TPPで日米経済はマイナス成長、12カ国で77万の雇用喪失!?経済成長と雇用創出をぶち上げた 日本政府のデタラメ試算は「衝撃的」と、経済学者ジョモ・K・スンダラム氏が警鐘! 2016.5.30

記事公開日:2016.6.3取材地: テキスト動画

特集 TPP問題
※6月19日テキストを追加しました!

 「TPPは、貿易自由化によって経済成長を促すための協定ではない。人々を犠牲にして、ごく一部の大企業の利益を確保するためのものだ」――。

 国連本部の経済社会局や国連食糧農業機関(FAO)などで事務局次長を務めた経済学者で、米タフツ大学グローバル開発・環境研究所によるTPP影響評価報告書を2016年2月にまとめたジョモ・K・スンダラム氏は、5月30日、アジア太平洋資料センター(PARC)主催の講演会「TPP協定は人々を“豊か”にするのか?」と、それに先立つ記者会見で、TPPの危険性を訴えた。