緊急事態条項には、「戒厳令」という言葉とともに恐ろしさを感じた・・・民主主義と憲法について話そう!寄稿文絶賛募集中です!

 さて、IWJでは現在、「みんなで語る『改憲への危機感』」というコーナーを設け、皆さんからいただいた寄稿をご紹介しています!本日は、現在はIWJのテキストスタッフとして働いている日本語教師の小川晶子記者が、まだIWJに入る前に寄稿した、『緊急事態条項と日本の現状に抗うために』を紹介します。沖縄・高江で起きている事態にも言及されています。

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 緊急事態条項には「前夜」を拝読したときから、「戒厳令」という言葉とともに恐ろしさを感じていました。重大な「緊急事態条項」を含む「改憲」を、選挙戦ではあえて隠してきた現政権の卑劣さには、言葉がありません。

 「緊急事態」を国が宣言したときには、「何人も法律の定めるところにより、当該宣言に係る事態において国民の生命、身体、及び財産を守るために行われる措置に関して発せられる国その他公的機関の指示に従わなければならない」とあります。

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高江で設置された高さ3.5メートルのフェンス!「何の根拠があってフェンスを設置しているのか」!~コラボ企画の復刻版「TALK ABOUT DEMOCRACY」Tシャツ、大好評発売中!

 はいさい! 沖縄へのエールを込めて、おはようございます。IWJ記者のぎぎまきです。

 毎日、毎日、雨や汗で洗濯機を回しっぱなしの日々が続いています。Tシャツは何枚あっても足りませんね!ということで、もうお分かりだと思いますが、そうです!IWJの新作Tシャツのご紹介です!

 大好評をいただいたTシャツ、”TALK ABOUT DEMOCRACY”シリーズが待望のリバイバル!胸元に英語で書かれた、「TALK Openly ABOUT DEMOCRACY…and CONSTITUTION for our FREEDOM and FUTURE」は、「民主主義、そして憲法について、オープンに話そう私たちの自由と未来のために」という意味。

 色は2種類、サイズは5種類と豊富で、私の小学5年生の娘でも150は十分、着こなせます!今は意味は深くわからなくても、いつか、「あぁ、あのTシャツにはあんな意味が込められていたんだな」と子どもたちが振り返ることもあるかもしれません。大人だけではなく、子どもたちへのプレゼントとしてもぜひ、ご購入ください!

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言葉を交わすこと。そして、諦めずに続けること。民主主義と憲法について話そう!寄稿文絶賛募集中!復刻版「TALK ABOUT DEMOCRACY」Tシャツ&岩上安身の近著3冊『前夜』『米国を隠す日本の真実』『「今を伝える」ということ』大好評発売中!

 おはようございます!一昨日、経産省前テントひろば跡地へ現在の状況を取材しに行ったところ、2人の警官につかまって、「なんでカメラを持っているんですか?」「どこのメディアですか?」と質問をされているところを、たまたま通りかかった岩上さんに目撃された、主に一般事務だけど、たまに動画スタッフとして現場に出ている浅野百衣(もえ)と申します。

 超忙しい岩上さんは、運転する車の中から、「あ、職質されてる!助けなきゃ!」と一瞬、思ったそうですが、「ま、いいか。浅野は職質くらい、自力で切り抜けるだろ」とスルーして、事務所へそのまま向かったそうです。幸いに、岩上さんの判断通り職質を自力で切り抜けて取材を続けることが出来ました。持つべきものは、部下を甘やかさない上司です!

 経産省前テント前ひろばの跡地では、いまも座り込みの抗議活動を続けている方々が何名もいらっしゃいます。それと同時に、テント撤去後も、右翼街宣車からの怒声による攻撃も続いています。それを見て、特に何も動かず警官らが立ちつくしているという光景も当たり前の景色となりました。

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信じて念じて『以心伝心』。今だからこそ、民主主義と憲法について話そう!寄稿もまだまだ募集しています!コラボ企画の復刻版「TALK ABOUT DEMOCRACY」Tシャツ、大好評発売中!

IWJ50(フィフティーズ)改め、ミドルとオールドの中間層、略して『ミドルド』のテキスト・ウエッブ班 関根かんじです。

おはようございます。『私達にできる事』by ちっぽけないち国民さんのご寄稿を紹介します。

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選挙や国民投票に向けて、あるいはその前の空気のようなものを変えるためにも、私たちが知るべきことを周囲に伝えることが大事だと思い、原発事故から少しずつ周囲に働きかけてみました。

しかしながら、私の力不足で、漠然とした不安感や、まずいかもしれないということまでは伝えられても、ことの重大さまで理解してくれて行動に移してくれるところまでもっていくには、4~5年かかってしまい、現実には思ったより人数を増やすのはなかなか難しいものでした。

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まだまだご寄稿を募集中!IWJ特設投稿欄「みんなで語る『改憲への危機感』」のご紹介!

 さて、この復刻版のTシャツ発売開始と同時に、コラボ企画としてIWJのサイトに設けたのが投稿欄「みんなで語る『改憲への危機感』」です。皆さんから憲法や民主主義への意見を募り、リアルに「TALK ABOUT DEMOCRACYしちゃおうぜ!」という企画です。

 本日は、会社員・荒木一博さんのご寄稿をご紹介します!

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「政治の話はちょっと…」という相手の警戒をとき、議論の土壌に引きずり出せ! 民主主義を語る最終兵器「TALK ABOUT DEMOCRACY」の復刻版Tシャツ販売開始!

 おはようございます。記者の原です。

 自分の趣味や主義主張を表現するうえで、Tシャツはこれ以上ない絶好のアイテムですね!

 今や、どのデモ現場へ行っても、「ANTI Fascist」「WAR AGAINST WAR」「TOKYO AGAINST FASCISM」といった、メッセージ性の強いTシャツを着ている方にお会いしますが、どのTシャツもメッセージ性だけでなく、デザインも洗練されており、オシャレな大都会で普段着としても着れる、素敵なTシャツばかりです。

 こうしたメッセージ性の強いTシャツを着るということは、周囲にメッセージを発するだけでなく、自分自身の襟を正す意味でも効果的ですよね。物申したいことがたくさんあるこのご時世ですし、せっかく着るなら何か意味があるTシャツを着たい――そう考えながら、「でも、どこに売っているんだろう?」「何を買えばいいんだろう?」とお悩みになっている方も少なくないかと思います。

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まだまだご寄稿を募集中!IWJ特設投稿欄「みんなで語る『改憲への危機感』」のご紹介!

 さて、この復刻版のTシャツ発売開始と同時期に、IWJのサイトに設けられたのが、投稿欄「みんなで語る『改憲への危機感』」です。

 与党が大勝した参院選の後、これから私たちが実際に直面する安倍政権を中心にした自民党の「改憲」議論と、その賛否を問う国民投票がやってくることが予想されます。

 この改憲議論は、通常の政治・外交・社会状況のさなかに行われているものではありません。東日本大震災、そしてその後の東電福島第一原発事故後に、それへの対応処理を任された政権の1つである安倍政権が、まるで火事場泥棒のように、自分の積年の目的に沿って誘導した、国の土台を引っくり返すクーデターの計画書のように思えます。

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「オープンで自由な政治論議を周囲の人と!」と呼びかけるIWJの新作Tシャツ「Talk about democracy and constitution」ご紹介!

 日刊ガイドをお読みのみなさま、おはようございます。IWJでテキストスタッフをしております、本多容子と申します。

 「今年の夏は暑いな…」と思うたび、昨年8月30日に国会前で行われた安保反対デモに、20歳年上の友人と一緒に参加したことを思い出します。

 あの日、暑さはそうひどくなかったのですが、ぎっしりつまった人波でもみくちゃにされ、150cmそこそこの小さな友人がつぶされないかとガードしつつ、国会前にたどり着いたのでした。

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民主主義や立憲主義よりも自分たちの「生」が危ぶまれているということ(by SEALDs)〜IWJの新作Tシャツ「Talk about democracy and constitution」のご紹介!

 Talk about democracy and constitution!寄稿文企画と連動して、伝説のTALK ABOUT DEMOCRACY Tシャツがリニューアルを経て、復活しました!イエイ!ということで、このコーナーでは連日、IWJの新作Tシャツ2枚をご紹介していますが、Tシャツを紹介する前に、8月16日の解散記者会見で、元SEALDsの奥田愛基さんたちが話していた印象的な言葉について、先に触れたいと思います。

 「SEALDs解散にあたって、何で解散するんだと色々意見はあると思いますが、一つ、ずっと大事だと思ってきたことは、日常を肯定すること。自分自信の『生』を、生きているということを肯定することです。別に安倍政権に『NO』だからというだけで、こういうことをやってきたわけじゃありません。

 そういう順序ではなく、自分自信がどう生きていきたいかと考えたり、思い悩んだりすることの方が大事で、それから出てきた結論として、今、政治に対して、何か言わなければいけないと思ったから声をあげてきた」

 奥田さんに続いて、元SEALDsの牛田悦正さんも、SEALDsの行動の本質にあるものは「民主主義でも自由でも、立憲主義でもなく、このまま生きていけるのか、子どもが産めるのか、将来がつくれるのかという漠然とした不安、つまり『生』そのものが危ぶまれていること」への危機感だと話しました。

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ドイツ憲法の「緊急事態条項」と自民党の改憲草案を比較、検証!まだまだご寄稿を募集しています!「みんなで語る『改憲への危機感』~Talk about Democracy and Constitution」のご紹介!

 おはようございます。IWJ記者のぎぎまきです。

 昨日は真夏日の日差しに身体が溶けそうになりましたが、いつの間にか、夕暮れ時はどこか秋の気配さえ感じる時期になりました。

 8月もそろそろ終盤を迎えます。来月の半ばからは約3ヶ月におよぶ秋の臨時国会が始まると見られ、野党は5兆円超えの年金積立金損失の問題やTPP、甘利明前経済再生担当相の証人喚問を要求する予定とか。そしてもちろん「気配」といえば、憲法改正の足音が一日一日と大きく聞こえて来ています。安倍首相らは、衆参の憲法審査会でどの項目から改正するか、逐条審査を始める方向で動いているようです。

 一度、議論が始まれば、いくら国民が異を唱えても、数の力で押し切られ、政府・与党のいいように事が進んでしまう危険性が高い。個人的には、民進党の岡田克也代表が7月14日の会見で述べたように、安倍総理が「立憲主義を順守する」との条件を守らない限り、改憲の議論には応じないという強い姿勢を、9月7日に就任する民進党の新代表にも貫いてほしいと思います。

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