2012年3月25日(日)、大阪市北区のリーガロイヤルNBCで行われた第18回関西広域連合委員会の模様。
(IWJ大阪・松田)
2012年3月25日(日)、大阪市北区のリーガロイヤルNBCで行われた第18回関西広域連合委員会の模様。
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原子力災害の対策の策定に向け、専門部会を設置して放射能拡散予測シミュレーションを実施するなど「関西防災・減災プラン原子力災害対策編」を24年度に策定。また再稼働問題について、ストレステストの評価のみを再稼働の条件としてはならず。福井県の地勢を配慮した適切な評価を行うこと、その評価について地元へ適正な説明を行うこと、この2点について国に申し入れることを決めた。
東日本大震災の災害廃棄物の処理について、これまで2回行われた専門家会議について報告があり、被災地における廃棄物処理を支援することを目的に、岩手・宮城両県の廃棄物が対象。目安値はセシウム134・137で廃棄物は100Bq/kg、陸域での埋立焼却灰は2,000Bq/kgとすることなどが示された。
北陸新幹線の敦賀以西のルート提案にあたり、部会を設置しその経済効果などを分析している。その基本方針として、関西全体の利益を考慮する、コスト負担のあり方などについて関西全体で解決を図る、平成24年度末を向け提案の結論をまとめるなどの方向性が示された。
また広域連合の規約を改定し、構成団体として現在の滋賀・兵庫・和歌山・鳥取・徳島の各県、大阪・京都両府に、大阪市と堺市を加えることとし、総務大臣に申請することを決めた。