【特別寄稿】スペイン在住の筆者が見た、カタルーニャ独立運動の高まりの実態! 歴史的背景からその意味を探る(「IWJフアン」氏) 2018.1.1

記事公開日:2018.1.1 テキスト

 イスラム国家支配、そしてレコンキスタ(※)と、宗教と民族の揺れ動きを経て今に至るスペインで今、北東部に位置し、バルセロナという世界的に知られたとりを要するするカタルーニャ自治州が事実上の「独立宣言」を行い、これに対し中央政府はカタルーニャ州の直接統治に乗り出そうとしている。


路上から議会へ ポデモスから学ぶ市民シンポジウム 2016.4.9

記事公開日:2016.4.9取材地: 動画

 2016年4月9日(土)18時半より、大阪市中央区のドーンセンターで「路上から議会へ ポデモスから学ぶ市民シンポジウム」が開かれた。路上の抗議行動を発端に、短期のうちにスペインの主要政党のひとつに成長した「ポデモス」(Podemos) に学ぼうと、スペインとのネット中継を交えつつ議論した。


【岩上安身のツイ録】岩上安身のワールドカップ観戦記① スペイン対オランダ戦~ヨハン・クライフが創出したトータルフットボールの地平 2014.6.14

記事公開日:2014.6.14 テキスト

※6月14日の岩上安身の連投ツイートをリライトして再掲します

 我々が、一番気になっているのは、日本時間朝の5時ごろに始まるスペインーオランダ戦。いきなり決勝戦となってもおかしくないようなカード。というか、前回大会の決勝の再現。

 緩急のあるパスにつぐパスで、ピッチに美しい幾何学模様を描く現代サッカーの極北のようなスペインチーム。その主力をなすのはバルセロナの面々。そして現在のバルセロナのスタイルの基礎を築いたのは、選手として、監督としてバルセロナを率いたオランダのヨハン・クライフ。そしてクライフこそは、70年代に近代サッカーの画期をなすトータルフットボールをひっ下げて、世界を席巻した人物。