2013年6月28日(金)17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。
地下水バイパスなど汚染水のサンプリングに関し、第三者の立会いは考えておらず、グリーンピースからの要請は原則断っていることがわかった。
2013年6月28日(金)17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。
地下水バイパスなど汚染水のサンプリングに関し、第三者の立会いは考えておらず、グリーンピースからの要請は原則断っていることがわかった。
■全編動画
地下水バイパスなど汚染水のサンプリングに関し、信頼性確保のため、第三者の立会いについて記者が質問すると、立会は考えていないと回答した。グリーンピースからのサンプリング採取時の立会要請があるが、原則断っていると回答した。
多核種除去装置ALPSの新フィルタについて質問があがり、それに対する説明回答は以下の通り。ALPSのフィルタはイオン交換樹脂を用い、多種類の核種を除去する。しかし、ラボテストで除去できなかった核種Ru-106、Sb-125、I-129はイオン性でなく、コロイド性なので除去できなかった。そこで、活性炭を用いて除去するように改良した。
福島第一敷地内、5,6号機の北側に、雑固体廃棄物焼却設備建屋を建設するため、5月から工事を着手している。6月29日より基礎コンクリートの打設を開始すると発表した。
この焼却設備ではタイベックなどを焼却する施設であり、排気はフィルタにより管理している。PRTR制度(化学物質排出把握管理制度)への対応について記者が質問し、確認項目となった。
最後に、7月3日(水)13時30分より、福島安定化センター所長、福島第一・第二原子力発電所の両所長の記者会見が開催されることが案内された。
以下、東京電力ホームページより、リンクを表示