2013年5月31日(金)17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。
作業者被曝線量の集計月報が発表され、xxmSv以上の被曝者数が大幅減少している。魚介類の核種分析の結果、港湾内での最大はムラソイの152000Bq/kgであった。また、福島第二原子力発電所の取材案内が広報された。
2013年5月31日(金)17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。
作業者被曝線量の集計月報が発表され、xxmSv以上の被曝者数が大幅減少している。魚介類の核種分析の結果、港湾内での最大はムラソイの152000Bq/kgであった。また、福島第二原子力発電所の取材案内が広報された。
■全編動画
月例で行なっている、作業者の被曝線量の評価取りまとめ(平成25年4月末まで)を、厚労省に報告した。2~4月の外部被曝は最大14.57mSv、10~20mSvの範囲で5人、平均0.76mSvと十分低い値でコントロールできていると発表した。
平成25年3月の作業者は6551人だが、4月は5755人と800人近く減少している。記者が、大幅減の理由と問う質問をしたが、工程の関係などという要領を得ない回答をした。地下貯水槽の漏洩で緊急作業が増えているはずなのに、減少しているのは理解し難い。
魚介類の核種分析の結果、最高値は20kkm圏内はババカレイの350Bq/kg、港湾内はムラソイ152000Bq/kgだった。また、1~3月採取分の分析結果を昨年平成24年10~12月採取分の結果と比較すると、放射性セシウム濃度について、経時的な減少傾向がみられる魚種:ヒラメ、アイナメがあるが、基準値を超える傾向にあるコモンカスベ、ババカレイ、クロソイなどがある。更に銀、ストロンチウムに関しては数値かわりないなどの傾向がある。
以上を踏まえ、今後も11地点で採取・測定を継続する計画だと発表した。
いわき市で汚染水対策ならびに地下水バイパスの説明を行い、使用した資料を配布した。地下水は汚染される前の水で、汚染水の発生を抑えるためであり、引き続きご説明すると発表したが、バイパス水の放流への合意に関する進捗状況については言及がなかった。
柏崎刈羽原子力発電所5号機、ウォーターロッドの曲がりについて、原因調査結果の中間報告を原子力規制委員会に報告した。報告書が公表された。5号機では、99体のうち、18体が曲がってた。無理な力をかけたのではと推測している。
貯水タンクとして増設している、角型ノッチタンクの工事進捗状況は、現在水張試験を行っており、近々使用可能だと発表した。
会見が行われている時間に、東電本店前に福島原発告訴団の方々が1000人程集まっているが、東電の見解は?という質問に対して、「訴訟についてはお答えしかねる」と回答した。
福島第二原子力発電所では全号機、冷温停止維持設備の復旧が全て終了した。よって、6月7日にマスコミ現地取材を実施する、申し込みは6月4日までと広報した。
以下、東京電力ホームページより、リンクを表示
2013年 5月31日
2013年 5月30日
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