安冨歩教授 四日間集中講義「親鸞ルネサンスとは何か 〜親鸞と清沢満之とを導きとする学問の再編成〜」 2014.9.11

記事公開日:2014.9.11取材地: 動画

 2014年9月8日(月)~11日(水)10時40分から、京都市北区の大谷大学で、東京大学東洋文化研究所の安冨歩教授による四日間集中講義「親鸞ルネサンスとは何か 〜親鸞と清沢満之とを導きとする学問の再編成〜」が行われた。


「怨霊を鎮めるための神社に英霊を祀った靖国神社」 〜対談会 愛知学院大学 林淳教授・東京大学 安冨歩教授 2014.1.13

記事公開日:2014.1.13取材地: テキスト動画

 「日本の学問はヨーロッパの価値観の上に築かれてきた」──。安冨歩氏は「西洋のふりをして学問をする理由は、彼らに自己嫌悪があるから。横文字を見ると尊敬する。東大では、外国語ができるだけで地位が上がる」と、ヒエラルキーの強いアカデミックな世界を批判した。

 また、「日本人は感覚的に、責任があると不自由、責任がないことは自由だと解釈する。しかし、ヨーロッパでは、真逆。日本人は、多数決で決めることを、きわめて非民主主義的だと感じてしまうのだ」と述べ、現在、日本が置かれている混乱の原因を分析した。

 1月13日、京都市下京区の市民大学院文化政策・まちづくり大学校で、講師に愛知学院大学・林淳教授、東京大学・安冨歩教授を迎え、「仏教思想による学問のルネッサンス」をテーマにした対談会が行われた。対談は、安冨氏、林氏のほか、参加者たちも加わって、経済学、宗教学、仏教思想、大学機構、東大の内情、日本人の精神性など、多岐にわたって意見が交わされた。