日刊IWJガイド「国会でまたも勘違い答弁!安倍総理『景気が良くなったから共働きが増えた』?さらに『露骨な選挙対策のバラマキ』を『バラマキではない』と強弁!しかも『1回限り』の支給!?まさにDV男そのもの!」2016.1.10日号~No.1214号~


■■■日刊IWJガイド「国会でまたも勘違い答弁!安倍総理『景気が良くなったから共働きが増えた』?さらに『露骨な選挙対策のバラマキ』を『バラマキではない』と強弁!しかも『1回限り』の支給!?まさにDV男そのもの!」2016.1.10日号~No.1214号~■■■(2016.1.10 8時00分)

 おはようございます。IWJの原です。昨日は、「なんだかなぁ…」というニュースが流れ、アタマを抱えた方も少なくなかったのではないかと思います。ええ、いわゆる「ムネオさん」のニュースです。

 町村信孝前衆院議長死去に伴う4月の衆院北海道5区補欠選挙で、新党大地の鈴木宗男代表は昨日、支援者との会合で、自民党公認候補で町村氏の娘婿の新人和田義明氏(44)を支援すると明らかにしました。新党大地として推薦する意向です。

・新党大地、自民候補支援へ 衆院北海道5区補選 共同 2016年1月9日
http://this.kiji.is/58495421397779962?s=t

 この補選では、民主党・北海道連から新人池田真紀氏(43)、そして共産党が擁立した新人橋本美香氏(45)が出馬を表明しており、共産党は野党統一候補のためには、候補者の取り下げも示唆。野党共闘の成立の正否が焦点となっていた矢先のことでした。

 鈴木宗男さんは先月28日、安倍総理と会談し、「共産党が加わる野党統一候補の擁立は支持しない考えを伝えた」と報じられていましたが、やはりこういう結果になったかぁ、と複雑な思いです。

 取材を通じて見てきた限り、鈴木宗男さんは、政治家としての強い矜持を持っている方のように思われました。昨年、安保法案が国会で通ろうとしているときも、「圧倒的数を誇る与党がなぜこのような、世間から騙し討ちとも言われる様な、受け止められるようなことをするのか」と自らのブログで問題視し、「どうしてこのような頭作り、発想になるのか。頭に虫が入ってしまったとしか考えられない」と強い言葉遣いで非難していました。

・「9月17日(木)ムネオ日記」
http://blogos.com/article/134548/

 さらには、「いずれ国民から厳しい判断が下されることだろう。いや、下して戴きたいものである」とまでブログに書いていました。選挙で国民に是非の判断を下してほしいと訴えていたのです。

 にもかかわらず、自ら、これまでの政治姿勢を180度変えてしまい、さんざん批判してきた安倍総理と手を結んで自民党候補の応援に回るとは、どういうことでしょうか。鈴木宗男さんの「頭に虫が入ってしまった」のでしょうか。それとも計算づくの「変わり身」なのでしょうか。そうするだけのメリットがあったのでしょうか?

 これまで、4度にわたって岩上さんのインタビューに答えた鈴木宗男さんは、検察の不正を告発し、TPPの問題点を指摘し、オスプレイの沖縄配備に反対の意志を示していた、気骨ある方でした。僕の目が節穴だったのでしょうか。この機会にぜひ、アーカイブをご覧になって、皆さんの目でお確かめください!

・2012/09/10 新党大地 鈴木宗男代表インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/29921

・2010/09/09 鈴木宗男議員インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/1421

・2010/04/28 鈴木宗男氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/11603

・2010/02/03 鈴木宗男氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/12319

 続いては、IWJスタッフの緊急募集のお願いです!

■【本当に助けてほしいです!】経理スタッフを緊急募集!

 IWJでは現在、経理スタッフを緊急で募集しています。これまで経理をお願いしていた方が、体調不良のために急遽戦列を離れることになってしまったからです。

 経理および総務の実務経験がある方、経理ならば簿記などの資格をお持ちの方、ぜひともご応募願います!

◆応募条件

※「経理・総務スタッフ」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

 ・・・さて、国会ではいきなり安倍総理が無茶苦茶な発言を連発。さっそく佐々木隼也記者にその一部をご紹介いただきます!

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■国会でまたも勘違い答弁!安倍総理「景気が良くなったから共働きが増えた」?

 おはようございます!IWJで記者をしている佐々木隼也と申します。

 安倍政権になって生活が豊かになった、という方はどのくらいいるでしょうか?僕を含めて、僕のまわりでもそんな人は一人もいません。逆に、厚労省の2015年度の調査によると「生活が苦しい」と実感している人が国民の6割に達しています。これは昭和61年以降、過去最高だといいます。

 元日放送の「朝まで生テレビ」で自民党の現役大田区区議会議員という肩書を隠して、観覧席から「民主党政権よりも安倍政権のほうが景気がよくなっている」とヤラせ(?)発言をした大森昭彦氏ですら、放送内で「アベノミクスの効果が感じられない」という主旨の発言を繰り返し、「儲かっているのは大企業だけ」と語っていたほど。国民の生活は、誰がどう考えても悪くなっています。

 その大きな原因が、他ならぬアベノミクスです。

 海外には30兆円近くにものぼるバラマキをしているとされ、国内では法人税減税などの大企業優遇政策を推し進め、国民の社会保障費は削りに削る。いまや日本は6人に1人が貧困にあえいでいるという、とんでもない国になりました。なぜここまで、日本の国力を下げ、国民を苦しめるような政治を行えるのでしょうか。安倍総理は、国民の生活が見えていないのでしょうか?

 そんな安倍総理のズレた認識が垣間見える発言が、先週から始まった国会論戦で飛び出しました。

 1月8日の衆議院予算委員会で、民主党の山井和則議員に「民主党政権に比べて、第2次安倍政権の方が実質賃金の減少率が高い」と指摘されたことに対し、こう答えたのです。

 「景気が回復し、そして雇用が増加する過程において、パートで働く人が増えれば一人当たりの平均賃金が低く出ることになる。私と妻、妻は働いていなかったけど、景気が上向いてきたから働こうかということで働き始めたら、(月収で)私が50万円、妻が25万円であったとしたら、75万円に増えるが、2人で働いているわけですから、2で割って平均は下がるわけです」

 景気が上向いたから共働きが増えた!?…いやいや、それこそ安倍政権下での、正社員より賃金が低く不安定な【非正規】雇用の増加や、税や社会保障の引き上げなどによる負担増によって、生活維持のために共働きが増加したのが実態ではないでしょうか。

 安倍総理や、自民党議員、増税を推し進める財務省官僚の方々には、ぜひ、以下のIWJの動画記事、岩上さんのインタビューをご覧になっていただき、国民の生活実態を知っていただければと思います。

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・【IWJレポート】渋谷宮下公園夜間施錠の本当の理由~オリンピックの裏で経済被災者を食いモノにする劣悪施設とそれを野放しにする福祉
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/280682

・2015/11/25 企業側は産休を「取らせたくない」?なぜ非正規で働く女性たちは産休すら取得できないのか!?
~「マタハラNet」が記者会見で法の改正を要望!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/276248

・2015/10/28 「健康で文化的な最低限度の生活」を規定した憲法25条を無視し続ける安倍政権 日比谷野音で4000人が生活保護切り下げ中止を求め大集会 ~「財源はあるんだ!」山本太郎氏が糾弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/272481

・2015/06/26 “ブラック社会”の合法化に王手!?破壊される「労働者保護」の“戦後レジーム”世界的な派遣大国、長時間労働国・日本の未来を問う――吉良よし子議員、笹山尚人弁護士に岩上安身が訊く!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/250646

・2015/06/23 「国が言う介護は、家畜を死なせないように、どう面倒を見るかという感覚」介護の真実に迫る日本漫画家協会大賞の介護マンガ『ヘルプマン!!』作者くさか里樹氏に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/250375

・2015/06/24 全体が“山谷”化した日本――事件は「貧困と裕福」の境目で起こる?新宿西口バス放火事件、オウム事件…「死刑弁護人」安田好弘弁護士に岩上安身が「生きる権利」を訊く!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/250390
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…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2016.1.10 Sun.**

【Ch4】13:30~「激おこ!選挙勉強会 全国ツアー第2弾 in 東京 ―ゲスト・古賀茂明氏(元経産省官僚)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※元経産省官僚の古賀茂明氏がゲストとして登壇予定の選挙勉強会を中継します。

【IWJ_KYOTO1】14:00~「第4回左京フォーラム ―岡野八代氏(同志社大学教員、京都96条の会代表)」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「戦争をさせない左京1000人委員会」が主催の「第4回左京フォーラム」を中継します。岡野八代氏(同志社大学教員、京都96条の会代表)が登壇予定。

【IWJ_NARA1】15:00~「第139回『中村てつじと話す会』 ―講演 小林節・慶應義塾大名誉教授」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-nara1
※小林節・慶應義塾大名誉教授が講演予定。テーマは、「安倍『壊憲』と戦う方法」。

【IWJ_KYOTO1】18:30~「米軍Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会旗開き」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会」が主催する、「米軍Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会旗開き」を中継します。

【初公開・撮りおろし・録画配信・Ch1】20:00~「『日本は反対勢力が無力化されている!』パリ同時多発テロの裏側、緊急事態宣言の恐怖、安倍政権の暴走と対策とは?カレル・ヴァン・ウォルフレン氏に岩上安身が聞く」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※パリ同時多発テロから4日後の2015年11月17日におこなわれた、岩上安身によるカレル・ヴァン・ウォルフレン氏インタビューの模様を、初公開・撮りおろしで録画配信します。

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2016.1.11 Mon.**

【IWJ_FUKUSHIMA1】13:30~「ティモシー・ムソー氏(米国)新春特別講演会『動植物の変異から福島人の今日と明日を語る』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukushima1
※チェルノブイリ原発事故により放出された放射性物質が、鳥類、昆虫類、人間におよぼす生態的また進化的影響を研究し、ツバメの研究が世界的に知られているティモシー・ムソー氏による特別講演会を中継します。

【Ch1】14:00~「岩上安身による升永英俊・弁護士インタビュー ~緊急事態条項について」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※喫緊の課題である「緊急事態条項」の危険性について、升永英俊弁護士に岩上安身がインタビューします。

【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。

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(前半の続き)…

■「露骨な選挙対策のバラマキ」を「バラマキではない」と強弁!しかも「1回限り」の支給!?まさにDV男のような安倍政権

 さらに今国会では、国民の税金など「ふって湧いてくる打ち出の小槌」か「自由に使って良いお小遣い」ぐらいにしか考えていない安倍総理の脳内が、全開になっています。

 1月6日の衆院本会議では、補正予算案で「低所得の高齢者」に対し参院選前の5月~6月のあいだに、1人あたり一律3万円を【一度だけ】配る臨時給付金について、民主党の岡田克也代表が「あまりにも露骨すぎませんか。国民の税金を使った選挙対策のためのバラマキではないか」と指摘しました。これに対する安倍総理の答弁に、またも驚かされました。

 「個人消費の下支えの観点や実務上の対応可能性をふまえ、1回限りの措置として支給するものだ。バラマキには当たらない。ましてや選挙対策という批判は全く的はずれだ」

 …いやはや。

 民主党政権時代の「子ども手当」などを、散々「バラマキだ!」と批判していたのは、どこの誰でしょうか。

 個人消費の下支えのために、低所得層へ給付を行うこと自体が悪いわけではないと思います。しかし、本気で内需拡大のために必要だと思うなら、なぜ選挙の直前に「1回限り」で行うのでしょう?必要な施策なら、毎年行うべきでしょうし、さらに言えば、わざわざ恩着せがましく給付を行わずとも消費税の税率をすえおいたり、社会福祉の給付の減額をやめたりすればすむ話です。

 安倍政権はこれまで、年金支給額を実質減額し、生活保護の生活扶助や住宅扶助や冬季加算を引き下げ、消費税を8%に増税するなど、数々の生活困窮政策を推し進めてきました。散々殴っておいて、1回だけ頭を撫でたら自分に服従するだろう、というのは、まさにDV男にも通ずる発想です。

 しかも、安倍政権は参院選後には、また国民に対して厳しい仕打ちを再開します。

 参院選後には、ただでさえ2014年度に1万円、2015年度には3000円と減額している子育て世帯への臨時特例給付金を2016年度から【廃止】にしてしまいます。さらに、入院患者の入院部屋代の負担額の【引き上げ】、75歳以上の窓口負担を1割から2割に【引き上げ】、要介護1・2の人の介護保険からの給付の【除外】、介護保険利用料の1割から2割への【引き上げ】、年金支給開始年齢(現在65歳)の【引き上げ】などなど。そしてとどめに、TPPと、消費税10%への増税を目論んでいます。

 IWJでは、今後も、安倍政権によるこうした生活破壊政治を、厳しく追及していきます。「国が貧困を作っている」という事実を、多くの国民に共有し、訴えていきたいと思います。

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・2015/12/10 国民の年金が安倍政権の人気取りと企業支配に利用される!? 厚労省がGPIFによる株式への直接投資「解禁」に向け、検討開始
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/278184

・2015/11/09【愛知】「安倍政権は、経団連からの指令を忠実に実行している」 ~山本太郎議員が名古屋で街頭Q&A、自公政権による危険な政治の阻止を訴える
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/274288
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 以上、昨日、初デートの思い出の場所でもあるという神奈川県の鎌倉に小林節・慶応大名誉教授の講演会を録画取材しに行ったハマッ子(横浜っ子)・佐々木記者でした!講演会の模様も後日配信しますので、ご視聴ください!

 安倍総理の「私が50万円、妻が25万円」という例え話が現実と激しくかけ離れているとして強い非難の声が上がっていますが、そりゃ怒られて当然ですよね。

 国連の社会権規約委員会は2013年5月17日、「日本の最低賃金の平均水準が最低生存水準および生活保護水準を下回っている」と懸念を表明。現に、他の先進国ではパートさんの賃金が正社員の60%以上、高い水準の北欧諸国(スウェーデン)やスイスでは90%にも到達するといわれているなか、日本のパートさんの場合は、正社員の賃金の半分にも満たないといわれています。

 最近は「最低賃金1500円」を訴える市民団体「AEQUITAS」(ラテン語で「正義」や「公正」を意味する言葉)が元気よくデモ行進し、IWJはこれを取材・中継しています。「時給1500円なんて実現したら企業が潰れちゃうだろ」という意見もよく見受けられますが、本当にそうでしょうか。デモ中には識者の方がスピーチもしていますので、ぜひご覧ください!

・2015/10/17 生活まもれ!「上げろ最低賃金デモ」(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/270823

・2015/12/23 【北海道】最低賃金上げろデモ札幌(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/280052

 続いて、本日の要注目配信のご案内です!年末年始は奈良に帰省し、味はgoodだが見た目はアレそのもの、「鹿の糞クッキー」なるおみやげをスタッフに買ってきてくれた麗しき太田美智子記者、よろしくお願いします!

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■初公開!!本日20時から、岩上安身によるカレル・ヴァン・ウォルフレン氏の単独インタビューを配信します!全編日英字幕付き!

 おはようございます!太田美智子です。本日配信のウォルフレン氏インタビューを皆さまにぜひぜひご覧いただきたくて、昨日に続いて再度プッシュさせていただきます!

 ウォルフレンさんは、鋭い視点で世界情勢や日本の権力構造を分析するジャーナリストとして、皆さまの中にも多くのファンがいらっしゃると思います。

 そのウォルフレンさんを、岩上さんが昨年11月17日に単独インタビューしました。パリで同時多発テロが発生した4日後のことです。ISが犯行声明を出し、直後にトルコで開かれたG20サミットでは各国首脳が「テロとの戦い」を誓い、日本でも緊迫感が一気に高まっていました。

 しかし、ウォルフレンさんは、パリのテロで得をするのは「フランス大統領、イスラエル、米国、NATO」だとして、「誰もが9.11直後の心理状態に戻り、国民は戦闘意欲に燃え、支配層に対する疑念は消えてしまった」と、懸念されています。

 また、パリでのテロ後、フランス政府は緊急事態宣言を発令し、岩上さんが安倍政権のもくろむ改憲・緊急事態条項の創設の危険性について問いました。

 ウォルフレンさんは政府が緊急事態権限を手にすることの危険性を認めながら、「日本は反対勢力が無力化されている」ことの問題の大きさを指摘しています。「かつて自民党には越えてはならない一線が存在し、越えようとするとメディアが黙っていなかったのに、今では反対勢力がいなくなってしまった」ためです。

 ほかにも、安倍政権がもくろむ改憲を止めるためのヒントとして、「現状分析」と「戦略形成」が必要であり、そのためには「古い考えを捨てること」、事実を真摯に探求する「経験豊かなジャーナリスト」の存在も必要だと話されています。

 インタビューで語られたテーマだけでも、ここには書ききれないほど多岐にわたり、示唆に富んだ内容が詰まっています。皆さま、ぜひインタビュー動画をご覧ください!!

【IWJ Ch1】 http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php

 また、ウォルフレンさんには、これまで3度にわたって岩上さんがインタビューしていますので、そちらも合わせてご覧ください!

・2014/12/18 ウクライナ危機、イスラム国、TPP…アメリカ帝国主義の世界戦略を読み解く ~岩上安身による『日本に巣喰う4つの“怪物”』著者 カレル・ヴァン・ウォルフレン氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/214711

・2012/03/29 「日本を追い込む5つの罠」カレル・ヴァン・ウォルフレン教授インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/6966

・2010/12/11 『アメリカとともに沈みゆく自由世界』ウォルフレン教授インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/711

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 以上、太田記者でした!

 左派は「憲法を守れ」と言うが、実際に憲法はとっくの昔に破られており、守られてはいなかった。しかし、左派はその現実を無視してひたすら護憲を叫び続け、一方の右派勢力はリアリティのない憲法の意味を真剣に捉えようともせず、その中身を平気で無視し続けてきた。その結果、これほどまでに憲法が軽視されるようになった――。

 こう考えるウォルフレンさんは、20年以上も前から「このままでは近いうちに右翼が憲法を乗っ取ってしまうだろう」と警鐘を鳴らし続けてきたといいます。

・敗戦後の占領支配は終わっていない! いまだアメリカの管理下にあるこの国で本当に必要な憲法改正とは 週プレNEWS
http://yukan-news.ameba.jp/20160107-29/

 そして、ウォルフレン氏の懸念は今、現実のものとして僕たちの眼前に迫ってきています。

■憲法を乗っ取ろうとする総理はやはり憲法をまともに理解していなかった! 民主・階猛(しな・たけし)議員の“クイズ”に対する安倍総理の衝撃の「誤回答」

 一昨日8日の衆院予算委員会で、民主党の階猛氏が安倍総理に憲法をめぐる“クイズ”を出題しました。

 階議員は安倍総理に対し、「憲法上、野党議員には予算案の国会への提出権はあるか」と質問。安倍総理は、「提出するのは特定の条件を満たしていなければならない」と、条件付きで野党議員にも予算案の提出権があると答弁し、野党議員から「違うよ」とブーイングを浴びました。

 憲法86条の規定は、「内閣は、毎会計年度の予算を作成し、国会に提出して、その審議を受け議決を経なければならない」。つまり、予算案の提出は内閣にしかできません。安倍総理の誤回答に対して、階議員は、「憲法改正を唱える首相自身が憲法の根本的なところも理解していない!」と指摘。「誤りなら撤回し、テレビを見ている高校生にも謝罪してほしい」と述べました。

 高校生どころか全国民に謝罪してほしいところですが、わかっていたこととはいえ、またしても憲法への無知・無理解を露呈した安倍総理。そんな無知な総理が憲法改正を本気で狙っているというのですから「バカな総理だなぁ」などと笑ってすませてはいられません。

 前述のウォルフレン氏は「右翼が憲法を乗っ取る」と懸念を示したわけですが、むしろ「無知のカタマリが憲法を乗っ取る」と言いかえた方が実情に即している気がします。

■憲法改正を目指す安倍総理の狙いは独裁者の魔法の杖「緊急事態条項」の新設!

 憲法をろくろく知らないのに、いや、知らないからこそ、その価値がわからず、憲法を書き換えようなどと不埒なことを考えているのでしょう。安倍総理が憲法改正でまっさきに着手しようとしているのが「緊急事態条項」の新設です。

 自民党改憲草案に規定された「緊急事態条項」は、有事の際に総理大臣が「緊急事態宣言」を発することで、憲法を一時停止することができるというもので、内閣が法律と同等の政令を制定でき、予算を自由に設定できる一方、国民や地方自治体は国家の命令に従うことが義務づけられており、本来、憲法が保障しているはずの「人権」が著しく侵害されかねない内容となっています。

 「緊急事態、非常事態というのは、国民の基本的人権を制限する」「一歩誤れば、権力者による基本的人権の一方的な制限に利用される」――。

 こう危機感を示したのは、「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎共同代表です。2016年1月4日(月)の定例記者会見で、緊急事態条項に関する記者の質問に回答し、「今の極右的な安倍政権のもとで、その運用やら解釈やら捻じ曲げられて、利用される可能性が高い」とも批判しました。

 IWJはこの会見の模様を一昨日記事化しました。重要な内容となっておりますのでご確認ください!

・2016/01/04 「生活の党」小沢・山本両代表が緊急事態条項を徹底批判!「権力者による基本的人権の一方的な制限に利用」「極右的な安倍政権の下で運用・解釈がねじ曲げられる」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/280919

 最近、「緊急事態条項」という言葉をニュースで見かけることが徐々に増えてきたように思いますが、「緊急事態条項」の中身の恐ろしさは、まだまだ浸透しているとは言えない状況です。

 IWJでは、明日11日に、岩上さんが「一人一票裁判」で有名な升永英俊弁護士に、「緊急事態条項」について詳しくお話をうかがいます!升永弁護士は「緊急事態条項」について、真剣な懸念を抱いて世論に訴えている方です。

 ナチスによる権力掌握は、「全権委任法」ではなく、「大統領緊急令」で憲法を停止したことから始まっていたそうです。升永弁護士は、「ヒトラー率いるナチスは33%しか議席を持たなかったのに、ヒトラーは独裁者になることができた。自公政権が70%以上の議席を持つ中、安倍は、ヒトラー以上に容易に独裁者になれる」と、恐ろしい見解を示しています。無知な男が憲法を改正するだけでなく、独裁者になってしまう。気が遠くなるような話です。

 運命の参院選まで、もう半年しかありません。明日のインタビューでは、喫緊の課題である「緊急事態条項」の危険性に関して、詳しくお話をうかがいたいと思っています。ぜひご注目ください!

■升永弁護士も登壇した「饗宴VI」DVD予約受付開始! 予約特典のご用意も!

 升永弁護士には、12月20日、IWJが開催したシンポジウム「饗宴VI~国民非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!」にもご登壇いただき、「緊急事態条項」と、実際に独裁政権を築き、維持するまでの「ナチスの手口」の類似性をご解説いただきました!

 饗宴当日は、升永弁護士を含め、総勢各パネラーの皆さんとともに、岩上さんが、安倍政権が創設を目指す「緊急事態条項」の危険性について論じましたが、「緊急事態条項」に関して注意を喚起するため、この「饗宴VI」のDVDを超特急で作成しています!

 発売は、1月15日頃となる予定です。総勢16名のパネラーの皆さんの鋭いキーノート・スピーチと、岩上さんを交えてのクロストークで、各パネルは例年以上に熱を帯びたものとなりました。僕も、お客様に「今年はよくまとまっていてわかりやすかった!」とお声がけいただきました。

 予定があわなくて会場に来られなかったという方、会場に来たけれどももう一度見たいという方、「緊急事態条項のヤバさを周囲にも伝えたい」という方などは、ぜひともお買い求めください!

 価格は4,200円とお求めやすくなっています。事前に予約していただいた方には、特典として、写真家・初沢克利氏撮影の、臨場感と熱気あふれる「饗宴VI」スチール写真データをプレゼントします!

 事前予約は、下記のフォームで受け付けておりますので、皆さまふるってお申し込みください!

※【予約特典付き・岩上安身サイン入り】DVD「饗宴VI」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=187

※【予約特典付き】DVD「饗宴VI」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=188

◆饗宴VI~国民非常事態宣言! 露わになった「ナチスの手口」/国家緊急権を阻止せよ!

●テーマ1:米国の経済覇権の終わり?~AIIBの衝撃とTPP「砲艦外交」の正体

岩月浩二氏(TPP阻止国民会議世話人/TPP交渉差止・違憲訴訟弁護団共同代表)
植草一秀氏(政治経済学者)
田中宇氏(国際情勢解説者)
富岡幸雄氏(中央大学名誉教授)
矢吹晋氏(横浜市立大学名誉教授)
内田聖子氏(特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター事務局長)

●テーマ2:違憲の「戦争法」強行可決から「明文改憲」による緊急事態条項導入へ~属国のファシズムを阻み、立憲民主主義を救い出せるか

青井未帆氏(学習院大学大学院法務研究科教授)
伊波洋一氏(元宜野湾市長)
奥田愛基氏(大学生/「SEALDs」創設メンバー/「Redemos」代表理事)
水上貴央氏(弁護士/青山学院大学法務研究科助教)
永井幸寿氏(弁護士)
升永英俊氏(弁護士/弁理士/「一人一票実現国民会議」発起人)

●テーマ3:「戦争」の過去・現在・未来~安倍政権の目指す「戦争遂行国家化」その帰結は!?

井筒高雄氏(元陸上自衛隊レンジャー隊員)
志葉玲氏(ジャーナリスト)
柳澤協二氏(元内閣官房副長官補/NPO法人国際地政学研究所理事長)
孫崎享氏(元外務省国際情報局長)

 続いては、昨日アップした注目記事について、事務所内でもダウンを着こなしている寒がり、だけど老後は北海道で過ごしたいと願う京都出身・安道幹記者がご紹介します!

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■米軍普天間飛行場の辺野古移設の是非を問う!注目の宜野湾市長選まであと2週間です!今夏の参院選にいち早く「オール沖縄」で出馬を表明した伊波洋一・元沖縄県宜野湾市長へのインタビュー記事もアップします!!

 おはようございます。IWJの安(あん)です。

 注目の宜野湾市長選まであと2週間となりました。8日付の琉球新報の記事によれば、1月7日(木)、立候補を表明している現職の佐喜真淳氏(51)<自民、公明推薦>と、翁長県政の支援を受ける志村恵一郎氏(63)の2氏を招いた公開討論会が開催され、注目されている米軍普天間飛行場の移設について、2氏の立場が浮き彫りになったようです。

 佐喜真氏は、2012年の同市長選で米軍普天間飛行場の「県外移設」を公約に掲げ、当選しました。ということは、本来ならば今回の市長選でも、名護市辺野古への移設については「明確に反対」と言うのが自然なように思われます。

 ですが、昨年12月25日に行われた政策発表の記者会見や、1月7日の公開討論会では、辺野古移設の是非について、「普天間基地の固定化を絶対に避ける」と述べるにとどまり、具体的な態度を明確にしませんでした(本音は辺野古移設に賛成なのでしょうか?)。公開討論会でも、この点を突かれ、会場からは「答えになってないぞ!」「辺野古はどうする?」と市民から顰蹙を買ったようです。

 対する志村氏は公開討論会で、普天間飛行場について「県内や県外、国外という移設の条件を付けない閉鎖返還もあり得るとの立場だ」と述べ、辺野古移設関係なく、閉鎖がありうるとの見解を表明しました。

 沖縄は、保守・革新が「オール沖縄」として辺野古新基地建設反対でまとまり、2014年の名護市長選、沖縄県知事選、衆院選と立て続けに自民党に勝利しています。この勢いに乗って、今回の市長選でも辺野古新基地建設反対の民意を貫けるかどうかが、注目されます。

 こうした中、政府による露骨な選挙対策も目立ってきています。昨年12月4日には、すでに返還で合意している嘉手納基地以南の米軍施設のうち、普天間飛行場の東側など二カ所を先行返還することを日米両政府が発表しました。現市長の努力をアピールしようと日米両政府で“花をもたせた”格好です。また普天間の跡地に、ディズニーリゾートを誘致しようという「きな臭い」動きもあります。実際は、テーマパークではなく「ホテルの関連事業」とのことですが、菅官房長官が「夢のある話だ」と持ち上げれば、国民はつい勘違いしますよね!?(それを狙った?)。

 宜野湾市長選。IWJでも引き続きフォローしていきますので、どうぞ引き続きよろしくお願いします!

 IWJでは昨日、7月の参院選に向けていち早く「オール沖縄」で出馬を表明した伊波洋一・元沖縄県宜野湾市長への岩上さんによるインタビューの記事をアップしました!!

※2015/12/21 「武器を持たず、国際的信義を重んじて450年の平和を維持した琉球の歴史を知ってほしい」 ~岩上安身による伊波洋一・元沖縄県宜野湾市長インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/279853

 伊波さんは昨年の「饗宴VI」でもご登壇いただき、今、沖縄で何が起こっているかを、端的に解説してくださいました。「米軍のごり押し」で行われていると見られがちな辺野古新基地建設ですが、実は、秘密保護法や安保法制などに見られる安倍政権の「戦争できる国造り」に密接に関わっている、という事実。対中戦争を見据えて、南西諸島全体の軍事基地化が押し進められているという報告が衝撃的でした。

 饗宴の翌日12月21日に行われた、岩上さんによるインタビューでは、この点がさらに深掘りされています。

 伊波さんは、米国側が「沖縄の過重な基地負担」を指摘していたり、米海兵隊が戦略上、軍備増強のためにグアムに移転するのにも関わらず、日本政府が米海兵隊の重要性を持ち出して辺野古の新基地を正当化しているという「矛盾」を紹介。安倍政権や合衆国政府の狙いが、「別」にあることを詳しく指摘しました。

 米軍が対中戦略として日本を戦場にすることを想定した「エアシーバトル」、日中の代理戦争を利用して漁夫の利を得ようとする「オフショア戦略」など、皆さん聞いたことありますか?辺野古の新基地建設や沖縄への自衛隊の配備などが、それらの思惑に密接に絡んでいるようです・・・合衆国政府や安倍政権は一体何を考えているのでしょうか?

 来年夏の参院選にいち早く、「オール沖縄」「野党共闘」候補として出馬することを発表した伊波さんに、沖縄の米軍基地をめぐる現状、今後の沖縄のあり方を、岩上さんが突っ込んでお聞きしています。どうかご一読いただければと思います!

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 以上、安記者でした!一昨日は風邪を引いてしまい、1日お休みしましたが、昨日はバッチリ事務所に復帰し、いつもの白馬の王子様のような笑顔を振りまいてくれました!

 IWJのこうした取材活動は、すべて会員さんの会費、ご支援いただいている皆さんのカンパで成り立っています!

 現在の会員数は5707 名様です! 2014年春の消費税増税によって、会員の皆さんの家計が直撃され、ジリジリと1000人ほど減少してしまった会員数ですが、少しずつ回復しつつあります。本当に、本当にありがとうございます!

 …ですが、まだ少々足りません。安倍政権の暴走が加速するにつれ、当然ですがIWJも忙しくなっていきます。昨年の安保国会の混乱に合わせ、スタッフも増員しました。でも、まだまだ日本が直面する難題(つまりは我々の仕事)は山積みで、まだまだスタッフが足りていません。そして、スタッフを雇う資金も潤沢であるとは言えません・・・!

 どうかIWJの取材活動をお支えください! 政権におもねる大手メディア、特にNHKなどとはまったく違うファイティングスタイルをお見せしていきたいと思います! どうか会員としてIWJをお支えください! カンパのお願いもしています! よろしくお願いします!

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■岩上安身の直近インタビューのお知らせ

 2016年に入り、インタビューも続々決定しています!去年秋に岩上さんの体調不良などで延期になってしまった方のほか、さらにどしどしアプローチを続けております。今後もこのコーナーにご注目ください!

・1月11日(月)14時~
弁護士・升永英俊氏インタビュー

・1月26日(火)15時~
九州大学准教授・施光恒(せ・てるひさ)氏インタビュー

・2月4日(木) 15:00~
岡山大学大学院環境学研究科教授・津田敏秀氏インタビュー

・ 2月11日(木) 14:00~
共同通信編集委員・太田昌克氏インタビュー

 もともと昨年11月26日に行う予定だった津田敏秀さんのインタビュー。岩上さんのお身内に不幸があり、告別式等と重なったため、延期とさせていただいていましたが、2月4日(木)に行うこととなりました!「福島の子どもたちの甲状腺癌発症率は20~50倍」と分析し、福島第一原発事故をめぐる被曝防護に警鐘を鳴らすに津田さんのインタビュー、是非ご視聴ください!下記の記者会見も必見です!

・2015/10/08 福島の子どもたちの甲状腺癌発症率は20~50倍「チェルノブイリと同様、今後の多発は避けがたい状態」――津田敏秀岡山大教授が警告「情報公開の在り方を急いで変える必要がある」(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/269511

■IWJスタッフ募集のお知らせ

  IWJでは現在、スタッフを大募集中です。特に事務スタッフは猫の手も借りたいほどの忙しさ。皆さんの応募をお待ちしています!2016年は昨年以上に波乱の年になるであろう予感を、スタッフ一同、ひしひし感じています。そのために、皆さんのお力がどうしても必要です!

  IWJでは、必要があればセクションを超えて連携プレーを行う「トータルフットボールシステム」をポリシーとしています。ヨハン・クライフの率いたこの戦術は、岩上さんの大方針でもあり、IWJの強みの一つでもあります。

 スタッフが複数のポジションをこなし、動き回るシステムは、退屈している暇はなく、やり甲斐があります。あなたもIWJで働いてみませんか。ご応募をお待ちしています!

 他にも経理・総務スタッフ、テキストスタッフ、中継・動画編集スタッフを募集しています!

※IWJスタッフへの応募はこちらから
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■わとはぷ~What happened today?

 今日は「明太子の日」であり、「かんぴょうの日」であり、「さんま寿司の日」であるという、とにかくお米が欲しくなりそうな日ですね。

 「明太子の日」は、福岡の食品会社ふくやが制定。1949年のこの日に販売を開始したのを記念したそうです。「かんぴょうの日」は、かんぴょう(干瓢)の「干」が「一」と「十」の組み合わせから成ることに由来。「さんま寿司の日」は、三重県熊野市のさんま寿司保存会が2004年に制定。熊野市の産田神社でこの日に行われる例祭の後の直会で、熊野灘沿岸の郷土食「さんま寿司」の原形とされる寿司が出されることから制定されたということです。

 いやぁ、腹が減りますね。皆さん、今日は日曜日なので、これから朝食という方もいらっしゃることでしょう。さっそく「明太子」「かんぴょう」「さんま寿司」のどれか食べることができたら、何か幸運が訪れるかもしれませんよ・・・!

 僕自身は、運には頼らず、未来は自分の手で切り開くぜ!という覚悟でのぞみたいと思います!

今日も1日、IWJをよろしくお願いします!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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