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2011年4月22日午後、東京電力の清水正孝社長、武藤栄副社長らが、福島県郡山市にあるビックパレットふくしまを訪れ、富岡町長の遠藤勝也氏と、川内村長の遠藤雄幸氏に謝罪を行った。その後、避難をしている住民1500人以上に対しても、同じく謝罪を行った。
(IWJボランティアスタッフ・jurisuzuki)
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2011年4月22日午後、東京電力の清水正孝社長、武藤栄副社長らが、福島県郡山市にあるビックパレットふくしまを訪れ、富岡町長の遠藤勝也氏と、川内村長の遠藤雄幸氏に謝罪を行った。その後、避難をしている住民1500人以上に対しても、同じく謝罪を行った。
社長らは、救護室の半分を謝罪で回った後、部屋を出ようとした。すると後方から「どうしてこっちには謝りに来ないんだ! 全員一人一人に謝れ! みんな同じ気持ちなんだ!」という怒号が飛んだ。避難者の「1日でも早く家に帰りたい。安堵したい」という声に対し、清水社長は「1日でも早く皆様が帰ることができるようにします」と答えた。
ほかにも避難者からは、「いつ家に帰ることができるのか」、「清水社長は入院していたけれども、ここに1カ月以上いる私たちのことも考えてください。ここで1カ月間一緒に暮らしてください」、「(謝る)声が小さくて聞こえない、もっと大きい声で謝ってほしい」など、さまざまな要望や非難の声が上がった。
館内には、「上を向いて歩こう」が流れ、時おりマッサージ機貸し出しの放送が流れていた。通路部分にも段ボールで仕切りを作った避難スペースがあり、一家族のスペースはだいたい3帖程度だった。避難者の中には、謝る清水社長を前に、涙を流す高齢者の姿も見られた。