日刊IWJガイド「堕ちたイケメン・コメンテーター、学歴詐称は軽犯罪違反!?するとあの人は?/再びシリアで邦人人質事件発生!公開されたジャーナリスト・安田純平さんの『付け焼き刃のビデオ』の意味は!?/IWJが『インディペンデント』であり続けるために、みなさまのご支援が頼りです!」2016.3.18日号~No.1282号~


■■■ 日刊IWJガイド「堕ちたイケメン・コメンテーター、学歴詐称は軽犯罪違反!?するとあの人は?/再びシリアで邦人人質事件発生!公開されたジャーナリスト・安田純平さんの『付け焼き刃のビデオ』の意味は!?/IWJが『インディペンデント』であり続けるために、みなさまのご支援が頼りです!」2016.3.18日号~No.1282号~ ■■■
(2016.3.18 8時50分)

 おはようございます!IWJで記者をしている佐々木隼也と申します。

 またしても「文春砲」が炸裂しました。一昨日発売の『週刊文春』で、イケメンのテレビコメンテーターとして活躍する自称・経営コンサルタントの「ショーンK」さんこと、ショーン・マクアードル川上さんの「学歴詐称」が暴かれたのです。テレビでもネットでも大騒ぎとなっており、このニュースがいくつも目に入ります。

 その「詐称」の中身を見て、久々に「え~!」と驚きました。「ハーバード大学院(MBA)卒」や「パリ大学留学」が嘘で、実際はオープン授業やオープンキャンパスに行っただけだった、というのは言うに及ばず、「テンプル大学卒」が嘘どころか、実際には大学に行ったこともなく、高卒だったのですから。ものすごい「盛り方」ですね。

 さらに肩書きの「経営コンサルタント」というのも嘘で、実際は実態のないペーパーカンパニーであり、その会社の共同経営者としてHPに掲載されていた「ジョン・G・マクガバン」なる人物も実在せず、無関係な人物の写真を無断使用していたそうです。「学歴」だけでなく「職歴」「経歴」もまるまる詐称しているわけです。これは…もはや「詐欺師」といってもよいレベルですね…。さらには、日本と米国とのハーフという出自も嘘なのでは…?甘いマスクも、実は整形なのでは…?との疑惑まで囁かれています。

 しかし、この15年間、名だたる企業経営者や経済関係者向けに講演活動などを行っていたショーンさん。よくバレなかったですよね…。財界人といえば、賢い人たちの集まりだと思われていますが、経済や金融の世界といっても案外、「薄っぺらな知識」と「演技力(表現力?)」、そして「整った見た目」さえあればコロッとだまされてしまう、ということなのでしょうか。

 学歴を詐称することは、れっきとした犯罪であると冨本弁護士が、弁護士ドットコムのサイトで書いています。軽犯罪法1条15号には「『学位』を詐称した者は『拘留または科料に処する』」と書いてあるそうです。一昨日、岩上さんがツィートしています(岩上さんのツイート:http://bit.ly/1WtZbLy)。

 しかし、そうすると学歴や履歴が怪しい人が政界にもいます。あの人とか、あの人とか…。そういう人はどうなんでしょうか。気になりますね。なりますが、その話はまたにします。この問題では、また、ショーンさんを起用してきたテレビ局側の「責任」も問われています。

 真に経済に精通している専門家よりも、発言内容の中身より視聴率の稼げる「甘い声」「甘いマスク」という「ルックスの良さ」を重視する、そして日本の抱える経済問題の根本を真面目に分析したり問題点を真剣に指摘する人よりも、政治権力やスポンサーの機嫌を損なわないように、「当たり障りのないコメント」をしてくれる人物を選ぶ--。そうした「無難」なチョイスの積み重ねが、学歴・経歴を詐称し、中身がすっからかんの人物を報道ステーションのような国民的報道番組に起用するという失態に至ったのではないでしょうか。

 報道ステーションが、「官邸の圧力」に屈して(迎合して?)、元経済官僚の古賀茂明氏をコメンテーターから降板させたのは、ちょうど一年前の3月末のことでした。同時期に同じくテレビ朝日の「モーニングバード」を降板した岩上さんは、古賀さんの最後の出演の日に、テレ朝を出てきた直後の古賀さんを、青山墓地の前でつかまえて直撃インタビューしています。今、見直すと非常に感慨深いものがありますよ。ぜひ、アーカイブで御覧下さい。

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・2015/03/27 【速報】「報道ステーション」終了直後の古賀茂明氏に岩上安身が緊急直撃インタビュー!降板の内幕を衝撃暴露
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240770
・2015/04/02 渦中の人が「報道ステーション」降板の全真相を激白! 「I am not
ABE」発言の真意――そして、官邸からの圧力の実態とは?~岩上安身による元経産官僚・古賀茂明氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/241205
・2015/05/29 「官邸からみれば『報ステは抑えたから大丈夫』」 重要な審議も総理の暴言も報道されない!?
メディア介入強める安倍政権に古賀茂明氏が憤り~岩上安身インタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/247178
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 あれから一年。メインキャスターの古舘伊知郎さんもこの3月末に降板します。そしてこの「学歴・経歴詐称」コメンテーター騒動…。昨日、今日、立ち腐れが始まったのではない、ということが実によくわかりますね。この問題はこうした「テレビの劣化」を浮き彫りにし、と同時に、それを許容してきた僕ら「情報を受け取る側の劣化」の結果ではないでしょうか。また、メディアに傲然と「圧力」を加える安倍政権を許してしまってきた「主権者・国民の劣化」でもあります。

 IWJは昨日、こうした権力(とそれが作り出す空気)におもねるテレビの劣化ぶりを象徴する、ある「怒り」の会見の動画記事をアップしました。高市早苗総務大臣の「電波停止」発言に対し、鳥越俊太郎さんなどテレビ関係者が立ち上がり、抗議の声をあげた会見です。この会見の質疑では、高市発言で一番影響を受けるはずのテレビ局から、誰一人として手が上がりませんでした。

 駆けつけたテレビ局が一様に沈黙する、この「異様」な会見の模様はぜひ、以下の記事よりご覧ください!

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・2016/02/29「これは、政治権力とメディアの戦争だ!」
田原総一朗氏、鳥越俊太郎氏、金平茂紀氏、岸井成格氏、青木理氏、大谷昭宏氏らテレビ放送関係者が高市総務大臣「電波停止」発言に「怒り」の抗議会見!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/289637
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 さらに鳥越さん、この会見でIWJ記者の直撃取材に応え、「IWJは、いつも読んでいる」とおっしゃっていただき、岩上さんによるインタビューも快諾していただきました!

 ということで、「岩上安身によるジャーナリスト・鳥越俊太郎氏インタビュー」、3月23日の13時から、中継します!!!みなさま、ぜひぜひ、ご覧になってください!!!!

 本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!まずは気になる、ジャーナリスト・安田純平氏がシリアで拘束が確認されたニュースについて、原佑介記者からお伝えします!!…とその前に、中継番組表をご覧ください!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■「インディペンデント」であり続けるために~本物の市民メディアを日本に根づかせたい、という思いにぜひご支援をお願い致します!(城石裕幸)
┠■再びシリアで邦人人質事件発生!公開されたジャーナリスト・安田純平さんの「付け焼き刃のビデオ」の意味は!?~東京外国語大学・青山弘之教授に直撃!ISとヌスラ戦線「暴力の使い方の違い」が鍵か(原佑介)
┠■共和党・民主党を超えた大本命がクリントン候補!?~アーミテージ氏の発言から透けて見えたヒラリー・クリントンの姿
┠■Tシャツだけじゃない!「軍事国家化」「原発ルネッサンス」現在も日本で暮らす我々が直面しつづけている、問題の根本を明かすDVDを含むIWJオリジナルグッズ!期間限定で【半額セール】実施中!(浅野百衣)
┠■『前夜・増補改訂版』『米国が隠す日本の真実』『「今を伝える」ということ』も好評発売中!(平山茂樹)
┠■「3.11」から5年目を迎えた今、『百人百話』をぜひお読み下さい!(平山茂樹)
┠■良書のお買い物は「IWJ書店」をご利用ください!(平山茂樹)
┠■これからの岩上さんのインタビュー・講演予定(平山茂樹)
┠■わとはぷ~What happened today?(佐々木隼也)
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◆中継番組表◆

**2016.3.18 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch4】12:00~「超党派国会議員と市民によるイラク戦争検証公聴会についての記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※超党派の国会議員、「イラク戦争の検証を求めるネットワーク」、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」ほかが発言予定。

【Ch4】15:00~「オールジャパン平和と共生『安倍政治を許さない!参院選総決起集会』に関する記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
「オールジャパン:平和と共生」主催の記者会見を中継します。出席者は、鳩山友紀夫氏(元内閣総理大臣)、佐久間敬子氏(弁護士)、安田節子氏(食政策センターVision21代表)、植草一秀氏(3.18集会実行委員)ほか。

【IWJ_HYOGO1】18:30~「非核『神戸方式』決議41周年のつどい」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-hyogo1
※「非核『神戸方式』決議41周年記念集会実行委員会」主催の集会を中継します。記念講演の講師は関西学院大学教授の冨田宏治氏。

【Ch6】18:30~「立憲デモクラシー講座『市民社会と公共圏』ー講師 齋藤純一氏(早稲田大学教授、政治学)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「立憲デモクラシーの会」主催の連続講義「立憲デモクラシー講座」を中継します。

【IWJ_OSAKA1】18:30~「日本共産党3・18演説会『つくろう国民連合政府、とめよう安倍暴走政治』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※「日本共産党大阪府委員会」主催の演説会を中継します。弁士は志位和夫衆議院議員ほか、ゲストは慶應大名誉教授の小林節氏、元大阪市長の平松邦夫氏。

【Ch4】18:50~「オールジャパン平和と共生『安倍政治を許さない!参院選総決起集会』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「【オールジャパン平和と共生】25%連帯運動」主催の参院選総決起集会を中継。岩上安身もスピーチします。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

【IWJ_AOMORI1】17:45~「青森駅前金曜日行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aomori1

【IWJ_TOKYO8】 18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-tokyo8

【IWJ_IBARAKI1】19:00~「第176回原電いばらき抗議アクション」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ibaraki1

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◆中継番組表◆

**2016.3.19 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch未定】8:30~「安保法制と安倍政権の暴走を許さない演劇人・舞台表現者の会主催・3.19サイレントスタンディング」
※「安保法制と安倍政権の暴走を許さない演劇人・舞台表現者の会」主催のサイレントスタンディングを中継します。

【IWJ_KYOTO1】13:30~「現代世界(欧州・中東)を《文学》から考える」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※京都大学で行われるシンポジウムを中継します。登壇者は京都大教授の岡真理氏ほか。会場の電波状況により、録画に変更する可能性が有ります。

【IWJ_KYOTO3】14:00~「3.19ヒューマンチェーン・大久保」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto3
※戦争法廃止、自衛隊海外派兵反対をうったえるヒューマンチェーンの模様を中継します。

【Ch未定】14:00~「シンポジウム 軍学共同を考える」
※「九条科学者の会」・「明治大学教職員組合」・「安保法に反対するオール明治の会」共催のシンポジウムを中継します。

【IWJ_KYOTO2】15:00~「SEALDs奥田愛基トークセッションin京都『民主主義は止まらない 国会の内と外で』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto2
※「安保関連法に反対するママの会@京都」主催のトークセッションを中継します。

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■「インディペンデント」であり続けるために~本物の市民メディアを日本に根づかせたい、という思いにぜひご支援をお願い致します!

 おはようございます。最近は取材先で名刺を出すたびに「あぁ、エマさんのお父さん」と言われるようになってしまった、中継動画班の城石裕幸です。

 私は30年近く、主にファッション雑誌を中心に写真を撮ってきたフォトグラファーなのですが、仕事の半分は「タイアップ広告」と呼ばれる、身もふたもない言い方をしてしまうと「記事のふりをした広告」の撮影でした。洋服から化粧品、雑貨、飲料やお菓子から携帯電話や車まで、クライアントの言う通りに、時には理不尽なわがままに振り回されながらも日々仕事をこなしていました。

 ですから毎朝テレビの情報番組(フジテレビ『とくダネ!』)で見ていた岩上さんが、いつの間にかブラウン管から姿を消した理由を最近になって「TPP批判発言で降ろされた」と知ったときも、驚くより、「やっぱり」という感じでした。広告主そのものよりも、メディアの広告部や、間に立つ広告代理店が必要以上に気を使い、ちょっとでもトラブルになりそうなものは徹底して自主的に排除する、というのは、事の大小を問わずずいぶん見て来ましたから…。

 1980年代、バブル真っ盛りの時代に社会に出た私の世代にとって「広告クリエイター」は花形職業であり、広告は芸術に匹敵する文化であり、「金は出すが口は出さない」のが尊敬されるクライアント像でした。しかし現実はまったくの正反対でした。

 今さら全ての広告を悪者扱いするつもりはありませんが、ジャーナリズムにおいて独立性を保つことのたいへんさは容易に想像できます。

 それだけに、2011年3月11日の東日本大震災とそれに続く福島第一原発事故の混乱の中で、ネットの中に情報を探していた私にとって、岩上さんがジャーナリズムの独立性を守るために立ち上げたIWJを見つけたときは、「新しい時代に出会えた」と、とても興奮したのを覚えています。

 以来、自分の持っているキャリアが何らかの形ででも役に立つなら、いつか参加したいと思いつづけていたのですが、去年の夏やっと念願かなったわけです。私は50歳を迎えました。奇しくも5年前、IWJを立ち上げた岩上さんと同じ歳です。

今、IWJの動画班で現場に出動する主なメンバーは、映像作家(青木浩文氏)、プロのムービーカメラマン(阿部洋地氏)、プロの映像ディレクター(高橋敬明氏)、それにフォトグラファーの私です。もちろん全ての中継をこのメンバーで行っているわけではありませんが、少しでも映像のクオリティーが上がるのに貢献できればいいなと、私は思っています。

 ここのところ毎朝の日刊IWJガイドで皆様にご支援のお願いを申し上げています。岩上さんによると、このままだと最悪の場合、期末の赤字が3000万円になるかもしれません。

 ネットの情報はタダが当然と思われている中、会員の方から資金を募って市民メディアを運営する岩上さんの苦労は、とても大変なことだろうと想像します。しかし同時に、本物の市民メディアを日本に根づかせたいという、岩上さんの情熱もとてもよくわかります。

 「インディペンデント・ウェブ・ジャーナル」という名前が、私はとても好きです。インディペンデント。広告からも大手資本からも独立して、毅然とした態度で堂々と真実を伝える--本当のことが知りたいと願う市民の力に支えられて。

 どうか、一人でも多くの方にそんなIWJを支えていただけるよう、会員登録、一般会員からサポート会員への切り替え、またはカンパやご寄付によって、ご協力をお願いできたらと思います。

※会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパもお願いします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

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※カンパのお振込先は、以下の口座になります。

【城南信用金庫(1344)】新橋支店(022)普通472535
【ゆうちょ銀行(9900)】〇〇八(008)普通3080612
【みずほ銀行(0001)】広尾支店(057)普通2043789
【楽天銀行(0036)】第一営業支店(251)普通7068848
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 現在、多くの方からご支援をお寄せいただいています。そんな皆様のご支援とともにお寄せいただいた心温まるご声援の一部を、以下、ご紹介させていただきます。こうしたお声の一つひとつ、ご支援の一つひとつに、私たちは毎日励まされ、奮起し、現場に立つことができます。本当に、ありがとうございます。

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・「IWJサイトを見て、今ある現実を伝える貴重なサイトとわかったので寄付することにしました。今や国内メディアは安倍政権の犬と化しており、ほとんど役に立たないと感じています。そんな状況の中でも、圧力に負けず、今後もがんばってほしいと思います。寄付金わずかですが使ってください」

・「大手新聞、テレビの報道には失望しかありません。IWJには頑張っていただきたいのです。応援します」

・「サポート会員です。カンパさせていただきました。年金生活なので少なくて申し訳ない。心臓病にも打ち勝った岩上さん、こんなことで負けるな。ぎぎさんの記者会見の質問が鋭くなってきた。ぎぎさん頑張れ!IWJのみんなを応援しています」

・「大手報道機関が自ら安倍政権の圧力に屈している今、IWJのようなインディペンデントのジャーナリズムの重要性は未だかつてないほど大きくなっています。経済的に苦しいとは存じますが、微力ながら応援させていただきます」
(K.Mさん)
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 城石(父)記者兼カメラマンでした。中継記者は、普段は現場と事務所との間をいったりきたりしていて、こうしたIWJを応援してくださるサポーターのみなさまと直接お話する機会は少ないものです。しかし、こうやって生の応援を目にすると、僕らはまだまだ必要とされている、頑張ろうと、背中を押されます。本当に、ありがとうございます。

 続いては、原佑介記者より、一昨日飛び込んできた、ジャーナリスト・安田純平氏のシリアでの拘束確認のニュースについて、お伝えします!

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■再びシリアで邦人人質事件発生!公開されたジャーナリスト・安田純平さんの「付け焼き刃のビデオ」の意味は!?~東京外国語大学・青山弘之教授に直撃!ISとヌスラ戦線「暴力の使い方の違い」が鍵か

 原佑介です。シリアで再び邦人の人質事件が発生し、緊張が走りました。

 2015年6月頃からシリアで消息を絶っていたフリージャーナリスト・安田純平さんのメッセージ動画が3月16日、Facebook上に投稿されました。動画は、国際テロ組織アルカイダ系の武装組織「ヌスラ戦線」の交渉の代理人として働いているシリア人の男性がアップしたといわれています。

 動画のなかで安田さんは、手元のペーパーを読みあげるかたちで、日本政府に対して、「痛みに苦しんでいるとき、そこには誰もいない」などと訴えましたが、解放へ向けた具体的な要求などは含まれていません。

 公開された映像にはどんな意味があるのか。アラブ地域研究者で、東京外国語大学・青山弘之教授は、IWJの取材にこたえて、「拉致している人たちは、身代金を要求するなかで、日本の誰を相手に交渉していいかわからなくて、動画を出したのではないか」と分析を述べ、以前から安田さんが武装組織に拘束されているという情報は流れていたが、これまで日本政府は犯人側とコンタクトをとれずにいた可能性を指摘しました。

 僕たち日本人には、ジャーナリストの後藤健二さんらがISに殺害された記憶が、まだ生々しく残っています。今回の事件はまさにIS邦人人質事件の再来かと思ってしまいがちですが、今回の事件はISの事件と何が共通していて、何が異なっているのか、青山教授に詳しくお聞きしましたので、続きはWebでご覧ください!

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・「身代金授受に失敗しても人質を処刑したケースはない」――ISとヌスラ戦線の決定的な違い! 東京外大・青山弘之教授に直接取材! 安田純平さんは「日本政府が無視するのに好ましい人物」との懸念も
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/292467
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 また、青山教授にはかつて岩上さんが単独インタビューし、シリア内戦の実態を詳細にご説明いただきました。それから2年半が経ちますが、当時、青山教授が懸念したとおり、シリアの混乱は深まるばかり。ぜひ、この機会にサポート会員登録し、インタビューをご視聴ください!

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・2013/08/28 英米仏によるシリア軍事介入「合理性ない」 一般市民に多数の死者が出る可能性指摘 ~岩上安身による青山弘之氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/98635
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 原記者でした!

 誰でも調べれば一発で分かるデータをまったく見ずに、経済政策を打ち出す安倍総理に、国民の一人として寒気が止まりません。そんないい加減なアベノミクスに、海外から「厳しい指摘」が飛んでいます。

 政府が一昨日(16日)首相官邸で開催した、「国際金融経済分析会合」の場で、講師役のノーベル経済学賞受賞者、ジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大教授が、「消費税は総需要を増加させるものではないので、引き上げるのは今のタイミングは適切ではない」と述べ、2017年4月の消費税率10%への引き上げの「延期」を総理に提言したのです。

 最近では、安倍総理周辺からも「増税延期」を希望する声が出始めており、今回のスティグリッツ氏を招いた件も、「増税延期の地ならしでは?」との観測が報じられ始めています。「増税延期」を掲げることで、参院選(もしくは衆参ダブル選)で国民の支持を得ようという算段です。

 しかし、スティグリッツ氏はこの場で、賃金上昇と労働者保護を強める政策、教育や若者の健康への政府支出、投資に寄与しない法人税減税への反対、炭素税や相続税、株などの譲渡益課税の増税なども主張しました。

 これらはすべて、アベノミクスとは正反対の政策ですよね。待機児童問題への安倍総理の言動を見るまでもなく、これまでの政策を見ていくと、このスティグリッツ氏の提言を聞き入れることは、万に一つもないように思えます。

 このスティグリッツの指摘については、稿を改めて詳しく論じたいと思いますが、とにかく、もし次の選挙で安倍総理が「増税延期」を掲げた時に、国民は、果たして本当に「国民負担や格差を是正する政策とセットの延期」なのか、「人気取りのためだけに『増税延期』だけを掲げたもの」なのか、見極める必要があるでしょう。

 しかし…自身のやりたい事の「お墨付き」のために、海外の識者による指摘を「ガイアツ」として利用する手口は、安保法制の時から変わりませんね。

続いては、太田美智子氏から、ミスター「ガイアツ」こと、リチャード・アーミテージ氏が米大統領選でヒラリー氏を応援した、という気になるニュースについてお伝えします!

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■共和党・民主党を超えた大本命がクリントン候補!?~アーミテージ氏の発言から透けて見えたヒラリー・クリントンの姿

 おはようございます!IWJで記者をしています、太田美智子です。

 「トランプが共和党候補になったら、クリントンを支持すると、あのアーミテージ様がおっしゃったという。それだけで、ヒラリー・クリントンがいかなる人物か瞬間に理解可能だろう」

 鋭い一撃ともいうべきご指摘。これは、日本のマスコミが報じない海外の情報を日本語で紹介しているブログ『マスコミに載らない海外記事』の、ブログ主さんの言葉です。(このブログは鋭い情報が満載で、岩上さんも、毎日のようにこのブログからピックアップしてツィートしています。ぜひ皆さんも御覧になってみて下さい(『マスコミに載らない海外記事』:http://bit.ly/1pONfd0)。

 『海外記事』さんは、2016年3月16日付で、米国の覇権主義に抗し、2013年に病死したとされているベネズエラの故ウゴ・チャベス大統領の死因に疑義を挟み、米CIAの関与があったのではないかと推測する記事を紹介しています。冒頭の言葉は、そのあとがきに書かれています。

・【マスコミに載らない海外記事】チャベス殺害。CIAと麻薬取締局は自分たちの痕跡を隠蔽(2016/3/16)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/cia-9518.html

 リチャード・アーミテージ元国務副長官の「トランプ氏よりもヒラリー」発言は、日経新聞の記者のインタビューに答えたものです。

・アーミテージ氏、トランプ氏指名なら「クリントン氏に投票」(日経新聞2016/3/11)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM10H5E_Q6A310C1FF2000/

 上記のURLでは、会員以外は一部しか読めませんが、「トランプ氏の発言や行動には軽蔑の感情しかない」という発言も報じられています。

 差別的な発言連発のトランプ氏に比べてはるかに上品で良識のありそうなクリントン氏を、党派を超えて応援するなんて、さすが旭日大綬章を受章している「ジャパン・ハンドラー」の超大物アーミテージさん!と、日本人が感心することを狙っての発言でしょうか?

 インタビューの中で、「彼女は一生懸命働くし、仕事を知っている」とも評しています。ベタぼめです。一方、トランプ氏については、「どの程度の能力があるのかも定かではない」というのです。ずいぶん素っ気ないですね。

 要するに、クリントン氏ならアーミテージさんたちと話が通じるけれども、トランプ氏がどんな大統領になるかはまったく分からないし、彼らの言葉に耳を傾けない危険性が高い、ということなのでしょう。

 でもおかしな話です。実はアーミテージさんは共和党員。共和党のブッシュ(父)政権のもと、2001年から2005年まで国務副長官をつとめています。生っ粋の共和党員が、共和党の大統領候補になろうとしているトランプ氏を批判し、「ライバル」である民主党のヒラリー・クリントン氏の肩をもつ。変だと思いませんか?

 この謎を解き明かす「鍵」は、ヒラリー氏の過去と、企業や団体などが上限額なしで大統領候補者の選挙運動に献金できるシステム「スーパーPAC」を紐解くことで見えてきます。この続きは、以下のURLにて記事としてまとめましたので、ぜひぜひ、こちらをご覧になってみてください!

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・共和党・民主党を超えた大本命がクリントン候補!? ~あのジャパン・ハンドラー・アーミテージ氏の発言から透けて見えたヒラリー・クリントンの姿
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/292352
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 続いては、福島原発事故の収束の目処がたたないうちに、原発輸出を進める安倍政権が、海外でも「怒り」を呼んでいる件について、平山茂樹記者からお伝えします!

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■Tシャツだけじゃない!「軍事国家化」「原発ルネッサンス」現在も日本で暮らす我々が直面しつづけている、問題の根本を明かすDVDを含むIWJオリジナルグッズ!期間限定で【半額セール】実施中!

 おはようございます。IWJでテキスト関連の編集を担当している平山茂樹&浅野百衣(もえ)と申します。

 と、いいますか。

 先輩の平山茂樹記者が書いた記事を、編集長の岩上さんが「素っ気ないので、もっとちゃんと皆さんにアピールする文章にリライトして」と、新入りの、しかも日頃は事務をしている私、浅野にムチャぶりをしたため、浅野が僭越ながら、平山先輩の文章に「赤」を入れ、加筆している次第です!

 思い切り気持ちを込めて書き直しましたので、「単なる告知文でしょ」とスルーしないで、ぜひ、お目通し願いたいと思います。

 既に冒頭でお伝えしておりますが、IWJは未曾有の財政危機に直面しております。そこで、この日刊IWJガイドにてご寄付・カンパをお願いする運びとなっていますが、この報せを受け「IWJの何か力になりたいけど、カンパ・寄付という形は難しい」「何か違う方法で、この危機を乗り越えるサポートができないだろうか」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。

 そんな「カンパ・寄付の他に何かサポートする方法は?」と考えていらっしゃる方に、是非、知っていただきたい事が2つあります。

 1つは、IWJオリジナルグッズの売上もIWJの貴重な活動資金であるということ。2つめは、現在、期間限定で、IWJオリジナルグッズの【半額セール】をやっている!ということです。

 あと、やはり、もう1点付け加えさせて下さい。

IWJオリジナルグッズは、現在も色あせない、大切なメッセージや情報を詰め込んだ商品ばかりだという事です。

 Tシャツ一枚をとっても、そうです。例えば、Tシャツ 「空撮」という商品があります。

※Tシャツ 「空撮」 【通常価格3,780円(税込)⇒半額の1,890円(税込)】
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=12

 このTシャツは、3.11東日本大震災から1年3ヶ月経過し、2日後の大飯原発再稼働を控えた、2012年6月29日、国会前に集まり「脱原発」と声が枯れるまで叫び訴えた10万人以上の人々の様子を、ヘリをチャーターして空から撮影した、歴史的瞬間の写真をプリントしたTシャツです。10万人を超える人々が、平日の金曜日に、「脱原発」というメッセージを政府に伝えるため集まったという事は、今も今後も人の記憶に刻まれ続けるべき事実ではないでしょうか?

 この写真は、石井麻木さんという女性フォトグラファーによって、撮影されたものです。

 岩上さんは、震災から3ヶ月後の2011年6月9日に立ち上げた「69(ロック)の会」で石井麻木さんと知り合いました。石井さんは69(ロック)の会の発起人の1人である、松田美由紀さんのご友人のフォトグラファーで、当時の69(ロック)の会によくいらしていたそうです。

 このヘリによる空撮は、国会前に集まる人びとの様子を、国民の声として可視化し、全国の人に伝えるために、広瀬隆さんが「正しい報道ヘリの会」を立ち上げ、寄付を募り、ヘリコプターをチャーターして、空撮を敢行。IWJも協力し、アワープラネットTVとともにIWJがネット配信しました。その際に、ヘリコプターに乗る、スチールカメラマンとして、岩上さんが石井麻木さんを推薦したのだそうです。

 一枚のTシャツに、こういったストーリーや出会いが詰まっているということを、私はこの記事を書くにあたって、岩上さんから、お話をうかがうまで、全く知りませんでした。あの官邸前に集まった方々、一人一人に、それぞれのドラマが同じようにあったはずです。

 記憶はどうしても、時間の経過と共に遠くへ、遠くへと、流れていってしまいます。「だからこそ、心や脳裏に焼きつけておきたい」もしくは、「焼きつけなくてはならない」。そういう思いで、石井さんの撮った写真を、Tシャツにプリントしたのだそうです。

 この空撮Tシャツには、広瀬隆さん、石井麻木さん、IWJとつながってくださっていた方々の思いが凝縮しているんですね!

※【半額!!】IWJオリジナルTシャツ 一覧
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以下は、その空撮の時の動画です。冒頭、ヘリの操縦席の隣の席に座っている女性がふり向きます。この方が石井麻木さんです!

※2012/06/29 6.29緊急!大飯原発再稼動決定を撤回せよ!首相官邸前抗議 ch2 空撮カメラ
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/21456

 Tシャツの他に、IWJオリジナルグッズとしてDVD作品も多数、販売しています。

 現在、築地市場で商売を行なう仲卸業者の方々は、今年の11月に深刻な汚染にまみれた土壌、豊洲新市場への移転する、もしくは店をたたむかの選択に迫られているような状況にありますが、この様子を追ったドキュメント、『DVD ドキュメント築地市場移転』!こちらも現在、期間限定【半額セール】中です!

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 他にも、豪華論客達が2013年時点の日本を解析し、「軍事国家化」していることを訴えるDVD『饗宴IV』。

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 みなさまに見ていただきたいDVD商品は、まだまだ沢山あります。そういった商品も、財政危機に伴い【半額セール】の対象商品なのです。

 何度も繰り返しますが、IWJオリジナルグッズの売上は、IWJの貴重な活動資金として活用させていただきます。ぜひ、お買い求めいただき、IWJをご支援ください!

追伸。

 最近、日刊IWJガイドのパーツを書かせていただく機会に恵まれ、とても光栄に感じています!

 私は、日頃、一般事務として仕事をしており、IWJの社長を務める岩上さんの席のすぐそばに座っています。

 昨日の日刊IWJのガイドでは、「なぜ、私がIWJで働きたいと思ったのか」。その経緯を書かせていただいたのですが、岩上さんから「いつも、すぐ隣に座っているんだけども、浅野さんがそれだけの思いを持って、IWJに来ているということを初めて知ったよ!」と声をかけていただきました。

 また、IWJの記事をテキストスタッフとして書かれているので、お名前をご存知の方も多いと思いますが、関根かんじさん(岩上さんより年上の方ですが、お元気に活躍しています!)に、「浅野さんの日刊パーツを読んで、思わず泣きそうになっちゃったよ!」と声をかけていただきました。

 こうして声をかけていただいた時、私は、自分自身が大切にしたいと感じている思いは、人に伝えようと自らつとめて、しかも実際に伝わってはじめて、自分自身を形作るものになるのだと実感しました。

 今後も、日頃IWJで市民の皆さまの活動に応答して、言葉を紡ぐ岩上さんをはじめとする記者スタッフ、撮影するカメラマンの思い、少しでも多くの人に記事や動画を見て頂けるようにと戦うWEBスタッフ、バックアップする事務スタッフ、そういったスタッフ達と共に働き、また時に自身も取材に行かせていただく中で、IWJを利用してくださっている方に「伝えなくてはならない」と感じている事を、こういった場でお伝えできればと思っています。

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■『前夜・増補改訂版』、『米国が隠す日本の真実』、『「今を伝える」ということ』も好評発売中!

 安倍総理が既に明言しているように、今年夏の参議院選挙では、憲法改正が最大の争点となります。IWJでは、この憲法改正に関して、岩上さんと梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士が現行憲法と自民党改憲草案を逐条で比較した書籍『前夜~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』を発売中です。

 こちらは、安倍政権が改憲によって新設を狙う「緊急事態条項」の危険性について掘り下げて論じた「増補改訂版」を昨年末に発売しました。夏の参院選を前に、憲法がかつてない危機に瀕している今、多くの皆さんに読んでいただきたい一冊です!憲法に関する本は、これまでに多数出版されていますが、現行憲法と自民党改憲草案を逐条で比較して徹底的に読み解いたのは、この本だけです!ぜひ、お買い求めください!

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】『前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

※【増補改訂版】『前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=169

 他にも、岩上さんと政治経済学者の植草一秀氏、鹿児島大学教授の木村朗氏、元衆議院議員川内博史氏によるクロストークを収録した『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』も好評発売中です!本書では岩上さんの「安保関連法案の背後に潜む米国の『オフショア・バランシング戦略』」と題した単独原稿を掲載しています!「米国からの圧力」という視点を機軸に、現在の日本の政治課題について論じていますので、ぜひ、お買い求めください!

※【岩上安身単独サイン入】『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=159

※『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=158

 さらに、 IWJでは岩上さんが母校の早稲田大学で行った講義「『王様は裸だ』と君は指摘する(できる)だろうか?―ネットメディア・市民ジャーナリズムの可能性、あるいは耐えがたい認知的不協和について」を収録した『「今を伝える」ということ』や、DVD『饗宴VI~「国民」非常事態宣言!
露わになった「ナチスの手口」/国家緊急権を阻止せよ!』なども好評発売中です! こちらも、ぜひ、あわせてお買い求めください!

※【岩上安身単独サイン入り!】『「今を伝える」ということ』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=194

※『「今を伝える」ということ』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=193

※DVD【岩上安身サイン入り】『饗宴VI~「国民」非常事態宣言! 露わになった「ナチスの手口」/国家緊急権を阻止せよ!』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=187

※DVD『饗宴VI~「国民」非常事態宣言! 露わになった「ナチスの手口」/国家緊急権を阻止せよ!』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=188

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■「3.11」から5年目を迎えた今、『百人百話』をぜひお読み下さい!

 2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原発事故から、今年で5年が経過しました。安倍政権はなし崩し的に原発の再稼働と海外への輸出を進めていますが、いまだに多くの福島県民が避難を強いられ、仮設住宅で生活をしているというのが現実です。

 IWJではこれまで、「百人百話」と題して、第一期(第一話~第三十話)、第二期(第三十一話~五十九話)、参院選直前特集(第六十話~第六十五話)の三期にわたり、岩上さんによる被災者の方々に対するインタビューシリーズを配信してきました。

※「百人百話」第一期
http://iwj.co.jp/feature/100100/list1/

※「百人百話」第二期
http://iwj.co.jp/feature/100100/list2/

※「百人百話」参院選直前特集
http://iwj.co.jp/feature/100100/list3/

 こちらは書籍として、第一集・第二集が好評発売中です。「3.11」から5年が経ち、震災と原発事故が風化されようとしている中で、被災者の声を聞き取った貴重な記録です。ぜひ、IWJのサイトからお買い求めいただければと思います。

※『百人百話 第一集』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=56

※『百人百話 第二集』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=53

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■良書のお買い物は「IWJ書店」をご利用ください!

 IWJでは、岩上さんがインタビューした有識者の方々の著書をIWJ会員の皆さまにサイン入りで販売するサービス「IWJ書店」を行っています。おかげ様で、大変なご好評をいただいています。

 3月14日に岩上さんがインタビューした京都大学名誉教授・本山美彦氏の新刊『人工知能と21世紀の資本主義~サイバー空間と新自由主義』が新しく入荷しました!
マイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏や、グーグルCEOのラリー・ペイジ氏など、世界経済を牛耳る新たな支配層「サイバー・リバタリアン」について分析した一冊です。ぜひ、お買い求めください!

※NEW!【本山美彦さんサイン入り】『人工知能と21世紀の資本主義─サイバー空間と新自由主義』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=213

※【蓮池透さんサイン入り】『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=203

※『SEALDs×高橋源一郎 民主主義ってなんだ?』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=195

※【山口二郎さんサイン入り】『徹底討論 日本の政治を変える―これまでとこれから』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=150

※【山口二郎さんサイン入り】『いまを生きるための政治学』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=149

※【笹山尚人さんサイン入り】『パワハラに負けない!―労働安全衛生法指南』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=134

※【森まゆみさんサイン入り】『異議あり! 新国立競技場――2020年オリンピックを市民の手に』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=125

※【井筒高雄さんサイン入り】『日本と日本人を危うくする安保法制の落とし穴』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=151

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■これからの岩上さんのインタビュー・講演予定!

・3月18日(金)18時~ オールジャパン連帯運動大規模集会

 「オールジャパン 平和と共生」が開催する「3.18 参院選総決起集会」に岩上さんが登壇し、スピーチを行います。この日の決起集会には、他にも、鳩山由紀夫元総理、山田正彦元農水相、原中勝征前日本医師会会長、孫崎享元外務省国際情報局長といった豪華な顔ぶれが登壇予定。IWJではCh4で中継しますので、参加できないという方は、ぜひ、そちらをご覧ください。

・3月19日(土)16時~ 山田正彦の炉端政治塾 16時~

 元農水相の山田正彦氏が主催する勉強会「炉端政治塾」で岩上さんが講演します。最近の取材成果を踏まえつつ、TPP、改憲による緊急事態条項の創設、日米ガイドライン、文科省が進める英語化政策、米国発の「金融権力」などといったトピックに関して、岩上さんがお話しする予定です。

 一般参加募集は終了いたしました。何卒ご了承ください。

・3月21日(月)15時~ 孫崎享氏インタビュー

 IWJではお馴染みの元外務省国際情報局長・孫崎享氏に岩上さんがインタビューします。孫崎氏の新刊『小説外務省II~陰謀渦巻く中東』の内容を中心に、安倍政権の外交・安全保障政策についてうかがいます。もちろん、岩上さんと孫崎さんですから、話題はあちこちに飛ぶでしょう。アップ・トゥ・デートなテーマが次々と俎上にのぼること間違いなしです!

・3月23日(水)13時~ 鳥越俊太郎氏インタビュー

 ジャーナリストの鳥越俊太郎氏に岩上さんがインタビューします。鳥越氏は、2月29日、TBSの岸井成格氏や田原総一朗氏らとともに、高市早苗総務相の「停波発言」に抗議する会見を開くなど、安倍政権によるメディアへの政治的圧力に強い危機感を持っています。インタビューでは、岩上さんがジャーナリズムが本来はたすべき役割についてお聞きします。

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・2016/02/29 田原総一朗氏、鳥越俊太郎氏、金平茂紀氏、岸井成格氏、青木理氏、大谷昭宏氏らテレビ放送関係者が高市総務大臣の「電波停止」発言に「怒り」の抗議会見!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/289637
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・3月25日(金)13時~ 井戸謙一氏インタビュー

 高浜原発3・4号機の運転差し止めを命じた大津地裁の仮処分決定に関して、弁護団長の井戸謙一弁護士に岩上さんがインタビューします。

 井戸弁護士には、昨年4月19日、大津地裁が高浜原発3・4号機の運転差し止めを決定した際にも、直後に岩上さんがインタビューをしています。今回のインタビューの予習として、ぜひ、前回の動画アーカイブをご覧ください。

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・2015/04/19 「死せる魂」だった司法から微かに見えた「希望」志賀原発を止めた元裁判官・井戸謙一弁護士に、高浜原発差し止め決定から司法の戦争責任まで岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243041
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・3月26日(土)・27日(日)14時~ 上脇博之氏インタビュー

 「政治とカネ」問題をめぐって多数の議員を告発し、落選運動を行っている神戸学院大学教授・上脇博之氏に、岩上さんが3月26日、27日の2日にわたりインタビューを行います。

 上脇氏にはこれまで、渡辺喜美・元みんなの党代表の政治資金規正法違反をめぐって、岩上さんがインタビューしています。この機会に、そちらもあわせてご覧ください。

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・2014/05/31 「渡辺氏は罪を犯した」――政治資金オンブズマン共同代表・上脇博之神戸学院大学教授が、渡辺喜美・前みんなの党代表を刑事告発!岩上安身が告発趣旨を直撃インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/144033
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・4月4日(月)15時~ 内田樹氏インタビュー

 思想家で神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏に岩上さんがインタビューします。「安全保障関連法案に反対する学者の会」呼びかけ人として、安保法制に反対する運動を牽引し、『日本の反知性主義』『日本戦後史論』『日本辺境論』など多数の著書がある内田氏に、岩上さんがじっくりとお話をうかがいます。

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■わとはぷ~What happened today?

 本日は、公共交通機関共通乗車カード・電子マネーの「PASMO」が、2007年に運用開始した日です!

 あの「ピッ」とやって電車もバスもタクシーにも乗れて、コンビニで何かを買ったり自販機でジュースを買ったりできる、あの優れものです。

 最近では、消費税が8%に引き上げられた際に、電車賃やバス運賃は消費税5%から10%分への値上げをし、PASMOを使用すると8%分で決済できるとしたことで、その利用者が増加しました。しかしこれには、「便乗値上げだ」などと批判の声があがりましたね。消費税増税は、ここでも混乱をもたらしています。

 そして、今後「PASMO」を使っていくうえで念頭に置いておかなければならないのが、「マイナンバーカード」との一体化です。

 政府は2019年をめどに、民間を含むマイナンバーの利用範囲の拡大検討を開始するとしています。国民のあらゆる個人情報を一元管理したい政府にとって、「PASMO」や「Suica」との統合は、個人の消費動向や移動実態も把握できるので、ぜひとも実現させたい、と考えるでしょう。

 今後も、マイナンバーをめぐる動向からは、目が離せません。IWJも、注視して追い続けます!マイナンバーの危険性については、城石エマ記者が以下の記事にまとめています。ぜひ、ご覧ください!

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・2016/02/04 「全員が持つと、カードの性格が変わってくる。場合によっては『監視目的』だ」――マイナンバー先進国・韓国で取材した白石孝氏が、日本政府の真の目的を暴く!〈シリーズ1〉
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/285987

・2016/02/18 共通番号「先進国」の韓国では、職員が故意に個人情報を漏洩!警察が生体情報と結びつけ!制度に慣れ過ぎたらもう後戻りはできない!
〈シリーズ2〉
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287780

・2015/12/01 「病歴、学歴、職歴も集約され、権力側にチェックされる。恐ろしい社会が待っている」~マイナンバー違憲訴訟「プライバシー権や人格権の侵害だ」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/277017

・2015/10/05 いよいよ、あなたのもとにも届く「マイナンバー」!「共通番号法」が10月5日より施行開始!――新連載第1話「さあ手元に届いた。でも…何をすればいいの?
教えてエマイナちゃん!」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/268813
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 それでは本日も、IWJをよろしくお願い致します!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/