10年後の将来、ネットメディアがメディアの本流に-デモクラTV開局記者会見 2013.3.26

記事公開日:2013.3.26取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・阿部)

 2013年3月26日(火)14時30分より、東京都千代田区の参議院議員会館にて 「10年後の将来、ネットメディアがメディアの本流に-デモクラTV開局記者会見」が行われた。「愛川欽也パックインニュース」が3月末で終了することを受け、同番組を支えていた人々が資金を出し合い、新たに市民のためのインターネット放送局を立ち上げた。代表の山田厚史氏らが出席、賛同人であるマエキタミヤコ氏が司会を務めた。

■ハイライト

  • 出席者 山田厚史氏(ジャーナリスト、元朝日新聞編集委員)、マエキタミヤコ氏(メディア・クリエイティブ・ディレクター)、田岡俊次氏(ジャーナリスト、元朝日新聞編集委員)、池田香代子氏(ドイツ文学者)、横尾和博氏(文芸評論家、放送作家)、鈴木耕氏(編集者)

 会見に出席した6名は、いずれも「愛川欽也パックインニュース」のコメンテーターであった。同番組はBS朝日の朝日ニュースターで放送されていたが、昨年3月の放送終了後は、インターネット放送局「kinkin.tv」内のコンテンツとして継続されていた。この度、司会である愛川欽也氏が高齢のため降板することを受けて、「デモクラTV」と名称を変えて再出発。4月6日に第1回目の放送を開始する予定である。

 山田氏は 「パックインニュースは討論型、座談型のニュース解説を中心としていた。終了にあたって、視聴者から継続の要望が相次ぎ、テレビとは本来一方通行のものではなく、視聴者と共に社会問題を考えていく、共通財産ではないかと思い、今回の再出発を決断した。大手のメディアのような、上から目線の発信ではなく、市民感覚のメディアにしたい」と、抱負を語った。マエキタ氏は「国民には知る権利があり、権力の暴走の阻止という点に激しく賛同した」と述べた。

(…会員ページにつづく)

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