日刊IWJガイド・ウィークエンド版「沖縄・高江から原佑介記者と阿部洋地カメラマンが帰京!取材経費についてご報告します/今週は天皇陛下の『お気持ち』表明と稲田朋美・新防衛大臣就任に関する記事をアップ!」2016.8.13日号~No.1429号~


■■■日刊IWJガイド・ウィークエンド版「沖縄・高江から原佑介記者と阿部洋地カメラマンが帰京!取材経費についてご報告します/今週は天皇陛下の『お気持ち』表明と稲田朋美・新防衛大臣就任に関する記事をアップ!」2016.8.13日号~No.1429号~ ■■■
(2016.8.13 8時00分)

 おはようございます。IWJで主にテキスト関係の編集を担当している平山と申します。

 リオ・オリンピックが盛り上がっていますね!体操の内村航平選手や水泳の荻野公介選手など、日本選手の金メダル獲得が連日のように報じられています。

 柔道73kg級で金メダルを獲得した大野将平選手、それから柔道66kg級で銅メダルを獲得した海老沼匡選手は、私の出身高校(私立世田谷学園高校)の後輩にあたります。メダル獲得、本当におめでとうございます!

 岩上さんも、人生初のアイロンがけにチャレンジしつつ、事務所のテレビでオリンピックを観戦。昨日の夜には柔道に対する思いを連投ツイートしました。

※【岩上安身のツイ録】アイロンがけ一年生のリオ・オリンピック、男子柔道観戦記~還暦まであと3年、「柔道へのムズムズした感情」が湧き上がる!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/325304

 しかし、オリンピックが盛り上がりを見せる一方で、その陰に隠れて報じられなくなってしまうニュースがあることも事実。そのひとつが、米軍のオスプレイパッド建設が強行されようとしている、沖縄県東村(ひがしそん)高江の現状です。

 IWJでは、東京から原佑介記者と阿部洋地カメラマン、さらに京都から「IWJ中継市民京都」の北野ゆりさんを派遣し、情報を発信し続けてきました。その原記者と阿部カメラマンは、8月11日に帰京。まずは原記者より、今回の取材に関して、皆様にご報告させていただきます。

■<★お知らせ★>高江にIWJ東京本部からスタッフを派遣したことで、1日あたり平均4〜5万円の滞在費がかかってしまいました!どうかご支援のほどよろしくお願いします!

 おはようございます!記者の原佑介です。

 一昨日沖縄から帰京しました。ちょうど1週間の取材でしたが、毎日が濃い日々だったため、1ヶ月くらいは沖縄にいたような気がします。

 僕たちが帰京した今でも沖縄ではIWJチャンネルで中継を続けており、昨日も現地スタッフらと何度も電話連絡を取り、慌ただしく今後の作戦会議を繰り返しました。僕の気持ちはまだまだ沖縄にあります。帰京したといえど、心休まるはずもありません。

 高江で住民を抑圧する機動隊らは、明らかにメディアのカメラを嫌がっていました。現地の皆さんからは、「IWJいなくなったらヤバイ」「一気に不当逮捕や強制排除がくるのではないか」「帰京したことを伏せておいてくれないか」と心配する声も聞こえてきました。

 もちろん可能であれば、東京からスタッフを常駐させたり、途切れないように交代交代で人を派遣したり、ずっとカバーしていきたいと思いますが、東京からスタッフを派遣し続けるためには、毎日高額の滞在費が必要になります。

 高江滞在中、機動隊の襲来に備え、何度も車中泊しましたが、その間もホテルをおさえていたりはするんです。いつでも機材の充電や東京へのデータの送信ができるように、です。特に8月は観光シーズンであるため、いつでもホテルを予約できるという状態ではなく、常に「万が一」に備え、いつでも帰って仕事ができるよう、安全策をとらなければならなかったんですね。

 カンパをお寄せくださった皆さんにざっと今回の諸経費をご報告します。

・宿泊費合計:65,448円(原&阿部カメラマン合計)
・沖縄中継市民のKEN子さんの宿泊費合計:15,650円
・京都中継市民・北野ゆりさんの宿泊費合計17,500円
・飛行機代往復合計:130,680円(観光シーズンだったため、高額でした…)
・1週間のレンタカー代合計:43,500円
・ガソリン代合計:約20,000円
・レンタルWi-Fi代合計:8,760円(高江ではソフトバンクの電波が入りやすいでのですが、東京ではそうでもないため、IWJでソフトバンクは所持していないんです…)

 1日に換算すると、だいたい平均で4〜5万円程度の予算を使っていた計算になります。ここには、人件費は含まれていません。水や食料、電池などの消耗品の経費も通信費も入っていません。本当にかかるすべての経費を積算すると、7~8万円、あるいはそれ以上になるかもしれません。

 高江を離れるのは心苦しいですし、本当に後ろ髪をひかれる思いでしたが、これ以上滞在を重ねればそのコストでIWJはパンクしてしまうのではないか、という恐怖もあり、苦渋の決断となりましたが、一度撤退することを決めました。

 さらに、東京のスタッフがいない間でも安定的に配信ができるように、ソフトバンクのWi-Fiもひとつ、沖縄中継市民用に契約しました。

 また、中継市民の皆さんに使っていただいていた、録画・中継用のムービーカメラがひとつ、日々のハードワークに耐えかねて壊れてしまったため、新たに1台、本部からムービーカメラを支給させていただきました。IWJが使用しているカメラは家庭用のハンディカムなので、ランニングコストは安いのですが、その代わり消耗品でもあるため、どうしても数年でガタがきてしまうんです…。日々、最前線で機動隊や防衛局と対峙していると、どうしても機材に負担がかかるため、消耗が早くなってきます。

 また、iPhoneではなく、ライブシェルで安定的なツイキャス配信をするために、LiveShell2をひとつ、沖縄用に購入しました。こちらは約4万円でしたが、iPhoneで配信するのとは違い、ムービーカメラの画像を配信するため、ズームも効きますし、音もよりクリアに拾えているはずです。今後はこれまで以上のクオリティで配信することができると思います。

 お伝えしてきたように、高江の北部訓練場では、オスプレイパッドを作るための資材搬入が始まっています。今、建設に反対する市民らはN1裏というゲートを塞ぐことで、オスプレイパッドの建設阻止を目指して日々、座り込んでいます。

 そのN1裏テントも、8月5日をめどに撤去するよう防衛局から通達が出ており、幸い、1000人規模の市民らが集まったことも手伝い、まだ強制撤去には至っていませんが、お盆明けにも機動隊が襲撃してくるのではないかと囁かれています。

 果敢に取材要員を出して攻めに入るのも、退くべき時に退くのも、取材最前線の状況とロジスティクス、費用対効果と経営資源のふり分けを考えて、日々、その時々に決断をくだしているのは岩上さんです。

 お伝えしなくてはいけないことを、採算を一時的に度外視しても、少ない資源と人を集中的に投入してゆく。しかし、ひとつのテーマにリソースを集中している間に他のテーマがおろそかになっていてもいけないし、地方への目配りを欠かせない。ニュースの最前線は次々に移り変わることもあるので、その切り替えの判断もまた重要であり、難しい課題です。

 そして、頑張りに頑張っても、支えてくださる皆さんのご支援を得られるかどうかの見極めが問われます。経費の赤字の山が積もり積もって、経営が破綻してしまったらおしまいです。

 どうかIWJが、今後も沖縄差別の構造を全国に発信し、沖縄差別を解消するためにも、引き続きIWJへのご支援をよろしくお願いします。また東京からスタッフを派遣し、継続的に沖縄チャンネルを動かし続けるためにも、会員登録、そして可能な範囲でご寄付・カンパをどうかよろしくお願いします!

※会員登録はこちら!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 お盆明けに、再びIWJチームを送り出せるか否か、今はまだ岩上さんの決断待ちです。その決断は、皆様のご支援にかかっています。どうぞ、「孤独な経営者」である岩上さんの背中を押して、再派遣ができるように、皆さんからのご寄付・カンパのご支援をお願いします!

※ご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<★お願い★>高江にIWJ東京本部からスタッフを派遣したことで、1日あたり平均4〜5万円の滞在費がかかってしまいました!どうかご支援のほどよろしくお願いします!(原佑介)
┠■【中継番組表】
┠■<★岩上さんが執筆した記事アップのお知らせ★>天皇陛下が「お気持ち」表明で改憲を目指す安倍政権を牽制/稲田朋美氏の防衛大臣就任を海外メディアはどう報じたか(平山茂樹)
┠■<★IWJが報じた1週間総まとめ★>緊迫する沖縄県東村・高江で山城博治氏と小口幸人弁護士にインタビュー/日本障害者協議会・藤井克徳代表が記者会見でナチスドイツの「T4作戦」に言及/築地市場関係者が小池百合子都知事宛に要望書を提出/3.11以来5年ぶりに伊方原発3号機が再稼働
┠■<★本日の配信告知★>核関連シリーズ特集~本日16時より岩上安身による共同通信編集委員・太田昌克氏インタビュー(後編2/2)、19時からは岩上さんによる元第5福竜丸乗組員・大石又七氏インタビューを配信!
┠■<★お知らせ★>「Talk about Democracy and Constitution(民主主義と憲法について話そう!)」のメッセージをTシャツに!そして実際に話しましょう!〜Tシャツ絶賛発売中&寄稿の大募集です!!
┠■わとはぷ~What happened today?(平山茂樹)
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◆中継番組表◆

**2016.8.13 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【ツイキャス・IWJ_OKINAWA2】5:00~「政府による高江での米軍ヘリパッド強行建設工事と市民による抗議・集会の模様」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_okinawa2
※沖縄県東村高江から現地の模様を中継します。

【IWJ_OSAKA1】13:00~「SEALDs KANSAI 解散記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=osaka1
※「SEALDs KANSAI」による解散記者会見を中継します。

【Ch4】13:30~「空襲被害者救済を求めて 舞台は国会へ8.13集会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「戦後70年・戦争被害のすべて解決を!実行委員会」主催による集会を中継します。登壇者は早乙女勝元さん(作家・児童文学作家)、国会議員ほか。

【核関連シリーズ特集12・再配信・Ch1】16:00~「日米の核同盟の正体、そして沖縄 岩上安身による共同通信編集委員 太田昌克氏インタビュー(後編2/2)」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2016年2月収録の、岩上安身による共同通信編集委員 太田昌克氏インタビューを再配信します。
[掲載記事はこちらから] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/286835

【核関連シリーズ特集13・再配信・Ch1】19:00~「福島原発事故の『内部被曝者』に同じ道を歩ませるな
元第5福竜丸船員の訴え『国は、私らを裏切った』~岩上安身による大石又七氏インタビュー」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2012年4月収録の、岩上安身による元第5福竜丸船員 大石又七氏インタビューを再配信します。
[掲載記事はこちらから] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/9937

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◆中継番組表◆

**2016.8.14 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_SF】6:00~「『核兵器:廃絶することは可能か?』ヘレン・カルディコット医師講演会@サンフランシスコ市立図書館」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=sf
※「サンフランシスコ市立図書館」、「核兵器廃絶連合」ほか主催によるヘレン・カルディコット医師講演会を中継します。

【録画配信・IWJ_SF】13:00~「『核兵器:廃絶することは可能か?』ヘレン・カルディコット医師講演会@サンフランシスコ市立図書館」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=sf
※「ヘレン・カルディコット医師講演会」を録画配信します。
※同日収録。「サンフランシスコ市立図書館」、「核兵器廃絶連合」ほか主催によるヘレン・カルディコット医師講演会を録画配信します。

【核関連シリーズ特集14・再配信・Ch1】時間未定「『核の戦後史』出版記念
原爆・原発・被曝の真実に迫る!岩上安身による木村朗氏・高橋博子氏インタビュー(前編)」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2016年4月収録の、岩上安身による木村朗氏・高橋博子氏インタビューを再配信します。
[掲載記事はこちらから] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/296122

【核関連シリーズ特集15・再配信・Ch1】時間未定「孫崎 享×岩上 安身 Deep Night 第2夜」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2010年7月収録の、岩上安身による孫崎 享氏インタビューを再配信します。
[掲載記事はこちらから] http://iwj.co.jp/info/whatsnew/?p=1870

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■<★岩上さんが執筆した記事アップのお知らせ★>天皇陛下が「お気持ち」表明で改憲を目指す安倍政権を牽制/稲田朋美氏の防衛大臣就任を海外メディアはどう報じたか

【1】天皇陛下がビデオメッセージで「お気持ち」表明〜「生前退位」の意向を強くにじませるとともに、「護憲」の立場を改めて鮮明にするものに

 8月8日(月)午後3時、宮内庁が天皇陛下の「お気持ち」を示したビデオメッセージを公開しました。NHKだけでなく、民放各社も報道特別番組を編成し、午後3時からこのビデオメッセージを放送。宮内庁は直後にこのビデオメッセージと「お気持ち」全文をホームページにアップしました。

 天皇陛下はこの「お気持ち」の中で、「既に80を越え,幸いに健康であるとは申せ、次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています」と述べるなど、天皇の位を皇太子さまに譲る「生前退位」のご意向を強くにじませました。

 天皇陛下はこのわずか10分間のビデオメッセージの中で、「日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇」「全身全霊をもって象徴の務めを果たしていく」「天皇の象徴的行為」「象徴天皇の務め」といった具合に、「象徴」という言葉を何度も繰り返し使いました。

 天皇は、日本国憲法において「象徴」と規定されています。今回、「お気持ち」の中で天皇陛下が「象徴」としてのご自身のお立場を繰り返し強調されたのは、皇室の伝統を守るとともに、日本国憲法をも守ろうという、「護憲」の立場を改めて鮮明にしたということを意味するのではないでしょうか。

 岩上さんは、今回の「お気持ち」表明を受けて、急遽、原稿を執筆しました。この原稿の中でも、改めて、「護憲」の立場を示す天皇陛下の姿勢を示すとともに、天皇陛下の意に反して改憲に突き進む安倍総理の「国賊」ぶりを指弾しています。ぜひ、ご一読いただければと思います(IWJブログとして発言した原稿に加筆して、タイトルを変更しました)。

※【岩上安身のニュースのトリセツ】天皇陛下が「お気持ち」を表明、改憲で天皇の「元首」化を目指す安倍政権への牽制か~良識的な歴史認識を示す皇太子殿下に「ヘイトスピーチ」を向ける「ネトウヨ」たち
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/324294

【2】「血を流す覚悟を!」と国民に迫る稲田朋美氏が防衛大臣に就任!~海外メディアは「極右」「残虐行為否定者」「ネオナチと関係している」とこぞって警戒!

 8月3日に行われた内閣改造で発足した、第3次安倍第2次改造内閣。今回の内閣改造で最も注目を集めているのが、新しく防衛大臣に就任した自民党の稲田朋美衆議院議員です。

 稲田氏は自民党きっての「右派政治家」として知られ、靖国神社問題や従軍慰安婦問題など、主に歴史認識の分野でタカ派的な発言を繰り返してきました。

 稲田氏の防衛大臣就任に関しては、中国や韓国といった東アジアの国々だけでなく、欧米各国のメディアも警戒感を示しています。英紙「デイリー・メール」は稲田氏を”far-right(極右)”であると批判。「第二次世界大戦中の残虐行為という苦い記憶を持つアジアの近隣諸国との関係を動揺させる可能性がある」と指摘しています。

 そこで岩上さんは、「IWJ検証レポート~稲田朋美・新防衛大臣の研究」の第1回として、海外メディアにおいて稲田氏の防衛大臣就任がどのように受け止められているか、改めて整理した記事を執筆しました。私もこの検証レポートのリサーチなどスタッフとして加わっています。このシリーズは今後も継続し、稲田氏の「隠された素顔」をレポートする予定ですので、どうぞご注目ください!

※【IWJ検証レポート~稲田朋美・新防衛大臣の研究 第1回】「極右」「残虐行為否定者」「ネオナチと関係している」・・・稲田朋美氏の防衛大臣就任を海外メディアがこぞって警戒!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/325240

■<★IWJが報じた1週間総まとめ★>緊迫する沖縄県東村・高江で山城博治氏と小口幸人弁護士にインタビュー/日本障害者協議会・藤井克徳代表が記者会見でナチスドイツの「T4作戦」に言及/築地市場関係者が小池百合子都知事宛に要望書を提出/3.11以来5年ぶりに伊方原発3号機が再稼働

【1】高江発!新着記事2本をご紹介〜小口幸人弁護士&「ヒロジ」さんこと山城博治氏インタビュー

 8月11日、沖縄県東村高江で取材を行っていた原佑介記者と阿部洋地カメラマンが帰京しました。高江ではTwitterとツイキャスで常に情報発信を行ってきましたが、レポート記事も数本アップしました。その中から2つの注目記事をご紹介します。

 一本目は辺野古や高江の抗議運動を指揮しているリーダー的存在、「ヒロジ」さんこと山城博治氏のインタビュー。そして、2本目の記事では、市民が建てたテントの強制撤去にどんな法的根拠があるのか、小口幸人弁護士に詳しくうかがっています。

※「全国から若者たちが集まってくれた。辺野古でもこの現象はなかった」――沖縄平和運動センター・山城博治氏インタビュー  2016.8.8
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/324122

※「東京も沖縄も法律は同じはずなのに」〜高江のN1テントと経産省前「脱原発テント」で政府の矛盾が浮き彫りに——小口幸人弁護士インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/324738

 インタビューの中で、小口弁護士は重要な指摘をしています。2011年9月に政府の原発推進政策に反対する市民が経産省の敷地内に建てた「脱原発テント」。2013年3月末に、国が土地明け渡しをもとめ裁判を起こしましたが、最終的に最高裁が決定を下した先月末までに、実に3年以上の歳月を有しています。しかし、同じことが起きている沖縄では、防衛局を始めとする政府側は、機動隊員を数百人規模で投入し、暴力的にテントを強制撤去。それが、7月22日に起こった出来事でした。

 ヒロジさんはインタビューで、権力による暴力的な局面をできるだけ「オブラート」に包み、国民に見せないようにするのが普通なのに、沖縄ではその考え方が適応されず、暴力が国民の目の前にむき出しになっていると訴えました。

 高江に集まる市民の中には、基地問題について無関心だった自分を責め、「申し訳ない」という思いを口にする人も少なくないといいます。ヒロジさんは、後ろめたさを感じているそうした市民の思いに、優しく反論されています。詳しくは、ぜひご紹介した2本の記事をご一読いただければと思います。

【2】安倍総理へ「障害者や家族はメッセージを待っています」~日本障害者協議会・藤井克徳代表が記者会見でナチスドイツの「T4作戦」に言及

 昨年8月、NHKの「ハートネットTV」で放送された番組、「シリーズ戦後70年障害者と戦争」をご覧になった方はいらっしゃるでしょうか。

 ナチスに殺害された20万人の障害者の実情を追うため、日本障害者協議会代表の藤井克徳さんという男性がドイツを訪れるドキュメントです。日本の障害者運動をリードしてきた藤井さんが、当時のドイツと今の日本を見つめ、歴史を繰り返さないために何が必要か、番組を見るものに考える機会を与える良質な番組でした。

 その藤井さんが8月10日、日本外国特派員協会で記者会見を開きました。7月26日、相模原の障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた残忍な殺傷事件について、障害を持つ当事者の立場から見解を述べられたのです。藤井さん自身、全盲という障害を負っています。

 藤井さんは、容疑者が優生学思想と関係しているような考え方に至ったのか、言動の背景や動機など、真相の究明を徹底して行うことを求めました。また、事件の発生や拡大に、現場での不備がなかったか、行政上、政策上の弱点や盲点がなかったか、あらゆる角度からの冷静かつ厳正な検証が必要だと説きました。

 今回のこの残忍な事件をどう受け止めていいか、困惑されている方もたくさんいらっしゃると思います。藤井さんの記者会見は、私たち一人ひとりの理解を助けるものだと思います。詳しくはぜひ、こちらの動画記事でご覧ください!

※ナチスドイツの「T4作戦」がなぜ日本で表面化したのか~容疑者の優生学思想の真相究明を――日本障害者協議会・藤井克徳代表が「障害者施設殺傷事件」で記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/324764

 また、IWJでは、このナチスの「T4作戦」がどのように発案され、実行されているかについて、検証する記事を準備しています。障害者へのヘイトクライムは、基本的人権というかけがえのない価値を、切り崩し、攻め落とそうとする勢力との戦いだと思います。

 ここを崩されたら、堤防が決壊するように、障害者だけでなく、他の弱点を抱える人たちの人権も、泥流にのみこまれていってしまうでしょう。岩上さん以下、IWJのスタッフは、この「事件」の矮小化を決して許さない所存です。

【3】「一日も早く築地市場移転日程の延期を決断してほしい」~小池知事に要請書を渡しに来た市場関係者らを都庁は廊下で制止!

 残り約3ヶ月と時間が迫る中、8月10日、築地市場関係者らが小池百合子新都知事に初の要請書提出を試みました。

 新都知事になり、改めて要請を伝えるべく、「有志の会」と「実行委員会」が知事室を訪れようとすると、都庁の職員によって入り口手前で制止されてしまいました。中から、中央市場の職員が出てきたものの、これが「有志の会」「実行委員会」のメンバーの怒りと呆れを増大させることになりました。

 実は、これに先立つ2月、両会は舛添要一前都知事に対し、「都が300箇所以上もの区画の汚染調査を未実施である」との旨を書いた公開質問状を中央市場経由で提出。しかしその後、舛添前知事は定例会見で、「300箇所以上調査されていないなんて聞いたことはありません」とさらり。この公開質問状が都知事の手に渡っていない疑いが浮上したのでした。

 「中央市場じゃだめだ!」という怒りの声を受け、この日、知事室からは政策企画局総務部の知事秘書担当課長の大野貴史氏が出てきました。「確かに、知事に渡してくださいね」という嘆願の声を受けつつ、大野氏は、中澤さんたちから要請書を受け取りました。要請書がきちんと小池知事のもとに届くのかどうか、要注目です。

 要請書を手渡した後に開いた記者会見で、「有志の会」の堀江チヨさんは、「小池知事は『いったん立ち止まる』ということを言ったが、中央市場の話を聞くだけではだめ。私たちのように、反対の立場の人たちの声も聞いて」と強調しました。

 一方、中澤氏は、「小池さんと私は考え方は違うけど、延期に向け頑張るというのであれば、私は助っ人に立ちます!」と小池知事にも「希望」を持っている様子でした。

※‎小池百合子都知事へ「築地市場の移転日程の延期を求める要請書」提出とその後の記者会見‎
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/324791

※緊急特別企画!候補者たちに告ぐ!どうすんだ?都知事選最大の焦点・築地移転問題 ~追及に10年!中澤誠氏と水谷和子氏を招いて(聞き手・IWJ記者 高橋敬明 城石エマ)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/320133

【4】3.11以来5年ぶりに伊方原発が再稼働~抗議行動の続く愛媛県伊方町で見た記者クラブメディアの嘲笑的態度!

 8月12日、愛媛県西宇和郡伊方町にある四国電力伊方原子力発電所3号機が、震災以来5年ぶりに再稼動されました。IWJからは、城石裕幸記者兼カメラマンが8月11日午前に現地入りし、市民の抗議行動の様子などを取材しました。

 現地で、「瀬戸内海を守ろう会」という名前で活動をする、イトウさんとアベさんのお二人による記者会見を取材しました。お二人は、「伊方町の住民の本当の声が聞きたい」という一心で、戸別訪問をして、アンケートを集めたといいます。もちろん、2人きりでできるほど簡単な仕事ではなく、四国各地はもとより全国からボランティアが来て手伝ってくれたそうで、7月11日~8月10日の一ヶ月で、294件の回答を得たそうです。

 ところが、そんなまったくの運動の「素人」の市民お二人に、記者クラブの面々は「あなたたちは市民団体なのか?」「何人いるのか?」「このアンケート結果をどう分析するのか?」と次々に質問攻め。要領よく答えられないお二人に向け、半ばあきれたような口調で、冷笑するような表情で、質問を繰り返し、ため息まじりに次々と途中退席していきました

 気がつくとその場に残っていたのはIWJとしんぶん赤旗のみ。でもこのアンケート内容、すごく貴重だと思いませんか?原発の立地自治体に住む住民が、行政や電力会社のバイアスのかかっていないアンケートに、戸別で、対面で答えているんですよ!?

 改めてインタビューを申し込み、お二人にじっくりお話をうかがうことができました!

※伊方原発に関する伊方町住民アンケートについて「瀬戸内を守ろう会」へのインタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/325023

■<★本日の配信告知★>核関連シリーズ特集~本日16時より岩上安身による共同通信編集委員・太田昌克氏インタビュー(後編2/2)、19時からは岩上さんによる元第5福竜丸乗組員・大石又七氏インタビューを配信!

 おはようございます。IWJで記者をしているぎぎまきです。

 連日、お送りしているIWJの「核」配信シリーズ。本日も16時と19時の2回にわたって、過去のアーカイブから掘り起こしたインタビュー動画をお送りします!

 16時からの回は昨日に引き続き、共同通信編集委員であり、『日本はなぜ核を手放せないのか――「非核」の死角』『日米〈核〉同盟――原爆、核の傘、フクシマ』の著者、太田昌克氏のインタビューの後編「パート2」をお届けします!太田氏のインタビュー配信は今日で最後となりますが、前編などを見逃してしまった方は、ぜひ、定額会員にご登録いただき、下記URLより、お好きな時に動画アーカイブをご覧ください!

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※2012/04/12 岩上安身による肥田舜太郎氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/10257

※2013/08/11「沖縄の米軍基地が拡大される可能性」 核兵器に代わる米国の新戦略とは ~岩上安身によるアメリカン大学・ピーター・カズニック教授インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95813

※2014/08/08 米国の新世界戦略を読み解く
ウクライナとガザ侵攻における「ダブルスタンダード」を厳しく批判~岩上安身によるアメリカン大学教授ピーター・カズニック氏・乗松聡子氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/160561

※2013/08/09 「核と人類は共存できない。核には、きれいな核も、汚い核もない」 ~岩上安身による谷口稜曄(すみてる)長崎原爆被災者協議会会長インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95640

※2013/09/21 日本の社会構造の根底にあるのは「国家によるウソ」 ~岩上安身による福島菊次郎氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/102501

※2013/08/18 長崎型原爆1万発分以上の衝撃 日本は原発のプルトニウムですぐにでも核武装が可能 ~岩上安身による梅林宏道氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/96927

※2014/02/12 核燃料サイクルと「核技術抑止」政策のこれから 日米原子力協定の交渉担当者・遠藤哲也氏に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/124876

※「核」のプロフェッショナルが「沖縄発の核戦争が勃発する直前だった!」というスクープの裏側を語る!~岩上安身による共同通信編集委員・太田昌克氏インタビュー(前編) 2016.1.8
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/281578

※日米の核同盟の正体、そして沖縄 岩上安身による共同通信編集委員 太田昌克氏インタビュー後編 2016.2.11
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/286835

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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 そして、その後、19時からは元第5福竜丸乗組員の大石又七氏インタビューを配信します!

 1954年3月1日、第5福竜丸に乗り、マグロ漁に出ていた大石氏は、米軍による水爆実験に遭遇し、被曝しました。

 「私らの船からは、爆発の様子はまったく見えなかった。実感したのは光だけ。はえ縄を仕掛け終わって休憩している最中のことだった。地鳴りのような音が、その後、しばらくして襲来した。海の底から突き上げるような感じで、私は一瞬『もうダメか』と思った」

 当時の様子を、生々しい言葉で語る大石氏のインタビューでは、「ビキニ環礁事件」を機に、日本で空前の「反核運動」が生まれ、それを逆手に取るように広まった「核の平和利用」というプロパガンダが日本に原発を導入させた、という日本が自ら「核」を受け入れていった時代を浮き彫りにしています。

 当時、「空気伝染」すると誤解されていた被曝。大石氏を始めとする船員たちは、米軍の飛行機で羽田空港まで運ばれ、国立東京第1病院に入院させられました。そこで行われたのは、治療ではなく、人体への影響調査。広島と長崎への原爆投下の後と全く同じ扱いでした。治療ではなく、人体への影響調査。

 このことから見えてくるものは何か。大石氏は核兵器は持たなくても「原発」を持つ腹づもりだった日本が、内部被曝の治療法を確立させておく必要性があったためだろう、と指摘しています。

 この日のインタビューでは、被曝した大石氏がいかにその後の人生を複数の疾患を抱えながら生きてきたのかも、切々と語られています。本日19時よりチャンネル1で配信いたしますので、ぜひ、ご視聴ください!

★核関連シリーズ特集・配信スケジュール★

<8月13日(土)>

・16:00~18:30
【核関連シリーズ特集12】日米の核同盟の正体、そして沖縄~岩上安身による共同通信編集委員 太田昌克氏インタビュー(後編2/2)(収録:2016年2月11日)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/286835

・19:00~21:40
【核関連シリーズ特集13】福島原発事故の「内部被曝者」に同じ道を歩ませるな
元第5福竜丸船員の訴え「国は、私らを裏切った」~岩上安身による大石又七氏インタビュー(収録:2012年4月11日)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/9937

<8月14日(日)>

・16:00~17:30
【核関連シリーズ特集14】『核の戦後史』出版記念 原爆・原発・被曝の真実に迫る!岩上安身による木村朗氏・高橋博子氏インタビュー(前編)(2016年4月11日)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/296122

・18:00~19:00
【核関連シリーズ特集15】孫崎 享×岩上 安身 Deep Night 第2夜(収録:2010年7月27日)
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/?p=1870

<8月15日(月)>

・16:00~18:00
【核関連シリーズ特集16】『核の戦後史』出版記念 原爆・原発・被曝の真実に迫る!岩上安身による木村朗氏・高橋博子氏インタビュー(後編)(2016年4月11日)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/296122

■<★お知らせ★>「Talk about Democracy and Constitution(民主主義と憲法について話そう!)」のメッセージをTシャツに!そして実際に話しましょう!〜Tシャツ絶賛発売中&寄稿の大募集です!!

 おはようございます。IWJの佐々木です。

 IWJがこれまで送り出してきた様々なTシャツのなかでも、特に「普通に店で売っているオシャレなTシャツっぽい!」と評判だったのが、TALK
ABOUT DEMOCRACYのTシャツです。

 こんなデザインです。

※復刻版!! Tシャツ TALK ABOUT DEMOCRACY 色:ヘザーグレー・ブラック
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=256

※復刻版!! Tシャツ TALK ABOUT DEMOCRACY 色:バーガンディ・キナリ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=257

 もともとは5年前に発売し、好評につき完売していたものなのですが、今回、多くの方からのリクエストや、何より「民主主義について話そう」というメッセージが、特にいま求められていると考え、復活させることになりました。

 復活するにあたり、岩上さんからは「Talk about Democracy」のあとに「and
CONSTITUTION(憲法)」。さらに、「openly(開放的に・自由に)」「for our freedom and future(私たちの自由と未来のために)」の文言を加えるようオーダーがありました。

 5年前、IWJに入ったころは、憲法について切実に、そしてここまで真剣に考えなければならなくなるとは、思いもしませんでした。そして何より、このようにあえてTシャツでメッセージとして掲げなければならないほど、「自由に」話すことが難しく、しかし話さなければ「私たちの自由と未来」を脅かしかねない時代になるとは、思ってもみませんでした。

 歴史の教科書で読んだナチス・ドイツや、授業の合間に読んだジョージ・オーウェルの小説「1984」のような世界が、現代日本で、こうまで眼前に広がるとは想像もつきませんでした。

 しかしうろたえていてはいけません。このTシャツを着るだけで、ほんの少し勇気が湧いてきます。ぜひ、多くの人と民主主義と憲法について話していただき、そのきっかけにこのTシャツを利用していただければ幸いです。

 あらためて、ご購入はこちらです!

※復刻版!! Tシャツ TALK ABOUT DEMOCRACY 色:ヘザーグレー・ブラック
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=256

※復刻版!! Tシャツ TALK ABOUT DEMOCRACY 色:バーガンディ・キナリ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=257

 そしてIWJでは今、実際に「民主主義と憲法について話そう!」企画として、「改憲への危機感」の寄稿文を募集しています!!

※投稿フォームはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc7bnfuZOlRy0S9o9HmEGQWgdgT7TYJJIth4J3GaWHMgUPAzw/viewform?c=0&w=1

 堅苦しくなくても、短くても、パッションが溢れても、憲法に詳しくなくても、どなたでも、その思いを投稿してみてください!正しかったり、上手く書いたり話すことが重要なのではなく、各々が思いをストレートに書いたり話すことが大事だと思います。

 本日は、続々と届いている寄稿の中から1本、ももんがあまんさんの声の「一部」を紹介させていただきます。

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 日本を「将軍様」の支配する「独裁国家」にしたくない人、「将軍様」の「奴隷」に成りたくない、「自尊心」を持っている人間なら、安部晋三による「改憲」を断じて拒否するべきだと思う・・・。

 今の日本人に「自尊心」が有るのかどうか・・・。多少疑問ではありますが・・・。

 あなたには「自尊心」が有りますか・・・?

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 辛辣で、どストレートな問いかけです。人権を制限し、表現や報道や集会の自由を制限し、拷問を「絶対には」禁止しない――いったいどこの独裁国家かと思いますよね。しかし、これを憲法で明記しようとしているのが、安倍政権なのです。ももんがあまんさんが、「北朝鮮」の「将軍様」のようだと形容するのも、無理はありません。

 かつてナチスの巧妙な煽動とプロパガンダ、そして熱狂と恐怖によってドイツ国民が「奴隷」に成り果ててしまったように、いつのまにか日本人も「奴隷」に成り下がってしまうのではないか。いや、すでになっているのではないか。ももんがあまんさんの危機感が伝わってきます。

 ももんがあまんさん、寄稿文をお寄せいただき、ありがとうございます!

【ももんがあまんさんの寄稿文の全文は、こちらからお読みいただけます!】
http://iwj.co.jp/wj/open/consti-msg/1-012

 まだまだ寄稿文は募集中です!議論の輪を大きくするべく、さらなるご投稿、こころよりお待ちしております!

※投稿フォームはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc7bnfuZOlRy0S9o9HmEGQWgdgT7TYJJIth4J3GaWHMgUPAzw/viewform?c=0&w=1

本日の「日刊IWJガイド」のフルバージョンは下記URLよりご覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-160813