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「9条を残しつつ自衛隊を明文化」「2020年を新しい憲法が施行される年に」――安倍総理が改憲に向け大幅譲歩!? 露骨に歩み寄る自公、秋波を送る維新が「改憲集会」で足並みを揃える! 2017.5.3
特集 緊急事態条項
「『9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む』という考え方、これは、国民的な議論に値するのだろう、と思います」――。
敗戦を迎えた日本で、「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」を柱とする日本国憲法が施行された1947年5月3日から、今年(2017年)5月3日で70年を迎えた。
節目となったこの日、各地で憲法関連の集会が開催。その中で、都内の砂防会館では今年も、日本会議系の民間団体「美しい日本の憲法をつくる国民の会」(共同代表・櫻井よしこ氏)などが改憲を求めるフォーラムを開き、安倍総理がビデオメッセージを寄せた。会場には、主催者発表で1150名の参加者が集まった。
安保法制「合憲派」2人の学者が会見 「侵略を再び起こさないか」の指摘に百地章氏が反論「なぜ、日本が権力を行使した場合だけ侵略に繋がるのか」 2015.6.29
※7月3日テキストを追加しました!
今国会で審議中の安保法制をめぐり、2015年6月4日の衆院憲法審査会で参考人として招かれた3人の憲法学者が、全員「違憲」と断じた。与党・自民党推薦の長谷部恭男・早稲田大学教授までが違憲だと表明したことで今、潮目が変わったとの見方が強まっている。
これに対し、菅官房長官は「まったく違憲ではないという著名な憲法学者もたくさんいる」と反論したものの、名前を3人しか挙げられなかった。そのうちの2人、百地章・日本大学教授と西修・駒沢大学名誉教授が、6月29日に日本外国特派員協会で記者会見を行なった。