東京電力 記者会見 20:00 2011.3.24

記事公開日:2011.3.24取材地: テキスト動画
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2011年3月24日(木)、東京電力本社で、記者会見(11:50~、1:54′)が行われた。

 作業員3名が約180mSvの被曝を受け、内2名はβ線熱傷のおそれがあり福島県立医科大学付属病院に搬送された。作業現場には水が溜まっており、水の表面400mSv/h、空間雰囲気は 200mSv/hだったと発表した。

Part 1

Part 2

 3号機電源復旧工事として、T/B建屋地下1階で受電盤MCCからの仮設電源ケーブルの敷設工事を行っていた作業員3名がそれぞれ180.07、179.37、173.00 mSv の被曝を受けた。地下に水が15cmほど溜まっており、1名は長靴を履いていたが、他2名は短靴で内側のくるぶしまで水に遣った状態で40~50分の作業を行った。この2名はβ線熱傷のおそれがあるため、30℃をお湯で除染し、福島県立医科大学付属病院に搬送された。作業現場は前日に空間線量の測定を行い、その際20mSv/hと低く、水も溜まっていなかったため、本日も同様の環境を判断して作業したもよう。作業現場3号TB建屋のB1F 水が溜まっている、水の表面、400mSv/h 空間雰囲気は 200mSv/hだった。
 福島第一原発の復旧作業に当たり、今朝の6:30現在、100mSv越えは、14名。また、柏崎刈羽原発の排気塔で微量の131-Iを検出。運転パラメータに変化はないことから福島由来のものだと判断していると発表した。

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