年間90人の子どもたちが虐待で死亡する現実――すみやかな調査と保護を!NPOが「所在不明児」の照合システム作りを塩崎厚労大臣に要望 2015.5.8

記事公開日:2015.5.11取材地: テキスト動画

※5月13日に一部テキストを追加しました

 4日に1人のペースで、子どもが虐待死している――。

 厚生労働省が発表している最新データによると、2013年度に虐待で死亡した子どもの数は90人。ほぼ4日に1人という頻度で子どもが虐待死していることになる。その半数近くは、生まれて間もない0歳児で、無理心中で死にいたるケースは3分の1にもおよぶ。主な加害者は全体で見ると実母のケースが圧倒的に多く、子育て中の母親の孤立が深刻化しているとも言える。


繰り返される暴力に耐え、児童養護施設に救われたボクシング元東洋太平洋ライト級王者の坂本博之氏が自身の半生と虐待の現状を説く 2014.11.7

記事公開日:2014.11.14取材地: テキスト動画

 児童養護施設と虐待の現状について、ボクシング元東洋太平洋ライト級王者の坂本博之氏が11月7日(金)、日本政策学校の講師として招かれ、公開講座を行なった。坂本氏は、壮絶な少年時代や、児童養護施設での経験、ボクシングとの出会いなど、自身の半生を振り返り、そこから得た人生の教訓を熱く語った。