岩上安身より、みなさまへ
6月18日(土)の第51回ロックの回のオーガナイザーを務めさせていただく岩上安身です。
私がオーガナイザーを務めるロックの会は、「IWJ☆NIGHT」と呼びならわしてきました。そして、5年間定期的にオーガナイズを行ってきたロックの会の中で、今回が最後の「IWJ☆NIGHT」となります。
2011年の3.11以降に、「何かできないか」という思いに共鳴して集まった、松田美由紀さんや岩井俊二監督など多用で多彩なメンバーらと一緒にロックの会を立ち上げてから、あっという間に5年という月日が経過しました。私はこの5年の歳月の中、自身がオーガナイザーを務める場合は、ジャーナリストだからこそ、またインターネット報道メディアIWJの代表だからこそ、ご提供できる・しなくてはならない情報を、ご参加いただく皆様に分かりやすくお伝えし、それらの情報が参加者の方々の実を結ぶよう、精一杯取り組んでまいりました。
そして、この5年間、ロックの会およびIWJ☆NIGHTが歩んだ軌跡を振り返ると、日本という国家が市民に対して暴力的な政治を行う道を月日の経過と一緒に「ずいずい」と歩み進んできたのだという事がよく分かります。ロックの会では、原発問題からTPP問題、安保問題、改憲問題、動物愛護やLGBTなど徐々に扱うトピックの幅を広げてきましたが、特に2年前の6月9日に開催したロックの会で「改憲」「特定秘密保護法」を取り上げてから、会を重ねる度に「安保法制」、「緊急事態条項」といった、深刻なトピックを取り扱う事ことが増えました。
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