安次富浩氏講演「止めるのは今、辺野古の海を守ろう!3.17集会」 2012.3.17

記事公開日:2012.3.17取材地: テキスト動画
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(IWJ愛知・榊原)

 2012年3月17日(土)18:00-20:45、愛知県名古屋YWCAで開かれた「止めるのは今、辺野古の海を守ろう!3.17集会」の模様。講演部分の文字起こし付き。

 閉塞した社会状況のなかに垣間見える昨今のファシズム的動き、八重山の「公民」教科書問題と「日本会議」の存在、軍事・経済面から見た中国とアメリカの関係、アセス評価書提出前後の状況、米軍再編見直し、今年1月の訪米とアメリカ議会の最新の動向、宜野湾市長選と県議選の意味、オスプレイ配備の背景など、沖縄の現況が多方面から語られた。

■全編動画

  • 講師 安次富浩氏・海上ヘリ基地建設反対・平和と名護市政民主化を求める協議会共同代表
  • 資料 http://j.mp/HcyKFY
  • 日時 2012年3月17日(土)18:00-20:45
  • 場所 愛知県名古屋YWCA(愛知県名古屋市)
  • 主催 あいち沖縄会議
  • 詳細 http://j.mp/H7jsAY

 海兵隊の存在を切望しているのは日本政府であり、その際に持ち出される理由付けが抑止力、中国脅威論であることに、政府がいまなお沖縄を、「国内植民地」、「化外の民」と位置づける差別の構造を指摘する。

 ウエブ上院議員が「怪物」とコメントした沖縄の住民運動は、粘りと智恵と気迫を三要素とする非暴力抵抗運動であり、パッケージ論の見直しは、アメリカによる国防費の削減とともに、10数年にわたる住民運動が引き出したものと沖縄の闘いを評価する。

 今後も、粘り強い闘いのなかで、現状を変革するきざしを作っていく。具体的には今年10月に向けて、オスプレイ配備反対の闘いと、辺野古の埋め立て申請を断念させる闘い、このふたつを合わせた大きな闘いを沖縄の地で成功させるために、市民が協力していくことが大切だと語った。

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