「100ミリシーベルト以下の被曝の影響として、明確に、いろいろな疾病が起こるとはなっていない」
2013年3月6日(水)14時から、東京都港区の原子力規制庁舎で「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例記者会見」が開かれた。田中委員長は「世界中の科学者が逆立ちしても、積算年間被曝線量100ミリシーベルト以下の被曝の影響として、明確に、いろいろな疾病が起こるとはなっていない」と記者の質問に答えた。
(IWJテキストスタッフ・花山/澤邉)
「100ミリシーベルト以下の被曝の影響として、明確に、いろいろな疾病が起こるとはなっていない」
2013年3月6日(水)14時から、東京都港区の原子力規制庁舎で「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例記者会見」が開かれた。田中委員長は「世界中の科学者が逆立ちしても、積算年間被曝線量100ミリシーベルト以下の被曝の影響として、明確に、いろいろな疾病が起こるとはなっていない」と記者の質問に答えた。
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原子力規制委員会の取組の公表について、「ミスに基づきシミュレーションをやり直したり、再発防止策を講じたりしていることを、取組の概要報告に入れていないのはなぜか」と質問があった。これに対して、規制庁の森本英香次長は「取組の概要報告は、参議院の附帯決議に基づいている」と回答した。続けて、「原子力規制行政に対する信頼確保に向けた取組であれば、名雪哲夫元審議官が日本原子力発電に敦賀原発の活断層評価書案を漏洩していた問題を入れるべきだと思うが、抜けているのはなぜか」と問われ、森本次長は「参議院の附帯決議に沿って対応しているので、必要なものについて公表する形でいいと考えている」と回答した。
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