東京電力 記者会見 2013.4.30

記事公開日:2013.4.30取材地: テキスト動画
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 2013年4月30日(火)、東京電力本社で、定例記者会見(17:30)が行われた。  地下貯水槽漏洩防止の検査孔の測定値が、この連休中に一時上昇したが、測定濃度や検出限界が非常に小さく誤差の範囲であることや、測定手順のミスで誤った汚染を測定した可能性があると発表した。

■全編動画

  • 日時 2013年4月30日(火) 17:30~
  • 場所 東京電力本社(東京都千代田区)

 地下貯水層からの漏えい水の拡散防止策、観測井戸の結果、全βはND検出限界未満。海側の観測孔も、塩素濃度、全β共に検出限界未満だった。

 配布資料に各観測孔の深さを追記した。A、Bの場所は、地下水位が約7m、それより少し深い10m~13mのあたりの所に難透水層という水を通さない層がある。そこまで深く掘っている。海側の観測孔も同じように難透水層の所まで掘っている。

 地下貯水槽の移送状況について、地下貯水槽No.1からろ過水タンクへの移送が4月29日早朝に終了し、続いて本日の朝からH2タンクへ移送を開始している。

 漏えい水の拡散防止のため22箇所で測定しており、25日の観測時に13箇所で値が高まり、27日以降、再びNDに下がった。検出玄海が0.028、検出値が0.048ということと、測定時の誤差やバックグランドを考えると、漏えいが拡大したとは考えられないが、引き続き監視を進めて行きたい。

 27日に測定値が一桁上がり、その後もとに戻っているが、調査したところ、サンプリングボトルを再利用しており、別箇所や過去の汚染が残留していた可能性がある。

 作業者の被ばく線量の評価状況について、3月、新たに作業に従事した人数は466名、外部の被ばく線量の最大値は19.76mSv、内部被爆では有意な値は確認されていない。 以下、東京電力ホームページより、リンクを表示。

報道配布資料

2013年4月30日

2013年4月28日

2013年4月27日

プレスリリース

2013年4月30日

2013年4月29日

2013年4月28日

2013年4月27日

福島第一

福島第二

福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の核種分析結果

 その他の福島第一・第二原子力発電所の状況は東電ホームページのこちらを参照してください。

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