東京電力 記者会見 11:00 2012.3.5

記事公開日:2012.3.5取材地: テキスト動画
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(テキスト・遠田)

 2012年03月05日(月)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、0:06′)が行われた。

 電気量料金値上げは未決定と発表。特別事業計画において、家庭電気料金を10%値上げするか、議論進められており、動向みながら状況整えば申請するが、現時点でまとまってないと述べた。

■全編動画

  • 日時 2012年3月5日(月)
  • 場所 東京電力本店(東京都千代田区)

 東京電力は、福島第一原子力発電所の2号機タービン建屋からプロセス主建屋への滞留水の移送を10時9分に停止したことを明らかにした。また6号機では、タービン建屋から仮設タンクへの移送を10時から夕刻まで行なう予定。

 水処理に関して、セシウム吸着装置、除染装置の改良工事を行なっているため、順次運転停止を行い、アレバ社製除染装置も8時33分運転を停止した。この作業は3月6日まで実施される予定。

 また、4日午後の会見で報告された、モニタリングポストナンバー3の指示値が免震重要棟で読み取れない件について、現場では読み取りが出来るため伝送装置の異常だと考えられていた。その後、伝送のルートを変更し、4日20時31分に復旧、40分に重要棟での10分毎の記録を再開した。

 質疑応答では、家庭向け電気料金の値上げについて質問が行われた。東電・栗田隆史氏は、「総合事業計画や国の有識者会議の動向を見ながら進めたい」と述べ、現時点では未定とした。

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