1号機原子炉建屋内、空間線量7Sv/hのところも~東京電力定例記者会見 2015.12.17

記事公開日:2015.12.17取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

 1号機原子炉格納容器内部を調査するための現状調査の結果、X-53ペネとよばれる、格納容器内への出入口の候補の一つ付近で空間線量が7Sv/hと非常に高いことが分かった。

記事目次

  • 1号機、格納容器内部への出入口候補の一つ付近で7Sv/hを測定

1号機、格納容器内部への出入口候補の一つ付近で7Sv/hを測定

 原子炉格納容器(PCV)の内部を調査するため、ロボットを用いて進入するルートや状況を調査したと東京電力は、1号機PCV内への出入口候補の一つ、X-53ペネ付近で、空間線量7Sv/hを測定した。非常に線量が高く、人の立ち入りは不可能な状態だ。これまでの調査結果を解析し、他の経路からPCV内部へアクセスするルートを探すことを東京電力は考えている。但しその経路が除染や遮蔽で対応できるのか、人が立ち入れないなら、ロボットだけで無人調査できるのか、全ては今後の評価、検討にかかっている。

 7Sv/hが見つかったのは、1号機PCV内へつながる「エアロック室」。そこにある、X-53ペネ呼ばれるPCV内部への貫通口の下部床面だ。貫通口と壁面との隙間付近から、何から漏えいした痕が残っており、床面には堆積物がある。その付近の空間線量が最も高い。この堆積物はサンプリング採取し、分析調査している。

■■■■■■

以下、東京電力ホームページより、リンクを表示

廃炉・汚染水対策現地調整会議

2015年12月17日(第28回)

報道配布資料

2015年12月17日

2015年12月16日

2015年12月15日

プレスリリース

2015年12月17日

2015年12月16日

2015年12月15日

福島第一原子力発電所の状況について(日報)(東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響)

道関係各位一斉メール

2015年12月16日

写真・動画集

2015年12月16日

福島第一原子力発電所 データ集

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です