東京電力 記者会見 2013.6.19

記事公開日:2013.6.19取材地: テキスト動画
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 2013年6月19日(水)17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。

 午前の臨時会見に引き続き、福島第一T/B建屋東側地下水からトリチウム、ストロンチウムが検出された件に関し、検出から発表まで2週間以上かかっていることについて記者から質問が続いた。

■全編動画

  • 日時 2013年6月19日(水)17:30~
  • 場所 東京電力本店(東京都千代田区)

 通常のプラント状況について、以下の項目が発表された。

(1) 1号機窒素封入試験で封入量を変更したが、温度や水素濃度などのパラメータに有意は変化はない。

(2)使用済燃料プール代替冷却系2次系に不凍液添加作業を行うため、6/20~6/21に冷却を停止する予定。現在27.5℃の水温が30.5℃に上昇すると評価しており、運転上の制限値65℃に対し余裕がある。

(3)6/15に多各種除去装置ALPSのバッチ処理タンクで滴下を発見したことに対し、タンクの水抜き、浸透探針傷検査の結果、2箇所のピンホールが確認されたことを発表した。

(4)高所調査用ロボットを用いた2号機原子炉建屋1階上部空間の調査を実施、撮影映像、動画を一部公開した。作業員の最大被曝は0.98mSv。上部と下部とで顕著な線量の差異はなく、機器類の損傷は目視できる範囲でなかった

 2号機タービン建屋東側の観測孔において、トリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことから、本日午前10:00から臨時会見が行われた。

 それに引き続き、関連質問が記者から連投された。特に、発電所ないでサンプリング採取し、状況を判断する部署が、検査結果を知ったのが5月31日なのに、発表は本日6月19日と20日もあいていることに対し、その理由を問う質問が続いた。

以下、東京電力ホームページより、リンクを表示

報道配布資料

2013年6月19日

2013年6月18日

プレスリリース

2013年6月19日

報道関係各位一斉メール

2013年6月19日

東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響について

福島第一

写真・動画集

その他

2013年6月18日

2013年6月17日

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