日刊IWJガイド 2014.12.1日号 ~No.810号~


■■■ 日刊IWJガイド 2014.12.1日号 ~No.810号~ ■■■
(2014.12.1 8時00分)

おはようございます。

IWJの須原拓磨です。

本日からいよいよ12月です。

時の経過が早すぎて、くらくらします。
1月の名護市長選や2月の都知事選の取材が、つい昨日のことのように思い出されます。まさか年末に総選挙の取材をすることになるとは思いもよりませんでした。

さて、12月の最初の日に、大事なお話をさせていただきたいと思います。

IWJの会員数が、5000人を割り込んでいます。

いつもは、会費納入期限を迎えた直後に、未納会員の方を省いて数え直すと、会員5000人を下回り、その後緩やかに上昇して5000人台へ復活する、という動きをたどっていました。

しかし11月末を過ぎて、12月に入っても、5千人台に戻らず、現在、全有効会員数が4908名(2014年11月29日現在)です。

こんなところから、ひしひしと不況を実感します。4月の消費税増税以降、7ヶ月連続して消費支出がマイナスに。インフレが進み、実質賃金は目減りしており、誰しも財布の紐を締めているのでしょう。

消費税増税は、危険な増税であると、IWJはずっと警鐘を鳴らしてきました。他方で、消費税増税を煽り、新聞には軽減税率を適応してくれと懇願する大マスコミ。そこにどっさり広告費を流す巨大企業は、消費税増税を支持し、法人税減税を求める。。。理不尽過ぎます。

IWJの会費には、消費税は含まれておりません。当然、会社としては、消費税分は徴収されており、税率が5%から8%になることで、ずっしりと負担が増えています。10%になれば、もっと負担が増えるわけです。全国の中小企業と同様、IWJも、価格転嫁できず、増税による負担増に直撃されながら、踏ん張っているわけです。

会員が横ばいから減少へ。税金はぐっと増える。しかし、その分、僕らのようなスタッフの人件費がばっさり削られたわけではない。。。

どうやってしのぐのか、経営者である岩上さんの気苦労は、僕らのような若手のスタッフには、計り知れません。僕らのような若手は、目前の仕事を、とにかく、がむしゃらにひたむきに頑張るしかありません。

ぜひ、応援をよろしくお願いしたいと存じます。

何はともあれ、IWJとしては、まずは、5000人台の回復を目指さなくては。

会員5000人台復活まで、あと92名。回復するまでカウントダウンし続けたいと思います。皆さん、IWJへの応援をよろしくお願いいたします!

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…(後半へ続く)

◆中継番組表◆

本日のIWJの中継番組表を送ります。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もありますのでご了承ください。

**2014.12.1 Mon.**

【Ch2】17:30~「東電会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力の定例会見

【Ch4】12:30~「【大義なき解散総選挙】日本外国特派員協会主催 浜田宏一・イェール大学名誉教授 記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※日本外国特派員協会で行われる記者会見。安倍首相の経済ブレーンとしてアベノミクスを支えた浜田宏一・内閣官房参与が、会見を行う

【Ch1】14:00~「【大義なき解散総選挙16】岩上安身による『税金を払わない巨大企業』著者 富岡幸雄・中央大学名誉教授インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※『税金を払わない巨大企業』の著者である富岡幸雄・中央大学名誉教授へのインタビューを中継いたします

~関連記事~
・2014/11/07 「トヨタ純利益、初の2兆円」!? 農業、保険などの産業を踏み潰してでも進めたいTPP、アベノミクスの正体
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/204081
・【参院選2013争点解説2 マクロ経済/アベノミクス】大企業だけではなく、国民生活の豊かさにつながる経済政策を(【IWJウィークリー第10号より】)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/90907

【Ch6】18:00~「国民安保法制懇 緊急記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※日本記者クラブで行われる、国民安保法制懇による緊急記者会見

~関連記事~
・2014/07/27 【愛知】国民安保法制懇 緊急集会 集団的自衛権行使を容認する閣議決定を徹底検証!(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/158000

【解散総選挙プロジェクト・『争点・労働問題』・再配信・Ch1】19:00~「【大義なき解散総選挙17】『国家戦略特区』は”ブラック特区” 派遣法改正で拡大する賃金格差 ~岩上安身による棗(なつめ)一郎弁護士インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/122490
※7月25日に行われた、労働問題に詳しい棗(なつめ)一郎弁護士へのインタビューを再配信いたします

~関連記事~
・2014/11/26 【大義なき解散総選挙】維新・江田憲司共同代表、規制改革は「既得権益まみれの安倍自民党ではできない」と断言、維新の地域分権改革をアピール
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/208926
・2014/04/18 派遣法改正の反対集会で派遣労働者が訴え「労働者はレンタル商品ではありません。物ではありません。人間です」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/135289

(前半の続き)…
さて、本日は、この土砂降りのような大不況の元凶である税制の歪みについて、ずばり直言してくださる方のインタビューをお届けします!

【大義なき解散総選挙16】と題し、『税金を払わない巨大企業』(文春新書)の著者の富岡幸雄・中央大学名誉教授へ、岩上さんがインタビューいたします!!!

富岡氏は、日本租税理論学会理事をつとめる税務会計学の大御所。しかし、1989年の消費税の導入時から、「消費税は弱者にしわ寄せする、あってはならない税制」と猛反対を貫いてこられました。

誰もが均等に支払わなければならない消費税には「逃げ道」がありませんが、法人税には「抜け道」があります。

しかもグローバル企業であれば、海外のタックスヘイブン等の抜け道を利用して、巧妙かつ大胆な税逃れが可能です。『税金を払わない巨大企業』は、そのタイトルどおり、日本を代表する巨大企業が、いかに法人税を払わないですませているか、会社の実名をあげ、厳しく指弾しています。

安倍政権は、財界の要望を聞き入れて、法人税を大胆に引き下げる方針を明らかにしてきました。法人税が引き下げられた穴埋めに、消費税が増税されているわけです。不条理ですよね。我々一般市民は、ババを引かされていると思われてなりません。

「諸悪の根源は、消費税!」と喝破する、富岡幸雄・中央大学名誉教授へのインタビューを、是非、お見逃しなく!

時間は14:00からです!是非お見逃しなく!
視聴URLはこちらから→ http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1

また、昨夜、今回のインタビューの関連記事をリリースしましたので、是非ご覧ください!

【大義なき解散総選挙】「巨大企業が正しく納税すれば、法人減税も消費増税も必要ない」――『税金を払わない巨大企業』著者・富岡幸雄・中央大学名誉教授の直言!!
URL→ http://iwj.co.jp/wj/open/archives/210308

昨日、エコノミストの菊池英博さんより、岩上さん宛てにメールが届きました。

「大義なき解散総選挙とあわれるが、アベノミクスに審判を下す絶好のチャンスがきた、ととらえるべき。アベノミクスだけでなく、集団的自衛権や沖縄の問題など、安倍首相の姿勢に賛否を示すことができるのが今回の選挙であり、賛否を投票できる千載一遇のチャンス」という非常に前向きな内容で、「このチャンスを活かすべく、投票所へ行こう、とIWJは呼びかけるべき」という檄文でした。

菊池先生、ありがとうございます!

菊池さんのご指摘のように、安倍政権に対して賛否の意思を表明できる機会がある、ということは、考えてみれば、非常に大きなチャンスではないでしょうか。

安倍総理は、争点を「アベノミクス」だけに収斂させていますが、もちろん争点はそれだけではないはずです。

原発再稼働も、集団的自衛権の行使容認も、秘密保護法の施行も、TPPの参加問題も、すべて重要な争点のはずです。それらをひた隠しにしようとしているようにみえます。

IWJとしては、そうした多様な争点についても、お伝えしていきたいと思っています。

明日、12月2日は、いよいよ公示日を迎えます。IWJも、各党党首の第一声を中継できるよう、手配を進めております。

2014衆院選の特集ページはこちらからご覧になれます↓
【大義なき解散総選挙】 2014年 衆議院議員選挙 特集ページ
http://iwj.co.jp/feature/senkyo/shugiin2014

是非、ご覧ください!

また、ツィッターでも、 @IWJ_senkyo アカウントを使用し、衆院選に関する情報を、時々刻々、発信しています。是非、こちらのアカウントでの発信も、ご参照ください。

この日刊IWJガイドが手元に届いている皆様は、身近な方々へ、「IWJは、何を報じているのか」ということを伝えていただけたらと思います。

そのための、チラシもご用意してあります。お配りいただける方には、お送りしておりますので、お気軽にお申しつけください
(詳細はこちら→ http://iwj.co.jp/info/iwjflyer3.html

なお、12月21日には、IWJの年に一度のイベント「饗宴」も開催いたします。

饗宴は、IWJが報じ続けたテーマを総ざらいする機会であり、同時に、会員やサポーターの皆さんとお会いすることのできる絶好の機会でもあります。ご家族やご友人の方々とお誘い合わせの上、お越しいただければと思います!

↓饗宴V・特集ページはこちらから
http://iwj.co.jp/feature/symposion5/

↓饗宴のお申し込みはこちらから
http://bit.ly/1A3bzHj

なお、IWJへのご意見や、ご感想は、できる限りTwitterのメンションなどを避け、↓こちらのフォームから、ご投稿をお願いします。
■IWJお問い合わせフォーム http://bit.ly/UYcaY1

皆さま、重ねてのお願いとなりますが、是非、IWJへの支援をよろしくお願いいたします。
■会員登録のご案内 | 岩上安身責任編集 – IWJ Independent Web Journal
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今日も一日、IWJをよろしくお願いいたします!

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