日刊IWJガイド「ロックの会~IWJ NIGHTは本日開催! ぜひ、会員限定配信をご覧ください!」2015.5.9日号~No.969号~


■■■ 日刊IWJガイド「ロックの会~IWJ NIGHTは本日開催! ぜひ、会員限定配信をご覧ください!」2015.5.9日号~No.969号~ ■■■
(2015.5.9 8時00分)

 おはようございます。IWJで主としてテキスト関係の編集を担当している平山と申します。

 昨日、岩上さんと、IWJスタッフの数名が、キックボクシングジムに行き、汗を流してきました。一般向けの、シゴいたりしないジムだそうです。仕事一辺倒だとどうしても運動不足になり、ストレスも溜まります。ストレスと運動不足の解消、健康増進のために、IWJキックボクシング部を作ろうという話で、参加者の過半数は女性でした。

 昔から、どうしても格闘技が好きになれない私は、今回は遠慮したのですが、みんなでサンドバックを叩くなど、非常に良い運動になったそうです。同じテキスト斑の佐々木さんは、ボクシング経験者であり、パフォーマンスで群を抜いていたそうで、岩上さんは「選手候補だな」と言っていました。次回は、私も参加してみようかな、とちょっぴり考えています。

 ちなみに岩上さんは、フルコンタクト空手の経験者で、以前「僕は、格闘技に育てられてきた」(http://bit.ly/1JTE3ex )とツイートしたこともあります。実際に、岩上さんが格闘技をやっているところをみたことはないのですが、おそらく若い頃はメイウェザーやパッキャオのように、迫力ある勇姿をきっと見せていたことでしょう。

まあ、メイウェザーやパッキャオ並みというのは、大げさだとしても、若い頃はきっと素早く、鋭い、力強い動きをしていたはずです。

しかし、寄る年波には勝てず、ということなのでしょうか。サンドバックを蹴ったら左足ふくらはぎの肉離れを起こし、病院行きになってしまいました。「20代から空手をやってきて無数にサンドバックを蹴ってきたのに、こんなこと、初めてだよ」と、ぼやいていました。

岩上さんだけではありません。昨夜インタビューした西尾正道先生は、かつてバスケの選手だったが、50歳ごろ久々にプレイしてジャンプシュートしたら、なんとアキレス腱を断絶したそうです。「人間、50代に入ったらもう体がいっぺんにガタがくるからね」と、「先輩」として岩上さんに無理をしないようにと諭していました。

インタビュー後、日本人のガンの罹患率が50%強、2人に1人はガンに罹るといわれ、「もう若くない」と思い知らされた岩上さんは青くなり、インタビュー後、PET検査を受けようかな、と西尾先生に相談していました。

健康は本当に大事です。年も考えなくてはなりませんが、自ら老けこまないように身体を鍛えたり、動かしたりすることも大事です。でも、それでもなってしまうのが病気。昨夜の西尾先生のインタビュー、ぜひ、見ていない人はアーカイブで見てください! TPPに入った後、医療費入ったとんでもない高さになりますよ!

おちおち病気にもなれませんし、歳をとることもできません。

■本日20時より、「ロックの会~IWJ NIGHT」を開催します!

 いよいよ本日20時より、「69(ロック)の会~IWJ NIGHT」を開催します。今回は、「覇権拡大する中国」「TPPで迫る医療保険制度の崩壊」「辺野古新基地建設と安保法制」の3つのテーマについて、多彩なゲストの方々をお招きし、トークを行います。

 今回の「69(ロック)の会~IWJ NIGHT」は、おかげさまで、既にお申込みが定員に達しました。お申込みいただいた皆様、誠にありがとうございました。イベントの模様は、会員限定で中継を行います。お申込みいただけなかった方は、どうぞIWJの定額会員にご登録いただき、中継で「69(ロック)の会~IWJ NIGHT」をお楽しみください。

※会員限定配信のご視聴はこちらから
http://iwj.co.jp/wj/member/limited

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 最初のテーマ「覇権拡大する中国」では、ソフトブレーン株式会社の創業者で、現在は経営コンサルタントや経済評論家として活躍中の宋文洲氏をお招きし、お話をうかがいます。

 AIIB(アジアインフラ投資銀行)の創設や、「シルクロード経済圏構想」の提唱など、経済的な台頭が著しい中国。日本は、このAIIBについて、既存のADB(アジア開発銀行)が存在するという理由で参加見送りを決定してしまいましたが、今後、覇権拡大を続ける中国との間に、日本は政治、経済の両面で、しっかりとした友好関係を築かなければならないように思います。

 日本は今後、中国とどのように付き合っていけばよいのか。宋氏に、ビジネスマンとしての視点から、お話いただきます。

◇関連記事◇

・2015/04/21 AIIBへの参加 「好きかどうか」ではなく「ニーズがあるかどうか」で判断を~岩上安身による経済評論家・宋文洲氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243213

 次のテーマ「TPPで迫る医療保険制度の崩壊」では、元農水相で「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」幹事長の山田正彦氏と、北海道がんセンター名誉院長で、TPPだけでなく、内部被曝問題やネオニコチノイド系農薬問題、子宮頸がんワクチン副反応被害問題などにも詳しい西尾正道氏にご登壇いただきます。

 TPPの交渉分野は21にも及びますが、今回は、医療保険制度にフォーカスしてお話をうかがいます。TPPによって国民皆保険制度が崩壊すると、日本も米国と同じように、一回の治療で法外な値段が取られるようになる可能性があります。今回の安倍総理による訪米を経て、TPP妥結間近と言われている今、改めて、TPPと医療の問題について、考える機会にしたいと思います。

◇関連記事◇

・2015/04/17 万歳会長の突然の辞任劇は「TPP反対封じ」工作!? TPA法案提出、安倍総理の米議会演説の裏にある日米両政府の思惑を、山田正彦元農水相が岩上安身のインタビューで暴露!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242893

・2015/04/18 農薬大国・日本の現実 ネオニコチノイド系農薬で、発達障害が急増する!? ~岩上安身による西尾正道氏、黒田洋一郎氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242962

 最後のテーマは、「沖縄の基地問題と安保法制」です。ご登壇いただくのは、沖縄3区選出で、「生活の党と山本太郎となかまたち」所属の玉城デニー衆議院議員です。

 連日、市民による根強い抗議活動が展開されている、辺野古新基地建設問題。先日の日米首脳会談の際、安倍総理とオバマ大統領は、米軍普天間飛行場を辺野古に移設することを「確認」しました。また、18年ぶりに改定された日米新ガイドラインにおいても、辺野古新基地建設が「唯一の解決策」とされています。

 名護市長選における稲嶺進氏の当選、そして沖縄県知事選における翁長雄志氏の当選によって、「辺野古新基地建設反対」という沖縄県民の民意は、しっかりと示されたはずです。にも関わらず、政府は、そうした民意を無視し、米国との間で辺野古新基地建設を既定路線として進めてしまっています。

 今回、玉城議員には、この辺野古新基地建設問題と、集団的自衛権行使容認を中心とする安保法制の問題点について、沖縄県民の声を紹介していただきながら、お話いただきます。

 さらに今回はスペシャルゲストとして、「明日戦争がはじまる」という詩がTwitter上で爆発的に拡散され、大きな話題を呼んだ詩人の宮尾節子さんにご登場いただき、詩の朗読をしていただきます。

 宮尾さんの詩の朗読の伴奏をしてくださるのは、田中一夫さんです。以下、田中さんのプロフィールをご紹介します。

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1988年よりトルコの民族音楽演奏グループ「ASYA(アッシア)」を主宰しトルコの民謡を中心とした演奏を行う。詩人、舞踏家、彫刻家、画家等いろいろなジャンルのアーティストとのコラボレーションを展開。
2001年「ROSSA(ロッサ)」を結成しライブハウス等で演奏活動を行っている。
今回使用する楽器「ラバーブ」は、アフガニスタンの民族楽器で25年前にパキスタンのペシャワールで入手。当時はアフガニスタンには入国できず数百万人規模でアフガニスタンからパキスタンへの難民が入国されており、戦禍を逃れた楽器であった。多くの共鳴弦が張ってあり大変深みのある音色を持つ楽器である。
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 宮尾さんには、以前、「明日戦争がはじまる」に込めた思いについて、IWJのサイトに寄稿していただきました。こちらも、あわせてご一読いただければ、と思います。

・【IWJブログ・特別寄稿】「明日戦争がはじまる」の作者です。こんにちは。(第1回) 詩人・宮尾節子
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/208868

・【IWJブログ・特別寄稿】「明日戦争がはじまる」の作者です。こんにちは。(第2回) 詩人・宮尾節子
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/230879

・【IWJブログ:特別寄稿】「明日戦争がはじまる」の作者です。こんにちは。(第3回) 詩人・宮尾節子
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/235675

 以上、多彩なゲストでお送りする「69(ロック)の会~IWJ NIGHT」。先述したように、今回は既にお席がいっぱいとなってしまいました。会場にお越しいただけない方は、ぜひ、会員限定配信をご覧ください。

(後半へ続く)・・・

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.5.9 Sat.**

【IWJ_HYOGO2】13:00~「これからのエネルギーは市民が決める! 原発ゼロ社会への道 ―第2回兵庫フォーラム」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-hyogo2
※松原弘直氏(環境エネルギ―政策研究所主席研究員・原子力市民委員会 原発ゼロ行程部会コーディネーター)の基調講演、兵庫県法曹界、医療界、経済界、農業・漁業関係、消費者団体などからの意見表明、脱原発をめざす首長会議参加首長からのアピールなどが予定されている。

【IWJ_OSAKA1】13:30~「『大阪都構想』のリスクに関する学者説明会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※立命館大学・森裕之教授、関西学院大学・冨田宏治教授、帝塚山学院大学・薬師院仁志教授、京都大学・藤井聡教授らが説明者として登壇予定。

【IWJ_HYOGO1】14:00~「『戦後70年、歴史のねじ曲げを許すな!~”慰安婦”問題の真実を学ぶ』学習講演会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-hyogo1
※石川康博・神戸女学院大学教授が講師として、講演予定。兵庫県民会館で行なわれます。

【IWJ_AOMORI1】15:00~「大竹進と医療・介護・福祉を語る会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aomori1
※垣田さち子・京都府保険医協会理事長(内科医)、小池晃・参議院議員(内科医)、阿部知子・衆議院議員(小児科医)らがゲストとして登壇予定。

【録画配信・Ch4】17:00~「厚生労働省へ所在不明児童のすみやかな調査と保護を求める要望書の提出後の記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※昨日5月8日に行われた、「厚生労働省へ所在不明児童のすみやかな調査と保護を求める要望書の提出後の記者会見」を録画配信します。

【Ch5】18:30~「南相馬の地点解除訴訟(「20ミリ基準撤回訴訟」)を応援する全国集会in東京」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「南相馬の地点解除訴訟(20ミリ基準撤回訴訟)支援の会準備会」が主催。「私たちは、なぜ訴えざるをえなかったのか」と題し、南相馬の原告の方々が発言予定。

【会員・サポーター限定配信】20:00~「第41回 69(ロック)の会 ~IWJ NIGHT~」
会員の方はこちらからご視聴になれます→ http://iwj.co.jp/wj/member/limited
サポーターの方はこちらからご視聴になれます→ http://iwakamiyasumi.net/
※第41回のロックの会はIWJ NIGHT!第1に、今後、ますます重要な焦点となる中国との関係について、第2に、TPP(とりわけ保険医療問題)、第3に沖縄の基地問題の3つのテーマについて、識者をお招きして、お話をうかがいます!
詳細→ http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/22143#more-22143

会員ログインはこちら
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

IWJ会員登録はこちら
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~~会員限定配信の視聴方法~~

1,会員限定視聴ページ( http://iwj.co.jp/wj/member/limited )へアクセス
2,登録メールアドレスとパスワードを入力
3,ページに表示されているパスワードを、視聴画面に入力

以上の手順で、ご視聴いただけます。ぜひ、ご覧ください。

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・・・(前半の続き)

■TPPで国民皆保険制度が崩壊の危機!? 西尾正道氏インタビューにご注目ください!

 冒頭で述べましたが、昨日、20時からCh1で配信した、「岩上安身による北海道がんセンター名誉院長・西尾正道氏インタビュー」はご覧いただけましたでしょうか?

 西尾先生はこれまで、長年にわたり放射線治療に携わってきた経験から、2011年3月11日の福島第一原発事故に由来する内部被曝の問題について、警鐘を鳴らし続けてきました。今年2月19日には、岩上さんが北海道で単独インタビューを行い、内部被曝の問題などについて詳しく解説されています。また、ICRP(国際放射線防護委員会)の問題点について、IWJのサイトに原稿をお寄せいただいています。

※2015/02/19 「内部被曝の影響は、これから出てくる」 放射線治療の第一人者が語る、被曝問題の隠された真実 ~岩上安身による西尾正道氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/233698

※【IWJブログ・特別寄稿】「健康被害に関するICRPの理論の問題点」(北海道がんセンター名誉院長 西尾正道)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/238989

 その西尾先生に、今回は、TPPによる医療保険制度崩壊の危機や、ネオニコチノイド系農薬の危険性ついて、幅広くお話をうかがいました。

 TPPに関しては、4月28日の日米首脳会談で、日米両国がリーダーシップを取り、早期妥結に向けて協力することで一致しました。交渉妥結に向けて、また一歩前進してしまったかたちです。

 しかし、TPPは秘密交渉なので、その全貌は、いまだ明らかになっていません。国民にも国会にもはからず、国民生活に大きな影響を与える条約の交渉を行うとは、何事かと思います。TPP交渉の実務を担当している内閣府の西村康稔副大臣は、一時、国会議員に対してテキストを開示するとの意向を示していましたが、昨日になって、急遽これを撤回。TPPの実態は、依然として闇の中です。

 昨日のインタビューで西尾先生は、TPPによって、日本の医療が米国と同じように営利目的のものとなってしまう危険性を指摘しました。日本では現在、国民皆保険制度のおかげで、患者は安価で治療を受けることができます。しかし、TPPによって医療分野の市場が開放されると、この国民皆保険制度が崩壊の危機に瀕することになります。一回医者にかかっただけで、莫大な治療費を請求され、破産してしまう、ということにもなりかねないのです。現にアメリカでは個人の自己破産の6割が医療費によるものだそうです。

貧も病も老も、人は誰でも避けたいものだと思います。しかし、老化だけは誰も避けることができず、受け入れていかなければなりません。しかし、老から病への確率が高まるのは、これも避けがたいとして、病になったら貧に転落するというのは、本当に勘弁してもらいたい。人生真っ暗闇じゃありませんか。TPPという巨大な国際条約の話は、実は僕らすべての庶民の暮らしや人生に大きな影を落とすことになるのです。

 西尾先生には、本日も、子宮頸がんワクチン副反応被害の問題と、遺伝子組み換え問題、モンサントの問題などを中心にお話をうかがいます。実は、たくさんの副反応被害者を生んでいる子宮頸がんワクチンの問題は、遺伝子組み換え技術の危険性につながります。あのワクチンは、遺伝子組み換え技術によって生まれたのです! 遺伝子組み換え技術が、いかに未知の危険性を生み出すか、ということの典型的な例なのだそうです。

こちらは中継ではなく、収録となりますのが、配信日が決定しましたら、改めて日程をお知らせいたします。健康や命、暮らしにかかわる重要な内容ですので、ぜひ、お見逃しなく!

 先ほど紹介した西尾氏の寄稿「健康被害に関するICRPの理論の問題点」が、西尾氏が創立委員に名前を連ねる「市民のためのがん治療の会」のホームページに転載されています。このホームページでは、IWJの活動についても、ご紹介をいただいています。以下、会のホームページより転載します。

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 本稿は、日本政府が福島第一原発事故による被曝放射線量の線量限度の根拠としているICRP(国際放射線防護委員会)勧告について、 放射線治療の専門医である西尾先生がICRPは国際的な「原子力ムラ」の一部と鋭く指摘されたもので、 インターネット報道メディアのIWJに寄稿されたものを、IWJのご厚意で転載させていただいたものである。 ここに謝意を表するものである。
 IWJは市民が直接支えるインターネット報道メディアであり、報道に政治的な圧力がかかっていると騒がれている現状で、 記者クラブ体制での報道とは異なり、会員の費用だけで経営・運営し、真実を報じているIWJの活動は貴重で、 日本人の理性的な見識とも言える。いわばメディアの「セカンド・オピニオン」だ。 情報公開を旨とする当会として、この機会にみなさまにもIWJの会員になっていただければ幸いである。
なお、文末の「IWJ関連記事」もIWJのサイト http://iwj.co.jp/ でご覧ください。
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 IWJを「メディアの『セカンド・オピニオン』」とご紹介いただいていることを、IWJスタッフのひとりとして、非常に光栄に思います。大変、ありがたいことです。

 この「市民のためのがん治療の会」ホームページには、西尾氏をはじめ、医師や専門家の知見が豊富に掲載されています。皆様もぜひ、チェックしてみてください。

※「市民のためのがん治療の会」ホームページはこちら
http://www.com-info.org/index.html

■岩上さんのこれからのインタビュー予定をお知らせいたします!

 TPP、AIIB(アジアインフラ投資銀行)、ウクライナ危機、安保法制、高浜原発再稼働差し止めの仮処分決定など、立て続けにニュースが舞い込み、岩上さんは休む暇がありません! 傍目に見ていて、「無理をし過ぎて、また発作が起こらなければよいが…」と心配になってしまいます。

 そんな岩上さんですが、この後も、立て続けにインタビューの予定が入っています。いずれも、ご注目いただきたいものばかりです!以下、現在決まっているものに関して、スケジュールをお知らせいたします。

★5月11日(月)18時~ 日本女子大学教授・臼杵陽氏インタビュー
※『世界史の中のパレスチナ問題』(講談社現代新書)などの著者で、中東研究の第一人者である日本女子大学教授の臼杵陽氏に、IS(イスラム国)が席巻する中東情勢の現状について、お聞きします。

中東は今、ISがシリアやイラクで暴れているだけでなく、サウジアラビアによるイエメンへの突如としての侵攻など、非常に混沌とした状態にあります。サウジの侵攻の背景にはスンニ派とシーア派の宗派対立が横たわっているとも言われていますが、どこまで本当なのでしょうか。

他方で、核開発を疑われていたイランに対し、米国の姿勢が大きく転換し、イスラエルが激しく反発するなど、中東情勢はかつてないほど理解が難しくなっています。

日本は、安倍総理が進める集団的自衛権の行使容認やら、日米ガイドラインによれば、こんな中東にも自衛隊の派遣し、我々には理由のさっぱり分からない、血みどろの戦乱に巻き込まれていくことになります。思いがけない人や集団から、日本人がうらみを買う可能性があり、それがまた、テロのリスクを高めるやもしれません。

関係各位諸国、そしてその背後にいる米国やロシアの思惑も含め、臼杵氏に詳しくお話をうかがいます。

◇関連記事◇

・2013/06/21 日本・トルコの「復古主義の仮面を被った新自由主義」体制を批判 ~日本女子大学教授・臼杵陽氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/86101

・2013/08/16 イスラエル・パレスチナ問題からエジプトの騒乱まで、中東問題を語りつくす ~岩上安身による高橋和夫氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/96592

・2014/11/06 シリア・イラク情勢とウクライナ危機を結ぶ線 中東の要衝・シリアをめぐり展開されるエネルギー地政学 ~岩上安身による元シリア大使・国枝昌樹氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/203941

★5月14日(木)15時~ ジャーナリスト・田中宇氏インタビュー
※インターネット・サイト「田中宇の国際ニュース解説」(https://tanakanews.com/ )で、国際情勢について鋭い情報分析を発信し続けているジャーナリストの田中宇氏にお話をうかがいます。

中国の台頭、中東情勢、米国のネオコンとイスラエルの思惑、世界経済の行方、安倍政権の今後など、話題は非常に多岐に及ぶと思われます。必見のインタビューです! このインタビューは、田中宇氏からの要望があり、最初から、会員限定の配信といたします。どうぞ、みなさん、会員登録がまだの方は、お早めに登録を! ぜひ、ご注目ください。

★5月18日(月)14時~ 国立科学博物館人類史研究グループ長・篠田謙一氏インタビュー
※2013年8月15日に岩上さんがインタビューを行い、視聴者の皆様から大きな反響をいただいた篠田謙一氏が、再びIWJに登場します。日本人はどこから来たのか。そもそも「日本人」とは何か。排外差別デモなど、歪んだナショナリズムが高揚している今、「日本人」を巡る問いに、人類学の観点から迫ります。

◇関連記事◇

・2013/08/15 「6万年前に同じ能力を持った人々がアフリカを出て、世界に広がった」――日本人はどこから来たか。DNAが語る系譜 ~岩上安身による篠田謙一氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/96484

・【IWJブログ】お彼岸を迎えて~誰しもが、20代さかのぼれば100万人のご先祖様を持つ
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/102215

★5月21日(木)18時~ 福島みずほ議員・小西洋之議員・岩上安身の三者鼎談
※IWJではお馴染みの社民党副党首・福島みずほ参議院議員、IWJでは初登場となる民主党の小西洋之参議院議員、そして岩上さんの3人で鼎談を行います。

安倍政権が前のめりに進める憲法改正の動きや、解釈改憲による集団的自衛権行使容認の問題点などについて、お話をうかがう予定です。

◇関連記事◇

・2013/07/01 「強い国」より「やさしい社会」を ~岩上安身による社民党党首・福島みずほ議員インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/87934

・2014/12/12「国民の声を聴かない」安倍政権の「亡国の政策にストップを」 経済、改憲、安全保障政策について、社民党・福島みずほ副党首に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/213019

■本のお買い物は「IWJ書店」で!

 「出版不況」と言われる昨今ですが、IWJでは良書の紹介に務めるため、「IWJ書店」として、岩上さんがインタビューした方や、IWJとゆかりのある方々の書籍を、著者のサイン入りで販売するサービスを始めました。

 AIIBをはじめ中国の内部事情に詳しい宋文洲氏、柯隆氏の書籍や、昨日インタビューした西尾正道氏の書籍などを、ご本人のサイン入りでお買い求めいただけます!

 この「IWJ書店」のご利用には、IWJ定額会員へのご登録が必要です。ぜひ、会員にご登録いただき、豊富な品揃えの「IWJ書店」をご利用ください!

【柯隆さんサイン入り】『暴走する中国経済』
http://bit.ly/1F3uRTF

【宋文洲さんサイン入り】『新版 やっぱり変だよ日本の営業』
http://bit.ly/1Kc1kFR

【西尾正道さんサイン入り】『がん患者3万人と向きあった医師が語る正直ながんのはなし』
http://bit.ly/1AjkzHb

【西尾正道さんサイン入り】『被ばく列島 放射線医療と原子炉』
http://bit.ly/1BzTiV7

【矢吹普さんサイン入り】『尖閣問題の核心 日中関係はどうなる』
http://bit.ly/1JaNAtK

【矢吹普さんサイン入り】『尖閣衝突は沖縄返還に始まる 日米中三角関係の頂点としての尖閣』
http://bit.ly/1yAOWy0

【柏原亮資・できやよいサイン入り写真集】「PANDY & MIKO JAPAN」
http://bit.ly/1BzTJyL

【柏原亮資・できやよいサイン入り写真集】「PANDY & MIKO ITALY」
http://bit.ly/19gftFp

【孫崎享さんサイン入り】「崖っぷち国家 日本の決断~安倍政権の暴走と自主独立への提言」
http://bit.ly/1BWUeQ4

【杉田聡さんサイン入り】「天は人の下に人を造る―「福沢諭吉神話」を超えて」
http://bit.ly/19QxhH0

【杉田聡さんサイン入り】「福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集―「国権拡張」「脱亜」の果て―」
http://bit.ly/1IXYHqA

【木村三浩さんサイン入り】『お手軽愛国主義を斬る』
http://bit.ly/19EJazc

 この「IWJ書店」以外にも、IWJのサイトでは、「岩上安身によるスペシャルインタビュー」「饗宴」「クロストークカフェ」「Deep Night」などのDVD、岩上安身直筆サイン入りの『百人百話』第一・第二集、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士とともに自民党の憲法改正草案を逐条で読み解いた『前夜』などの書籍、Tシャツ、オリジナルステッカーなどをご購入いただけます。

 こうした書籍やグッズ、DVD販売の収益も、私たちIWJの活動の支えとなります。ぜひ、お買い求めください!

※IWJグッズのご購入はこちらから
http://iwj.co.jp/shop/goods/main.html

■ご寄付・カンパのお願い

 岩上さんとIWJのスタッフは、本当に必要とされる情報を、可能な限り生のかたちで、かつ、分かりやすくお届けするために、日夜、奮闘しています。

 しかし、取材活動を継続するためには、どうしても経費がかかります。なにとぞ、IWJの定額会員にご登録いただき、IWJの活動をお支えください。IWJスタッフの一人として、心よりお願い申し上げます。なにとぞ、よろしくお願いいたします。

※IWJ定額会員のご登録はこちらから
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 また、IWJでは、ご寄付・カンパもお願いしております。残念ながら、現在の会員数では、IWJの活動、アーカイブの保存管理にかかるコストをまかないきれません。IWJが、権力に屈せず、スポンサーにおもねらず、これまで、真実を報道してこれたのも、皆様からドネーションによってお支えいただいたおかげです。これから先も、真実を伝え続けるために、どうか、ご寄付・カンパによるお支えをよろしくお願いします。

※寄付・カンパのお願い
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■わとはぷ~What happened today?

 今日は5月9日です。1994年の5月9日、オウム真理教による滝本太郎弁護士サリン襲撃事件が発生しました。

 滝本弁護士は、当時、失踪したと思われていた(後にオウム真理教によって殺害されたことが判明)した坂本堤弁護士に代わり、オウム真理教被害者対策弁護団の中心人物として、教団に対する訴訟を行う傍ら、信者に対するカウンセリングを行っていました。

 そんな滝本弁護士を、1994年5月9日、麻原彰晃(本名・松本智津夫)の命令を受けたオウム信者が襲撃します。裁判所の駐車場に停まっていた滝本弁護士の車に、オウム信者がサリン約30ccを噴霧。滝本弁護士は、視力が若干弱まるなどの被害を受けましたが、命に別状はありませんでした。

 今年は、1995年3月20日に発生した地下鉄サリン事件から、20年を迎えます。4月29日には、オウム真理教関連事件の最後の被告である高橋克也被告に無期懲役の判決が出されるなど、事件はひとつの節目を迎えたように思われます。

 そのようななか、ある噂が、まことしやかにささやかれています。麻原彰晃死刑囚の死刑執行が、逮捕日である5月16日に行われるのではないか、というのです。5月2日付けの日刊ゲンダイが報じました。

※オウム麻原彰晃「死刑執行Xデー」5月16日説が流れる理由(日刊ゲンダイ、2015年5月2日【URL】http://bit.ly/1GT4fQk

 記事によれば、5月15日にも閣議決定される予定の、集団的自衛権行使に関連する安保法制から国民の目をそらすため、死刑を執行するのではないか、というのです。仮に麻原死刑囚の死刑が執行されれば、メディアは「麻原一色」になり、安保法制はほとんど取り上げられなくなってしまいます。つまり、安倍政権による政治的思惑のもと、死刑が執行されるのではないか、ということです。

 この情報をキャッチした岩上さんは、早速取材に動き始めています。インタビューなどの詳細が決まりましたら、追ってこの日刊ガイドやTwitter、Facebookなどでお知らせいたします。いずれにしても、国民の命を危険にさらすことになりかねない安保法制の審議を、よりにもよって死刑の執行によって覆い隠すことなど、許されることではありません。

 安倍総理は、米国議会の演説で、勝手に約束してしまった安保法制の問題点について、IWJでは、引き続き精力的に報じます。どうぞ、IWJの報道に、ご注目ください。

 それでは、本日も、どうぞよろしくお願いいたします。

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

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