原子力規制庁 定例ブリーフィング 2013.6.21

記事公開日:2013.6.21取材地: テキスト動画
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 2013年6月21日(金)14時より、原子力規制庁定例ブリーフィングが行われた。

 新規性規準が午前に閣議決定し、施工日は7月8日に確定した。多数の再稼働申請が予想されるが、申請の受理方法、審査順序などははっきりと決まっていないようである。

■全編動画

  • 日時 2013年6月21日(金)14:00~
  • 場所 原子力規制庁(東京都港区)

 新規性規準の施行が決定したことから、各電力会社から再稼働申請が成されることになる。

 大飯原発に関して、活断層の評価が、新基準による再稼働審査の前提条件であり、申請後、審査が速やかに行われるかどうかは作業の進み具合によると述べた。

 来週月曜日6月24日10時から、第14回大飯発電所3・4号機の現状に関する評価会合が開催されるが、森本次長は、これは現状の確認であり、破砕帯調査とは別件。審査を行いつつ破砕帯の調査も並行して行うという考えを示した。

 しかし、規制庁の地震・津波に関する評価に対応する職員は25名であり、再稼働審査と破砕帯調査をこの人数で行うことになる。

 役所の手続きに則り人員増加を図っているが、必要なスキルを持つ人員の迅速な増加は難しく、審査に時間を要するか、内容が不十分になるのではなかろうか。

 その他の質疑として、JPARCの放射性物質の漏洩事故に関し、現地調査した結果を記者が質問すると、報告と実際が一致しているかどうか、対策が成されているかどうか、をチェックした、と回答した。また、敦賀原発に関しては、報告を見てしっかり調べたい、どういうものが出ているのか見てから決めたいと回答した。

以下、原子力規制庁新着情報のリンクを表示。

2013年6月21日

2013年6月20日

2013年6月19日

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