2013年3月6日(水)12時から、東京都千代田区の日本外国特派員協会で菅野典雄・福島県飯舘村村長の記者会見が開かれた。菅野氏は、原発事故以来の独自の村運営を説明し、「主眼は村民の健康と生活の両面を守ることだ」と語った。賠償問題では東電に対して、またWHOの報告書に関する報道に対して、憤りを見せた。
(IWJテキストスタッフ・佐々/澤邉)
2013年3月6日(水)12時から、東京都千代田区の日本外国特派員協会で菅野典雄・福島県飯舘村村長の記者会見が開かれた。菅野氏は、原発事故以来の独自の村運営を説明し、「主眼は村民の健康と生活の両面を守ることだ」と語った。賠償問題では東電に対して、またWHOの報告書に関する報道に対して、憤りを見せた。
■ハイライト
飯舘村は、福島第一原発から40~50キロメートル離れているにもかかわらず、年間積算放射線量が20ミリシーベルトを超える危険があるとして、「計画的避難区域」に指定された。村民6000人全員に避難命令が出た時、村長が考えたのは、「早く避難しなければということと、村民の生活を支えなければということのバランスだった」という。
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