■■■ 日刊IWJガイド・番組表「護憲と平和運動に取り組んだ元自衛官の泥憲和さんが憲法記念日に逝去〜本日、岩上安身による泥さんインタビュー再配信／『2020年を新しい憲法が施行される年にしたいと強く願っています』――憲法施行70年目に安倍総理が具体的なビジョンを示す！『9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む』!?」2017.5.4日号～No.1693号～ ■■■
（2017.5.4 8時00分）

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします！

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■＜はじめに＞憲法9条の大切さを訴え続けた元自衛官・泥憲和さんが憲法記念日に逝去〜安倍総理は2020年までの「9条改正」を明言！本日、岩上安身による泥さんインタビュー再配信！（原佑介）
┠■【中継番組表】
┠■＜ニュース・フラッシュ！＞
┠――【1】「2020年を新しい憲法が施行される年にしたいと強く願っています」――憲法施行70年目に安倍総理が具体的なビジョンを示す！「9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」!?（城石エマ）
┠――【2】軍艦「いずも」が安保法制「米艦防護」任務終了、岩上さんによる軍事ジャーナリスト・福好昌治さんインタビューまもなくアップ！（原佑介）
┠■＜お知らせ＞メルマガ「岩上安身のIWJ特報！」、IWJのWebサイトで単品販売をスタートしました！　最新号の「岩上安身による小笠原みどり氏インタビュー」は本日、明日の2日間で再配信！（IWJ編集部）
┠■＜新着記事＞安倍昭恵夫人との関係は？安倍総理は辞職すべき!? 民進党・森友学園への国有地売却問題解明PTによる籠池泰典氏ヒアリングの模様をテキスト化しました！（林俊成）
┠■＜IWJ書店からのお知らせ＞　戦後の日本の報道に欠落していた「アメリカとの関係」という視点〜「米国が隠す日本の真実」を読み直す！（IWJ編集部）
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＜はじめに＞憲法9条の大切さを訴え続けた元自衛官・泥憲和さんが憲法記念日に逝去〜安倍総理は2020年までの「9条改正」を明言！本日、岩上安身による泥さんインタビュー再配信！
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　昨日、平和活動家で元自衛官の泥憲和さんがお亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈りします。お通夜は昨日行われましたが、告別式は本日、兵庫県姫路市のしらさぎ大和会館で13時から行われます。泥さんのご子息が泥さんのfacebookページで詳細を記していますので、ご覧ください。

・泥憲和氏facebookページ
https://www.facebook.com/norikadzu.doro

　IWJの中継にも何度となくご登場いただいた泥さんは悪性リンパ腫と固形癌を併発し、数年前に医者に「余命1年」と宣告されるも寛解に至りました。その後は元気に平和活動に励んでいたようにみえましたが、今年2月頃、悪性リンパ腫が顔に転移していると発覚。以降、再び闘病生活を送っておられました。ヘイトデモへのカウンター活動を誰よりも早く始めた（09年頃からとお聞きしています）お一人でもあります。

　昨日、再配信しましたが、岩上さんは2度にわたって泥さんにインタビューし、一度目は安倍政権が解釈改憲と安保法制の強行採決で可能にした「集団的自衛権の行使容認」について、二度目は慰安婦問題についてお話をうかがっています。

　本日は、慰安婦問題についてお話をうかがった第2弾のインタビューを再配信します。「慰安婦は性奴隷ではない」などと論じる歴史修正主義者が跋扈する中で、泥さんは多くの資料をもとに反論します。

　「奴隷というのは、人間が人間じゃなくなり、モノ扱いされてしまうことです。ひどいときには、売り買いをされたり、担保の目的物となったり。人身の自由を失ったら、これは奴隷です」

　本日の13時からの再配信をご覧ください。

※自衛隊で平和憲法を学んだ元自衛官の怒り ～集団的自衛権に反対する元自衛官・泥憲和氏に岩上安身が聞く 2014.7.25
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/156846

※「自分の体は、自分のもの」その権利を奪われた慰安婦は性奴隷 ～岩上安身による元自衛官・泥憲和氏インタビュー 2014.9.10
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/168087

　2014年4月、闘病生活を送っていた泥さんは当時、入院中だったにも関わらず、外泊許可をとって京都のヘイトデモへのカウンターに参加。その際、現場でお話も聞かせていただきました。

　「90年代まではこんなにヘイトはなかった」と述べ、日本社会が自信を喪失していると指摘した泥さん。蔓延するレイシズムや安倍政権が進めるファシズムに抗う市民の存在の尊さを強調し、「日本のデモクラシーやリベラリティが試されているのはこれからだ。レイシストたちは日本社会の油断を突いて勃興してきたが、それに対抗して、みんなが集まってカウンターをするというのは、日本社会のデモクラシーの強さを表している。これを失ってはいけない」と話されました。

　「たったひとりで、大きな力にはなれないが、動けなくなるまで自分がどう生きるかが大切。余命の宣告は、これからどう生きるかを考える、いいきっかけになった。宣告は、むしろありがたい。宣告がありがたいのであって、1年しか生きられないという現実がありがたいわけじゃないけど（笑）」

　そう笑った泥さんは、「自分に悔いのないように生きたい。考えるのは自分のことでなく、『自分のすることが社会に対してどう影響するか』だから」とも、お話されました。IWJは泥さんが登場したアーカイブ記事をたくさん掲載していますので、ぜひご覧ください。

※「あとの総仕上げはPKOで自衛隊が死ぬことだ」元レンジャー隊員・井筒氏がPKO協力法に憤怒――「われ国と自衛隊を愛す、故に戦争法に反対する」学習会 2015.9.21
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/266003

※戦争アカン！平和が好きやねん！　戦争法廃止をめざす市民集会 ―講師 泥憲和氏（元自衛官）、西谷文和氏（フリージャーナリスト） 2016.4.22
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/298817

　常に反戦を訴えていた泥さんは、facebookページでご自身の寛解を報告した際にも、「（寛解して）これまでとかなり異なる生活と言えば、憲法第9条の威力を説いて歩いたことぐらい。てことは、平和運動は健康によいということじゃないですか。癌に打ち勝つ、憲法9条健康法。病気に悩む皆さん、これ、お金もかからないし、試してみる価値ありますよ！」と呼びかけていました。

・泥さん寛解報告のfacebookページ
https://www.facebook.com/norikadzu.doro/posts/760302030787297?pnref=story

　泥さんがお亡くなりになった昨日は憲法記念日でしたが、安倍総理は改憲派の市民らが開催した集会にビデオメッセージを寄せ、憲法を改正し、2020年の施行を目指すと表明しました。具体的な改正項目として、憲法9条に「自衛隊」の存在を明記するとしています。安倍総理がここまで具体的な時期、条文を明言したのはおそらく初めてのことです。

　詳しくは後ほど、現場に取材に行った城石エマ記者がご報告しますが、我々は泥さんの意思を継ぎ、安倍総理ら極右政治家らの目指す「壊憲」の動きを止めていかなければなりません。現在審議が進められている共謀罪法案もとても危険な法案ですが、IWJは民主主義、立憲主義を破壊する政治勢力と徹底的に対峙していきたいと思います。

　・・・が、このまま皆さまからのご支援が停滞してしまえば、IWJは今期、1200万円もの赤字が出てしまいそうです。この数字がはじき出されて以降、皆さんに切実なご支援のお願いを続けてきました。お陰様で徐々にご支援も増え始めていますが、まったく気は抜けない状況です。

※【岩上安身のツイ録】岩上安身からの緊急ご支援のお願い！　IWJが今期末で約1200万円の赤字見通し！　7月末まであと3ヶ月半！　「いずれ独立メディアにも及ぶ報道規制。本当に身動きが取れなくなるまで伝え続けたい」どうぞ緊急のご支援をお願いいたします！
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/375457

　本日は、ご寄付いただいた会員のS様から寄せられた応援メッセージをご紹介させていただきます。

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IWJは、今の日本社会に絶対に必要なメディアです。
物理的に、そして体力的に、あまり動けない私が今できることは、IWJを経済面でサポートすることだ、と思っています。今のように、いい仕事を続けてほしい（欲を言えば、もう少しfundraisingにも力を注いでほしいですが）という気持ちで寄付をしています。

最近の岩上さんのインタビュー、見応えたっぷりのものばかりですね。
昨日の落合洋司弁護士へのインタビューも、大変興味深く拝見しました。
この時期、とても大切な指摘だったと思います。また、落合弁護士が、歴史に造詣が深く、また、その分析もきちんとされていたことが、とても印象的でした。
「歴史に目を閉ざすものは、現在に対してもやはり盲目となる」という言葉を、改めて思い出しました。

それから、何より、岩上さんのお元気な様子が見られて、よかったです。
先週は、「体調が悪いのに、あんなに長いインタビューをして大丈夫かしら」と本当に心配しましたよ。お体、大事にしてくださいね。

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　励ましのメッセージ、本当にありがとうございます。皆様からの応援メッセージは毎日のように事務所に届いています。皆様の応援に応えられるよう、精一杯がんばりますので、どうか引き続きご寄付・カンパによるご支援よろしくお願い致します！

※ご寄付・カンパはこちらからよろしくお願い致します。
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

　また、IWJは有料会員を募集しています！　会員様の会費はIWJの安定的な運営につながります。どうかまだ会員登録がお済みでない方は会員登録し、IWJをご支援ください！　よろしくお願いします！

※会員登録はこちらからよろしくお願いします！
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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◆中継番組表◆

＊＊2017.5.4 Thu.＊＊

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【泥憲和氏・追悼再配信2・IWJ_YouTube Live】13：00～ 「『自分の体は、自分のもの』その権利を奪われた慰安婦は性奴隷 ～岩上安身による元自衛官・泥憲和氏インタビュー」
YouTube視聴URL： https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※5月3日に64歳で逝去された泥憲和氏の緊急追悼配信として、2014年9月収録に収録した岩上安身による元自衛官・泥憲和氏インタビューを再配信します。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/168087

【IWJ_HYOGO1】13：30～「憲法施行70年！命とくらしとを守る 憲法フェスタ」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=hyogo1
※「5・4憲法集会（＠いたみホール）実行委員会」主催によるイベントの模様を中継します。

【緊急特集！共謀罪（テロ等準備罪）法案シリーズ 20・再配信・YouTube Live】17：00～「スノーデン氏が暴く！米国による巨大監視システムの実態とは――岩上安身による小笠原みどり氏（元朝日新聞記者、カナダ・クイーンズ大学大学院博士課程在籍）インタビュー （前編）」
YouTube視聴URL： https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2016年12月収録の岩上安身による小笠原みどり氏インタビューを再配信します。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/354108

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◆中継番組表◆

＊＊2017.5.5 Fri.＊＊

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【緊急特集！共謀罪（テロ等準備罪）法案シリーズ 21・再配信・YouTube Live】17：00～「スノーデン氏が暴く！米国による巨大監視システムの実態とは――岩上安身による小笠原みどり氏（元朝日新聞記者、カナダ・クイーンズ大学大学院博士課程在籍）インタビュー （後編）」
YouTube視聴URL： https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2016年12月収録の岩上安身による小笠原みどり氏インタビューを再配信します。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/354108

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18：30～「再稼働反対！首相官邸前抗議」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

【IWJ_TOKYO8】18：00～「原発反対八王子行動」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=tokyo8

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

言葉でわからなければ力でわからせようとする！共謀罪の狙いはテロと同じ!?～『軍学共同反対　共謀罪を考える大学人シンポジウム』
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376213

【献本御礼】「天皇機関説」を唱えた美濃部達吉をはじめとする昭和初期の憲法学者を攻撃・弾圧した「天皇機関説」事件について、わかりやすく解説した一冊です。
http://iwj.co.jp/feature/book/archives/2322

【献本御礼】『Local Media 3 vol.4　熊本へのラブレター』（ローカルメディア3）
http://iwj.co.jp/feature/book/archives/2304

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＜お知らせ＞メルマガ「岩上安身のIWJ特報！」、IWJのWebサイトで単品販売をスタートしました！最新号の「岩上安身による小笠原みどり氏インタビュー」は本日、明日の2日間で再配信！
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　IWJでは主に毎月末、岩上さんによる有識者の方々への単独インタビューをフルテキスト化し、豊富な注釈や写真、カラフルな図版などを加えて再編集したメルマガ「岩上安身のIWJ特報！」を「まぐまぐ！」より発行しています。

　このたび、この「IWJ特報！」の過去のバックナンバーに関して、IWJのWebサイト上で単品購入ができるようになりました！　非会員の方は1本あたり500円ですが、IWJの定額会員にご登録いただくと、一般会員の方は1本あたり50円、サポート会員の方はなんとすべて無料でお読みいただくことができます。

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから！
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※「一般会員」から「サポート会員」への変更は「Myページ」よりお手続きください
https://iwj.co.jp/ec/mypage

　これまで「IWJ特報！」では、自民党改憲草案、安倍政権が進める「英語化」政策、右派団体「日本会議」の動向など、非常に幅広いトピックを扱ってきました。いずれも、他のどのメディアよりも深く掘り下げた内容となっていますので、この機会にぜひ、1本からでもお買い求めください！

～「岩上安身のIWJ特報！」バックナンバー・最近のおすすめラインナップ～

※【第296-304号】岩上安身のIWJ特報！ なぜ、安倍総理は日本国憲法を忌み嫌うのか 「戦前回帰の情念」、その正体とは？ 戦史研究家・山崎雅弘氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376510

※【第288-295号】岩上安身のIWJ特報！「英語化」が、日本社会を粉々に破壊する!?　新自由主義と「言語帝国主義」の野放図な拡大を阻止せよ！
九州大学准教授・施光恒氏インタビュー 第二弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376486

※【第282-287号】岩上安身のIWJ特報！ 日本語が「国語」から「現地語」に転落するとき　安倍政権による「英語化」政策を警戒せよ！　九州大学准教授・施光恒氏インタビュー 第一弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376304

※【第254-260号】岩上安身のIWJ特報！災害対応に「緊急事態条項」は不要！ ～安倍政権の卑劣な「惨事便乗型全体主義」を警戒せよ！永井幸寿弁護士インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/312256

　また、現在「まぐまぐ！」で発行中の「IWJ特報！」最新号では、日本人として初めてスノーデン氏に単独インタビューを行った小笠原みどり氏への岩上さんによるインタビューを、「その8」までお届けしています。

　安倍政権が今国会での成立を目指す「共謀罪」法案は、スノーデン氏が暴露したNSA（米国家安全保障局）による大規模盗聴システムと密接に関係していると考えられます。米インターネットメディア「インターセプト」が報じたNSAの盗聴プログラム「XKEYSCORE（エックス・キースコア）」についても詳しく取り上げていますので、ぜひご購読ください！

※「まぐまぐ！」のお申込みはこちらから！（月額864円、初月無料）
http://www.mag2.com/m/0001334810.html

　なお、この岩上さんによる小笠原みどり氏へのインタビュー動画については、本日5月4日（木）、5日（金）の2夜連続で再配信を行います。合計で5時間を超えるロングインタビューですが、ゴールデンウィークの夜をご自宅で過ごされる方はぜひご視聴ください！

★【緊急特集！　共謀罪（テロ等準備罪）法案シリーズ20・再配信】スノーデン氏が暴く！　米国による巨大監視システムの実態とは――岩上安身による小笠原みどり氏インタビュー（前編）（2016年12月26日収録）
[配信日時] 2017年5月4日（木）17:00～
[YouTube Live]
https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
[CAS]http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
[Twitter]【@IWJ_ch1】https://twitter.com/iwj_ch1

★【緊急特集！　共謀罪（テロ等準備罪）法案シリーズ21・再配信】スノーデン氏が暴く！　米国による巨大監視システムの実態とは――岩上安身による小笠原みどり氏インタビュー（後編）（2016年12月26日収録）
[配信日時] 2017年5月5日（金）17:00～
[YouTube Live]
https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
[CAS]http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
[Twitter]【@IWJ_ch1】https://twitter.com/iwj_ch1

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＜新着記事＞安倍昭恵夫人との関係は？　安倍総理は辞職すべき!?　民進党・森友学園への国有地売却問題解明PTによる籠池泰典氏ヒアリングの模様をテキスト化しました！
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　おはようございます。IWJテキスト班の林俊成と申します。

　発覚からもうすぐ3ヶ月。一時沈静化したように見えた学校法人「森友学園」問題が、ここにきて再び注目を集めています。

　4月25日、テレビ朝日『報道ステーション』で、森友学園の籠池夫妻が財務省の田村嘉啓・国有財産審理室長と面会した際に録音されたという音声データが公開されました。音声データには、「タムラでございます」と話す男性の声と、「棟上げ式に首相夫人が来られて、餅を撒くことになっている」などと話す籠池氏の声が。

　籠池夫妻と田村室長が面会したのは2016年3月15日とされ、その直後、8億2000万円引きでの国有地売却に向け、事態が動き出しました。

　果たして、昭恵夫人の関与はあったのでしょうか？　籠池氏の考えを聞く場として、4月28日、民進党・森友学園への国有地売却問題解明プロジェクトチームによる籠池泰典氏に対するヒアリングが設けられました。

　本日は、ヒアリング冒頭でおこなわれた籠池氏の挨拶を文字起こしし、質疑応答の要点をテキスト化しましたので、ご紹介します。

※籠池氏が「真っ先に」相談したのは安倍昭恵夫人!?　安倍総理は自分の言葉に責任を持って辞任すべき！民進党・森友学園への国有地売却問題解明PTによる籠池泰典氏ヒアリング
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376066

　ヒアリングは、およそ1時間半にわたっておこなわれました。テキストも相応のボリュームになっていますが、その中には色々と興味深い発言があります。

　昭恵夫人の果たした役割について籠池氏は、「聞き置いて、それを全く聞いただけで無視をするというようなことではなかった」と述べ、昭恵夫人と籠池氏の妻・諄子氏が話した電話の回数は「数え切れないくらい」だといいます。

　さらに、昭恵夫人付きの谷査恵子氏に手紙を送った理由は、「谷氏の方から『これは大切なことなので、きちんと文書にして出してほしい』と言われた」ためで、なぜ8億円の値引きについて、財務省は物わかり良く応じたのかと問われると、「谷氏を通じ、理財室長ともコンタクトが取れ、それによってうまくいったのかと思っている」と、その内幕を明かしました。

　さらに籠池氏は、2016年3月に田村室長に面会に行った経緯について、前の年に籠池氏不在でおこなわれた関係者によるゴミ処理に関する打ち合わせのメモを入手し、その内容に不満があったためだと述べました。ゴミ処理の打ち合わせが籠池氏不在の状況でおこなわれていた可能性について、岩上さんは3月10日、民進党の玉木雄一郎衆議院議員にインタビューした際にうかがっていました。

※籠池理事長辞任で幕引き!?　ゴミ処理費用の交渉は籠池氏不在で行われていた可能性も！　民進・玉木雄一郎議員に岩上安身が訊く！　私学審議事録も全文掲載！～「極右学校法人の闇」第39弾！ 2017.3.10
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/367433

　そして、安倍総理は「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員も辞める」という自身の言葉に従って辞任するべきかと問われた籠池氏は、「そのようにおっしゃったのであれば、そうなることになりますね」と回答。籠池氏は「録音データはまだある」とも述べており、共産党も追及の手を緩めていません。

　IWJは今後もこの問題を注視していきます！

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＜IWJ書店からのお知らせ＞　戦後の日本の報道に欠落していた「アメリカとの関係」という視点〜「米国が隠す日本の真実」を読み直す！
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　最近になってようやく、その存在が広く知られ始めるようになった「日米合同委員会」――在日米軍幹部と日本の各省庁が密約を交わす常設機関です。

　月に2回、南麻布のニュー山王ホテル（ニュー山王センターともいう）か外務省で本会議が開かれる他、数多くの分科会が存在し、日本の政治のみならず、各省庁の行政、司法にまで介入していることがわかっています。名称は「合同委員会」ですが、日米が対等であろうはずはなく、実質はすべてアメリカ主導です。

　この日本の在り方を密室で決めていた「日米合同委員会」の存在は、長い間、まったくといいほど知られていませんでした。「日米合同委員会の研究」を上梓した吉田敏浩氏によれば、日本の新聞が日米合同委員会のことを扱ったのは、1957年の読売新聞の記事ただひとつだったそうです。

※「米軍の占領体制は今も継続されている」――謎の権力機関「日米合同委員会」の知られざる実像とは!?「戦後最大のタブー」について岩上安身がジャーナリスト・吉田敏浩氏に訊く！ 2016.12.2
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/349136

　今まで、国の利益になるとは思えない決定や立法を行う政治家や官僚がいると、ほとんどの人は自民党政治とはそういうものだ、国家権力とはそういうものだ、というような見方しかしてきませんでした。しかしそれは正確でなく、すべてはアメリカの意向、アメリカとの関係において決められていたことでした。

　先ほどもご紹介しましたが、本日と明日にかけて、昨年2016年末に収録した、日本人で初めてスノーデンにインタビューしたジャーナリスト・小笠原みどり氏のインタビューを再配信いたします。

　インタビューの中で、岩上さんは、日本の報道に「アメリカとの関係」という視点が欠落していたことに触れ、「上位で決めたことを、下で、あたかもここで決めたかのようにお芝居をして言っているだけの話を、われわれは真面目に報じていた」「手の届かないところにそういうものがあったのか」「『これだったのか』と思い知らされた」と語っています。

　日本の政治・行政のすみずみに介入していた「アメリカの意向」が明らかになり、その観点から読み解きがなされるようになったのは、本当にごく最近のことで、原発事故前から一貫してこうした視点をもって論陣を張っているのは、先の「日米合同委員会」の吉田敏浩氏のほか、「戦後史の正体」の孫崎享氏、経済学者の植草一秀氏、そして岩上さんなどだけではないでしょうか。

　「米国が隠す日本の真実――戦後日本の知られざる暗部を明かす」は、テロ、原発、刑事司法、アベノミクス、安保関連法案等々、現代日本を取り巻くさまざまな問題を「アメリカとの関係」(より正確にいうと「対米従属」)という視点で読み解いていきます。岩上さんのほか、植草一秀氏、平和学会理事の木村朗氏、元民進党衆議院議員の川内博史氏ら４人が執筆に加わっています。

　日本は対米従属するしか手がないのか。アメリカはどのように支配しているのか。それとも別の方法はあるのか。その方法を邪魔しているものは何か？――残りわずかです。ご興味のある方はお早めにお申込みください。

※米国が隠す日本の真実～戦後日本の知られざる暗部を明かす【岩上安身サイン入】
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=159

※米国が隠す日本の真実～戦後日本の知られざる暗部を明かす
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=158

　それでは今日も1日、よろしくお願いします！

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20170504

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】