日刊IWJガイド・ウィークエンド版「暴挙再び!自民・公明の与党がTPP承認案を衆議院特別委員会で強行採決!/今週岩上さんは、ニュージーランドから来日したオークランド大学教授・ジェーン・ケルシー氏に緊急独占インタビューを敢行!全テキストを公開!/本日19時より、岩上さんによる早川タダノリ氏インタビューの後編を配信!」2016.11.5日号~No.1513号~


■■■日刊IWJガイド・ウィークエンド版「暴挙再び!自民・公明の与党がTPP承認案を衆議院特別委員会で強行採決!/今週岩上さんは、ニュージーランドから来日したオークランド大学教授・ジェーン・ケルシー氏に緊急独占インタビューを敢行!全テキストを公開!/本日19時より、岩上さんによる早川タダノリ氏インタビューの後編を配信!」2016.11.5日号~No.1513号~■■■
(2016.11.5 8時00分)

 おはようございます。IWJで主にテキスト関係の業務を担当している平山と申します。

 昨年2015年9月17日、安保法制が強行採決された時と同じ光景が、昨日11月4日に再び繰り返されてしまいました。

 昨日行われた衆議院特別委員会で、民進党と共産党の議員が激しく抗議する中、自民・公明の与党はTPP承認案と関連法案の採決を強行!案の定というべきか、与党補完勢力の日本維新の会を含めた賛成多数で、同法案は可決されてしまいました。このままですと、週明けにも本会議で採決が行われ、TPP承認案は参議院に送られる見通しです。

 民進党と共産党は、2度にわたって「失言」を繰り返した山本有二農水相の辞任を求め、委員会室を退席。しかし、その間も自民党の塩谷立(しおのや りゅう)委員長は議事を進行し、自民党、公明党、日本維新の会の賛成討論が行われた後、採決を強行しました。民進党と共産党の議員が委員長席を囲んで激しく抗議しましたが、TPP承認案はそのまま可決されてしまいました。

 この間、国会の外では市民が抗議の声をあげ続けていました。議員会館前では、昼の12時頃から夜の18時まで市民による抗議の座り込みが行われた他、20時からは国会正門前でも抗議行動が行われ、IWJはその様子を中継し続けました。

 日本の「国のかたち」を大きく歪めてしまうTPP承認案の強行採決――。この大ニュースを、驚くべきことに既存大手メディア、特にテレビはほとんど報じませんでした。これは特筆大書し、できるだけ多くの人に拡散し、のちのちまで記憶し続けなればならならい事実です!特にNHKは、強行採決が行われた特別委員会の模様をまたしても中継しませんでした。

 NHKを筆頭に、マスメディアは、国民主権を売り渡す条約に何の抵抗もしなかったこと。これは100年経っても200年経っても記憶に刻みつけましょう。昨夜、岩上さんが打ったツイートを、ぜひ、長く長く記憶し続けてください。

※11月3日の岩上さんのツイート
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/794263268894224385

 岩上さんは昨日、TPP特別委員会が開かれる前に生放送されたフジテレビ「バイキング」にコメンテーターとしてゲスト出演。この日のテーマは「小池劇場」でしたが、岩上さんは小池百合子都知事についてコメントしつつも、「小池劇場」へのメディアの注目がTPPを隠すことになっていること、TPPが地方を中心に甚大な被害をもたらすことなどに言及。地上波の生放送でTPPの問題点が流れるという、「事件」となりました。

 2011年2月、岩上さんは、TPPを誰よりも早くテレビで警告し、長年レギュラーをつとめた「とくダネ!」を降板させられています。そのTPPがついに強行採決されたという時に、再びフジテレビに呼ばれているのは何の因果なのか、とつぶやきつつ、TPPについて生放送中に話すのを狙うとツイートもしていました。

 岩上さんがかつて無念の降板を強いられたフジテレビで、この6年、ジャーナリストとして筋を曲げることなくTPPの危険性を訴え続け、こうして「運命の日」にフジテレビのオンエア中に男の意地を見せた、そんな一瞬でした。ぜひ、降板させられた過去のツイートをまとめたツイ録をお読みください!

※2016/11/3 【岩上安身のツイ録】TPP承認案、採決間近に必読!2011年にTPP批判が引き金で、岩上安身が『とくダネ!』のコメンテーターを「降板」した一部始終!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/342985

 ここですでに、ジェーン・ケルシー教授について取り上げています!この時点ですでにケルシー教授に注目し、実際、1度目のインタビューを行っているのです!ジャーナリストとして、いかに慧眼であったかの証しです。

※2011/07/14 岩上安身によるジェーン・ケルシー オークランド大学教授インタビュー「TPPは経済協定ではなくアメリカ企業の為の投資協定だ」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/78

 経営者である岩上さんと、ジャーナリスト・IWJ編集長としての岩上さんの板挟みは、たいへんな苦しさだろうと思います。毎日、眠れない日が続いています。日本もピンチですが、IWJの財政もいよいよ崖っぷちに直面しています。どうぞ皆さん、TPPと戦ってきたIWJに緊急のご寄付・カンパでのご支援をお願いいたします。

 IWJは日々、全力で大事なコンテンツ(動画・テキスト記事)を送り出していますが、今、このタイミングで最も重要なコンテンツは何といっても、岩上さんによるケルシー教授への2度目の緊急インタビューです!とにかく内容がすごい!質も量もすごく、TPPとは何であるか、地球儀を俯瞰するような広い視野で語っています!

 本来なら記事の内容は会員だけに公開するところですが、TPPが強行採決されてしまったこのあまりにひどい政治状況に風穴を少しでもあけるべく、このケルシー氏へのインタビューを含め、TPP関連のコンテンツは11月4日まで、公共性最優先、採算性あとまわしでフルオープンにしてきました!が、4日も過ぎましたので、こうなったら参院で採決されてしまうまで(もちろん阻止したいのですが)、フルオープンを続けると岩上さんが判断しました。

 2010年に菅直人総理が協議入りの意向を表明して以降、既存大手メディアがほとんど「黙殺」するなかで、IWJはどこよりもしつこく、粘り強く、TPPの問題を報じ続けてきました。その結果、岩上さんによるインタビューをはじめ、記者会見、院内集会など、動画アーカイブは600本以上にものぼっています。これらはIWJのTPP特集ページに集約していますので、この機会にぜひご視聴ください。

※【特集】IWJが追ったTPP問題~先行する国家戦略特区
http://iwj.co.jp/wj/open/tpp

 政府から開示された文書がほとんど黒く塗りつぶされているなど、依然としてその全容が明らかにならないTPP。IWJの動画アーカイブの数々は、壮大な秘密協定であるTPPの「謎」にぎりぎりのところまで肉薄しています!ぜひ、定額会員にご登録いただき、動画アーカイブをご視聴ください!

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 今回のTPP承認案の審議でも改めて明らかとなりましたが、テレビや新聞といった既存大手メディアの劣化ぶり、権力を批判する「ジャーナリズム精神」の欠如は、本当に目を覆わんばかりの惨憺たる状態です。このような時こそ、大企業からの広告収入に頼らない「独立メディア」が絶対に必要のはずです!

 IWJは、権力の顔色も、企業の顔色もうかがうことなく、市民の皆様が本当に必要とする「真実」をとことん追及し、報じ続けてきましたし、これからも報じていきます!IWJは、市民の皆様一人ひとりがスポンサーです。どうか、ご寄付・カンパといったかたちで、IWJの活動をお支えください!よろしくお願いいたします!

※IWJへのご寄付・カンパはこちらからよろしくお願いいたします
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┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■【アップした記事一覧】
┠■<★本日の岩上さんによるインタビューのお知らせ★>人間の「性」をも侵食した「戦争プロパガンダ」、その実態とは? 岩上さんが『神国日本のトンデモ決戦生活』著者・早川タダノリ氏に2回目となるインタビュー!(平山茂樹)
┠■<★岩上さんによるインタビュー1週間総まとめ★>なぜ、安倍政権はこれほどまでにTPPにこだわるのか? ニュージーランドから来日したオークランド大学教授・ジェーン・ケルシー氏に岩上さんが緊急単独直撃インタビュー!(平山茂樹)
┠■<★IWJが報じた1週間総まとめ★>「野党共闘」に対する考えは? 自治労を直撃取材!/TPPに対してあがる地方の懸念の声/「白紙領収書問題」で民進党・野田佳彦幹事長を直撃!(平山茂樹)
┠■<★お知らせ★>メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」最新号の電子書籍フォーマット「ePub版」を発行しました!『英語化は愚民化』著者・施光恒氏が安倍政権による「グローバリズム」の虚妄を一刀両断!(平山茂樹)
┠■わとはぷ~What happened today?(平山茂樹)
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◆中継番組表◆

**2016.11.5 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch4】13:30~「日韓『合意』は解決ではない アジアの『慰安婦』被害者たちは訴える!」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※アジアの日本軍「慰安婦」被害者らによる証言集会を中継します。

【ツイキャス・IWJ_OKINAWA1】14:00~「『東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会』主催 第3回公開シンポジウム『高江・辺野古の今を問う ~現地では何が起きているのか』」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1
※「東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会」主催のシンポジウムを中継します。

【録画配信・Ch5】18:00~「最大震度6弱の地震に見舞われた鳥取県倉吉市で避難所となっている上灘小学校の体育館より」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※11月1日に収録。10月21日に鳥取県中部で発生した地震で激しい揺れが観測された鳥取県倉吉市の避難所、上灘小学校体育館の模様を録画配信します。

【Ch1】19:00~「岩上安身による『神国日本のトンデモ決戦生活』著者・早川タダノリ氏インタビュー 後編」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※岩上安身が『神国日本のトンデモ決戦生活』著者・早川タダノリ氏にインタビューします。

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◆中継番組表◆

**2016.11.6 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_KYOTO1】13:30~「いらんちゃフェスタ in丹後 2016」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=kyoto1
※米軍Xバンドレーダー基地の反対を訴える集会の模様を中継します。

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

TPP強行採決直前に緊急来日!「TPP協定をやる意味がわからない!」オークランド大学のジェーン・ケルシー教授に岩上安身が単独インタビュー!!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/342666

日本の右翼団体が中東で「私戦」に参加!?すでに死者も出ている!?イスラム学者・中田考氏にふりかかった「別件捜査」の謎!中田氏が考える公安警察の意図とは!?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/343287

■<★本日の岩上さんによるインタビューのお知らせ★>人間の「性」をも侵食した「戦争プロパガンダ」、その実態とは? 岩上さんが『神国日本のトンデモ決戦生活』著者・早川タダノリ氏に2回目となるインタビュー!

 本日11月5日(土)19時より、岩上さんが『神国日本のトンデモ決戦生活』『「日本スゴイ」のディストピア』などの著書がある早川タダノリ氏に、第2回目となるインタビューを行います。インタビューでは前回に続き、戦時下の日本において生活のすみずみまで張り巡らされていた「戦争プロパガンダ」の実態について、書籍や雑誌広告の現物を見ながら、岩上さんが早川氏に詳しくお話をお聞きします。

※2016/10/18 『主婦の友』が「アメリカ人をぶち殺せ!」――大日本帝国の過激で珍妙な「戦争プロパガンダ」~現在に至る「自画自賛」の系譜を岩上安身が『神国日本のトンデモ決戦生活』著者・早川タダノリ氏に訊く! 前編
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/339622

 今日のインタビューの中で中心的なテーマとなる予定なのが、戦時下における日本人の「性」の問題です。大日本帝国は戦争を遂行するために、戦死者を「英霊」として靖国神社に祀る一方、遺された未亡人には「靖国の妻」として、「貞操」を守り続けることを要求しました。また、夫を戦地に送り出した「銃後の妻」に対しても、「姦通」に及ばないかどうか警察が監視の目を光らせていたといいます。もう、人権もプライバシーもへったくれもありません。むちゃくちゃな国でした。

 一方で戦地では、兵士たちの性欲のはけ口として、現地で集められた慰安婦たちが「活用」されることになりました。日本軍は各地に慰安所を設置するとともに、性病の蔓延を防ぐため、兵士たちに避妊具や消毒薬を配布していたことが明らかとなっています。国は、「銃後の妻」には「貞操」を強要、戦地の兵士には慰安婦をあてがっていたのです。このダブルスタンダードには、めまいを覚えます。

 このように大日本帝国は、日本人の「性」にずかずかと介入し、自由を認めず、勝手に厳重に管理する帝国でもありました。本日のインタビューでは、「靖国の妻」「銃後の妻」などとして美化された戦時下の女性像を確認しつつ、「性」という人間の最深部にまで食い込んでいた「戦争プロパガンダ」の実態について、岩上さんが早川氏に詳しくお話をお聞きします。

 その他、大日本帝国は、暴力団も真っ青な手口で、麻薬の製造・販売を行い、侵略の道具としていました。「極道」ですらない、「外道」の帝国です。ぜひ、ご視聴ください!

★岩上安身による『神国日本のトンデモ決戦生活』著者・早川タダノリ氏インタビュー 後編
[日時]2016年11月5日(土)19:00~
[UST]【IWJ・Ch1】http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
[CAS] http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

■<★岩上さんによるインタビュー1週間総まとめ★>なぜ、安倍政権はこれほどまでにTPPにこだわるのか? ニュージーランドから来日したオークランド大学教授・ジェーン・ケルシー氏に岩上さんが緊急単独直撃インタビュー!

 冒頭で紹介した通り、10月31日(月)、岩上さんはニュージ―ランドから来日したオークランド大学教授・ジェーン・ケルシー氏に緊急インタビューを敢行。今にもTPP承認案の強行採決が行われようとしているタイミングで、「今、TPPを絶対に批准してはいけない理由」についてお話をお聞きしました。

 このインタビューは、IWJの翻訳スタッフがその日のうちに字幕を作成し、それを受けて動画スタッフが総動員で大急ぎで編集。なんと、インタビューが終わってわずか12時間後の11月1日(火)深夜0時には、動画を配信することができました!

 岩上さんによるインタビューの中でケルシー氏は、日本と同様に、議会採決が異常な速さで急がれているニュージーランドの状況を紹介。ベトナムやブルネイ、シンガポールなど、東南アジアの国々が交渉過程に不信感をいだき、議会採決を来年に見送る中、採決を急ぐ日本とニュージーランドの議会のあり方について、ケルシー氏は「馬鹿馬鹿しい」と憤りを見せました。

 ケルシー氏は2度目に会う岩上さんのことをよく覚えていて、最初に「私たちのメッセージを広めてくださるジャーナリストにお会いできて、光栄に思っております」と敬意を表し、そしてインタビューの最後にも、「またお会いできてよかったです。いい仕事をなさいますね。TPPに対する勝利をお祝いできますよ」と賛辞を口にされました。

 ジャーナリストに対して知識人が敬意を示すことは海外では珍しくありませんが、それでもスペシャルなリスペクトがこめられた言葉でした。信念を貫き通す、これこそ真の発言し、行動する「知識人」であるジェーン・ケルシー氏であるからこそ、信念を貫き通し、TPPの危険性を広く深く理解しているジャーナリストである岩上さんにエールを送ってくれたのだと思われてなりません。

 内容も本当に価値のあるインタビューです!質はいうにおよばず、たった1時間で、よくこれだけ話せるものだとびっくりするぐらいです!このケルシー氏へのインタビューは、IWJのサイトで全編動画とともに全文を、前述したようにTPPが採決されてしまう、その最後の最後の最後の日まで、フルオープンで公開していますので、ぜひ、下記URLよりご覧ください!

※2016/10/31 TPP強行採決直前に緊急来日!「TPP協定をやる意味がわからない!」オークランド大学のジェーン・ケルシー教授に岩上安身が単独インタビュー!!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/342666

■<★IWJが報じた1週間総まとめ★>「野党共闘」に対する考えは? 自治労を直撃取材!/TPPに対してあがる地方の懸念の声/「白紙領収書問題」で民進党・野田佳彦幹事長を直撃!

【1】「野党共闘」に関しIWJが自治労に直撃取材!明らかになる連合内の温度差

 新潟県知事選、衆議院補選と、「野党共闘」に対して水を差し続けてきた民進党最大の支持母体・連合。しかし、連合も必ずしも一枚岩であるというわけではなく、主に公務員から構成される「自治労(全日本自治団体労働組合)」は、野党共闘に拒否感を示している連合の神津里季生会長と一定の距離を取っています。

 そこでIWJでは、野党共闘に前向きな姿勢を示す自治労に取材を申し込み、自治労会館本館で企画局長・高柳英喜氏にお話をうかがいました。高柳氏は、衆参両院で改憲勢力が「3分の2」を占めたことで、「政治状況は新しいステージに入った」と指摘。安倍政権に対する「歯止め」が必要だとし、「『野党共闘を進めていくべきだ』という自治労の意見は、連合に臆せず言っていくつもりだ」と語りました。

※2016/10/27 スクープ!「連合」内部から異論!「野党共闘進めていくべきだ」~安倍政権への「歯止め」が必要だと訴える「自治労」にIWJが直撃取材!明らかになる連合内の「温度差」!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/342571

 この記事内での自治労の高柳局長の発言は、重要な発言です。政治に直接関わっている関係者や、政治に関心のある方、政治参加しようとしている市民の方々、組合に入っている労働者の方々、ぜひともお読みください!野党共闘を破壊しようとする連合は、分断が可能です!どうあっても原発維持の電力総連には、連合を離れて自民党支持に回ってもらいましょう!

 東京10区補選でみせた連合東京の鈴木候補に対する影響力の行使は、きわめて悪質で陰険なものでした。あんなことをいつまでも許していてはいけない!民進党も茶番を続けるのをやめるべきです!

 IWJは、事実を白日のもとにさらします!市民の皆さん一人ひとりが、何が事実かを見きわめて、ごまかしや欺瞞、ペテンにまるめこまれずに、政治勢力を白黒はっきり分けて、きたるべき最終決戦ともいうべき衆院選に向けて、腹をくくり、政治参加できるための大事な情報をこれからも送り届けます!

【2】TPPで地方農家に深刻な打撃!宮崎県西都市の和牛繁殖家にIWJが直撃インタビュー!

 TPPで深刻な打撃を受けることが予想されるのが、地方の農家です。IWJでは、宮崎県で行われた地方公聴会を取材・中継した安道幹(あん みちまさ)記者がその後も現地に残り、TPPで揺れる地元の農家を取材してまわりました。

 10月27日には、宮崎県西都市で和牛繁殖業を営む橋口秀一さんを取材。繁殖農家の現状やTPPで予想される畜産業への影響等について、話を聞きました。橋口さんは、「一番怖いのは、やっぱりISD条項です」とTPPに対する懸念を語りました。テレビではTPPをひたすら取り上げないようにしていても、やはり農家はネットや本で勉強してISD条項の怖さをよく理解しているんですね。

※2016/10/27 TPPで揺れる畜産王国・宮崎「TPPで一番怖いのはISD条項。補助金が非課税障壁であると訴えられて日本が負けたら対策もやめるのは目に見えている」〜宮崎県西都市の和牛繁殖農家へIWJがインタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/342012

【3】白紙領収書問題、民進党・野田佳彦幹事長が受け取りを認める!「反省する」も幹事長の辞任は否定

 菅義偉官房長官と稲田朋美防衛相に浮上していた、「白紙領収書」問題。しかし、この問題を真っ先に追及すべき最大野党・民進党の野田佳彦幹事長にも、同じような疑いの目が向けられていました。

 IWJでは、10月31日に行われた野田幹事長の定例関係で、「これまでに白紙の領収書を受け取ったことがあるのか」と質問。野田氏は、これまでに3件、計7万円分を白紙領収書に加筆した事実を認めました。「反省し、二度と行わない」と述べる一方、幹事長の辞任については「ありません」と否定しました。

※2016/10/31 民進・野田幹事長、IWJの質問で白紙領収書認めるも辞職は「ありません」と即答!「社会通念上問題あったことは反省したい」で幕引き!?共産党府議の辞任については「あくまで個人で判断」と一蹴!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/342668

 実に残念です!ここで「白紙領収書問題で責任をとって幹事長を辞任、ならびに政治家を辞職する!政治家が白紙領収書などあるまじきこと!自民党の閣僚も全員、辞任すべきだ!」と「抱きつき心中」をはかったら、一大政局となって、TPPもとめられたというのに。

 野田氏には、自民党の腐敗した議員を道連れにしての辞職を求めたいと思います。それができたら、見直したいと思います。

■<★お知らせ★>メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」最新号の電子書籍フォーマット「ePub版」を発行しました!『英語化は愚民化』著者・施光恒氏が安倍政権による「グローバリズム」の虚妄を一刀両断!

 10月末に発行した有料メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」について、iPhoneやiPadでご覧いただける電子書籍フォーマット「ePub(イーパブ)」版を発行しました!

 「IWJ特報!」は毎号、非常にボリュームがあるので、メールでお送りしている「テキスト版」ですと5、6本に分割しなければならないのですが、この「ePub版」ですと、1回分をまとめてサクサクとお読みいただくことができます。また、それぞれのファイルもiBooks内の本棚に見やすく整理して保存することができます。

 今回発行した「IWJ特報!」最新号では、岩上さんが今年1月26日に行った九州大学准教授で『英語化は愚民化』(集英社新書)著者の施光恒氏インタビューのフルテキストを掲載。昨日、衆議院特別委員会で承認案が採決・可決されてしまったTPPについて、「英語化」という側面から徹底的に批判を加えています。

 施氏は、TPPとセットとなるかたちで安倍政権が進める「英語化」政策によって、日本人全体の学力は上昇するどころか急速に下落、中間層が没落して格差が固定化し、日本の国力は地に落ちると指摘します。役所の文書も英語、民間企業の書類も英語、大学の卒論も中学・高校の読書感想文も、みんなみんな英語・・・。こんな「英語だらけ」の日本に待ち受けている未来とは?気になる内容は、ぜひ、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」をご購読ください!

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 それでは、本日もよろしくお願いいたします!

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