原子力規制庁 定例ブリーフィング 14:00 2013.6.4

記事公開日:2013.6.4取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

 2013年6月4日(火)14時より、原子力規制庁定例ブリーフィングが行われた。

 5月30~31日にかけて、規制庁が福島第一原子力発電所現地調査を行い、5名が入域、1号機4階の調査が主目的で撮影した写真の一部を公開した。なお、調査者最大被曝線量は4.8mSvだったと発表した。

■全編動画

  • 日時 2013年6月4日(火)14:00~
  • 場所 原子力規制庁(東京都港区)

 先週の5月30~31日に1F(福島第一原子力発電所)の現地調査に入った。主目的は1号機ICまわりの出水方向を確認することだと述べた。

 調査の工程は、30日に4号機の建屋に入り、翌日の1号機撮影に備えた機器の事前調整を行うとともに、3-4号機間で水素が逆流したと思われるダクト部分の撮影をおこなった。

 翌31日には、13:30から1号機に5名全員が入り、4階には15~20分程度滞在した。時間が限られていることから、写真を撮ることに専念しており、現地で特段の結論が出たわけではない。精査中であり、この日配布した写真は特段の意図があって選択したものではない。配布さた写真4枚の簡単な説明は以下だが、ホームページに公開済とのこと。

   1枚目:1号機4階、出水があった方向の壁部分、配管がみえる、照明を当てている。
   2枚目:非常用復水器(IC)の間に入って状況を確認、出水の方向を確認するのが主目的、間に入ってざぁっと写真をとってきた。
   3枚目:1号機4階、出水の可能性のある、5階プールから繋がっているダクト部分を下から照明あてながら。
   4枚目1階部分、退域するとき、周囲が暗く、照明がないと何も見えない状態。


以下、原子力規制庁新着情報のリンクを表示。

2013年06月04日
  • 第6回大飯発電所3・4号機の現状に関する評価会合の議事録を掲載しました。
  • 平成24年度年次報告を掲載しました。
2013年06月03日
  • 第7回核燃料施設等の新規制基準に関する検討チームの会議資料を掲載しました。
  • 第8回発電用原子炉施設の新安全規制の制度整備に関する検討チームの会議資料を掲載しました。
  • 緊急時対策支援システム(ERSS)の異常について
  • 第23回発電用軽水型原子炉の新規制基準に関する検討チームの会議資料を掲載しました。

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です