2015年6月22日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発1号機建屋カバー撤去工事はダスト飛散抑止バルーンがずれて工事を中断していたが、ダスト飛散量を計算し直し、バルーンは不要だと再評価した。
福島第一原発1号機建屋カバー撤去工事、ダスト飛散抑止バルーンは不要だと再評価～東電定例会見 2015.6.22
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記事目次
- 1号機建屋カバー撤去工事、ダスト飛散抑止バルーンは不要だと再評価
■全編動画
- 日時 2015年6月22日（月）
- 場所 東京電力本社（東京都千代田区）
1号機建屋カバー撤去工事、ダスト飛散抑止バルーンは不要だと再評価
1号機オペフロアのがれき撤去のため、1号機建屋カバー撤去工事が進められているが、5月21日にダストの飛散を抑止するため、建屋の開口部を塞いでいたバルーンがずれているのが判明。その対策のため、工事がストップしていた。
原因は、建屋から瓦礫が落下し、散布した飛散防止剤が部分的に溜まっていることだと東電は推定している。たとえバルーンを直しても、今後同様の問題が発生するリスクは残ると判断した。
そこで、バルーン本来の目的であるダストの飛散抑止効果を、改めて評価し直したところ、バルーンがなくても十分にダストを抑止できることが発覚した。そのため、バルーンなしで工事を進めるように、規制庁へ実施計画を提出した。
バルーンなしでもダストの抑止が十分になったのは、これまで散布した飛散防止剤により、建屋からのダスト飛散量が抑えられたからだと東電は推定している。
実施計画が規制庁より認可され次第、一か月に渡り中断した建屋カバー撤去工事が再開することになる。
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以下、東京電力ホームページより、リンクを表示
報道配布資料
2015年6月22日
- 福島第一原子力発電所の状況（記者会見資料）（PDF 22.6KB）
- 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果（PDF 409KB）
- 福島第一原子力発電所 Ｋ排水路排水口放射能分析結果（PDF 10.9KB）
- 福島第一原子力発電所における雨水処理設備（淡水化処理ＲＯ膜装置）配管からの水の漏えいについて（PDF 165KB）
2015年6月21日
- 福島第一原子力発電所 Ｋ排水路排水口放射能分析結果（PDF 10.8KB）
- 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果（PDF 87.5KB）
- 福島第一原子力発電所構内１号機、２号機放水路サンプリング結果（PDF416KB）
2015年6月20日
- 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果（PDF 244KB）
- 福島第一原子力発電所 Ｋ排水路排水口放射能分析結果（PDF 10.8KB）
- 福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果（PDF 122KB）
- 雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水分析結果（PDF 16.7KB）
2015年6月19日
- 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果（PDF 294KB）
- 福島第一原子力発電所の状況（記者会見資料）（PDF 141KB）
- タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況等について（PDF 2.25MB）
- 福島第一原子力発電所 Ｋ排水路排水口放射能分析結果（PDF 10.8KB）
- 雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水散水場所における空気中放射性物質濃度および周辺の空間線量率測定結（PDF 12.9KB）
- 福島第一原子力発電所構内１号機、２号機放水路サンプリング結果（PDF 416KB）
プレスリリース
2015年6月22日
2015年6月19日
- 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請および変更認可申請の一部補正について
- 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について（第206報）
福島第一原子力発電所の状況について（日報）（東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響）
- 福島第一原子力発電所の状況について（日報） 【6月22日午後3時現在】
- 福島第一原子力発電所の状況について（日報） 【6月21日午後3時現在】
- 福島第一原子力発電所の状況について（日報） 【6月20日午後3時現在】
- 福島第一原子力発電所の状況について（日報） 【6月19日午後3時現在】
道関係各位一斉メール
2015年6月20日
写真・動画集
2015年6月22日
