2023年1月20日(金) 午後6時より、東京都八王子市の船森公園において、第411回目の原発反対八王子行動が行われた。
参加者の一人は、18日(水)の東電元幹部に対する刑事訴訟控訴審の裁判結果について、
「株主代表訴訟では13兆円の支払い命令が出たのに、同じ証拠を提示しながら、刑事訴訟と株主代表訴訟ではこれほど結果が違う。この3人に何の刑罰も下されないのが不思議。津波が想定できていないという突っぱね方をしている。
実際には、震災・事故の3年前に技術者と専門家が『15.7m相当の津波が来る可能性がある』と指摘してきたが、経済的なものを考慮して3人は無視。それなのに『何も知らなかった』と言い張ってきた」と、理不尽な判決に怒りの声を上げた。
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続いてこの裁判を傍聴した参加者は、
「河合弘之弁護士・海渡雄一弁護士ともいらしていたが、海渡弁護士は『結果はみんな想像しているようで、暗い顔をしているが、その顔はやめなさい!とにかく続けること、間違っていることに反対し続けることが負けないこと・勝つことになる』と明るい顔でおっしゃった。
みんな力付けられた。一審に続き、今回も現場を見に行ってくれないような裁判官だったので、がっかりはしているが、私たちはこの姿勢を忘れず、憤死しそうではあるが死なずに頑張ろう」とにこやかに語った。