2013年5月20日(月)17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。
3号機建屋上部のがれき撤去に使用していた無人重機の制御用油漏れは、外れたホースを接続しなおし復旧、5・6号機RO処理水タンクからの滴下は水位を下げて対策済、その他異常はないことを確認した。
2013年5月20日(月)17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。
3号機建屋上部のがれき撤去に使用していた無人重機の制御用油漏れは、外れたホースを接続しなおし復旧、5・6号機RO処理水タンクからの滴下は水位を下げて対策済、その他異常はないことを確認した。
■全編動画
明日、四半期に一度行なっている4号機原子炉建屋の健全性確認の、今年度の一回目の調査を行うことが分かった。専門学識経験者の意見を伺うため、検査時には千葉工業大学の教授の立ち合い、 結果については東京工業大学の教授の確認を頂くと発表した。
【主な質疑応答】
--明日の4号機建屋健全性確認の立ち会い専門家の専門分野は何か
「検査立ち合いは千葉工大の教授、専門は建築構造工学、建築物の耐震設計。結果の確認は東京工業大学の教授、専門は建築耐震構造、情報都市防災、コンクリート系複合構造」
--窒素封入することで1号機格納容器の温度が上昇したが、計器の故障なのか
「空気の流れが変わったためと考えている」
--窒素封入することで格納容器の温度が上昇することはありうるのか
「バランスしている温度分布が、窒素ガス封入により乱れ、アンバランスになる。そのため温度の上がる所、下がる所ができると考えている」
--無人重機からの油漏れの原因となったホースはずれは、なぜ発生したのか
「原因は調査中。 作業中にがれきにひっかかったのかもしれない」
--無人重機によるがれき撤去はいつごろから開始し、いつまでの予定なのか、スケジュール感を示してほしい
「確認します」
--地下貯水槽について、先ずパイロットプラントの確認後に保安院/規制庁への報告することになっていたが、その内容は
「確認する」
--地下貯水槽からの漏洩対策となる地上タンクを1~3月に増設していたのか
「確認する」
以下、東京電力ホームページより、リンクを表示