は自分の言葉に責任を持って辞任すべき！　民進党・森友学園への国有地売却問題解明PTによる籠池泰典氏ヒアリング～「極右学校法人の闇」第70弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376066

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＜★岩上さんのインタビューツイート★＞北朝鮮が最初に狙うのは京都と青森!?身を守るには「戦争をしない」しかない!軍事ジャーナリストの福好昌治氏に岩上さんがインタビュー！全3編をIWJ実況チャンネルにてツイートします！
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　おはようございます、IWJ記者の城石エマと申します。

　一時は戦争勃発間近と思われた朝鮮半島情勢でしたが、今のところ幸いにも、戦端は開かれていません。ティラーソン米国務長官は5月3日、「北緯38度線の北側に行く理由を探しているわけではない」と表明し、金正恩政権に譲歩の姿勢を見せました。

※米国務長官、北朝鮮に軟化促す「侵攻の意図なし」（日経新聞、2017.5.4）
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN04H0F_04052017000000/

　一方、北朝鮮は、米と歩調を合わせ北朝鮮への制裁強化を検討する中国に対し、両国間の関係を損ねる可能性があると、北朝鮮にしては異例の中国批判を展開してもいます。

※北朝鮮が異例の中国批判、「友好関係維持懇願せず」
http://jp.reuters.com/article/kp-cn-criticism-idJPKBN17Z2A1

　しかしながら、朝鮮半島については、これで一件落着、もう平和、と安心できないのが実情のようです。

　5月1日、日本は安保法制に基づき、海上自衛隊の艦艇「いずも」を米軍の補給艦防護のために派遣。米軍の威を借る日本の姿を見た北朝鮮は、戦端が切られた場合、在日米軍基地のある日本が「真っ先に放射能雲で覆われる」ことになると、おどろおどろしい警告を発しました。

　もし日本が北朝鮮に攻撃されるとすれば、一体どこがやられるのか――？

　岩上さんがこれまでに3回インタビューをしてきた、軍事ジャーナリストの福好昌治氏は5月3日のインタビューで、そんな「まさに知りたかった朝鮮半島情勢緊迫のリアル」を語ってくださいました。

　「敵の目に値するところを狙うのが常套手段」

　そう語る福好氏は、真っ先に狙われる場所として、京都と青森をあげました。京都の経ヶ岬と青森の車力には、打ち上がった弾道ミサイルを追跡するための「Xバンドレーダー」が設置されているのです。

　一度攻撃されてしまえば、被害は広範囲に及びます。しかも悪いことに、青森には大間原発や六ヶ所再処理工場が、京都の隣には美浜原発や高浜原発、もんじゅなど「原発銀座」を抱える福井があるのです。日本列島壊滅も、ありえない話ではありません。

　この他にも、北朝鮮が狙いを定める場所は日本全国にあります。米原子力空母がある横須賀、在日米軍司令部がある横田、極東最大の軍事基地になりつつある岩国…。どこをやられても、被害は甚大なものになります。

　こうした具体的な被害を想定せずに、「早く北を攻撃せよ」などとする主張は、右であろうと左であろうと、まったく現実味を欠いたものと言えます。緊迫した情勢の中で感情的な煽りに踊らされてしまえば、あっという間に戦争に巻き込まれてしまうかもしれません。

　『徹底解剖 自衛隊のヒト・カネ・組織』（コモンズ、2017）、『「自衛隊+在日米軍」の実力―知られざる「防衛システム」の正体! 』（宝島社、2002）、『自衛隊・ここまで暴露(バラ)せば殺される 』（あっぷる出版社、1991）など、長年、自衛隊や軍事の問題をウォッチしてきた福好氏は、思想の右左に関係なく、戦争を戦争として語ることができる数少ない有識者です。

　全3回にわけて行われた福好氏のインタビューは、会員限定で全編公開をしています。ぜひ、この機会にIWJ会員にご登録いただき、福好氏のインタビュー動画をご視聴ください！

※会員登録はこちらから。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※北朝鮮の弾道ミサイルは日本のどこを狙うのか!?　防衛システムは対処できるのか!?　岩上安身による軍事ジャーナリスト・福好昌治氏インタビュー！　第1弾 2017.4.18
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/374531

※首都・平壌の高層ビル群は「攻撃を受けない」自信の表れ！？「もう米軍が北朝鮮を潰すことはできない」軍事ジャーナリスト・福好昌治氏が北朝鮮情勢を分析！岩上安身インタビュー第2弾！ 2017.4.21
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/374935

※「まずは敵の目に値するところを狙うのが常套手段」――北朝鮮のミサイルが真っ先に狙うのは京都と青森!?　岩上安身による軍事ジャーナリスト・福好昌治氏インタビュー！第3弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376934

　また、まだ会員登録をしようかどうかお悩み中の方に朗報です！福好氏のインタビュー全3編は、本日より3日間かけて、IWJのツイッターアカウントにて、インタビュー中の岩上さんと福好氏の発言をかいつまんだ短い連投ツイートを流します！

　いつものようにインタビュー動画をフルオープンで配信することはありませんが、ツイートをお読みいただくだけでも、内容の充実ぶりが垣間見えるはずです。お悩み中の方は、ツイートをお読みいただいてから、会員登録をお決めいただいても構いません。ぜひ、ご注目ください！

★IWJ実況チャンネル1のツイッターアカウント（5月5日～7日までの3日間で福好氏のインタビュー内容をツイートします！）
https://twitter.com/iwj_ch1

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＜お知らせ＞お待たせしました！2016年12月28日開催のIWJファンドレイジングイベント「TALK ABOUT DEMOCRACY～波乱の2016★希望を探す2017」のアーカイブを会員限定で近日中に公開します！ご覧になりたい方で、まだ会員登録がおすみでない方はぜひこの機会に会員登録を！
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　2016年12月28日、大盛況の中で幕を閉じたIWJファンドレイジングイベント「TALK ABOUT DEMOCRACY～波乱の2016★希望を探す2017」。私たちIWJスタッフと、ゲストの諸先生方、そしていつもIWJを支えてくださっている皆様方を交えての楽しい交流会でした。

　一次会では、山本太郎さん、山田正彦さん、福島みずほさん、望月衣塑子さん、吉田敏浩さん、小笠原みどりさん、孫崎享さんという、7名の豪華ゲストの方々にそれぞれご講演いただき、その後の二次会では美味しいお食事に加え、「プレゼント交換会」で皆で交流を深めました。

　「こんなに大勢の方々に、こんなに温かく支えてもらっているんだ」と私たちスタッフも深く感じることのできた、とても印象的なイベントでした。ご参加いただいた皆様、本当にどうもありがとうございました。

　加えて、このときの7名様のそれぞれのお話がまた素晴らしいものでした。TPP、スノーデン、日米合同委員会、対米従属、トランプ外交……2016年を分析しながら2017年をどうとらえるか。早いもので2017年も、もう半分近くが過ぎようとしているわけですが、いつみても示唆に富み、発見を与えてくれます。IWJのイベントだからと、著書では触れていないオフレコ話なども披露いただいており、必見です。

　この感動を共に分かちたく、イベントに参加できなかった方々のために、近日中に会員限定でアーカイブを公開いたします！公開の日程が決まりましたら、また改めて告知させていただきます。まだ会員登録がおすみでない方がおられましたら、ぜひこの機会に会員登録しませんか？

　また一般会員より、ワンランクアップのIWJの「サポート会員」にご登録いただくと、IWJの豊富なコンテンツを、さらにいつでも好きな時に好きなだけ、ご覧になることができます。こちらもおすすめです。

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

　ファンドレイジングイベントはその名のとおり、昨年末の財政状況の悪化にともない、毎年恒例だった「饗宴」の開催をとりやめ代わりに行うことにした、活動資金を集めることを目的としたイベントです。皆様の温かい励ましとご厚意のもと、なんとか危機を乗り越えることができました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。

　あれからほぼ半年。IWJは第7期の期末を3ヶ月後に控えて、また赤字の危機に瀕しています。特定スポンサーに依存しない独立メディアの常で、活動資金を集める上で、思うようにいかないことも多いのです。

　ご寄付・カンパ等でどうかIWJをお支えください。いつもいつも皆様の温かいご支援・ご声援、本当にどうもありがとうございます。この未曾有の危機を乗り切るために……ぜひ、IWJのホームページから、ご寄付・カンパというかたちで、どうぞよろしくお願いいたします！

※IWJへのご寄付・カンパはご支援はこちらからお願いいたします
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

　それでは本日も1日、IWJをよろしくお願いいたします！

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20170505

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